【演目】
笑福亭喬介 「寄合酒」
笑福亭たま 「みかん屋」
太夫:竹本相子大夫・三味線:鶴澤清丈 「素浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵~殿中刃傷の段』」
笑福亭たま 「質屋芝居」
仲入
竹本相子大夫・鶴澤清丈 パソコン遣い:笑福亭たま 「文楽解説&ショート浄瑠璃、たまのムチャぶりに応える!」
笑福亭たま 「兄弟船」
情報知って繁昌亭にチケット取りに走った落語会♪ もう、ずっと楽しみにしてたんですよ!
いつもは、お・か・きの列に座る私ですが、せっかくの機会ですので前から3列目で。
最近、たまさんがひどい腰痛だというツイートをされていたので心配でしたが、
ものともせず(?)動いておられました。
相子さんと清丈さん(ほんとは丈に点がつくらしい)のコンビは文楽鑑賞教室でも
爆笑を取るコンビと聞いたばかりでしたが、三味線さんがあんなに喋るとはっ!!!
勝手なイメージですねぇ(汗)しかも、その上オモロイんですから…。
おっと、その前にマジメに素浄瑠璃を語っておられました。
口上は、たまさん。口上で笑いをとるたまさんでした。
ちょうど、11月に「仮名手本忠臣蔵」を見たところだったこともあり、字幕なし、人形なしでも
理解できる自分に感動。
なにより迫力。
三味線もあってのことですが、一人で何人ものセリフからト書きから地の文まで語る大夫の表現力にくぎ付けです。
私的には自分が落語をする上での興味はやっぱり大夫さん。それを再確認しました。
すごい迫力でした。
で、たまさんの「質屋芝居」です。三段目を聞いたすぐ後ですから、贅沢なことこの上なし。
しかも私は前日の研修生発表会でも「裏門の段」を聞いてましたから、面白さも倍増です。
さ・ら・に、途中の下座との掛け合い、なんと相子大夫が担当。ひゃー、おもろーい。湧く客席。
仲入り明けは、よく喋る文楽解説。前述しましたが、解説がこんなにおもしろいなんて!!
ショート浄瑠璃の後はたまさん企画のムチャぶりというおまけコーナー。
文楽は床本(台本のこと)があっての大夫、三味線、人形遣いということや、
三味線は単なる伴奏じゃない、ということとかを目の当たりにしたのでした。
詳細は書きませんが。。。
さて、繁昌亭のルールに従ってのたまさんの上方落語新作で終演。
「兄弟船」、そうくるか…。
送りだしには上方落語協会のはっぴを着た相子さんと清丈さんが立っていらっしゃったので目をハートにして
友達と握手、写真撮影をせがみました。その節はありがとうございました←もし、万が一見ておられましたら。
ああ、相子さんにはR1グランプリの2回戦に出てほしかった!
驚いたのが三味線の清丈さんが大きかったこと!三味線さんが大夫さんを引きたてるためにへべちょう座るって
ほんまやったんや!!
もんのすごい充実感で繁昌亭を後にしたのでした。