昨日は「えべっさん」の記事がタイムリーに割り込みましたので、大阪キタの高層ビルの喫茶店記事・第二弾を1日遅れで。
かつて大阪一の高さを誇ったビルとして、大阪駅前第三ビルは決して忘れられません。初めて行った時は、本当に高さが怖かった。足の真下をオモチャの自動車と、アリのような人間が歩いている。もし、眼下で交通事故が起きたら、自分が神様の視線でそれを見ることになると思ったほどです。
その第三ビルのスカイラウンジは、その名も文字通り「トップ・オブ・オオサカ」。東から南向きの展望は、特に夜景が抜群で、80年代半ば当時はスペース・トリップ感覚と呼ばれました。現在はもうありません。33Fにあり、午後5時まではティータイムで喫茶として利用出来ました。それ以降はラウンジパブ。
ぐっと落ち着いたラウンジで、ピアノの弾き語りを聴きながらグラスを傾けるというゴージャスな雰囲気が、地上142メートルの高さで楽しめとても満足しました。
80年代、アクティ大阪は、キタのビル群の1番北にありました。ですからそのビル群が見える南側の展望が必要でした。この条件を満たしてくれたのが、27Fにあった「トロピカーナ」です。
インド辺りの大邸宅をイメージしたインテリアは、いかにも贅沢で、ポリネシア料理やトロピカルドリンクと上手くマッチしていました。勿論、窓際のカウンターが展望には有利で、梅田から南側の大阪市内が一目で見渡せました。バーテンダーのシェイクさんは、確かパキスタンの人でした。