昨日の新聞(朝日)に載った時事川柳。
時世を捉えた傑作が並ぶ。
このまま読み飛ばすには惜しいので、備忘録的に採録させていただく。
結局、「これがしたかった」ということらしい。
これらの映像が世界中に流れ、海外居住者や観光客がテロの標的にされないことを祈るのみ。
昨日の新聞(朝日)に載った時事川柳。
時世を捉えた傑作が並ぶ。
このまま読み飛ばすには惜しいので、備忘録的に採録させていただく。
結局、「これがしたかった」ということらしい。
これらの映像が世界中に流れ、海外居住者や観光客がテロの標的にされないことを祈るのみ。
映画「恍惚の人」を見た。
有吉佐和子のベストセラー(149万部)小説を松山善三の脚本、豊田四朗のメガフォンで1973年に公開された話題作。
物語~84歳の茂造は、老妻が亡くなって以来ボケがひどくなり、他家に嫁いだ娘を忘れてしまうばかりか、同居する息子を暴漢と錯覚して騒ぎ出す始末。徘徊がはじまり、湯船で溺れたり汚物を家中に塗りたくったりして介護する嫁の昭子を困らす・・・。
ボケ老人を演ずる森繁久弥の迫真の演技とその介護に悩む主婦を演じた高峰秀子らの苦闘は賞賛に値する。役者の真骨頂というのはこういうものかと納得させられる。
当時はまだ経済成長が続いていて、「老い」が広く社会問題にはなっておらず、また、介護技術や体制が確立していない中で、この小説と映画の国民に与えたショックは計り知れないものがあったに相違ない。
描かれた高齢者の実態とその介護に奮闘する家族の姿は、現代にも十分通じるものであり、明日は我が身と深く考えさせられた。(写真は、Amazonから借用しました)
一昨日の午後、スーパーに買い物に行った帰り、雪虫が飛んでいるのを見かけた。
先日ほど数は多くないが、この秋2回目の出現だ。
これで明日は寒くなるぞ、と思ったら図星で、昨日は、日中の気温が11℃までしかあがらない寒い一日でした。
同日、新聞(朝日)の地方版にこんな写真が載った。
近隣の支笏湖で撮影された雪虫の大軍。
そんな寒い朝の「朝散」での一枚。
駅(JR北広島)舎に隣接して枝を伸ばすナナカマドの実。
間もなく、北国には厳しい冬がやって来ます。
今回の「お題」は、モーツァルトとチャイコフスキー。
あまり関係のない二人のように思えますが、解説書によると、チャイコフスキーはモーツァルトの大ファンだった由。
特に、”ロココ風”と呼ばれる優雅で洗練された貴族趣味のものが大好きだったとか。
そこで、プログラム~
モーツァルト
・交響曲第35番ニ長調「ハフナー」
・ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」
チャイコフスキー
・3大バレエ音楽から
「眠りの森の美女」の”序奏とリラの精の踊り”、”パノラマ”と”ワルツ”
「くるみ割り人形」の”行進曲”、”こんぺい唐の踊り”と”花のワルツ”
「白鳥の湖」の”情景”、”4羽の白鳥の踊り”と”ワルツ”
と超有名曲ばかりのうっとりコンサートでした。
席も前回同様、前から3列目の中央とちょうど指揮者の真後ろだったので、オーケストラの大音響を全身に浴びながら聴く名曲の数々でした。
また、いろいろな楽器の音が、あちこちの方角から降って来てとても面白かったです。
特に、”こんぺい糖の踊り”で演奏される「チェレスタ」の響きがとても心地よく感心しきりでした。
ノーベル平和賞の候補にもなった「九条の会」。
全国に7,000以上もの「会」があるというからすごい。
近くの芸術文化ホールで地元(北広島市)の「会」が主催する講演会があるというのででかけてみた。
同ホール2Fの二つの部屋を合体した大きな会場での講演会。聴衆は5~60人ほどであった。
演題は、「戦争ができる国に住むということ~戦時体制は私たちの生活とともにある」で、先の安保(戦争)法案の成立に警鐘を鳴らすものであった。
講師は室蘭工業大学大学院の清末愛砂准教授。
阪大助手、准教授などを経て、現在、同大学院でDVや戦時・紛争下における女性への暴力などを調査・研究されているという。
安倍政権の一連の施策(NSCの設置、特定秘密保護法制定、武器輸出解禁、集団的自衛権の行使容認、安保法制等)は、憲法9条や13条を侵犯し、国民の平和的生存権を奪う戦時体制の確立を現実化するものである。
その意味で、今、日本は重大な岐路にたっていると言わざるを得ない。
憲法を順守しない国家権力は、すでにその正当性を失っている。主権者たる私たち国民ひとりひとりが、市民的不服従の態度を持ち続け、次の選挙でこの政権を退陣させようと訴え、共感を得ていた。
正確には、不機嫌な売り子のオバサンたちと言うべきか。
最近、冬ものを買ったりでお店の人と言葉をかわす機会が何度かあったが、売り子のオバサンたち、総じて不機嫌で対応がよろしくない。
お店に入っても「いらっしゃいませ」がなく、「ありがとうございました」もない。また、売り子なのに売る気がない。
これじゃ何のために給料を払っているのだ、と雇い主の肩を持ちたい気分になった。
洋品店の紳士もの売り場で、これなら良さそうだというパンツ(スラックス)を見つけたが、色が気に入らない。そこでレジへ行き、売り子のオバサンに「これと色違いのものはありませんか」と尋ねたら、「その色しかないのよね」と、シラッとした扱い。
近所のコンビニや本屋では、小生:「これ下さい」と商品とお金を出す。(ここでもオバサンの)売り子:「・・・・・」(無言でポイントカードに判を押し、商品とおつりをレジ台に置く)
クリーニング店では、「会員になると半額なんですけど」とか言って手続きしてくれたまではよかったが、やれ染み抜きだ撥水加工だと、結局、年会費も含めかなり高いクリーニング代を払わされる。
花屋では、家内の誕生祝いの花束に、「エ~ッ、バラですか?1本300円なんですけど」とか言って、(「じゃ~2・3本でいいです」などと)お客をいじけさせる。
また、その間、既成の小さな花束が欲しいとレジに持ってきたおばあさんを、「今、忙しい」と追い返す。
等々、最近の売り子(のオバサン)たちの何とも不機嫌で、その対応の素っ気ないこと夥しい。
勿論、後期高齢者のジイサン相手では仕方ないのかも知れないが、あなたもそんな扱いうけたことありませんか。
一昨日早朝、気温が1.1℃まで下がり、弱いながらも霙が降ったらしい。
という訳で、起きて居間に行くとかなり寒かったので、この秋初めて暖房機(ファンコンベクター:熱交換器)のスイッチを入れた。
表示を見ると、室温は18℃となっていてそう寒くはないはずだが、急に気温が下がったせいか、身体は(寒さに)反応してしまうらしい。
しばらくして、設定の22℃まで上昇したのでスイッチを切った。
この間、15分ほど。
20帖を越す空間だが、意外とスピーディに暖かくなるので安心した。
と言うのも、この春越して来た当初、この暖房機を入れても一向に暖かくならないので、これでは冬場は大変と思い、先月、機械を新しいものに入れ替えたのだ。
それなりに費用はかかったが、やはり(熱交換器の)効率が良くなったせいか、短時間で部屋の温度が上がったようである。
駅前公園の紅葉
吉村昭フォーリックがまだ続いている。
今回読んだのは、幕末、上野で官軍と対峙した輪王寺宮(北白川宮能久親王)の逃避行を詳述した吉村氏の「彰義隊」。2004年10月~05年8月朝日新聞連載。395頁の大作。
物語~皇族ながら上野寛永寺に入り日光輪王寺門跡を継承した輪王寺宮は、徳川慶喜の(朝廷への)恭順と嘆願のため京へ向かうが、駿府城で会った官軍の東征大総督有栖川宮熾仁親王に叱責され江戸に引き返す。彰義隊は、慶喜と輪王寺宮を警護するとして2,000人を越える勢力に膨張するも、官軍に敗れ敗走する・・・。
上野を脱出した輪王寺宮は北上して会津から仙台に入り、奥州越列藩同盟の盟主となるも同盟の瓦解と会津藩の敗北に伴い、朝廷側に帰順、謹慎する。
その後京都で蟄居し、明治2年10月謹慎を解かれ伏見宮に復帰、ドイツ留学を経て陸軍軍人となった。日清戦争によって日本に割譲された台湾征討近衛師団長として出征するも、全土平定直前に病死する。
激動の幕末にあって、皇族ながら朝廷に歯向かう破目になった輪王寺宮の数奇の運命には同情を禁じ得ない。広くは知られていないこうした事実をを克明に綴った点で意義あるものと思った。
北広島公園にて
昨日午後、小包を発送したいと郵便局へ行った。
ただ、休日の午後は取り扱っていないとのことで、その足でセブンイレブンへ行き発送した。
その帰り、フト空を見上げると、視界に小さな虫がたくさん飛んでいる。
さては、飛蚊症がまたひどくなったのかなと思ったのだが、よく見ると、小さい白い虫が無数に飛んでいる。
「雪虫」だった。
特に、サイクルロードの両側から樹木の枝が張り出している辺りは、ものすごい量の雪虫が飛んでいる。
小学校高学年と思われる女の子たち数人とすれ違ったが、彼女らもこの雪虫の出現にキャッキャッと騒いでいた。
当地北海道は、今日午後から雪になるとの予報が出ている。
雪虫は、それを察知しての乱舞だったのかもしれない。