今年6月中頃仕込んだ手前味噌の切り替えしの時期が来たので、容器のカバーを外して中を見てみた。
発黴防止の塩を置かなかった中心部に少々、黒カビが出ていたが、全体的にはとてもきれいで、夏場の仕込みであったこともあり、発酵は思ったより進んでいるようであった。
早速、上下の切り替えしを行い、少量を口に含むと、その美味しさが伝わって来た。
また、1kgくらいを容器に取り、2年ものの「秋田味噌」とブレンドして味噌汁で味わったが、とても美味しかった。
酷暑の夏の間、休みなく続けられた麹菌の活躍に頭の下がる思いがした。