今年も中仙道の太田宿のヤドリギに、ヒレンジャクがやってきたという新聞の報道を見て
さっそく出かけてみました。
毎年やってくる北の国からの訪問者ですが、今年は去年よりだいぶ飛来が遅かったようです。
中仙道会館の庭には、この会館のシンボルの大きくて立派なエノキの木があり
その木に出来たヤドリギの実を食べるために、ヒレンジャクがやってきます。
行ってみると去年よりヤドリギの数がずいぶん増えているように見えます。
ただ肝心のヒレンジャクの姿は見えず、、、、???
どうやら木曽川沿いの護岸工事の音が災いしているようです。
でも朝には14,15羽は来ていたとのことですが、、、、???
待っている間、中仙道沿いの宿場の面影が残る道筋を散策することに、、、
鮎の甘露煮を売るお店。
この辺りには、店構えや二階の窓の作りなどに、まだまだ宿場町の雰囲気が残っています。
店の奥には、ここにもお雛様の雛段が見えました。
ここはお休み処になっている旧小松屋。
江戸時代には伊勢参りの旅籠だったところとか。
中にはこの地の出身者の坪内逍遥を紹介したパネルの展示があり、平日でも見学者が
けっこう見えています。
道沿いには、この地の地酒の造り酒屋の蔵が並んだり、、、
旧太田宿の脇本陣だった小林住宅などが並んでいます。
立派な門構えやうだつを持った由緒正しきこの住宅には、今でも持ち主が住んでいるとか。
ところでかんじんのヒレンジャクですが、、、、(笑)
街を一回りして戻ってみると、、、、やっぱり一羽もいません。
数人いたアマチュアカメラマンも一人去り、二人去り、、、、
どうやら今日は無理のようです。
、、、ということで、この写真は去年の丁度今頃撮ったものです。
独特の風貌は、まるで歌舞伎役者のくまどりのような顔ですね。
ヤドリギの実を食べてから、のどが渇くのか水場に下りてきた時の様子です。
帰りがけに寄った会館の中の土産物のお店の隅にも、お雛様が並んでいました。
明日は3月3日お雛様、雛の節句です。
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