天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

壽 初春大歌舞伎~夜の部

2013-01-06 22:57:08 | 観劇
一、操り三番叟(あやつりさんばそう)
                  
二、小栗栖の長兵衛(おぐるすのちょうべえ)



                 
三、四代目市川猿之助 襲名披露口上(こうじょう)
  九代目市川中 車




 
四、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
  川連法眼館の場
  市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候



観劇特別期間第二弾はこれ!松竹座での歌舞伎~猿之助襲名興行です。
今回もリーズナブルな(6000円)3階B席、後ろから2列目です。
ただでさえ、歌舞伎観劇の方々の着物は眩しいのに、新春ということで
光っている着物が多かったです!私も着物を別件で着るつもりだったので
ちょっとええ着物にしといてヨカッタ…。

さて、あの香川照之ですよ。
実はこれを書こうとしているときにNHKのドキュメントが始まったので釘付け。
いろいろ…想像もできないことがいろいろあると思う。TV見ても泣けた。
口上で息子のことを口にしたときに、ぐっときました。

そして、猿之助!
去年文楽でも見て感動して泣いた演目だったので期待大だったのですが、
それ以上でした。なによりあの身のこなし。人間技とは思えない。あれは見るべし。
父母の皮で作られた鼓を手にした狐忠信の喜び、それがラストの宙乗りへとつながります。
なんと、なななんと、宙乗りしながら体を激しく揺らすのです!!
それが体一杯の喜びの表現と分かるのですから、見る方も圧巻。
3階席でずーーーーーっと遠くから芝居を見ていた私たちのところまで近づいてくるあの迫力。
それはそれは、言葉にならなかったです…。
終演、席を立つ人々もいる中でも拍手は鳴り止まず。
すると、さっきまで宙を舞っていたのに1階の幕の内からすっとでてきて、
静かに静かに会場を見廻し…、一礼。


帰宅後、寝るまえまで頭の中で狐忠信が跳ね回っていました。
あー、また見たい!!
コメント (6)
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