先にご紹介したシリーズ、「兵士たちの戦争」の第2巻である。

何と言うバカげた戦争をしたものだと、怒りと涙なしには読み進むことができなかった。
それにしても、当時の軍指導部の非科学的で、傲慢で独りよがりの戦術で何と大勢の兵士たちを無駄死にさせたことか。
また、「戦争」という非人間的で悲惨な実態を、これほどリアルに再現した記録も多くはあるまいと思った。

敵の実情も知らず、また、兵站も「施さない」まま、南方の島々やジャングルで飢餓と病魔に苛まれて死んでいった幾百万の兵士たちの死によって購われた現在の平和憲法を投げ捨てようとする施政者に心底からの怒りを覚えた。
戦争したいなら、先ず自分たちの息子や娘を戦場へ向かわせよ。
そして、そこに何があったかをよく見聞してみてからにせよ、と訴えたい。

何と言うバカげた戦争をしたものだと、怒りと涙なしには読み進むことができなかった。
それにしても、当時の軍指導部の非科学的で、傲慢で独りよがりの戦術で何と大勢の兵士たちを無駄死にさせたことか。
また、「戦争」という非人間的で悲惨な実態を、これほどリアルに再現した記録も多くはあるまいと思った。

敵の実情も知らず、また、兵站も「施さない」まま、南方の島々やジャングルで飢餓と病魔に苛まれて死んでいった幾百万の兵士たちの死によって購われた現在の平和憲法を投げ捨てようとする施政者に心底からの怒りを覚えた。
戦争したいなら、先ず自分たちの息子や娘を戦場へ向かわせよ。
そして、そこに何があったかをよく見聞してみてからにせよ、と訴えたい。