昨日、ネット内では、「バイオハザード」という耳慣れない言葉が乱れ飛んだ。
つまり、愛媛県今治市に建設中の「加計学園獣医学部」の建築設計が杜撰(ずさん)で、今のまま建設が進めば、最先端の動物実験や創薬の研究など望むべきもないと言うのだ。
これは、夜になって「報道ステーション」や「ニュース23」でも報道されたが、その施設から危険な細菌などが漏れ出し、施設内は勿論、周辺の地域がバイオハザード(BIOHAZARD)となる可能性すらあるというのだ。
加えて、最上階には、宴会ができような大広間とワインセラーやビールディスペンサーまで設置されるというから呆れたものだ。
また、建築費が坪単価で150万円と、通常の2倍近い価格になっている。つまり、補助金(現行、愛媛県と今治市合わせて96億円を予定)のつりあげが目的ではないかとも言われている。
いずれにせよ、国家戦略特区における決定のプロセスと合わせ、政府には、国民によくわかる説明をしてもらいたいものだ。