僕は書店「ブックファースト」が好きでした。
初めて見たのは実は「渋谷」駅前。現在と違って、地下から地上数階まである大きなビルでした。今はこじんまりしてしまいました。その時、地下でサイン会をしていたのが、まだ若くて綺麗な女優さんだった高樹沙耶。
そもそもこのお店は、阪急が経営する、阪急電車駅構内、並びに駅前商業施設の本屋でした。それが東京進出!しかも大型店舗として。面白いと思いました。
旭屋書店と同じで、発刊してから随分経つ本も置いていて、半分古本屋?(笑)的な専門性があって面白かった。オークションで値打ち物の本が、定価で入手出来たりもしました。
写真は梅田の駅前にあった本店で、阪神百貨店の横、駅前第4ビルの手前、御堂筋の向こうに曽根崎警察という場所です。
僕の息子が学生時代に、ここでアルバイトをしていました。2012年のことでした。その様子を「こそっ」と見に行ったことを思い出します。(笑)
この阪急8番街の新阪急ビルも、2015年夏に姿を消しました。阪急駅構内のブック・ファーストも、数軒姿を消しています。書店の激減は活字離れ、文字離れではなく、文化の崩壊につながると僕は考えます。怖いことです。