この週末、MB(ミュージックバード)で「レコード芸術」誌に掲載された何枚かの優秀録音盤の紹介があった。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」や、シューベルトの「ヴァイオリンとピアノのための作品集」も良かったのだが、とりわけ、ブラームスのヴァイオリン協奏曲がとても良く、しばし陶然となりながら聴き入った。
曲目
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op77
演奏
ヴァイオリン:フランク・P・ツィンマーマン
管弦楽:アムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウ
指 揮:ベルナルト・ハイティンク
この番組は、SACDの音を48khz24bitで再編集し、MPEG320kbsで放送しているのだが、拙宅では、それを96khz24bitに変換して録音し、音楽サーバーに入れて聴いた。
音場の雄大さとそこに浮かび上がるヴァイオリンの音色の美しさが相まって、この協奏曲の醍醐味を満喫させるに十分であった。
また、聴衆の拍手や歓声も入ったライヴ録音だったため、まるで演奏会場に居るかのような錯覚を味わった。
蛇足:このCDには下記の2曲も収められている。
ブラームス/ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op15
シューマン/ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op47