開店前に買い物ウォーク。雪の日以来、まだ車に乗っていない。昨日駅まで友人と放射線を歩いた時も、まだ雪が歩く所にあるので、道を選びながら歩く。営業中の店の前にも雪が残っていることがある。「商売しているのに除かないんだね・・」
学校も校庭は雪がそのまま。教会も無理に除いたところは、砂だらけで真っ黒。私が中学生の頃は、雪に喜んで、校庭で雪合戦したりしたけど、今はそんな楽しそうな声はしない。
車の通る道は、ほとんど雪がなくなっているが、路側帯には山積みの雪。歩道も左右に雪で、一人通れるだけだから行きかうときは、待つことになる。「どうも、すみません」「ありがとう」などと言葉をかわす。知らんぷりの人もけっこういるよ。
きれいだった雪もだんだん、汚くなってゴミが目立つようになってきた。生活実習所の生徒さんたちが、袋とはさむ棒(なんていったっけ?)を持って、ゴミを拾っていた。「ごくろうさま」偉いね。
私も、少しずつ雪の山を片付けている。大雪の中から、さまざまな人間もようを見ました。
なつかしい道具たち
子供たちが、ゴミを拾っていた、金属製の長い平らな棒ではさむものは=火ばさみ
私たちの子供のころには、炭をおこすためにいろんな道具がありました。今はほとんど見かけなくなっていますが、炭、練炭、タドン、石炭、薪が、物置にあって、炭はワラに包まれてきた長いものを、炭用ののこぎりで小さくカットしたり、薪をナタで小さく切るのも子供の仕事でした。
我が家は、お風呂は薪と石炭。ご飯は薪で炊いていましたが、ガス(テレビで放映中の「ごちそうさん」で使っているようなの)もあって炬燵に入れる炭を、火おこし(下に穴があいていて雪平みたいな形)に火ばさみをつかって炭をいれて、ガスの上で火をおこしました。ジュウノウは、灰を片付ける時によく使いました。火消し壺というのに、使い終わった炭を入れて、消し炭(すぐに火がつく)を次の日に使いました。
「うそでしょう」「本当だよ」 炬燵の火のついた炭、出かけるときなどは、しっかり灰をかけて覆います。帰宅したら、灰をどけると、また火がおこるんだよ。