青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ハイパーオリンピック

2021-05-07 | こんな「モノ」ありました!

スペースインベーダー・ゲームが喫茶店を席捲したのは、高校2年の時でした。場所はもう覚えていないのですが、喫茶店のような所に行き、100円玉を積み上げて、必死にゲームと格闘していたのは、野球部の友人達でした。

僕は1回もインベーダーゲームをしなかったし、珈琲等のオーダーもした覚えがないので、飲み物のオーダーも出来るゲームセンターをイメージするような、プレハブ小屋だった記憶があります。阪急・豊中駅の近くだったと思います。やらなかった理由は、どんなスコアをマークしても、別にお金や商品が返って来ないから。(笑)

社会人になってからの会社の慰安旅行で、伊勢志摩のどこかの島の旅館に置いていた、時代遅れのインベーダーを1度だけ初体験し、反射神経だけで何の知識も無く、2面クリアできたので良しとした、その1回だけがインベーダーとの縁でした。

それよりも縁があったのは、「ハイパーオリンピック」というゲーム。大学生時代、171号線の伊丹市役所より少し西側の交差点に、「マンモス」という2階建ての喫茶店がありました。大理石風の2本の柱が入り口に古い銀行のようにある、白い喫茶店。車は左右に3台くらいずつ駐車できたお店です。誰か記憶していませんか?

そこに週末になると、親友Wが行こう行こうと誘うのです。お目当てが「ハイパーオリンピック」というゲームでした。100m走、ロングジャンプ、ハイジャンプなどの競技を行うのですが、ボタンの早押しのために、皆が100円ライターでボタンを擦るので、ゲームのボタンが変形していました。

僕は相変わらず見学のお付き合い。お金のこういう無駄使いは出来ない質なので、常に付き合うだけでした。1度「100円俺が出すからお前もやれ!」と言われた時、Wに勝ってしまった!(笑)二度と「お前もやれ」とは言われませんでした。

今は友達とお茶をしながらゲーム・・・という光景も見られません。1人でスマホや、自宅でゲーム。陰気な時代になったと僕は思います。安くてすむから自宅でゲームなら、無駄使いでも友達と行く方が、僕のこの投稿のように1つの思い出になると思うのですが・・・。