元日の天気とは一変した二日、うぬまの森から雪をいただいた御嶽山がくっきりと
奇麗な姿を見せてくれました。
陽がちょっと傾きかけたせいか、夕陽を受けてうっすらとピンクに染まった御嶽山は
まるでお正月のお神酒をいただいた後のよう、、、、
この後ゆっくりと雲に隠れてしまった御嶽山。一瞬の表情でした。
これはウォーキングの途中目にした「トウネズミモチ」の木。
今年のネズミ年にちなんでという訳でもないのですが、枝にびっしりと重いほど
実の付いた姿が目に止まりました。
普段よく見るだ円形の実のネズミモチとは違い、トウネズミモチは実がまん丸く
果実は紫黒色に熟し、女貞子(じょていし)という生薬で強壮作用があるとか。
中国中南部原産の常緑高木から唐鼠黐「トウネズミモチ」の名がついたらしいです。
花は初夏に白い小花が枝先に集まって咲き可愛い姿なのですが、実がネズミの糞
に似ているところからネズミモチ(トウネズミモチ)の名がつけられたようです。
ちょっと遠めには山葡萄のようにも見えますね。
こちらも青空にくっきりとたくさんの白い実が目に鮮やかです。
何かと思ったらこれは栴檀の実でした。
あの“栴檀は双葉より芳し”の栴檀かと思っていたのですが、実はそのことわざの
栴檀は白檀のことで別のものらしいです。
まるで数珠を繋いだようなところからセンダマ(千珠)の意で命名されたと言います。
地方によっては、栴檀の実を「栴檀坊主(せんだんぼうず)」と言うそうです。
やっぱり知らないことばっかり、、、、白い実はまるで白い花のようでした。
画像はマウスオンです。
川沿いを歩いていたら“チチ、チチ”となにやらうるさい小鳥の声??
小鳥さん、こっち向いて!!
どうやらスズメよりちょっと大きく、胸からお腹にかけて鮮やかなオレンジ色の羽根を
持ったジョウビタキのオスのようです。
よく見ると翼に白い斑点があり頭は銀色に輝いています。
去年うぬまの森でやっと出合った小鳥でした。
“チチ、チチ”とうるさく鳴いていたのは、どうやら縄張り意識からのようで、一羽づつ
単独で行動する冬場によく見られる渡り鳥のようです。
小さくても暖かになると中国やサハリンの方に一年に二度も渡りをするとか。
今年最初のウォーキングで出合った物ばかりでした。