昨日、MB(ミュージックバード)で、諏訪内晶子さんのリサイタルが放送されました。
諏訪内さんは、1990年チャイコフスキー・コンクールでの最年少優勝者として注目され、以後、世界屈指のヴァイオリニストで広く活躍しています。
このリサイタルは、本年4月14日千葉県浦安市の「浦安音楽ホール」のこけら落とし公演で、かってハイフェッツが弾いていたとされる世界三大ストラディヴァリウスの名器「ドルフィン」が使用された由。ピアノは、金子陽子さん。
曲目
・プロコフィエフ/ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ 作品35
・ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
・ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 作品30-1
・ファリャ(コハンスキ編) スペイン民謡組曲
・マスネ タイスの瞑想曲(アンコール)
客席約300の小規模の音楽ホールだそうですが、ピントのあった素晴らしい響きを持つホールのようで、諏訪内さんの卓越した演奏技術とも相まって心地よい音楽を聴かせてくれました。写真は、同リサイタルの特別CD(非売品)。