5日の衆院安保法制特別委員会で、中谷防衛相が「現在の憲法をいかに法案に適用させていけばいいのか、という議論を踏まえて閣議決定を行った」と述べたという。
こんなバカな話はない。
一体、憲法と何だと心得ているのか。政治のプロとは思えない発言だ。
立憲主義の立場からすれば、すべてに優先するのが憲法であって、新たな法律をつくる際、その法律が憲法に沿った内容でなければならないのは論を待たない。
今回、政府が提出した「安保関連11法案」は、初めに閣議決定ありきで、それをどう憲法の解釈を変えて辻褄を合わすかというのだから恐れ入る。
9日の社説(朝日)もこれを取り上げている。以下、同紙を転載してみよう。

蛇足:この防衛相のナンセンス発言は、昨日の委員会で取り下げられたというのだが、彼の本心は変わってはいまい。こんな防衛相を持つ私たち国民は不幸だ。
こんなバカな話はない。
一体、憲法と何だと心得ているのか。政治のプロとは思えない発言だ。
立憲主義の立場からすれば、すべてに優先するのが憲法であって、新たな法律をつくる際、その法律が憲法に沿った内容でなければならないのは論を待たない。
今回、政府が提出した「安保関連11法案」は、初めに閣議決定ありきで、それをどう憲法の解釈を変えて辻褄を合わすかというのだから恐れ入る。
9日の社説(朝日)もこれを取り上げている。以下、同紙を転載してみよう。

蛇足:この防衛相のナンセンス発言は、昨日の委員会で取り下げられたというのだが、彼の本心は変わってはいまい。こんな防衛相を持つ私たち国民は不幸だ。