6月5日に東京ミーティングを開催しました。
今回は、福島みずほさん(社民党副党首参議院議員)、
日高康晴さん(宝塚大学看護学部教授)、
石川大我さん(豊島区議会議員)をゲストとしてお招きしました。
日高さんから、LGBTに関する最新トピックスをお話していただきました。
その中で、特に印象に残ったのは、「LGBT当事者は家族からも孤立してしまうことが多い」、
「メディアのLGBTについての取り扱い方が変わってきているが、同じ局でも番組によっては、真摯にLGBTのことを取り扱っている番組と、相変わらず面白可笑しく取り扱っている番組が共存している」、
「カミングアウトについては、地域の違いと世代の違いがあり、カミングアウトすることのメリット・デメリットをしっかり考える必要があり、強制することはいけないし、カミングアウトするしないはあくまでも個人の問題であるということを認識する必要がある」というお話でした。
続いて、福島さんと石川さんから、LGBTを取り巻く政治状況についてお話していただきました。
その中で特に印象に残っているのは、5月27日に野党4党が「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」を衆議院に提出したこと、
自民党が4月27日に「性的指向・性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すためのわが党の基本的な考え方」等を決定し、公表したというお話でした。
両案にはかなりの相違性が見られますが、案の内容、審議の行く末に注目していきたいところです。
ヒロシ