天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

倉田喜弘『文楽の歴史』

2013-07-17 22:07:32 | 
文楽の歴史 (岩波現代文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店


先月出たばかりの新刊です。
ドナルド・キーン氏の『能・文楽・歌舞伎』もいいらしいと知ったものの立ち読みすると難しい。
入門書のようなものは何冊か読み、ちょっとずつ奥に入ってきているような気がするもののまだ玄関口を行ったりきたりしているような知識の私にはちょうどいい内容でした。
“文楽の歴史”が時系列に従って述べられていて、ちょっとずつ知識を深めるにはいい内容でした。
人形の大きさや演出も当然ながら変遷があったのが分かって面白い!
(著者独自の説もあります)
これによると歴史のなかで大衆からの人気の浮き沈みをかなり受けているんですね。
そして、ラストは近年の騒動まで描かれています。
読み応えがある一冊です。
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あ・ち・ち、あち

2013-07-16 20:33:20 | 雑記
捻挫の熱がひいたようです。
なので、湿布薬も冷湿布から温湿布へチェーンジ!

と思って、温湿布を貼って街を歩いていると足元から




あ・ち・ち、あち、燃えてるんだろうか~?






てか、暑いじゃなくて熱い!


このままじゃ低温やけどになっちゃうYO!



慌てて温湿布を外しましたとさ。

ああ、完治への道遠く…。
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難波でパンケーキ

2013-07-15 12:08:56 | 
久しぶりに難波に行ったもののこの足ですからそうブラブラする状況でもなく、難波パークスのPORCOというパンケーキのお店に入りました。
難波パークス、森林度がましているような。お陰様でどっかで蚊にかまれましたよ。

パークスの建物の中じゃなくて半分外に面しているお店なので20分ほど外でまたされましたが、折からの曇空、しかも遠くでは雷が光るような天候だったので暑さには耐えることができました。

パンケーキとガレットがメニューの中心でスイーツor食事系に対応できそうでした。




私のはこれ。サングリアソースのフレンチパンケーキ。




あっこちゃんのは、マンゴーとなんちゃらソースのなんちゃら?

超あまあまではないので、ぺろっと食べてしまいました。胸焼けもなし的な甘さです。
値段はどちらも900円前後です。
前に並んでいた女子学生が「これ食べたら夜ごはんどうしよう~」って言ってましたが、我々の辞書には夕飯ぬきなんて言葉はなく余裕で夕食も帰宅後食べたのでした。
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七月大歌舞伎@松竹座

2013-07-14 21:39:14 | 観劇
関西・歌舞伎を愛する会 第二十二回
七月大歌舞伎

南座のときに食べられなかった恨みから(完売してた)、幕間弁当のことで頭いっぱいにして会場に到着。
はり重やらたちばなやら劇場前にでているお弁当屋さんも視野に入れつつ劇場の弁当売り場に行くと、安いのから売り切れてました。ナンダッテ!
でも、大丈夫。残っていた1500円のが一番食べたい内容だったから。

はい、じゃーん。



一個一個味付けがしっかりしていて、おいしかったです。ただおかずに対して白ごはんが少ないよ。

【昼の部】
一、通し狂言 柳影澤螢火(やなぎかげさわのほたるび)柳澤騒動

辛酸を舐めたことから出世欲を募らせる吉保(橋之助丈)は、許嫁を上様・綱吉(翫雀丈)に差し出してまで上り上がります。
まずここですよ、ここ。
綱吉がお小姓にばかり目をむけて女人に興味がないので、ということでお小姓コンテストに許嫁おさめ(福助丈)を男装させてコンテストに送り込むのですが、私とあっこちゃんは女人に興味がないのなら、女っぽいお小姓には興味ないんちゃうん、とつぶやきました。違う!そんなところを熱心に見るんじゃない!
吉保は綱吉の母・桂昌院さまの覚えがめでたく出世していくんですが、この桂昌院さん(秀太郎丈)が肉食系ばあさん。色目を使う使う。そして、めでたく出世の階段を登っていく吉保さん。
でも、それは人の道から外れて…。ずれた歯車は戻せない。

橋之助さん、だんだん迫力を増す顔と雰囲気が圧巻でした。
そして、私の中ではオスカル様☆な福助さんも堪能(興味のある方はニコニコ動画で歌舞伎ベルばらを見てくださいな)。
なんといっても秀太郎さんの恐ろ可愛い女っぷりが印象に残ったのでございます。


二、保 名(やすな)
仁左衛門様!お一人の舞踊劇です。
恋人を失って正気を失った男。私たちは正気を失わず仁左衛門様に魅了されていました!
動きすべてが美しすぎる…。はあ、ため息。
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久しぶり

2013-07-13 22:27:57 | 雑記
昨日は車で往復して一日の歩数がかなーり少なかったので、ぐっと回復を感じていた朝。

…しかし、足をかばいながらも終日普通に歩きまわり、果ては日舞の教室に行ってたもんだから。
後は推してしるべし。

さて、新地のyodareが8月末に閉店するそうで、灰根子さんの詩人バーが久々の開店。今夜の予定に入れていましたが、こんな足で開店時間の20時まで待てない。会えなければ、手土産だけ置いていこうと19時過ぎに店に行ってみれば人の気配が。
結局、開店前から22時過ぎまでワイワイと楽しく過ごしたのでした。
ここでしか会えない人たちと数年に渡り、楽しませて下さったこと感謝です。
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捻挫☆

2013-07-12 22:18:54 | 雑記
昨夜の時点では、こんな日記をアップすることになるとは思いませんでしたが、現状報告。

足が痛い~。

朝起きたら、ああ、昨日のことは夢だったんかなと思うくらい治っていると思っていたんですが、
状況ほとんど変わらず。いや、足が腫れている…。やっぱり捻挫だったのか。

階段を降りると痛い。

でも、治療に行くほどではないのです。
結局、今日は会社まで車で往復しました。
普段、車も自転車も人もいない信号もないところを走っているのでそれなりに疲れましたが、
同じ時間を歩いたり電車に乗ったりしているよりは楽。
でも、この生活を続けると基礎体力が落ちるような感じがするので、そうそう車で会社までは行きません。

それに本を読む時間がないのは私の生活サイクル的にリズムが狂う。

なので車通勤は一日限り。

早く治れ~!
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今回は間らしい@落語教室第125回目

2013-07-11 23:05:13 | 落語
7月一回だけのお稽古日です。
この時期は、無理に覚えようとせず音源聞いたり、台本を読んだりして知らず知らずに覚えてるというのが例年のパターンなんですが、今回は難関。絶対不音感を持つワタクシは適当には節が覚えられない!
かと言って我流に熱心にしてても間違って覚えているというていたらく。
ああ、かなしい。

最初はそんなに義太夫節がでてこない「軒付け」ですが、そのちょびっとしたところをまるで音楽の授業のようなご指導…。ハードル高い。
あと、間の取り方を細かくご指導入りましたお稽古の後に「今回は細かく言います」と、おっしゃったので、おそらく先生の中での私への今期指導テーマは「間」なのだと。
ん?音感の方なんかな?
いや、今まで歌やってないしな。


さてこの帰り、駅の階段から転落して、捻挫と打撲の合わせ技。つぶやくと「正座はできるのか?」と心配されましたが、私はしばらく高座の予定がないから大丈夫。でも、歩くと痛いんですよね…。
…大丈夫じゃない!日舞がっ。明日になったら治りますように。
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夕暮れの長崎

2013-07-10 21:27:47 | 雑記
昨日今日と仕事で九州に行ってきました。
ま、仕事なんでそんなに紹介することはないのですが、仕事が終わってからホテル近辺をカメラを持って歩きにでました。




これが長崎の中華街です。
大きいのは横浜>三宮>長崎ですね~。
しかも、20時に閉まる店も。




中華街にあった雰囲気ある空間。おじさんたちが将棋していました。




そしたら、にゃんこにえらい絡まれました。
長崎のにゃんこは尻尾が短い、折れているのが多くそういうのを調べている人達もいるんですが、この子も尻尾がかたつむりのようでしたよ。
にゃんにゃんにゃんと後ろを付けられたのでした。
その間に蚊にくわれたワタクシでした。
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抜群のリズム感

2013-07-09 20:55:12 | 趣味
たびたび、これから、と嘘の宣言を繰り返しておりましたが、8月25日の本番以前に8月にある日舞の先生の稽古総見(けいこそうけん、それは相撲では?)の影に怯えを見せて課題曲「堺住吉」の自主練を本気ではじめました。

お~い、私の脳みそよ~、どうなってんだ~。

記憶ナッシング。
必殺フリをすべて書き留めた外すのメモを見返しても私のメモリーナッシング。

落語の先生に甘えて(女としてではない)ちょうだいした音源に乗せて踊るも字余りかのごとく曲が余る。
何か忘れているのか?それとも習ったのと頂いた音源が違うのか…。
唯一分かっているのは立ち止まっている場合ではないということ。

それはともかくチラシも完成しまして、もう引き返せない(いや、前から引き返せないんやけど)。

しかし、なんでしょうね。この覚えの悪さは。抜群のリズム感が影響してるのか。
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【告知】第二回天神祭寄席

2013-07-08 21:37:35 | 落語
第二回天神祭寄席

日時:平成25年7月25日(木) 午後7時半開演
場所:和奏伎本部(稽古場)

演者・演目

満福亭ゆ乃月   化物使い
天満家は志か   御神酒徳利
栗栖亭いろは   太鼓腹
笑人(しょうとう)慶応三年
和奏伎亭三昧   七段目
虎乃家光甲    くっしゃみ講釈

天神祭の花火の裏番組です。しかも、天神橋の花火が上がってるほん近くです。
すべての人は花火に向かってる…。
そして、私は仕事終わりに遠くの職場から人が集まっているポイントへとの移動。
無事に着けますように…!

さて、この日お世話になる和奏伎さんには、8/25(日)の私たちの会でもお世話になります。
こちらもそろそろ詰めていかなくてはなりません!
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シネマ歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」

2013-07-07 17:29:52 | 映画
平均年齢がごっつ高く、一日一回の上映だったのでけっこう人が入っていました。
隣のおばさまは、リビングで見てるかのごとくしゃべられます。
「「研辰の討たれ」をエノケンで見たわ」…歴史が違いすぎます。
「あれ、翫雀の息子やろ、いちたろう」残念、かずたろうです。※中村壱太郎
さすがに話が進んできたら大人しくなってはりましたが。

ところで、以前原作を読みました→三遊亭円朝『怪談 牡丹燈籠』の読書日記

なので、いわゆる幽霊ものとしては前半で終わっちゃうのですが(らぶりん×七之助のお美しいカップル、幽霊でもええじゃないかええじゃないか)、“人間の業”は悪縁として続いていきます。この人間的な夫婦が仁左衛門さんと玉さま。笑いの間とかほんと完璧。
三津五郎さんは原作者・三遊亭円朝役で高座にあがります。
ここで長ーいお話がうまく省略されていきます(でも、原作もカットされてる)。
最後はずーんと来ました。身勝手な理由なんですが、それゆえ。

来週は、生・仁左衛門様です。ふふふ、楽しみ~。
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いなせ

2013-07-06 21:42:41 | 趣味
日舞・新しい展開です。

初の男踊りにチャレンジ☆
(本当にやらなあかんのは8月に踊る課題曲の復習)

曲は「淀の川瀬」です。船頭さんの歌だけど労働風の動きじゃなくってよ。

テーマはずばり“いなせ”、漢字で書くと「鯔背」ですよ。
先生曰く、いなせと下品は紙一重なので下品にならないように!!と強い口調でご注意がありました。

…いなせが分からないよです。ま、いっか。

先生は男踊りが大好きだそう。
主役になれるから。やればはまりますよ!
という先生が一番楽しそう。
今までと全く違う足さばきにちょっぱなからつまづいていますが、先生の踊りはかっこいいのでちょっとはエッセンスを取り入れたい!
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霊芝

2013-07-05 22:23:03 | 漢方覚書
この2週間の間にお友達に協力していただいた症例レポートを提出しました。

一個、一個の症状が何かをキャッチすることはできるんだけど、それがどこから来てどこへ向かえばいいのかを考えるのは難しい…。
いやあ、奥深いですよ!

今回はお血(おけつ)がテーマのひとつだったんですが、ついつい見落としがちな「お血の原因が何か」を考えよ、というのがひどーく納得でした。

さて、今日のお茶ですが、
いろんなことに万能な霊芝を使っておいしいお茶を作ろうが裏テーマ。
理由:原価が高いから。

前回、まずい霊芝入りお茶を作った経験から、学んだその1【まずいものは控えめに入れよう】。
まずいと感じるということは、薬効成分は十分すぎるはず…。
学んだこと、その2【調整ができるようにお湯は半分にしよう】。
そのかいあって2つ作ったお茶はどちらもおいしかった!のです。
ついでに高そうな丸いジャスミン茶も入れちゃいました。
※自由すぎるクラス。

その後、2時間近くクラスメートと打ち上げ。
最後の最後まで勉強になります。
そして、打ち上げに梅田のカフェを放浪しようと約束して解散したのです。
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ヌートリア

2013-07-04 20:56:36 | 雑記
帰りに川の中央の石の上で発見。

よく鳥も止まっているので鳥かと思って目をこらしていると、でっかい鼠でした。
ぎゃー、しっぽ太っ。

我が家の近くの池にも生息しているらしく、先日母が見かけたときには車に気がつかずぼーっと歩いていたらしい。

でかいけど、たぶんのらっちの方がでかい。
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小野不由美『丕緒の鳥 十二国記』

2013-07-03 20:17:45 | 
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記)
クリエーター情報なし
新潮社


12年ぶりの「十二国記」シリーズ刊行。待ちに待った。新刊です。

…が、短編集でした。王を描く本筋ではなく、その他の物語。
どれも、国が傾いているときの民に近しいものや民を描いています。
為政者の姿勢や国として罪を裁くことなど、ファンタジーの世界を借りて現代を描いているのかと思ってしまいます。
絶望へと向かう世界を丁寧に丁寧に描き、架空の設定リアリティを持って迫ってくるのです。
うーん、ますます刊行予定の長編が待ち遠しい。やっぱり空駆ける麒麟に会いたい!
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