昨夜は遅くまでお稽古だったのですが、先生の携帯にメールが入り第一報を聞きました。
お稽古仲間も絶句。
でも、この驚きを共有できる方と一緒に入れてよかったです。
桂米朝さん。
いちばん最初に身近に感じた芸能人(噺家さんではなくてあえての表現です)。米朝さんの落語を知る前に存在を知っていたのは小学校中学校の近くに別荘を構えておられたから。「米朝さんの別荘がある」。村人だれもが知っていて、なんやしらんが誇らしくもあり。“米朝師匠”ではなく、米朝さん。
武庫之荘には米朝さんの家がある。これも兵庫県民の常識。←今夜のニュースでは武庫之荘駅まで住民インタビュー。
別荘のご縁で中学校で米朝一門の方が落語会をしてくれました(当時としては珍しいことだったようです)。それで落語に興味を持って…とはならなかったのは今からすると残念ですが、人生ってそんなもの。
落語をはじめるとまず米朝師匠の音源で覚えなさいと言われて何回も何回も聞いた音源。落語のことを知りたくって読み漁った著書。ここで大学の時の研究とリンク。開拓してくださったから学究の分野でも広がったことが多いのです。
落語での高座を生で拝見できなかったのは残念でした。
でも、同じ時代を歩けたことは幸せなことです。
その道中の陽気なこと!