駅前へと続く商店街通りにある大衆理容店。
中学生だった頃、よく行った店だ。
考えてみれば古い店である。
当時、髪型に拘り(こだわり)があるでも無く、私にとっては、この店で十分だったのだ。
もっとも、拘ろうと思っても校則がそれを許さなかった訳であるが…
この店での思い出に、こんなものがある。
鏡の前に腰を掛け、いざ散髪を待っていた。
いつもなら特に何も言わなくとも適当に(?)切ってくれるのだが、この時は違った。
「え~っと、どうしましょう?」
店員がどう切るか聞いてきたのだ。
「えっ
」
一瞬焦る私。
いつもと同じ髪型、つまり現状の髪型のまま短くカットしてくれれば良いだけじゃないか。
どう答えて良いのか迷っていると、店員の方から聞いてきた。
「テクノみたいなんでいいのかな?」
??? テクノって何 ???
髪型になど拘りのなかった私だ。
髪型の名称なんて当然知る由もない。
まあ、店員も現状の髪型を見て言っているのだ。
メチャクチャな髪型を勧める訳などあろうはずがない。
そう思い、つい答えてしまったのだ。
「う、うん。それで…」
店員にしてみれば、中学生らしい爽やかな髪型だと思って勧めたのだろう。
全ては適当に答えた私が悪かったのだ。
そんな苦い思い出のある大衆理容店。
信号待ちのついでに撮ってみた。
中学生だった頃、よく行った店だ。
考えてみれば古い店である。

当時、髪型に拘り(こだわり)があるでも無く、私にとっては、この店で十分だったのだ。
もっとも、拘ろうと思っても校則がそれを許さなかった訳であるが…
この店での思い出に、こんなものがある。
鏡の前に腰を掛け、いざ散髪を待っていた。
いつもなら特に何も言わなくとも適当に(?)切ってくれるのだが、この時は違った。
「え~っと、どうしましょう?」
店員がどう切るか聞いてきたのだ。
「えっ

一瞬焦る私。
いつもと同じ髪型、つまり現状の髪型のまま短くカットしてくれれば良いだけじゃないか。
どう答えて良いのか迷っていると、店員の方から聞いてきた。
「テクノみたいなんでいいのかな?」
??? テクノって何 ???

髪型になど拘りのなかった私だ。
髪型の名称なんて当然知る由もない。
まあ、店員も現状の髪型を見て言っているのだ。
メチャクチャな髪型を勧める訳などあろうはずがない。
そう思い、つい答えてしまったのだ。
「う、うん。それで…」
店員にしてみれば、中学生らしい爽やかな髪型だと思って勧めたのだろう。
全ては適当に答えた私が悪かったのだ。

そんな苦い思い出のある大衆理容店。
信号待ちのついでに撮ってみた。
