風のたより

つれづれに

  “開田高原”撮影会

2009-09-07 | 撮影バスツアー
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     画像はマウスオン・クリックです。(3枚)

     所属しているデジカメサークルの撮影旅行があり、長野県の開田高原へ出かけました。
     当日は朝からどんよりとした曇り空、午後からは傘のマークの予報が出ていたので、折りたたみの傘を
     持参です。
     今回は23名全員の参加で、月1回の例会で顔なじみのめんめんで、貸切バスの中は和気藹々。
     皆さんとは、もうかなり長いお付き合いです。

     バスは尾張パークウェイへを通り、小牧東ICより中央自動車道へ。
     今回第一の撮影場所は、国道19号線沿いにある奇岩で有名な名勝「寝覚ノ床」です。
     この不思議な岩は、木曽川の水流によって花崗岩が侵食されてできた自然石なのだそうです。
     ドライブインの裏手より、岩場近くまで下りられる階段とスロープがありました。
     何度か通ったこの道ですが、こうして岩場近くまで下りたのは初めて。

     近くで見る「寝覚ノ床」は、まるでお布団でも引きつめたような四角い岩が並んでいます。
     ここには浦島太郎伝説があり、太郎がここで玉手箱を明け、長い眠りから覚めた所から名づけられた
     とも云われているとか、、、ともかく不思議な岩場でした。


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     お昼近くにやっと木曽馬と蕎麦のふるさとの開田高原に到着です。
     広い「木曽馬の里」は、ピンクのコスモスと白い蕎麦の花が咲き乱れていました。
     緑の広々とした牧草地の前には雄大な御嶽山が見えるはづなのですが、、、残念、御嶽山は
     雲に隠れ何も見えずでした。
     皆さんで名物の蕎麦料理のお昼を頂いた後は、いよいよ思い思いの撮影です。
     牧草地の彼方には、木曽馬の里の大きなシンボルツリーが一本立っています。


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     そうして、もう一つのシンボルがこの木曽馬です。
     木曽馬は、中型馬で短足胴長で(失礼!)体幅が広く、決してかっこいい馬ではないのですが、
     山間部で飼育されてるので、足腰が強く、頑強だと言われています。
     ブロンズで出来たこの親子の木曽馬は、御嶽山を背に建っています。

     ピンクのコスモスの向こうには白い可憐な花を付けた蕎麦の花が風に揺れています。
     広い園内をゆっくりと進んで辺りの放牧地を見ても、今日はどうしてだか木曽馬の姿がありません。
     どうやら天気が悪く雷雨の心配から、木曽馬は馬小屋の中のようです。


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     みんなして馬小屋訪問!!
     本当は広い放牧地にのんびりと草を食む木曽馬の姿を想像していたのでちょっとガッカリ。
     でもこうしてまじかに木曽馬を見ることが出来たのは、かえってラッキーだったかな?
     中年のおじさんやおばさんが、大勢で一気に押しかけたのにもかかわらず、お馬さんはみな静か。
     一歩もう一歩と皆さんだんだん奥の馬小屋の中へ入っての撮影となりました。


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     一人悠然と佇むお馬さんもいましたが、中には元気なお馬さんもいてヒヒーン、ヒヒーンと大きな
     声を上げみなビックリ。
     長い前髪で可愛い目が見えないので“ちょっと可愛いお目目を見せて頂戴ね”と声をかけ
     前髪を横に流した所をパチリ。
     それにしてもやっぱり馬の顔って長いですね。(笑)
     素朴な木曽馬との交流が終わり、バスは最後の撮影場所の「唐沢の滝」へ。


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     滝の撮影は私にとって今回が初めてです。
     「唐沢の滝」は国道沿いからすぐの所にあり、滝壺近くまでは遊歩道を少し登ります。
     高さ15m、幅約10mあり、まじかに見ると迫力満点!!
     木曽三勝に数えられる滝とのこと。
     持参の三脚を立て、シャッター速度優先で、数値をいくつか変えて撮ってみました。
     白糸の滝のようにはいきませんが、それなりに流動感のある滝が撮れ感激でした。
     心配した天気も大きく崩れることもなく、傘も広げずにすんだ撮影会でした。