ロンドンの、あるビルの屋上で花火を見たことがありました。
友人の娘さん夫婦がワインや食べ物などを用意してくれて、
それはそれは楽しいひとときでした。
で、そのときいただいた「フムス」とか「ハムス」とかいわれるものに大感激!
私「何これ!ものすごく美味しいねえ。」
娘さん 「こんなん、ロンドンには普通に売ってますよ。」(笑)
私 「そんなら日本にもあるやろね。帰ったら買いにいこ!」
なるほど、それは プラスチックのパックに白みそのように盛られていました。
要するに ひよこ豆のディップなのですが、
クミンの香りが食欲を誘い、ワインともよく合う美味しい食べ物でした。
それが、日本では見つからず、
缶詰になっているのを、ネットで見つけて買ってみたのですが、
ロンドンのあのときの味とは全然違いました。
それが・・・数年後の今日、
↑ じゃーん! 作ってみました。
ひよこ豆の水煮とオリーブオイルとクミンパウダーとクミンシードと少量の塩を
ブレンダーにかけただけ。
でも、これこれ!
この味を探していたんです。
レシピを教えてくれたのは↑の本。
食べることと御酒をこよなく愛する伊藤まさこさん著
「夕方 5時から お酒とごはん」です。
まだ 全部読んでいませんが、エッセイとレシピがほどよく盛られて
すぐにでも作ってみたくなる楽しい本です。
この本の1番目のレシピがこの「フムス」です。