稽古場の会場になっている林間小学校の校庭や開放されている教室には、若い人たちがたくさん来ております。
野球チーム、サッカーチーム、お料理教室、演劇ワークショップの方々、そして、学童の子供達ーーー。
駐車場は車と自転車が並び、隙間を探すのが大変。休日の学校開放が実現して、3年にはなりますね。市の施設開
放の制度には、本当に感謝です。私たちが稽古場に使う教室は、多目的室。
絨毯が敷いてあり、備品がほとんどない空間なので、稽古には最適なのです。早く来る方が、掃除機をかけ、開始。
26日・27日の稽古は、基礎訓練からはいりました。Sさんのリードで、体操。寒い日に体をうごかし柔軟体操をする
と、体がゆっくりほぐれていき、気持ちもほぐれます。次は滑舌。顎や口、表情筋を動かすと、腹筋もうごきだし、体も温
まってきます。
そのあとは、k/aさんのリードで、発声と歌をゆっくり歌いました。英語、発音の専門家のsさんが細かい発音を教えて
くださり、じっくりしみる歌声となりました。(??)ここまでは土・日は同じウオーミングアップ。
その後、土曜日はまず、「続、やまと百年物語」の役を代わり合っての読みを繰り返しました。
子供さんも4名いて、何度か読みあうと子供のセリフもうまくなってきます。読みながら、たち稽古もやってみました。
まだ、手探り状態ですが、それなりに、面白い。
休憩を取った後は、今年の本公演の案について、一つの提案を行い、皆さんと、感想を話し合いました。
話すうちに、大和らしさをどうだすか?これまでの大和塾の作品とは、一味異なる、面白さをもった作品にしたい。
演技のアップをめざしたい。などの意見が出て、イメージが少し膨らんできました。当面は3月中旬の春フェスを
目指しての稽古ですから、次回の話し合いは、春浅き頃でしょう。でも、個々での話し合いはいつでもできますから、
本公演はまだまだ先だとは思わずに、塾生のご意見をお願いします。
27日は「手話」による「銀杏に向かいて」先生から、丁寧に教えていただきましたが、まだ、形になるには、時間が
かかるでしょう。27日に欠席だった方にも覚えていただき、舞台では、全員が手話つきの「銀杏に向かいて」をみてい
ただきたいですね。
ところで、会長はインフルエンザの蔓延で、稽古に支障が出ないかを心配しています。昨年もインフルエンザにかかっ
た役者がいて、苦労がありました。舞台は生もので、皆が、そろうことが最低条件ですから。みなさん、健康管理には
気を付けましょうね。本格稽古のスタートが待たれます。 水野昂子