風のたより

つれづれに

             ~~~  濁流流れる木曽川の風景  ~~~

2018-07-08 | 木曽川の風景



今回の西日本を中心とした活発な梅雨前線による被害は、この地方にも大雨の被害をもたらしました。

愛知県と岐阜県との境を流れる木曽川も、濁流を含んだ水かさを増した水がごうごうと流れ、
いつもの風景とは違って見えました。





木曽川鵜飼の時期ですが、この日は観光船の鵜飼船も岸に上げられて雨に濡れていました。





ライン大橋の下を流れる木曽川。

勢いを増した濁流が、大きくうねりながら何かを飲み込むような勢いで流れていました。





久しぶりにいつもの木曽川沿いの散策コースはどうなっているかと気になって行ってみると、
いつもの様相とは一変!!

上流から流れてきた根こそぎ取られた木々が川の中にいっぱい!!

歩を進めるたびに、これまでに見たことのない風景がつぎつぎに、、、





ふだんはこの辺は川から上がった高台で、水がここまで上がった光景は初めて。





上流から流された木々が木にぶつかり流れを塞いでいます。

いかに川の流れが強かったのか???





こんな状態があちこちに、、、

川の水は遊歩道のすぐ下まで来ています。





濁流を飲み込んだ川岸の風景は、まるで違う場所を見るようです。





南側に広がる大根畑もこんな状態でした。

かつてこの近くには、キキやジジをはじめ猫たちのいた場所がありました。





大きな石もごろごろと、、、、

こんな所にこんな大きな石があったか覚えがありません。

この石も上流から流されてきたのでしょうか???





この辺りは、川岸に近い遊歩道があったのですが、、、





そんな中、猫を発見!!

あの白ちゃんです。

こんな大雨の中を生き抜いていたんですね。





更に行くと、、、無残にも打ち上げられた木々の残骸が今回の川の勢いを物語っています。





係留されていた船もだいぶ違う場所に、、、こんなところに船は無かったはずですが、、、





すっかりいつもの散策コースとは違ってしまった木曽川沿いの緑地公園。

またいつものような綺麗な木曽川の風景が一日も早く戻りますように。