紫の 裾の端返す 菖蒲かな
馬糞 Bafun
池の端に咲いた鮮やかな紫の菖蒲だった。
平安の絵巻のようである。
こころなしか、花のつぼみが、紫式部の筆のように感
じられる。
「まあ、きれい。馬糞さん、一句歌って頂戴」
「じゃあ、肥やしに一句・・・」
紫の 裾の端返す 菖蒲かな
馬糞
池の端に 渡りし風は いたずらに
紫 murasaki
池の端に 渡りし風は いたずらに
裾の端返す 花菖蒲かな
紫& 馬糞
「おらと結婚してくれっかい」
「あら、お裾が・・・」
ペチッ!!「こら、起きんかい」
・・・ 春の夢も儚い。
Bafun
儚くも 夢見し茶屋に 別れけり
梅雨入りの 雲傘をさし 桜島
馬糞 Bafun
何といっても島津鹿児島は日本国の名門、誇り高い
九州のブランドである。
アジア外交、アジア交易の拠点として、九州国の都を
目指したい所である。
Bafun