
国会前で訴える瀬戸内寂聴さん
昨日の衆院予算委員会。
安倍首相が、「従来の憲法解釈に固執するのは責任放棄だ」と述べ、安保法制の正当性を主張した。
北朝鮮がミサイルを持ち核開発を進めているなど、安全保障環境の変化を言うのだが、それ(安保法制)で対応可能なのか。
しかし、従来、これらに対し軍事的対応では解決しないが故に、「6ヶ国協議」など、国際的、政治的解決をめざし努力して来たのではなかったのか。
一方、歴代内閣が「否」としてきた「解釈」を、現政権の勝手な思惑で自由に変更して良いのか。
特に、今問題となっている「集団的自衛権の行使」は、憲法9条に違反するとされているから、一内閣の勝手な解釈で安易に変更して良いはずがない。
兎に角、国民の理解が得られていない「安保法制」は撤回するしかない。