ご報告がたまっています・・
まずは6月8日(日)、3月に引き続き本年度第2回目となる「つなぐ会in東京」から。
場所は早稲田のパフスペース。この日は、国際基督教大学のジェンダー研究センターから年2回発行されているニュースレターで「つなぐ会」を紹介していただけるとのことで、始まる前にお二人の方から取材を受けました。
この大学にジェンダーの研究所があることは聞いていましたので、「このような大学で学んだ学生は幸せだなあ」と以前から思っていました(単純ですので・・でも知らないよりずっといいですよね)。それで連絡をいただき、このニュースレターがあちこちの教育機関に配布されると聞いて、「何、教育機関??配って配って!!」と即座に反応したのでした(笑)。できあがるのが楽しみです。
「何かメッセージは?」と言われて「大学で、特に先生になる学生さんには必須科目として必ず学んでいただきたいです・・」とお話しました。いまだに当事者の子どもたちへの差別や偏見を見逃している、いえ、むしろ助長しているかもしれない日本の教育を変えるにはそれしかありませんから。これからも続々と続くであろう悩める子どもたちを救うには、「先生」を育てるしかありませんから・・・。と、また熱くなったところで、会の様子をお伝えします(笑)。
国際基督教大学のお二人も残ってくださり、参加者は25名でした。全員で自己紹介したあと(といっても本名を名乗る必要はありませんので・・)、人数が多いので2グループに分かれることになりました。議題を募ったところ、「社会でのカミングアウトはするべきか」「親にはどうカミングアウトしたらいいか」「セクシャルマイノリティだけでなく様々な問題を抱える人について考えたい・・」などが出て、両グループともにいろいろな意見が出されました。
参加者の中には遠くから来てくださった二人のお母様がいらっしゃいました。お二人とも数回目のご参加なのですが、「まだまだ理解ができなくて・・」とおっしゃりながらも、こうして遠くから参加してくださる行動そのものに、前向きな気持ちが表れているように思いました。
お一人のお母さまは「自分の思いはともあれ、息子がどんな形ででもいいから幸せになってくれればいいと思えるようになりました。でも会社でカミングアウトしていないので、ほんとうの自分を隠すことで辛い思いをしているのではないかと思うと心配です・・会社でカミングアウトしたほうがいいのでしょうか・・?」と質問を投げかけてくださいました。ご自身の辛さはすでに乗り越えて、子どもの幸せをひたすら願っておられるそのひと言ひと言に感動を覚えました。カミングアウトされて以来、きっと毎日毎日思いを積み重ねてこられたのでしょう。
またもう一人のお母さまは初めてお子さんとご一緒にご参加くださいました。それまではお母さまがお一人で来てくださっていたのですが、お子さんが自分も参加してみる・・と一緒に来てくださったとか。ご本人はあまり悩まなかったのだけれど、親が悩んでいることを知って・・と。お互いを思う姿がとてもほほえましく、お母さまのいつもより明るいご様子にうれしくなりました。今回も「つなぐ会」ができてよかったと。
次の「第3回つなぐ会in東京」は10月5日(日)に決まりました。場所は文京区勤労福祉会館です。初めてのところです。詳しくはホームページに掲載いたします。みなさん、どうぞお父さまやお母さま、ご家族やご友人と一緒にご参加ください。お待ちしています!
まずは6月8日(日)、3月に引き続き本年度第2回目となる「つなぐ会in東京」から。
場所は早稲田のパフスペース。この日は、国際基督教大学のジェンダー研究センターから年2回発行されているニュースレターで「つなぐ会」を紹介していただけるとのことで、始まる前にお二人の方から取材を受けました。
この大学にジェンダーの研究所があることは聞いていましたので、「このような大学で学んだ学生は幸せだなあ」と以前から思っていました(単純ですので・・でも知らないよりずっといいですよね)。それで連絡をいただき、このニュースレターがあちこちの教育機関に配布されると聞いて、「何、教育機関??配って配って!!」と即座に反応したのでした(笑)。できあがるのが楽しみです。
「何かメッセージは?」と言われて「大学で、特に先生になる学生さんには必須科目として必ず学んでいただきたいです・・」とお話しました。いまだに当事者の子どもたちへの差別や偏見を見逃している、いえ、むしろ助長しているかもしれない日本の教育を変えるにはそれしかありませんから。これからも続々と続くであろう悩める子どもたちを救うには、「先生」を育てるしかありませんから・・・。と、また熱くなったところで、会の様子をお伝えします(笑)。
国際基督教大学のお二人も残ってくださり、参加者は25名でした。全員で自己紹介したあと(といっても本名を名乗る必要はありませんので・・)、人数が多いので2グループに分かれることになりました。議題を募ったところ、「社会でのカミングアウトはするべきか」「親にはどうカミングアウトしたらいいか」「セクシャルマイノリティだけでなく様々な問題を抱える人について考えたい・・」などが出て、両グループともにいろいろな意見が出されました。
参加者の中には遠くから来てくださった二人のお母様がいらっしゃいました。お二人とも数回目のご参加なのですが、「まだまだ理解ができなくて・・」とおっしゃりながらも、こうして遠くから参加してくださる行動そのものに、前向きな気持ちが表れているように思いました。
お一人のお母さまは「自分の思いはともあれ、息子がどんな形ででもいいから幸せになってくれればいいと思えるようになりました。でも会社でカミングアウトしていないので、ほんとうの自分を隠すことで辛い思いをしているのではないかと思うと心配です・・会社でカミングアウトしたほうがいいのでしょうか・・?」と質問を投げかけてくださいました。ご自身の辛さはすでに乗り越えて、子どもの幸せをひたすら願っておられるそのひと言ひと言に感動を覚えました。カミングアウトされて以来、きっと毎日毎日思いを積み重ねてこられたのでしょう。
またもう一人のお母さまは初めてお子さんとご一緒にご参加くださいました。それまではお母さまがお一人で来てくださっていたのですが、お子さんが自分も参加してみる・・と一緒に来てくださったとか。ご本人はあまり悩まなかったのだけれど、親が悩んでいることを知って・・と。お互いを思う姿がとてもほほえましく、お母さまのいつもより明るいご様子にうれしくなりました。今回も「つなぐ会」ができてよかったと。
次の「第3回つなぐ会in東京」は10月5日(日)に決まりました。場所は文京区勤労福祉会館です。初めてのところです。詳しくはホームページに掲載いたします。みなさん、どうぞお父さまやお母さま、ご家族やご友人と一緒にご参加ください。お待ちしています!