ラビットカー＆ラッピングトレイン

予てから狙い続けていたラビットカーとラッピングトレインの並んだシーンを今朝やっと撮る事ができた。

場所は、近鉄南大阪線の藤井寺駅。
藤井寺止まりの普通だったラッピングトレインは、折り返しのために一旦留置線に進入する。
そして、その横の本線を急行のラビットカーが通過するという、やや偶然掛かったシーンである。

単線である吉野線内での行き違いによる列車交換でれば、ラビットカーとラッピングトレインが並ぶシーンは度々あるので撮られた方も多いだろう。
しかし、ここでも並びが撮れるのは、折り返しの手順等を熟知した地元の事情通くらいしか思い付かないのではないだろうか。
ただし、並びが撮れるその条件はかなり厳しい。
一日二日粘ったところで撮れるシーンではないのである。

時刻は朝の7時半。
夏場ならともかく、一昨日が冬至だったという時期的には最悪のタイミング。
晴れてはくれたものの、まだ日が当たる時間帯ではない。
200mmレンズを使いISO400、1/500でF4.5というギリギリの攻防。
そんな条件で撮ったのがTOPの画像だ。
とりあえず撮っただけって感じになってしまったが、この条件では致し方ないだろう。

でも同じ並びであれば、ラビットカーとラッピングトレインが逆だった方が良いかも知れない。
多少なりとも車両側面のラッピングが見えるだろうし。

まあ、ラビットカーもラッピングトレインも、まだ当分この姿で活躍するそうだし、それは今後の課題としておこう。
もっと明るい条件下で日の当たった写真も撮ってみたいしね。