Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

秋晴れのなか、NHK生番組「ごごウタ」を観覧

2019年11月30日 | 映画・コンサート

 11月29日(金)

 「ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当る。」で、しつこく応募していたNHK公開生番組「ごごウタ」の観覧希望が当選した。そして放送日の今日冷ややかな秋晴れの中、妻と二人で渋谷のNHKふれあいホールへ出掛けた。

 実は「ごごウタ」の観覧は2回目で状況が判っていたので、番組開始の30分程前にホールへ着いたら時既に遅く、我々の席は中ほどの端っこになってしまった。それでも281席しかない小さな会場なので、舞台との距離が近く出演者の人達を凄く身近に感じられる。

 「ごごウタ」で司会を務めるのは小堺一機さんと女子アナの塚原愛さん。小堺さんの会話はとても軽妙で、会場を和やかな雰囲気にするのが実に上手い。塚原アナもふんわりとした穏やかな人柄でとても好感が持てる。

 今日の出演者は、岩崎宏美,グッチ裕三,坂本冬美,椎名佐千子,島津亜矢,純烈,田村芽実,鳥羽一郎,福田こうへいという歌謡界の豪華なメンバー。いずれも単独リサイタルをやっても、大きな会場を満員にできる人気者ばかりです。

 1時間足らずの番組(今日は中曽根元総理死去の速報があったので15分短縮された。)なので、一人1曲歌うのが精一杯、何とも勿体ないというか贅沢な感じがします。

 小さな会場と事もあるのか、主演者の皆さんはリラックスして和気合い合いとした雰囲気でした。それでもトッププロが生で聴かせる歌は圧倒的で、感動ものでした。これをタダで聴ける何て、NHK様には感謝の言葉しかありません。

 出演者の中で、田村芽実(タムラメイミ)さんという女性歌手の名は初めて知った。彼女はアンジュルムという女子アイドルグループのメンバーだったが、卒業して今はソロ活動しているそうです。

 実力者ばかりの中で、新人の彼女は委縮しているのではと思ったが大間違いだった。彼女の歌声は素晴らしくその歌唱力に聴き惚れてしまった。田村芽実という名が、近い将来ブレイクするのではと思わせるものがあった。

 1時間足らずの放送を終えNHKコールを後にしたが、歌に酔ったような余韻が残る。働いていた頃には月に数回職場の仲間達とスナックやカラオケで歌っていたけれど、年金生活になってからは久しく訪れていない。今度妻を誘ってカラオケへでも行ってみようか。何てフト思った。

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「風吹いて桶屋が儲かる。」ならぬ「台風が来て若葉ウォークが儲かる。」

2019年11月28日 | 日記

 11月28日(木)

 我家からほど近い場所に、若葉ウォークというショッピングモールがあります。中には映画館や本屋、フードコートなどもあって、暇つぶしにはもってこいなので頻繁に顔を出しているんですが、最近急に此処を訪れる人が増えたような気がする。それを妻に言うと、「ピオニウォークが休業してるからじゃないの。」と応えた。

 ピオニウォークは我家から直線距離で10キロ程離れた東松山市内にあり、店舗数や売り場面積、駐車場などが、若葉ウォークの2倍以上もある巨大なショッピングモールです。

 そのピオニウォークが先月の台風被害で冠水し、営業できなくなってしまった。ネットで状況を検索すると当分の間営業再開の目途は立たず、下手をすればこのまま廃業という噂さへ立っている。

 冠水したピオニウォーク

 つまりピオニウォークへ行けなくなったお客さん達が、若葉ウォークへ流れ込んでいるようなんです。一時は空き店舗が続出し勢いに陰りさへあった若葉ウォークが賑わうのは、近隣住民として大変うれしい事ですが、品揃えが豊富で避暑(寒)地としても大変重宝していたピオニウォークにも是非とも頑張って復活し、共に繁盛してもらいたいというのが消費者として本音の気持ちです。

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日本三百名山回顧№72、栃木、那須岳(百名山)

2019年11月26日 | 三百名山回顧

 日本百名山の一つ那須岳は一つの山としては存在せず、幾つかの山の連なりを総称したものです。その中で最高峰は三本槍岳(1917m)という山ですが、那須岳を代表する山と言えば那須湯元温泉の真上に聳え噴煙たなびく茶臼岳(1915m)ではないでしょうか。日本百名山の元祖「深田久弥氏」も、この山を念頭に百名山としたようです。

 その茶臼岳に最初に登ったのは40年以上昔の話で、下記のような行程でした。

昭和54年1月15日(月)「前夜発」

行程:那須湯元温泉バス停→ 茶臼岳→ 峰の茶屋避難小屋→ 板室温泉

  殆ど記憶は残っていないのですが、この時は前夜発の夜行列車に乗り、朝一番のバスで那須湯元温泉に着いて、そこから登山道を登り詰め噴煙に覆われた茶臼岳を越え、峰の茶屋避難小屋から板室温泉まで長い道程を降ったものだと思われます。

 茶臼岳への登山道から那須高原

 噴煙たなびく茶臼岳山頂

 山頂直下

 茶臼岳山頂

  峰の茶屋避難小屋

 

 翌々年の4月には、今度は那須岳を北に向かって縦走しました。

昭和56年4月19日(日)

行程:那須温泉スキー場→ 峰の茶屋→ 朝日岳→ 三本槍岳→ 旭岳→ 新甲子温泉

 この山行も前回の山行と同様前夜発の夜行列車で出発し、朝早く那須温泉スキー場から歩き始めました。穏やかな登山日和の晴天で、残雪の稜線を辿って朝日岳~三本槍岳~旭岳と縦走しました。最後の山、旭岳の山頂からは遠くに白く輝く飯豊の山々を望む事ができました。

 朝日岳から茶臼岳

 朝日岳山頂

 三本槍岳から三倉山方面

 三本槍岳から旭岳方面?

 旭岳への登りから三本槍岳方面

 旭岳山頂

 旭岳から大白森山方面?

 

 アクセスの便が良いので那須岳の山々にはその後も幾度か訪れています。平成23年5月5日には妻と二人で三本槍岳を登っているので、その記録を下記に掲載します。

那須、朝日岳~三本槍岳登山

5月5日  天気=晴れ後曇り
08:30登山口県営駐車場→ 09:10峰ノ茶屋跡コル→ 10:09~12朝日岳→ 10:48隠居倉分岐→ 11:22北温泉分岐→ 11:50~12:15三本槍岳→ 12:39~44北温泉分岐→ 13:10~14隠居倉分岐→ 13:25朝日岳分岐→ 14:03~06峰ノ茶屋跡コル→ 14:30登山口県営駐車場

 登山口の県営駐車場

 峰の茶屋への登り

 峰の茶屋避難小屋

 剣ガ峰のトラバース道

 朝日岳山頂

 朝日岳から三本槍岳方面

 三本槍岳から三倉山方面

 三本槍岳山頂

 

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伊豆半島一泊二日の観光巡り

2019年11月24日 | 旅行

11月22日(金)~23日(土)

天城山の山歩きが主目的で伊豆へやって来たんですが、雨の為に登山ができなくなり不本意ながら伊豆半島観光ツアーとなってしまいました。実を言うと最近膝の調子が悪くて少々痛みがあったので、「イイ齢して無理しちゃアカン。今回はノンビリと旅を楽しみなされ。」という神様の有い難いご啓示だったのかも知れません。

マアそんな訳で伊豆半島を時計回りにグルッと巡って来たので、サックと写真で紹介します。

伊豆半島マップ

 雨に煙る伊豆半島東海岸

 河津七滝、大滝

 同、出合滝

 同、かに滝

 同、初景滝

 道の駅開国下田港(立派な施設だが、車中泊はあまり歓迎されて無さそう)

 道の駅食堂で私が注文した「小ブリの姿煮定食」¥1400円也

 妻が注文した「三色丼」¥1800円也

 下田港の観光遊覧船、黒船サスケハナ号(悪天の為欠航してました。)

 下田開国博物館(幕末期の黒船来航を主に展示した施設だが、展示内容の割に1200円の入館料はバカ高)

 石廊崎付近の海岸線

 石廊崎灯台近くの駐車場(係員から有料(500円)と聞き慌てて引き返す途中で撮った。)

 弓ケ浜傍の休暇村南伊豆(部屋は綺麗で料理も美味しく満足できる宿でした。)

 雨の弓ケ浜海岸

 翌朝の弓ケ浜海岸

 弓ケ浜からタライ岬へ歩いて行く途中の奇岩

 タライ岬(奥は石廊崎方面)

 タライ岬から太平洋の眺め

 夕日ケ丘展望台でコーヒータイム(右奥の半島は波勝崎)

 波勝崎駐車場の猿君達(人間を何とも思っていないみたい。)

 松崎付近の海岸線(雲が無けりゃ富士山がドーンと見えるはず)

 黄金崎(工事中の為、現在突端への道は通行止めだった。)

 恋人岬から黄金崎方面

 土肥の観光スポット土肥金山(中国人観光客で大賑わい)

 修善寺の伊豆半島ジオパークミュージアム(入館無料で伊豆半島の成立ちなどが詳しく判りお勧めスポットです。)

 修善寺温泉の紅葉(温泉街は大混雑で駐車場探しで苦労した。)

 修善寺温泉の足湯、独鈷の湯

 温泉街のナンバーワン観光スポット(修禅寺)

 修禅寺本堂

 

 

 修善寺温泉を出発すると、沼津インターから東名道に入り帰宅の途についたのですが、交通事故の為、東京方面は足柄サービスエリアから先が大渋滞となっていました。「渋滞を抜けるまでここから110分」の電光掲示板表示にゲンナリしたが、大井松田を過ぎた辺りから徐々に流れ始め、その後はスムーズに走る事が出来て午後7時頃には我が家へ戻る事ができました。

 高速道路の渋滞も、過ぎてしまえばお約束の観光体験です。半分負け惜しみだけど、たまにはこんな観光ツアーもいいもんです。我が家へ着いたらやけに身体が重くドッと疲れました。山歩きに比べて大した運動をした訳でもないのに、これが不思議でならない。気分的な問題なのかも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雨の中、伊豆半島で暇潰し観光

2019年11月22日 | 旅行

 11月22日(金)
 伊豆半島の登山と観光を楽しもうと、今朝早く天城山の登山口へ行ったのですが、深い霧と冷たい雨でとても登る気になれません。早々と観光モードに切り替えて、河津七滝や下田市内巡りなど暇潰しの観光して午後3時前、予約していた南伊豆の休暇村南伊豆にやって来ました。
 今宵はここに泊まり明日は伊豆スカイラインのドライブでもと思ってますが、天気が悪そうなので時間潰しの観光をして我が家へ戻ります。
まあ旅も人生と同じで、晴れの日もあれば雨の日もあるという事です。

  22日朝の天城山登山口駐車場

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再びテニスコートが使用可能になりました。

2019年11月21日 | 日記

 11月21日(木)

 いつもテニスを楽しんでいる市営のテニスコートが、先日の台風被害で泥を被り使えなくなったと以前のブログで書いた。被災者支援で手一杯の役所には頼れず、我々クラブのメンバーで何日かコートの修復作業を行った結果、取りあえずだがコート内の泥を剥ぎ取り、見た目はフラットなコートに戻った。

 そして先日テストを兼ねて仲間達でテニスをやってみたが、全~然ダメと言う程では無く、イレギュラーバウンドが3割増し位にはなったけれど、何とか真面なテニスができそうだったので一安心というかホッとしたところです。

 イレギュラーはミスショットした時の言い訳に利用できるので、オッサンテニスにさほどの影響は無く、テニスを楽しめる日常が戻ってきました。今まで人気が無く閑古鳥が鳴いていた河川敷のテニスコートに、これからオッサン達の濁ったダミ声が響き渡って賑やかさを取り戻す事でしょう。

 台風直後は再びこのコートでテニスをするのは無理なのではと半ば諦めの心境でしたが、微力ながらも我々自身の手で復活させる事ができました。小さな力でも成せばなる成るという事です。

 市民に手による公営施設の修復という事実に、少しは地方行政に貢献できたのではと自負しています。この功績を称えて自民党選出の山口泰明代議士辺りから、来年の「総理と桜を観る会」に招待されるかも思ったが、来年は中止になっちゃうんですね。残念だなあ。

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冒険家植村直己から学ぶ2019日本冒険フォーラムを観覧

2019年11月19日 | お出掛け

 11月17日(日)

 昨日は横浜沖で模擬自然葬を体験したが、今日は都内千代田区の明治大学で開催された「2019日本冒険フォーラム」を観覧して来ました。これは稀代の冒険家であり登山家であった故植村直己さんの偉業を讃え、彼の生き方から冒険とは何かを学ぼうというイベントです。

 植村さんの故郷、豊岡市がこのフォーラムを主催して、彼の母校である明治大学を会場に4年に一度開催され、今回が3回目となります。私は登山や探検などのノンフィクションものが大好きなので、植村さんの著書は殆ど読んでおり、このフォーラムも最初から全て観覧しています。

 開催会場の明治大学アカデミーホール

 植村直己さんの紹介パネル

 植村直己冒険賞の歴代受賞者紹介パネル

 このフォーラムの最大の魅力は、普段滅多に出会えない有名な冒険家や登山家達の姿や声を生で見聞きできる事です。今年は京大総長にして野生ゴリラの研究者、山極壽一氏や、難病で車椅子生活者になった後、パラリンピック射撃の銅メダリストになった田口亜希さん。日本女性で初めて世界第2位の高峰K2に登頂した登山家にして写真家の小松由佳さん。新聞記者から探検家となって今注目を浴びている角幡唯介氏。それに登山好きの女優、市毛良枝さんがゲストとして参加していました。

 山極京大総長の基調講演

 左から司会の神長幹雄氏(雑誌山と渓谷元編集長)、市毛さん、山極氏、田口さん、小松さん、角幡氏

 特に角幡唯介氏については、彼の著書「極夜行」を最近読んだばかりでだったので、どんな人物なのかとても興味がありました。実際に見た角幡氏はとてもアグレッシブで雄弁家、シャイで朴訥だった植村さんとは異なるタイプの冒険家でした。

 ゴリラ研究の第一人者、山極氏のゴリラについての生態はとても面白かったし、豪華客船飛鳥の乗務員だった田口亜紀さんが、難病から脊髄を損傷し車椅子生活になった後、苦難を乗り越えてパラリンピックの射撃選手として活躍した話、難峰K2を登頂後に写真家へ転じ中近東などで活動し、シリア難民の男性と結婚して今も活躍を続ける小松由佳さんの話なども大変面白く興味深いものでした。

 今回のフォーラムでは「挑戦とは」というのが大きなテーマで、ゲストの人達も「人それぞれに挑戦がある。」と仰ってましたが、とはいえ我々凡人に彼(女)らの真似ができるはずも無く、異次元の話としてただただ聞き入るのみでした。

 しかし、どんな小さな事にでも挑戦の心を持つ事が、一回限りの人生に意義と輝きを与えてくれるという言葉には魅かれるものがありました。私の生き甲斐である山登りもあと何年できるだろうかというところですが、老骨に鞭打って出来うる限り多くの山を歩いて人生の意義と輝きを感じ取りたいものだと思います。

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横浜港沖で模擬自然葬を体験

2019年11月17日 | お出掛け

 11月16日(土)

 「終活」という言葉が最近よく聞かれます。要約すれば、「自分はどのような最期を望むか。それに備えてどうするか。」とでも言えばいいんでしょうか。私も「千の風になって」の歌詞じゃないですけど、自分の遺骨は暗くて陰気なお墓の中より、灰となって大自然の中へ葬って欲しいと漠然とながら考えています。

 そんな訳で随分以前から自然葬を実践するNPO法人の「葬送の自由をすすめる会」に入会していたのですが、そこの会報誌で自然葬を模擬体験する行事があると知り、申し込んで今日参加して来ました。

 開催場所が横浜港沖なので、今朝早く我家から電車に乗って船が出港する横浜港の帆船日本丸が係留されている傍の乗船場へ集合した。行事の募集定員は30名程度だったそうだが2倍以上の申し込みがあり、午前と午後の2回に分けて出港する事になったそうです。

 ランドマークタワー近くの乗船場(裏側に日本丸が係留されている。)

 写真の小さな船に乗ります。

 我々は午前の部に参加となり、予定より少し早い10時40分頃スタッフの人達に見送られ出航しました。乗船したのは東京湾の遊覧に使うような小さな船でしたが、青空の下爽やかな潮風でとても快適な乗り心地でした。

 横浜ベイブリッジの下を潜り抜け、30分程沖へ出た東京湾のど真ん中が散骨場所でした。停船しユッタリ~ユッタリ揺れる船の中、スタッフの人の進行で散骨の模擬体験が始まった。

 横浜ベイブリッジの下を潜る。

 かなりのスピードで沖合に向かう。

 散骨場所に到着

 法的な規制がある為に、散骨にはいろいろな制約があるようです。海に撒けるものは、「粉末化した遺灰を水溶性紙につつんだもの」「花びら、もしくはガクから上の花の部分のみ」「故人が好きだった飲み物の中身だけ」と言う事です。

 参加者は最初に、遺灰に模した粉末入りの紙袋を海へ投下し、その後手の平の花びらを海へばら撒きます。その後1分間の黙とうをして、汽笛の長音を3度鳴らし後、船は海面に漂う花びらの周りを3周廻って横浜港へと戻って行きました。

 花びらを海へ撒く。

 海面に漂う花びらが物悲しい。

 模擬体験なので何だかお遊び事みたいでしたが、スタッフの方の話では、実際の散骨は凄くドラマチックで、遺族の方は悲嘆の涙にくれるそうです。

 沖合を行きかう船々や羽田空港から次々と飛び立つ白い飛行機、西方を見れば横浜高層ビル群の奥に真白き富士の高嶺、あまりにも素晴らしいロケーションで、こんな場所で自然に還してもらうのも悪くは無いなあと何だか前向きな気持ちになれました。

 ただ山への散骨もあるそうなので、山好きな私としてはそちらも体験もしてみなければ、結論を出せぬと思っているところです。普段はノホホンと過ごしている私ですが、今日は人生の深淵の一端に触れたような貴重な体験ができました。

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奥武蔵、二子山~焼山登山

2019年11月15日 | 山歩き

11月13日(水)      天気=曇り時々晴れ

07:41道の駅あしがくぼ→ 09:17770mピーク→ 09:43~49二子山(雌岳)→ 09:59~10:05二子山(雄岳)→ 10:37登山道分岐→ 10:54~11:23焼山→ 12:05~14二子山(雄岳)→ 13:39道の駅あしがくぼ

 

 山仲間のKさんから「奥武蔵の二子山へハイキングに行きませんか。」とメールが届いた。山慣れたKさんらしく、二子山への登りは地図に道の記載が無いバリエーションルートを歩くという。面白そうなので妻と二人で参加する事にした。

 私の車に山仲間のYさんとM子さんが同乗し、朝6時半に我家を出発、7時半頃、集合場所の「道の駅あしがくぼ」へ着いた。既にK夫妻やSさんも到着しており、準備を終えると7名のメンバーがK夫人を先頭に出発する。

 道の駅あしがくぼ

 最初に西武秩父線のガード下を潜ると直ぐに急な登山道が始まる。しばらく登ると尾根の乗越地点へ着き、ここからバリエーションルートの尾根道に入る。

 西武秩父線のガード下を潜る。

 バリエーションルートの入口地点

 このコースは最初から急登の連続だが、尾根の中間地点に達すると緩やかな道となる。下草や藪も無く薄らと踏み跡が続く道は意外と歩き易い。緩やかな道から再び急登が始まり、少々藪っぽいコースを直線的に突っ切ると770mピークの直下で、展望が開き眼下に芦ヶ久保の集落が望めた。

 急登の尾根道

 尾根の中間地点

 770mピーク直下の登り

 770mピーク手前から芦ヶ久保集落の眺め

 770mピークはゆったりとした樹林の中の山頂で、「岩菅山」と小さな木札で書かれていた。山頂から右へ曲がって僅かに降ると、兵ノ沢経由からの登山道と合流した。

 770mピーク(岩菅山)山頂

 兵ノ沢コース合流地点(山道行き止まりと書かれた方向が770mピーク)

 合流地点から緩やかなアップダウンの道をしばらく進むと、ロープが張り巡らされた急登となり、登り切った所が二子山、雌峰(883m)だった。小広場の山頂は樹林帯に囲まれて展望は無かった。

 二子山手前の急登

 二子山(雌岳)山頂

 山頂から急な岩場を降り、再び登り返した所が二子山、雄峰(883m)の山頂で、標識を見ると雌岳より雄岳の方が10cmばかり高いようだ。山頂の西側は展望が開き、秩父の象徴、武甲山や秩父市街地が望まれた。

 二子山(雄岳)手前の登り

 雄岳から武甲山方面

 ここで一息入れた後、焼山へ向かって出発する。山頂から急坂を降ると、しばらくアップダウンの緩やかな快適な尾根道が続く。雄岳から30分程進むと、横瀬川へ降る道が左へ分岐していた。

 焼山へ向かう尾根道

 同 上

 分岐地点からしばらく進むと一気に急坂となり、ロープを掴んで登った所が焼山(850m)だった。山頂からの眺めは良好で、西隣の武甲山が大きく聳え、その右手には両神山や上州の山々が望まれた。山頂でしばらく休んでランチタイムとなった。

 焼山山頂

 山頂から秩父市街地方面

 山頂から二子山(左奥の双耳峰)

 30分程で休憩を終え、山頂を後に来た道を戻って行く。天気は下り坂の様相で雨の降りそうな雲行きになってきた。二子山のピークを越えてロープを頼りに急坂を降り、770mピークへの分岐地点から、兵ノ沢へ降る道に入る。

 二子山へ戻る道

 道沿いの紅葉らしき眺め

 二子山直下の急な降り

 770mピーク分岐地点

 兵の沢沿いの道は先般の台風によるものなのか、以前に比べると倒木などが増えて、随分荒れている。しばらく沢沿いに降って左岸から右岸へ木橋を渡ると尾根へ向かう水平道となった。

 分岐から兵ノ沢へ降る

 兵ノ沢上部の降り

 倒木箇所

 兵ノ沢下部の降り

 水平道手前の木橋

 水平道を数分進むと登りで歩いたバリエーションルートの入口に達し、そこから急坂を僅かに降って西武秩父線のガード下を潜って、「道の駅あしがくぼ」へ戻って来た。

 道の駅へ戻って来た。

 いつもなら登山の後は日帰り温泉で山の汗を流すのだが、今日は気温が低くて大して汗も掻かなかったので、道の駅で現地解散となった。いつもの山仲間との登山は1年ぶりだったが、Kさんが計画してくれたお蔭で久し振りに楽しい山歩きができました。又何処かの山へ行きましょう。と言葉を交わしてそれぞれ帰宅の途についた。

 

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自転車を置き忘れ、1800円もの超過料金

2019年11月13日 | 日記

 11月12日(火)

 自分の間抜けさに腹が立って仕方がない。昼飯を食べに行こうと自転車置き場へ行ったら、有るべき所に私の自転車が見当たらない。ワイヤーの鍵を掛けているはずだし、あんな古い自転車盗まれるはずも無いが・・・と考えたところでフト思い出した。

 急いで近所のスーパーへ行き駐輪場を見ると有るではないか私の自転車が、数日前スーパーへ買い物に行き、帰る時に自転車で来た事を忘れ自転車を置いたまま我が家へ戻ったのだった。

 その駐輪場は無人の機械式で、最初の1時間は無料だが、その後は4時間ごとに100円づつ加算されていく。置いたのが3日前なので清算額を確認すると1800円にもなっていた。

 たかが自転車1台置いただけで1800円とは何という悪徳商法と、クレームをつけたくても相手は機械なので通用しない。全く無駄な出費をしてしまったが、身から出た錆びなので諦めるしかなかった。

 しかし考え直せば3日で気づいて幸いだったかも知れない。ズーッと忘れていたら新品の自転車が買えるような料金になっていただろう。脳の退化が著しい昨今、これからもこんな事が起こるのではと不安が募る。取りあえずあのスーパーへは絶対自転車で行かないと固く心に決めた。皆さんも安易に自転車を置かないようにして下さいネ。私みたいなヘマをやらかすと大変な事になりますから。

 1800円も奮だくった自転車駐輪場

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秋の産業祭り見物と天皇陛下祝賀パレード

2019年11月11日 | お出掛け

 11月10日(日)

 先月の台風被害が嘘のように、このところ爽やかな好天が続いている。そんな中、我が街で秋の風物詩のように毎年催される「産業祭り」が昨日~今日と市の運動公園で開催された。

 せっかくのお出掛け日和だし、屋台で食べ物をゲットしてビールを飲みたかったので、妻と二人ウォーキングで運動公園へ向かった。例年ならば運動公園は紅葉の真っ盛り何だが、温暖化の影響か今年の紅葉はまだ始まったばかりで薄かった。

 祭りのイベントは有名歌手やタレントが来る訳でも無く、相も変わらずであったが、屋台の出店状況が何となくインターナショナルな感じになってきた気がする。

 お祭り会場

 同 上

 同 上

 ザッと数えただけでも。韓国、中国、ベトナム、ビルマ、トルコ、エジプト、セネガル、イタリアなどの食べ物が屋台で売られていた。どうせなら変ったものを食べようと思い、ベトナムの牛肉フォー&トルコのケバブをツマミに生ビールで美味しくお昼を頂いた。

 台風被害で犠牲になられた方や被害に遭われた方が近隣の街にも居られ、世界の各地で悲惨な状況が起きている世の中だが、青空の下で賑わうのどかな田舎の祭りを見ていると、「平和だなあ~」と思い、こんな世の中がズーッと続いて欲しいと思う自分がいる。

 午後は早めに我が家へ戻り、天皇陛下ご祝賀パレードをテレビで観た。末席の身とはいえ私も日本国の一員、歴史的な行事を見逃す訳にはいかない。「オープンカーでお寒くはないのか。」とか「30分も手を振り続けてお疲れになるのではないか。」と妻と二人、その御身を案じながら鑑賞した。

 今日は富士山もクッキリ浮かび両陛下を祝福するような日本晴れ、日本の明るい未来とアイデンティティを象徴するような、素晴らしいパレードでした。

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感動、世界スーパーボクシング井上尚弥の勝利

2019年11月10日 | 日記

 11月9日(土)

 7日の夜に放映された世界スーパーシリーズボクシングバンタム級決勝の井上尚弥とノニト・ドネアとの試合は、多くの人がテレビの前で釘付けになったのではと思いますが血湧き肉躍る凄い戦いだった。

 対戦相手のドネアは井上より一廻り齢上のロートルだし、史上最強と謳われる井上選手の実力からして、アッサリ早いラウンドでKO勝利してくれると思っていたが、試合巧者のドネア選手が予想以上に手強く手に汗握る接戦となった。

 意外な苦戦にモンスター井上尚弥もやはり人の子であったかと思わぬで無かったが、ダウンを奪い判定も3-0だったので内容的には文句の無い勝利だった。今までは早い決着の試合ばかりだったので判らなかったが、この試合で彼のスタミナと打たれ強さも証明する事ができた。

 この経験を活かして、更なる井上尚弥の飛躍が期待できそうだ。彼の人柄やボクシングに向ける真摯な態度にもとても好感がもてるし、井上尚弥の時代が長~く続いて我々ファンは喜ばせて欲しいものです。次回の試合も熱烈注目、絶対見逃せません。

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引き続き、被災したテニスコートの修復作業

2019年11月08日 | ボランティア

 11月8日(金)

 一昨日に引き続き、今日も今日もテニス仲間が集まって被災したテニスコートの修復作業に汗を流した。前回の作業ではコート内の泥だけ取り除いたが、今日はコート外の泥も概ね取り除く事ができた。

 再び姿を現したコートの表面は写真では判り難いが、かなりの凸凹が残っている。誰もテニス道具を持って来なかったから、今日のところはどれ位テニスがやれるものか判断し難い。

 修復作業を終えたテニスコート

 それで次回の集合時に、コートのテストを兼ねてテニスをやってみようじゃないかという事になった。ボールがイレギュラーしてラグビーボールみたいに思わぬ方向へ弾むかも知れないが、元々まともなコートでさへ思ったように打てなかったんだから、それはそれで案外面白いテニスができるかも知れません。

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泥に覆われたテニスコートの、修復作業に再び挑戦

2019年11月07日 | ボランティア

 11月6日(水)

 私がいつも下手の横好きテニスを楽しんでいた高麗川河川敷のテニスコートが、先日の台風による大雨で泥を被って使えなくなった事は以前のブログで書いた。

 その後コートがどうなっているのか気になっていたけれど、先日会長のMさんより「6日午前9時よりスコップ等を持ち寄って、コートの修復整備をやりましょう。」とメールがあった。

 そして今日の午前9時にコートへ参集すると、テニス仲間の人達が既に作業を始めていた。このところの好天でテニスコートの表面はすっかり乾いており、被った泥が板チョコ状に張り付いていた。

 コートの状態

 角スコップで削ってみると、ポロポロ容易に剥がれていく。これなら楽だと思ったが、場所によっては表土が流失して凹んだ箇所もあり、やはり一筋縄ではいかなかった。

 いつもなら華麗な?テニスを興ずる面々が、ラケットを握る手をスコップに持ち変えて慣れぬ土方作業を3時間程繰広げた結果、コート内を覆った泥は概ね取り除く事ができた。しかし表面のデコボコが酷いのでプレーするにはまだまだほど遠い道程だ。

 黙々と土方作業を続ける。(テニスと違って時間の経つのが遅い。)

 作業を終えたコート

 2日後に又作業をやりましょうという事で今日の作業を終えたが、再びテニスができるまでどの位かかるのか。それを思うと気が重い。でもお役所の支援は当てにならぬから、今のところは自助努力で頑張るしか道は無いのです。

 ところで我々がテニスやりたさで一心に作業しているこのテニスコートは、坂戸市が所有する公営施設となっている。一応その公営施設を修復する作業なので、このブログのカテゴリーは「ボランティア」枠とさせていただきます。

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私の一番好きな食べ物、それはなまこ(海鼠)です。

2019年11月05日 | 日記

 11月5日(火)

 食欲の秋、味覚の秋とも言いますが、今の時期は食べ物が一番おいしい季節です。松茸、アワビ、キャビア、トリュフ、スキャキ、寄せ鍋、ふぐちり、サーロインステーキなどと美味しい食べ物は沢山有りますけれど、皆さんの一番好きな食べ物は何でしょうか?

 私の場合、それは「ナマコ」何です。漢字で書けば「海鼠(ウミネズミ)」、海底に住む一見毛虫みたいなグロテスクな生き物です。今ではすっかり見掛けなくなった食材で、中には「何じゃそれ?」と言う人も居るんじゃないでしょうか。

 どうしてナマコを好きになったのかハッキリした理由は判らないが、父親が大酒飲みで酒のツマミにナマコ酢をしょっちゅう食べてたから、その時につまみ食いして味を覚えたのではないかと思います。コロコロした独特の食感とほろ苦い味わいが、私の舌にマッチして堪えられない美味しさでした。

 貧困家庭の我が家でも頻繁に食べられたのだから、私が子供の頃のナマコは、安価な食材だったと思うですが、時が移ろい今では高価な珍味となってしまい、スーパーなどでも滅多にお目にかからなくなってしまいました。たまに居酒屋なんかでメニューにあっても、小皿一つで5~600円以上はします。

 そんなナマコが先日近所のスーパーで、一皿390円の価格で売られているのを偶然発見した。宝物を見つけたような気分で購入し、妻にナマコ酢を作ってもらい早速その日の夕食に、ビールのツマミで食べました。

 イヤア、実に美味かったですねェ。久々に贅沢な気分を味わえました。色恋沙汰や金儲けには全く縁が無くなった年寄にとって、美味しい食べ物を味わう事は唯一の幸せじゃないでしょうか。たった390円の小さな幸せですけれど。

 ナマコ酢(これで390円)

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