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国際オリンピック委員会(IOC)は、ウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手の国際大会参加を条件付きで検討する方針を示したようである。これを受け、欧州各国から反対の声が上がっている。両国が来年のパリ五輪に参加した場合、ウクライナやラトビアはボイコットする可能性を示唆。五輪予選の本格化を控え、大きな火種になりつつあるという。
ロシア五輪委は、大会復帰検討を歓迎するが、侵攻を積極的に支持せず、「中立」の立場であることという追加条件には反対しているという。しかし、旧ソ連国だったバルト3国のラトビア、エストニア、リトアニアやノルウェー、デンマーク、イギリス等は両国の復帰に反対の立場を示しているという。ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国への侵攻を続けるロシアの選手にパリ五輪への参加を認めることは、「テロ行為が何らかの形で容認される」ことに等しいと述べている。
IOCは昨年2月、国際競技団体などに両国を国際大会から除外するよう勧告したが、今年1月に国連人権理事会から国籍を理由とする排除に「深刻な懸念」を指摘されたことを明らかにした。両国を復帰させる姿勢は大多数のNOCから支持を得ているとし、アジア・オリンピック評議会、欧州オリンピック委員会、アフリカ国内オリンピック委員会連合もIOCに同意しているというが、本当であろうか? どうみても戦争を仕掛け、核戦争を示唆するようなテロ国家は、世界から排除すべきで、五輪に参加させたら、ボイコットする国が続出するのではないかという気もする。ぼったくり男爵ことバッハIOC会長の人となりはすでにバレバレであり、とても賛同することはできない。
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