時間が気にならない待ち合わせ場所。神戸・三宮と言えば、ポカポカとした陽気の日には外で待ち合わせということで、国鉄三宮駅南噴水広場をよく利用しました。
2018年11月8日に閉鎖され、現在は消えてしまい寂しいのですが、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で神戸が壊滅的な打撃を受けた際も、この広場とモニュメントは残りました。
写真は震災前の昭和59年(1984年)、まだJRではなく「国鉄」だった際の広場の写真です。噴水広場閉鎖前の2018年の風景しか知らない人には、随分違和感があると思います。僕が友人たちと待ち合わせて遊んだ神戸の風景は、全て震災前の風景。今とは本当に変わりました。しかし、神戸が現在のような姿に再起したことは本当に嬉しいです。
80年代の噴水前は、とにかく目立つから行き違いは無いし、変化のある噴水を眺めていれば時間も余り気にならない。緑もあるし、車も噴水の近くまで進入出来たので、友達を車でピックアップする時もすごく便利でした。再開発の度に街がより快適に生まれ変わると言われますが、便利な場所がどんどん無くなって行くと僕は感じます。