セントレアではもう一つのイベントが行われていました。
源氏物語誕生から一千年を記念しての“デコパージュ”展です。
“デコパージュ”??って一体どんな物でしょう??
私には今までに馴染みのないものでしたが、かえってそれに興味を
そそられました。
“デコパージュ”とはフランス語(decouper)で「切り抜く、切り裂く」という
意味なんだそうです。
17世紀にイタリア・ベニスの家具職人が日本の漆工芸を真似て作った
のが始まりといわれているようですが、知りませんでした。
一体何を切り抜くんでしょう???
興味が尽きません。
<■説明文1■ | < |
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ソースはsakuraさんよりお借りしました。
小さい画像をクリックしてください。
で、分かったことですが、このデコパージュはネットで調べたところ、、、
もとは石鹸やタイルなどの表面に、紙に描かれた模様や絵の切り抜き
を貼って飾り、その上にコーティング剤を塗り重ねて作り上げる工芸品。
18世紀中頃には、ヨーロッパで広まり、フランス上流階級の婦人の間で
流行したんだそうです。
20世紀に入ってからはアメリカでも大流行し、やがて日本にも伝わり人気
が出てきたと言うことでした。
今では家具や調度品にいたるまで、何にでもデコパージュでの装飾
が出来るようです。
そして上が、源氏物語を元に作られたデコパージュで表現された
源氏物語の世界です。
絵は描いた物の他に、すでに専用に描かれた絵を貼り付け、中に粘土
などを入れて膨らみを出したり、何枚も同じ物を重ねて3Dにしたり、、、
右下三番目の本の形の物は,いらなくなった厚手の本物の本だそうで、
ページを折り曲げてコーティングして形を作ったとか、、、
どれもみな素晴しく平安の世界を優雅に表現されていました。
デコパージュの世界をほんのちょっぴり覗いた気分になりました。