Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

年齢の限界を感じた昨日の本庄早稲田の杜ハーフマラソン

2019年04月15日 | マラソン

 4月14日(日)

 初参加の一昨年は冷たい氷雨の中、そして去年は強風と天気に恵まれなかった本庄早稲田の杜ハーフマラソンだが、今年は穏やかなマラソン日和となった。何度も走っているマラソン大会だが、スタート前はいつも緊張と不安が交錯する。それでも今年は天気が良いし、ベストを尽くそうと闘志を燃やしてスタートした。

 スタート地点の本庄ケイアイスタジアム

 スタジアムを一周してコースに出る。

 此処のコースは殆どが河川敷の狭い小道なので、スタート直後はランナー達がだんご状態となって渋滞を起す。それを避けようと最初から目一杯に走った。それが災いしたのか、10キロ地点の段階でスタミナの底が尽き始めた。

 精一杯走る私の横を若いランナー達が軽々と追越して行く。折り返し地点に咲く児玉千本桜は見事な満開であったが、それを眺める余裕は最早無い。あと残り10キロ以上あるのに完走できるだろうかと不安が増す。

 折り返し地点からは、気を抜けば今にも止まりそうな脚を騙し宥めつつの苦しい走りとなった。この辛さに耐えながら走り続ける自分の根性を少しは見直したくなる。この根性を人生の違った分野で活かせていたら、私はもっと輝かしい人生を送れていたのじゃないかと思うほどだ。

 後残り2キロ余の19キロ地点で、右足がガクンとなって力が抜けた。筋肉の限界に達したようだ。それでも遠くにゴール地点のシルクドームの銀色に輝く屋根が見えたので必死の思いで走り続け、和太鼓の力強い演奏に励まされるようにして本庄総合運動公園のゴールゲートを潜った。

 ランナーを励ましてくれる地元の和太鼓チーム

 ヤットコサゴール地点に到着

 心底疲れたゴール地点

 案の定と言うか、到着後貰った記録証を見ると、タイムは1時間57分5秒と去年より5分も遅れている。やっぱり70歳越えの体力では、若い現役世代と同じ土俵で勝負するのは無理なのではと、自分の限界を見た思いがした。

 「こんな苦しい思いをして走る何て、もうコリゴリだ。」と、走ってる最中はいつも後悔する。なのにゴールの後は完走した達成感で気分が高揚し、性懲りも無く又走りたくなってしまう。この負の連鎖を誰かに止めて欲しいほどだ。

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所沢までマラニックで2時間走

2019年04月02日 | マラソン

 4月1日(月)

 今年も参加を申し込んでいる本庄早稲田の杜ハーフマラソン大会まで、いよいよ2週間を切った。その前に一度は長距離を走り込んでおかなければと、いつものマラニックスタイルで西武所沢駅を目指した。

 今日は朝から清々しい青空で絶好のランニング日和、でも午後から急激に天気が悪くなる予報なので、その前にゴールしなけりゃならんぞと気合いを入れて出発する。

 ザックを背負って走るせいもあるか、走り出しは相変わらず脚が重い。でも中間地点の狭山市街地へ入った頃に走りのリズムが出てきた感じがする。狭山市を流れる高麗川の桜並木が美しく、多くの市民がお花見を楽しんでいた。

 高麗川堤防の桜並木

 狭山市から所沢までは県道50号を直進的に進む。西武新宿線の踏切を越えると、遠くに所沢の高層ビル群が見えて疲れた身体の励みになった。道路沿いの飲食店からは、食欲を誘う香りが漂ってくる。でもゴールするまでガマン、ガマン、賑やかな所沢市街地を通過してお昼過ぎに西武所沢駅へ到着した。

 所沢駅到着

 出発してからのタイムが2時間8分で過去何回か走ったタイムにそれ程劣らず、予想してたより良いは好タイムだった。脚の疲れもそれ程で無く、筋肉にまだ若干の余裕さへ感じる。でもこれは一種の錯覚と思った方がよく、年老いた身体は疲れのピークが2~3日後にやってくるので気を許してはならない。

 乾いた衣服に着替えた後は、駅ビルのレストランでランチを楽しむ奥様方に混じり、ご褒美の生ビールをゴクリと頂いて、電車で我が家へ戻りました。我が家へ戻り携帯の歩数計を確認すると 1,125kCALで、カロリー消費のMY新記録となりました。

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来月のハーフマラソンに備えて武蔵嵐山までマラニック走

2019年03月10日 | マラソン

 3月9日(土)        天気=晴れ

 申し込んでいる本庄早稲田の杜ハーフマラソンが、いよいよ一か月後に迫ってきた。長距離走の練習をしなければと思っていたが、今日は久しぶりに暖かなマラソン日和なのでいつものマラニックスタイル(ザックを背負って長距離を走る事です。)で我家を出発した。

 走り始めから、やたら身体が重くて脚が上がらない。これは老化が進んだせいなのか、それとも練習不足なのだろうか。・・・練習不足だと思いたい。・・・・坂戸西インター近くの関越道を越え、越辺川を渡って鳩山ニュータウンを通過、この辺りは奥武蔵の丘陵地帯で田園風景が美しい。

 走り続けても相変わらず調子が出なくて、ローギアのまま走り続ける車のようだ。最初は東上線の小川町駅をゴールと思ったが、辿り着く自信が無いので手前の武蔵嵐山駅に目標を変えた。喘ぎながら笛吹峠を越え、都幾川を渡って武蔵嵐山駅に着いた。

 嵐山町大倉地区で咲いてた梅の花

 嵐山町都幾川の流れ

 嵐山駅

 ストップウォッチのボタンを押し忘れたので正確な時間を測ってないが、2時間位は走ったようだ。マア取りあえず2時間走り続けられたので、成果があったという事にしときましょう。駅前には大した飲食店は無かったが、老夫婦が経営する駅西口前の小さな古びた喫茶店兼レストランでビールとツマミを注文し、喉の渇きを癒して我が家へ戻りました。

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ランニング用サポーターの効果は?

2018年12月14日 | マラソン

 老いと共に体力が衰えるのはどうしようもない事で、どんなに頑張っても抗いようがない。先日小川和紙マラソンを走ったけれど、私のマラソン記録も齢を重ねる毎に緩やかな曲線を描いて下がり続けている。

 これを少しでも食い止めるには、もう文明の利器に頼る他ない。最近は運動用具も随分進化しており、レースを走るランナーの服装も様変わりした。昔はランニングシャツに短パン姿で走る人が殆どだったが、近頃は肌にピッタリ密着したタイツ姿の人を多く見掛けるようになった。この方が筋肉をしっかりサポートして、脚の疲労や故障も少ないらしい。

 そんなに良いものなら私も恩恵に預かりたいと、スポーツ用品店巡りをしてみたが、ランニング用タイツというのは想定外に高くどれも万単位の値札が付いていた。効果のハッキリしない品物を、そんなに高い銭を払ってまで買うべきなのかと躊躇われた。

 それに70歳過ぎのオジンが身に着けると、洋風のももひきみたいでカッコ悪い。これじゃまるで人力車夫の無法松みたい、脚が長くてスラリとした体型の人でなけりゃタイツ姿は似合わないのだ。

 しかし何も対策を講じなければ私の記録は低下の一途を辿るばかりだ。そこで検討の結果、ふくらはぎ用のランニングサポーター(下記写真)を購入する事にした。これなら値段も3千円位で済む。

 説明書には「脚の筋肉をしっかりサポートする。」と書かれているから少しは効果もあるだろう。そして実際に小川和紙マラソンで着用してみたが、脚の筋肉痛や痙攣も無くハーフマラソンを完走出来たから、それなりの効果があった・・・ような気がする。

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今年も小川和紙ハーフマラソンを走ってきました。

2018年12月10日 | マラソン

  昨日、小川和紙ハーフマラソン大会を走ってきた。この大会は奥武蔵の山々が迫る小川町で開催され、コンパクトな規模とローカル色豊かでアットホームな雰囲気が好きで毎年のように参加している。

 実を言うと今回は、私が70歳の誕生日を過ぎて初めて走るハーフマラソンです。70歳過ぎたオジンがどれ程走れるものか、大きな不安と少しばかりの闘志を胸に抱いて会場へ向かった。

 参加者や応援の人で賑わう会場

 そんな気持ちをくじくように今朝から強い北風と底冷えで、参加者には容赦のない天気です。武者震いと言うより芯の底から寒くてブルブル震えながらスタートの合図を待った。号砲一発、走り始めれば無我夢中、ここのコースは中間地点までアップダウンが多いのでマイペースを心がけながら走る。

 こんなカッコで走ります。

 15~16キロ地点までは順調だったが、最後の5キロは疲労困憊となり、「金払ってまで何でこんなキツイ事やってんだろう。」といつもながら思う。コースの最終は小川町のメインストリートを走るので、地元の人の盛大な声援に押されヨレヨレになりながらも何とかゴールまで駆け抜ける事ができた。

 ゴール地点で応援する地元の和太鼓チーム

 完走症をもらう。

 ゴールすると直ぐに完走証を授与してもらえる。その記録を見ると1時間52分で、去年のタイムより1分程遅かった。でも今日は寒くて風も強かったし、それを考えれば70歳のオジンにしてはよく頑張った方ではないか。・・・と誰も誉めてくれないから自画自賛しときます。・・・70歳まだまだ現役

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我家から武蔵嵐山駅までマラニック

2018年12月03日 | マラソン

 12月1日(土)

  あの世からの誘引力が強まるせいなのか、齢老いていくほど月日の流れを早く感ずる。気が付けばもう12月、今年も参加する小川和紙ハーフマラソン大会が来週に迫っている。

 例年だと大会前に20キロ前後の長距離を2~3回は走り込むのだが、今年はトレッキングや体調不良などでバタバタし、まだ一度も長い距離を走っていない。これで大会に臨むのは不安なので、今日マラニック(ランニング姿でザックを背負って走る事)で何処まで走れるか挑戦してみた。

 取りあえず我家から東武東上線沿いに北へ向かって走る。走り始めの30分程は潤滑油の切れた機械のようで、脚の動きがぎこちない。その後はだんだん馴染んで脚が軽くなる。

 45分程で高坂駅に着き、駅前のコンビニでコーヒーとシュークリームを買い水分&栄養補給をする。1時間程で関越高速道の高架下を潜り、国道254号の旧道沿いに西へと進む。時間が経つにつれ、脚が徐々に重くなってくる。

 武蔵嵐山駅には1時間45分で着いた。この先へ進むか否か悩んだが、これ以上走ると疲れが溜り来週の大会に影響しそうなので此処をゴールとした。

 走り込んで無い割には、マアマア良いペースで走れたのかなと思う。何とか完走の目途がたったので楽観的な気分になった。その後暖かい服装に着替えると電車で隣の小川町駅まで行き、駅前の韓国レストラン「エシカル」を訪れた。

 いつも笑顔で迎えてくれるママさんが今日は不在で、男性従業員が一人居るだけだ。土曜日のお昼過ぎというのに、店内にお客さんの姿も無い。男性従業員が「最近ママさんは二日に一日位しか顔を出さないんですよ。」と話してくれた。

 せっかく馴染となったお店なのに、これでは行く末が案じられる。たった一人で飲むビールは、何だかいつもよりほろ苦く感じられた。

 走ったコース

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暑さ上等、レッツゴー、ジョギング

2018年07月21日 | マラソン

 「関東地方は今日も朝からよく晴れるでしょう。」最近はこんな天気予報を聞くと心底ウンザリする。連日体温を越えるような暑さが続き、街全体がスッポリとサウナと化したような状態だ。

 街中では救急車のサイレンの音が絶えず、お役所のマイク放送が「屋外での運動は危険ですから控えてください。」と注意を喚起している。しかしお上の言う事に逆らいたくなるのが団塊世代の性で、「暑さ上等じゃねーか。勝負したる。」とお昼頃、炎天下の屋外へジョギングに出掛けた。

 走り始めた途端、強烈な熱射が身体へ突き刺さる。私の果敢(無謀)な挑戦に、すれ違う人々は尊敬と賞賛の眼差しを向ける・・・はずも無く、変人奇人を見るような、できれば関わりたくないと言う様に目線を避けている。そんな無理解な視線にもめげず、私は日蔭を伝うように走り続ける。走るフォームはジョギングなれど、走る速度は速めのウォーキングに過ぎない。

 1キロ程走ると樹林公園内の散歩道があり、ここでしばらくジョギングを続ける。アスファルトと違って、木陰のダート道は幾分楽だ。30分くらいは何とか走れた。40分間際になると危険を知らせるアラームが脳の片隅からピーポ、ピーポと警報を鳴らす。

 早く我が家へ戻らねば、行き倒れとなってしまう。再びアスファルトの道を喘ぎ喘ぎ走る抜け、出発から47分で何とか我が家へ生還できた。

 早速冷たいシャワーを浴びて、乾いた衣服に着替えると生き返ったような気分、勿論この後はご褒美の冷え冷えビールが待っている。グィーと喉越しに流し込むと美味この上無し、「シアワセだなあ~」と君といつまでものフレーズを思わず呟いてしまう。

 確かに炎天下のジョギング何て辛いばかりだが、走り終えれば意外な充実感を感じる。それに何てたってビールが美味い。心頭滅却すれば火もまた涼しで、老若男女の皆さんもぜひ体験してみてください。・・・但し、「やってみたけど熱中症になったじゃないか、どうしてくれる。」何て言われてもあくまで自己責任、当方関知いたしませんのでそこんとこ宜しく。

 

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本庄早稲田の杜ハーフマラソンを走ってきました。

2018年04月09日 | マラソン

 4月8日(日)      天気=晴れ

 本庄早稲田の杜ハーフマラソンを走ってきた。この大会は2度目の参加で初参加の去年は土砂降りの雨のスタートだったが、今年は春の好天に恵まれた。と思ったが赤城下ろしの風が強くて参った。

 こんなカッコで走ります。(風が強いので無帽)

 本庄総合公園の市民球場をスタートして小山川沿いの河川敷を走るのだが、10キロ過ぎの折り返し地点までは完全な逆風コースで、前傾姿勢を強めないと身体が押し戻される程だ。

 

 市民球場のスタート地点

 ヤットコサ折り返し地点に達して、サアこれからは追い風に乗ってスピードアップと目論んだが、前半でスタミナを使い尽くし筋力が限界に近づいている。コースの小山川沿いはこだま千本桜の名所で、今日は桜祭りで賑わっているが勿論桜を見る余裕などない。

 後半の1キロ1キロがやたら長くてゴールは遥かに遠い。「ワザワザ金を払って何でこんなきつい事をやってるんだろう。」と後悔の気持ちも募る。20キロ地点を過ぎて、やっと完走できると確信が持てた。

 最後は必死の形相で本庄総合公園のフィニッシュゲートを潜った。ゴール後のスポーツドリンクが至福の味で、干からびた身体の隅々に染み渡るようだった。交付所で記録証を受取ると1時間52分50秒のタイム、去年の記録とほぼ同タイムだ。自分の老化と風の影響を考えれば、健闘に値する記録ではないかと思う。

 やっとこさゴール

 スポーツドリンクが至福の味

 私は普段謙虚で控えめな人間だが、約1000名以上のランナーが出場したハーフマラソンで総合順位322位という記録は、アラセブンの高齢者として少し誇っていいのではないだろうか。よ~し、この勢いをかって次はシニアオリンピックの金メダル、・・・というのは冗談ですけど。

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高坂駅から小川町駅までマラニック

2018年03月20日 | マラソン

 3月18日(日)

 来月初旬本庄市で開催されるハーフマラソン大会に参加する予定なので、その練習を兼ね東武東上線の高坂駅から小川町駅までマラニックスタイルで走ってみた。大会に備えておニューのランニングシューズも買ったから、その履き心地も試してみたい。

 午前11時頃、人影もまばらな高坂駅前をスタート、都幾川沿いの田園地帯をノンビリと走って行く。(本人は頑張って走ってるのだが、寄る年波で端から見ればノンビリスピードで走ってるとしか思われない。)

 コースの途中、嵐山町の「都幾川桜堤」はお花見名所として県内では有名な所だ。しかし今日の時点では、蕾さへ色づいておらず景気づけのノボリだけが風にはためいていた。

 嵐山町の都幾川桜堤

 桜堤から嵐山渓谷を経て小川町へ遡る槻川沿いの道は初めての場所だ。両側を山に挟まれた川沿いの集落は、遠い異郷を訪れたような気分であった。高坂駅を出発してちょうど2時間で、国道254号沿いの「道の駅おがわ」に到着した。

 走り始めてから全く飲み食いしなかったので、ここで燃料切れとなり脚が動かなくなった。売店でアンパンとコーヒーを買って栄養補給、再び元気が復活して最後の2キロを走りゴールの小川町駅に到着した。

 ゴールの小川町駅

 高坂駅からゴールまで約2時間10分程の道程だったが、取りあえず走り切ったのでまずまずの成果、駅前の韓国風レストラン「エシカル」で打ち上げの祝杯をあげる。リーズナブルな料金とヘルシーな料理が気に入ってこの店へ訪れるのも3回目、女主人のコウさんは私の顔を覚えてくれてだんだんお馴染みさんになりつつある。

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小川和紙ハーフマラソンを走ってきた。

2017年12月11日 | マラソン

 12月10日(日)

 冷え冷えとした冬晴れの下、埼玉県小川町で開催された小川和紙ハーフマラソンを走ってきた。さほど練習していないが(テニスや山歩きに忙しいもので)今年は脚の故障も無く、10時15分の号砲一発緊張のスタートを切った。

 ランナーを応援する地元の和太鼓

 此処のマラソンコースは前半にアップダウンが多いので、とに角スピードを出さずスタミナ温存を心掛ける。10キロ地点を54分で通過、去年のレースはこの後に脚の筋肉が痛み始めたのだが、今回はそんな事も無くスタミナにも余力がある。

 15キロ過ぎると疲れが蓄積して余裕が無くなってくるが、賑やかな街中に入り沿道の応援が疲れた身体を押し進めてくれる。最後の3キロ位がレースの中では一番苦しい我慢の走りだ。それでも今年は最後までペースを落とさずイーブンペースで走る事ができた。

 全力を出し切ってゴール

 ゴールのゲートを潜ってタイムを確認すると1時間51分01秒で、残念ながら目標とした1時間40分台には達しなかった。アラセブンの私にはもうそんな力は無いのかも知れない。

 記録証を発行してもらう。

 でも持てる力を出し切ったのでレースには悔いが無い。去年の記録に比べたら2分以上早くなっており、特に後半スピードアップした事が、まだ可能性が残されているようで嬉しかった。「よ~し「老化=体力の低下」の法則に逆らって来年も頑張るぞ。」と闘志が湧いてきた。

 追信=福岡国際マラソンを走り終えたばかりの川内優輝選手もゲストとして参加していました。同じコースを走ったけれど、スタートからゴールまで終始トップだった彼と顔を会わす事は一度もありませんでした。

 

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福岡国際マラソンで期待の新星が現れた。

2017年12月03日 | マラソン

 12月3日(日)

 今日は長い伝統がある福岡国際マラソンが開催される日、日本選手の活躍を楽しみにテレビを観ていたが期待に応える新星が現れた。早稲田大学出身のランナー大迫傑選手、最後まで手に汗握って応援したが、惜しくも2時間6分台には僅かに届かず第3位となった。

 しかしロンドンオリンピックの金メダリスト、キプロティク選手とデッドヒートを演じ世界のトップクラスと戦える力がある事を証明した。地の利を生かせば来たる東京オリンピックでのメダル争いも夢では無さそうだ。

 埼玉県民期待の川内優輝選手は、早々とトップ集団から離脱し9位の成績に終わった。それでもしぶとく粘って最後はベストテン圏内まで上がってくるのは彼の凄いところだ。最後の1キロのスピードは誰にも負けず、そのスピードをもっと早くに出していればと思うけれど、それが彼流のベストの走り方なんだろう。

 結果はどうであれ、川内選手のマラソンはいつも完全燃焼で感動させられる。競技に向き合う彼の直向きで真面目な人柄も好感が持てる。優勝してもしなくても同じ県民の一ファンとして彼にはできる限り長く走り続けて欲しいものだと思う。

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我家から和光市駅までマラニック

2017年11月29日 | マラソン

 平成29年11月28日(火)

 12初旬の小川和紙ハーフマラソンまであと2週間に迫ったので、最後の仕上げの長距離走を走ってみた。肌寒い曇り空の下我家を出発し、今回は南の池袋方面を目指す。

 約1時間で10キロ離れた川越市街に着いた。ここまでは慣れた道だ。ここから国道254号(通称、川越街道)沿いに走り、上福岡のコンビニでトイレ休憩&栄養補給で一息入れる。

 この国道も過去に何度か走っており、最長距離は我家から池袋駅まで走った事もある。(もう30年以上も昔の話だが)走り慣れたとは言っても沿線の風景は徐々に変化し、けっこう新鮮に映る。

 川越から真っ直ぐでやたら長い国道も国道463号(通称うらとこバイパス)が交差する所で下りになり、そこから武蔵野線新座駅までの登り返しが長くてキツイ。

 更に進むと今度は国道を横切る黒目川に向って下り、朝霞警察署に向って再び登りでこれまたキツイ。朝霞高校の前を通過し、自衛隊朝霞駐屯地の長い柵に達したところで丁度3時間が経過した。

 平成23年10月4日に同じコースを走った時とタイムがそれ程変わっておらず、「そんなに衰えてないな。」と少し嬉しくなった。しかし足の筋肉はパンパンに堅くなっており、ここらが限界と左に曲り東武東上線、和光駅に到着してゴールとした。我家からここまでのタイムが3時間09分、取りあえずハーフマラソンは充分に走れそうだ。

 着替えを済まして駅前のガストで一人祝杯、疲れきった身体にビールが実に美味く、ささやかな幸せホルモンが体内を駆け巡るようだ。ほろ酔い気分で和光駅から電車に乗ると、僅か30分で我が住む街へ戻ってきた。

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小川町まで2時間半のマラソン練習

2017年11月16日 | マラソン

 11月16日(木)

 毎年参加している小川和紙ハーフマラソンまで、いよいよ後一箇月足らずとなった。最近あんまり走っていないので、練習を兼ねて一昨日小川町までマラソンで行ってみた。

 今にも雨の降りそうなドンヨリとした空の下、いつものマラニックスタイルで我家を出発する。一本松駅前交差点を通過毛呂山町を経由して、約1時間程で越生町に着く。ここまでは案外調子が良かったが、この先から脚の筋肉がだんだんと強張り始めた。

 越生から小川町へ至る県道30号はけっこうアップダウンがあり、車で行けばアッと言う間だが人力で進む私にはけっこうきつい。ときがわ町に入った頃からポツポツと雨も降り始め、走っていても寒さで身体が震えて気が萎えてくる。

 2時間が経過し、小川町の境界を越えてやっとゴールが間近になった。街中へ緩やかに降る道を駆け降りて、ゴールと定めた東武小川町駅に到着した。我家を出発してから正味2時間33分、取りあえずハーフマラソン分の距離は走れたと思うから何とか今年の大会も完走出来る目途が立った。

 もうアラセブンの年齢じゃ幾ら練習したって記録が伸びる何て絶対無理だから、この齢になってもハーフマラソンに挑戦できる事に感謝して本番に臨みたいと思います。

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雨の中、本庄早稲田の杜ハーフマラソンを走ってきた。

2017年04月09日 | マラソン

 4月9日(日)

 埼玉県本庄市で開催された「本庄早稲田の杜ハーフマラソン」を走って来た。朝から雨風強くレース前は寒くて震えながら、「早くスタートしてくれよ。」と号砲を待ち兼ねた。

 スタート地点

 行って来ます。

 小山川沿いの遊歩道がコースになっており、狭くて単調な道だが、折り返し地点付近の数キロは「こだま千本桜」というお花見名所になっている。ちょうど桜が満開で桜祭りも開催されており、辛い気持ちを随分和ませてくれた。

 こんな感じのコース

 今回のレースは事前に長距離走を走り込んでいたせいか、わりと調子が良く、1時間50分は切れなかったけれど去年12月に走った小川マラソンより1分以上タイムが速かった。

 記録証によると総合順位が361位(参加申込者数1360名)、60歳以上の部門順位が25位(同168名)で、これは思った以上に良い結果と嬉しさが込み上げた。

 今回のレースは精根尽き果てず僅かな余力あり

 大会会場は本庄児玉インターから10分程に在り、関越道で行けば我家から1時間も掛からず到着でき大変アクセスがいい。それに駐車場も広くて運営・サービスも満点、好感度の高いマラソン大会で、結果が良かったから言う訳じゃないが来年もここを走りたくなった。70歳以上の参加者は高齢者賞が貰えるそうで、2年後には有資格者となる私これは絶対走らなきゃ。

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今日は小畔川~越辺川~高麗川沿いをマラニック

2017年03月31日 | マラソン

 3月30日(木)  天気=晴れ

今日のランニングコース

 暖かな陽射しが燦々と降り注ぐような日は、家の中で燻っているとこんな良い天気に外出しない何てと妙な強迫観念が湧いてくる。今日もそんな気持ちに押されれるようにランニングスタイルで我家を出発した。

 まず向かったのは坂戸市の東坂戸団地界隈、ここに咲く桜がお花見名所になっているのだが、まだ満開には早かった。ついでに近くの慈眼寺にも寄ってみる。この寺に咲くしだれ桜は市の天然記念物になっており茶店が開くほど賑わうが、こちらもまだ時期尚早であった。

 慈眼寺のしだれ桜

 慈眼寺からしばらく走ると小畔川の畔に着く。堰堤上を下流に向かうと落合橋で越辺川が合流する。前回のマラニックは入間川沿いに下流へ降ったが、今日は左に曲って越辺川を遡る。

 越辺川右岸を走って行くと圏央高速道を越えた辺りで道が左へ曲がり川辺を離れたので、木橋を渡り今度は左岸の堰堤を進んで行く。しばらく走って行くと、今度は右手から都幾川が合流するので手前の天神橋を渡り再び右岸に戻り進んで行く。

 圏央道手前の越辺川右岸

 この辺りから脚の筋肉が強張り始め、鈍い痛みを我慢しつつの走りになった。国道407号の高坂橋辺りで越辺川(右手)と高麗川(左手)に分かれ、今度は高麗川沿いに進んで行く。

 高麗川の西側には関越道が並行して走っており、車の騒音が絶え間なく聞こえてくる。坂戸西インターを過ぎ、県道39号に架かる高麗川大橋を越えたところに日帰り温泉「ふるさとの湯」が在る。走り初めて約2時間、ここをゴールとした。

 ゴールの日帰り温泉「ふるさとの湯」

 疲れた身体がお風呂の温もりに癒される。一汗掻いた後の温泉ほど心地よいものはない。「ふるさとの湯」は我家からそう遠くは無いので時々訪れるが、ただ今生ビールジョッキ250円キャンペーン中なので、つい飲み過ぎて休憩室でしばらくダウン、酔いが醒め始めた夕刻、テクテク歩いて我が家へ戻った。

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