青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ソ連館 ~大阪万博の “もう一方の雄”

2021-05-26 | 昭和・懐かしい北摂の風景

僕の大阪万博での、心に残る嬉しかった思い出ベスト5です。

①アメリカ館とソ連館という2大人気パビリオンを制覇したこと。

②大勢の外国人を目の前で見て、いろんな肌の色の人がいることを知ったこと。

③パビリオンで働いている外国人が、僕のような子供に、日本語でいろいろな話をしてくれたこと。

④サウジアラビア館で、「サハラ砂漠の砂」を貰ったこと。

⑤カナダ館で、メイプルの「ピン・バッジ」を貰ったこと。

少し前に、アメリカ館の内部を撮影した写真をアップしましたが、今日はソ連館の写真をご紹介します。

アメリカの「月の石」やアポロのロケットに対抗して、ソ連が展示したのは「人工衛星」。天井から巨大なそれが、吊り下げられていました。



でも、アメリカ館と双璧の長蛇の列を我慢して入ったソ連館でしたが、「宇宙対決」はアメリカの圧勝。ソ連館は正直、「え?これだけ?」という感じでした。

やはり「月の石」というアイテムは、とてつもなく子供心には魅力的でした。


SNSで人を叩くな!マスコミは裁判官じゃない!

2021-05-25 | 今を考える

SNSで誹謗中傷をすることは、人の命を奪いかねない。だから使い方には注意が必要だと言っても、匿名で好き放題の発言が出来るので、身近なSNS上のコミュニティで困っている人がいる。

少し範囲を広げれば、誹謗中傷・デマ・嘘で、商売敵を叩き落とそうとしたり、そういう書き込みをしておいて、それを削除するのにお金を求める悪党もいる。

明らかな悪意あるSNSユーザーや、本当の犯罪者を罰することは絶対に必要です。そうでないと、安心してSNSというツールを使えないし、インターネット上の情報を信用することが出来ません。

一方いろんな人のSNS上での発言が叩かれる。まるで日々ターゲットを探し求め、叩くことを目的や楽しみにしている大勢の人たちがいるようです。

その結果、叩かれた人が匿名ではなく著名な人の場合、即「失職」に繋がっている。失職ではなくても、相当な損失を被る人もいる。有名人か有名人でないか、公人かそうでないかは関係ないと僕は思う。世の中には老若男女いろんな人がいる。文章への理解力・学力・知識もそれぞれまちまちです。

いろいろな考え方から、個人が自分の意見を言い、その自由が保証されることを「言論の自由」と言う。我が国・日本はそういうことが保証されているにも関わらず、発言者が生活や健康が一変するほど叩かれてしまうことが最近目につきます。

「ネットで~~~という声が大きく上がっています」と、小さな声を取り上げ、その声を増幅させるアンプ的な働きをマスコミがしていないか?そしてそれに乗せられる庶民がいくらでもいる。そうして作り出された風潮を、TVやネットを駆使してマスメディアが利用する。目的は視聴率や売上アップ!正義ではなく、彼らの仕事です。

ワイドショーのコメンテイター等は正義を代表する陪審員、キャスターは裁判官の如く、あって然るべき自由な意見を、公の影響力ある場で「独自の尺度」「視聴者受けの良い尺度」で裁こうとする。誰かが訴え、起訴された訳でもない個人の意見をメディアで裁く。西部開拓の町の酒場で行われる「私刑」「リンチ」と、一体どこが違うのだろう。

政府の間違いを監視するのと、与党にとにかく反対するのはイコールではない。自民党がこれだけ支持率を落としても、野党から今の世の中を一気に好転させる「名案」は全く耳にしない。叩くだけなら、どんな人にも出来る。人を叩くなら代替案の1つも出す。そんな当たり前のことも出来ない。

TV番組は大上段に人の意見を裁き、次の瞬間には芸能、天気予報などに話題をコロリと替える。「こんな状況下で五輪を開催していいんでしょうか?」と言った次の瞬間、「五輪で金メダルが期待される凄い選手が・・」と、スポーツの話題、五輪の話題に移る。いくら何でも節操がない!

ネットの読み手も、馬事雑言を書き込んだ後は、まるでその時間が無かったかのように次のサイトに移動する。しかし、攻撃された方は物凄いダメージを与えられる。

コロナ・ストレスなど関係なく、人はもっと他人の意見に寛大であるべきだと思います。僕が生まれてから60年ほどが経ちますが、その間においては現在が最も恐ろしい時代だと考えます。現在ほど言論の自由が奪われ、扇動された人々によって社会的にリンチを受けている人が大勢いる時代は、これまでに無かった。こういう風潮の社会で育つ子供たちへの影響を、僕らは第一に考えるべきです。人の行いは誰かが見ている。そして、僕らの行動を1番よく見て、最も感化され影響を受けるのは、善悪の区別の出来ない幼い未来を担う子供たちです。


大興奮の全米プロ・ミケルソン最年長優勝!

2021-05-25 | スポーツの話題
 
ジャック・ニクラウスの持つメジャー最年長優勝(86年マスターズ・46歳優勝)を、フィル・ミケルソンが更新するかが注目された、全米プロゴルフ選手権。50歳のミケルソンが見事に優勝しました。
 
最終日1オーバーとスコアを落としての優勝ながら、ボギーを叩けばバーディを取返し、松山のマスターズ優勝の時の白けた試合とは全く違い、ファンは大熱狂。最終ホールでは2打差のケプカがバーディ、ミケルソンがボギーならプレーオフながら、ミケルソンがツーオンに成功するや、ファンが暴徒の如くミケルソンに殺到。
 
 
全英オープンでは最終日、最終ホール、選手が2人共セカンドショットを終えた後、ギャラリーがグリーン周りに殺到し、その中を選手がグリーンに上がるのが恒例です。ところがこの日は全米プロ。そんな習慣も演出もありません。
 
 
2位のケプカは大ギャラリーを真後に置いて、セカンドを打つ羽目に。打った直後からギャラリーがグリーンに向かって大暴走。
 
 
選手2人共かなり危険な状況の中、大観衆が囲むグリーンに上がることに。
 
 
大勢の警備員がすぐに選手をガードしたものの、どう見ても1万人制限を超える数のギャラリーが、ほとんどマスクもしていない状況で大声援を送る光景となりました。ミケルソンの優勝に興奮したことに加え、コロナで抑圧されていた心が開放されたせいか、こんな光景は初めて見ました。感染患者が出なければ良いのですが。
 
 
59歳のトム・ワトソンが2009年の全英オープンで、最終ホールで並ばれ、プレーオフで敗れて2位になった試合以来の、ゴルフは年齢だけではないという、勇気を与えてくれる試合に感動しました。松山にも感動を与えてくれる優勝を次回は求めたい。彼はプロゴルファーなのですから。

学研・ジュニアチャンピオンコース

2021-05-24 | 本は友達・読書も大切です!
僕には小学校の低学年時代、お気に入りの本がありました。
 
それは「あなたは名探偵」に代表される、学研ジュニアチャンピオンコースです。
 
「あなたは名探偵」が僕が最初に手に取った、このシリーズの1冊でしたが、それ以降いろんな本を読みました。自分で買ったり、友達と貸し借りをしたり。
 
 
時には友達と一緒になって楽しんだものです。
 
 
 
今の子供たちは、本をみんなで一緒に読むということをしているのでしょうか?
 
子供が小さい時に、本の読み聞かせなどをしているご家庭が、少しでも増えるといいのですが・・。三つ子の魂百までと言いますから。

パピン ~全てが逆さまの喫茶店!

2021-05-23 | 昭和の喫茶店

大学時代、姫路に下宿していた友人の部屋で1枚の写真を見ました。そこには天地が逆さまになった建物が写っていました。

「面白いやろ。それ岡山の喫茶店で、みんなでこの前行って来たんだ。」

岡山県の2号線沿いにあった、喫茶店「パピン」です。僕もそれから何年も経ってから1度だけここに足を運びました。目の前で建物を見ても驚きますが、中に入って更にビックリしました。店内も逆さまになっていたのです!



照明は床に。絨毯が天井に、天井に机がくっついていたり、植木も天井からぶら下がって、赤い電話BOXも逆さま。店内が全体的に、建物に合わせて少し傾いていて。ややこしいのですが、テーブルは水平だけどイスが傾いていたので、テーブルが傾いているように思える。ご丁寧にコップも傾いたコップを使っていたので、冷静に考えても、どれが傾いていて、どれが水平なのか判断に迷う。

映画「ポセイドン・アドベンチャー(古い・笑)」で、豪華客船が転覆した時の再現のような景色でした。

参ったのは・・・平衡感覚が狂い、店内にいると徐々に気分が悪くなったことです。(笑)阪神淡路大震災の時、僕は救援物資を持って、自転車で神戸の親戚の元に行きましたが、途中で気分が悪くなりました。ガス漏れ?等と最初は思いましたが、周囲の建物が地震で斜めになっていたので、僕の平衡感覚が狂っていたのです。この時、このお店に行った時のことを思い出しました。



この写真は、店内で販売していた貯金箱です。