5日、ロシアのプーチン大統領は中国福建省での記者会見で、「自国の安全が保障されない限り、北朝鮮は雑草を食べることになっても(核開発は)止めないだろう」と述べた。
これは、現在の北朝鮮指導部の本音を代弁したものとして注目される。
他方、安倍首相は「異次元の制裁強化」を声高に叫んでいるが、先の見通しもないままこうした動きを強めることは、「暴発の危険」を増長するだけでなく解決の道を閉ざすことになりはしないか。
その点、6日のしんぶん赤旗が伝えたスイスの仲介提案などもあり、「外交交渉による解決」を模索する必要があると考える。