泳げ、箸置きくん事件

文楽新春公演に行くために箸置きで帯留めを作りました。
ええ、昨年のうちにです。
準備は万端。

当日、帯留めをつけて電車の座席の座りました。
乗り換えの駅、立ち上がったときに

ころん…。


こ、ころん？
床を見ると帯留めから外れた箸置きの状態でころんと転がっているではないですか。
さっと取り上げると私は電車を降りました。
がーん。ま、外れただけなら接着テープとかで応急処置はできるかも。
と帯に手をやると、

な、ない。

そうです。金具ごと外れて落ちて、その衝撃で箸置きが金具から取れていたのでした。
そして、金具
帯留めは蝶番で着脱できるものだったので、それで外れていたみたい…。

くっ、悔しい！

だって、




新春公演に合わせた“鯛”の帯留めだったのです。
あーあ。

カバンに単なる箸置きを入れていたので本家の奉納鯛に納めようかと思いましたよ。



ここの真ん中に箸置き置いてたらステキ☆←怒られるわ。

そんな、泳げ、箸置きくん事件の顛末でした。