台北旅行記、最終回です。
基隆にて夕方までの時間にベタな観光をしようと思いました。
そこで、
中正公園
“大きいことはいいことだ”な観音様とかあるらしい。高台だし行ってみよう。
ただし、タクシーで。
私は一台のタクシーをつかまえました。
おっちゃんはなにかあると「ダイジョウブ、ダイジョウブ」というのですが当の私はおっちゃんの中国語がさっぱり聞き取れず。かなり台湾訛りがある模様※私のボキャブラリーがないということもありますが。
全然、大丈夫じゃねぇ。
そして、中正公園についたらしい。
おっちゃん(中国語)「この公園は広くて三カ所見るところがある。タクシーでまわって元のところまで200元でまわるよ」
え~。あやしい!ぼられてないか!どうなの?どうなの?
「歩いて帰るよ」←かなり駅から歩く山頂です。
「ダイジョウブ、ダイジョウブ」
ほんまかっ!
しかし、ここまでメーターは90元。折り返し帰ることを考えたら妥当か。
足はそんな元気ないし。
200元支払うことに。
※実は行きのタクシーの中ですでに運転手証の写真をこっそり撮っていた疑い深い私であった。
で、二か所目についたらおっちゃん、カップルに話しかけられています。
「この人らを駅まで送ることになったのですぐに戻ってくるからここを見ておいて」
「ダイジョウブ、ダイジョウブ」
ほんまかっ?!
流しのタクシーなんて通らないところでした。
おっちゃんが帰ってきたら私が往復雇ったのは賢い選択ということに。
戻ってきたおっちゃん、三つ目のスポットに。
最後、三カ所目に向かう途中でバイクのおっちゃんにタクシーを止められました。
「○△~★※■、ダイジョウブダイジョウブ」
な、なにが起こった?
タクシーは途中の施設に横付けに。
管理をしているおじいさんが寄ってきておっちゃんと話しています。
私を日本人と認識したおじいさん、日本語で「日本人?91歳のおじいさんとおばあさんが困ってる。タクシーに一緒に乗ってもいいか?」
どうやら、そこに来ていたおじいさんとおばあさんの帰りのタクシーが来なくて困っていたらしい。
「いいですよ、どうぞどうぞ」
91歳のおじいさん、おばあさんが乗ってきました。
三つ目のスポットへ。
正直ここは他に比べてイマイチで行く必要があったのか?
しかしね、私はここでスクーターの足元に同乗するわんちゃんを見たので満足です。
駅に戻る最中、おっちゃんがおじいさんに話しています。
おじいさん「メーターは倒しておくから台北まで500元でいいよって言ってます」
通訳させるなーーーー?!
丁重にお断りをしました。
サイトで調べると台北-基隆間をタクシーで1000元すると書いてあったのでぼろうとした訳ではないようですが、全然ダイジョウブじゃないので。
91歳のおじいさん、おばあさんとは家の前でお別れ。
おっちゃんしっかりお金を受け取っていまして、私への返金はなし。そう、そうね。単なる相乗りね。
そんな訳で旅日記最終回。最後はちょっとオモロイ体験でした。