Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

初めて生の落語を聞いた。

2014年08月31日 | 映画・コンサート

 8月31日(日)

 今日の午後、落語を聞きに行った。会場は隣町にある小さな集会場で、お年寄りを主体に100人程のお客さんでほぼ満席状態だった。

 演ずるのは「山遊亭くま八」というあまり名を聞かぬ若手落語家さん、最初見た時は若いお坊さんみたいな人だった。実は私、生で落語を聞くのは初めての体験、ブログのネタにでもなればと思って行ったのだが、少しは期待もしながら聞いた。

 去年「二つ目」に昇進したばかりというくま八さんの落語は、前半は幾つかの小話、休憩を挟んで後半は怪談物で締めくくったが、正直な感想、期待ほどには面白く感じられなかった。

 何というか一流芸人が発するようなオーラが感じられない。笑いのリズムにもう一つ乗れないのだ。私に落語を聞く耳が無いせいかも知れないが。

 休憩時間にはアマチュアのマジシャンが手品を披露してくれた。この初老の男性マジシャン、実は妻の知合いなのだ。妻が週一通う英会話学校の同級生で I さんという方だ。

 I さんの手品はアマチュアながら中々の腕前、くま八さんの落語よりお客さんには受けていたような気がした。しかし落語は江戸時代から伝わる伝統芸能の一つ、一度は都内の寄席に出掛けて一流落語家の話を聞いてみるのも良い体験かも知れない。

 遊亭くま八さん(写真は別の会場)

 手品を披露する I さん

 

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北ア、薬師岳~立山縦走登山

2014年08月30日 | 山歩き

8月27日(水)     天気=曇り後雨

08:35折立登山口→ 10:10~21三角点ベンチ→ 11:35五光岩ベンチ→ 12:16~57太郎平小屋→ 13:16~26太郎平テント場→ 14:06薬師平→ 14:47薬師岳山荘

 

 立山駅前駐車場で車中泊の朝を迎えた。電車で有峰口駅まで行き、そこから折立登山口へ向かうバスに乗った。富山駅発の登山バスは予約制なので満席近い状況に乗せてもらえるか心配したが我々夫婦分の席を何とか確保できホッとした。

 8時半前にバスは登山口の折立に着いた。登山口にはトイレと休憩所と広い駐車場があるだけ、駐車場には10台程の車が停まっていた。バスを降りた乗客は粛々と出発して行く。我々もその列に従うように歩き始める。

 

 折立登山口

 この折立コースを登るのは30年ぶりだ。その時は我々夫婦と山仲間のS子さん、F子さんの4人パーティで4泊の幕営縦走をしたのだがあの頃の若さが懐かしく思える。

 昨日は大雨警報の富山地方は今朝も雲行きが怪しい。雨の降らぬ事を祈りつつ登る。北アルプス登山は1年ぶりの妻も中々快調な脚取りだ。ジメジメした樹林帯の道を黙々と登り、約1時間半の歩きで三角点ベンチに着いた。

 

 三角点ベンチ

 周囲は霧に覆われて何も見えない。この辺りから草原状の緩やかな道に変わる。時折薄陽も差して眼下に有峰湖が望まれた。五光岩ベンチを過ぎるとたおやかな尾根道が続き快調に進んで行く。

 

 五光岩への登り(眼下に有峰湖が見えた。)

 

 太郎平へ続く尾根道

 やがて稜線に太郎平小屋が小さく見え、お昼過ぎ広い台地に建つ太郎平小屋に着いた。売店でオデンを注文し屋外ベンチで昼食をとる。此処の展望は素晴らしく雲の平方面を眺めていると、雨雲が雨を降らせつつ東へ移動するのが見えた。

 

 太郎平小屋が見えた。

 

 太郎平小屋

 昼食を終えると薬師岳山荘目指し出発する。太郎平テント場で水を確保していたら突然の土砂降りとなった。大慌てで雨衣を装着する。登山道は水流が溢れ辛い登りになる。ケルンの建つ薬師平まで登ると緩やかな尾根道になり歩き易くなった。

 

 太郎平から薬師岳への道

 

 太郎平テント場

 

途中出会った雷鳥

 小雨降る中黙々歩いていたら、白い霧の中から建物が現れ、14時47分薬師岳山荘に到着した。山荘内の施設は新しく綺麗で従業員の人も親切だ。とても快適な環境に感激した。

 夕食も下界の宿顔負けのご馳走で、「今日はお客が少ないのでオカズを1品おまけした。」と話す小屋のご主人に皆で拍手して喜んだ。屋外は冷たい霧雨が降り続いているが、小屋の中は暖かい天国でグッスリ熟睡する事ができた。

 

 薬師岳山荘の夕食

 

 

 

 

 

 

8月28日(木)     天気=曇り

05:35薬師岳山荘→ 06:27~40薬師岳→ 07:24~40北薬師岳→ 08:53~57間山→ 09:54スゴ乗越小屋

 

 朝5時に朝食を取り5時半過ぎに山荘を出発する。辺りは昨日と同様霧に包まれているが雨が降らないだけ幸いだ。登っていると朝食前に薬師岳へ登った人たちが数名降りてきた。

 

 薬師岳山荘玄関にて(出発時)

 

 薬師岳山荘

 山荘から約50分ほどで薬師岳(2926m)に到着した。周囲は真っ白で視界数十m程、妻に山頂からの大展望を見せてやれないのが残念だ。一緒に登った単独の男性と互いに写真を撮り合い逆方向へ向かう彼とエールを交わして別れた。

 

 薬師岳山頂

 薬師岳から北薬師岳の間は岩がゴロゴロした細い岩尾根で難渋し、45分も掛かってしまった。携行する地図には30分と記されていたが相当健脚で無くては30分で歩くのは無理だと思う。北薬師岳(2900m)は、山頂標識が建つだけの簡素な山頂で期待した眺望も駄目だった。

 北薬師岳への岩尾根

 北薬師岳山頂

 北薬師岳から先もしばらくは岩がゴロゴロして歩き辛かったが、だんだん広々とした尾根道に変わり降り易くなった。天気も上向き晴れ間も覗くようになる。やっぱり登山は天気が良くなくては楽しくない。

 間山(2585m)まで降ると山頂に大きなザックを持った白人男性が居た。拙い日本語で「友人と穂高までテント縦走する予定」と彼は言った。身体もデカイが体力も凄そうだ。

 間山山頂

 間山から降るとすぐに白人女性2人とすれ違う。先程の彼の友人らしい。「ユアフレンド、オーバーヒアー」と拙い英語で教えてあげた。更に降って行くと湿地帯のヌカるんだ道に変り再び歩き辛くなった。だんだん疲れを覚えた頃、スゴ乗越小屋に着いた。

 スゴ乗越小屋への下山道(遠くの山は越中沢岳)

 時間はまだ10時前でタップリあるが、次の五色ヶ原山荘まで三つの山を越えコースタイム6時間10分の道程だ。疲れてもいるし辛い歩きになりそうなのでスッパリ諦め、少し早いが今日はこの小屋に泊る事とする。

 昨日のモダンな薬師岳山荘と大違いで、スゴ乗越小屋は古い木造で素朴な佇まいの山小屋だ。これはこれで風情があって悪くはない。午後は缶ビールを飲みつつノンビリ読書タイムで過ごす。今宵の同宿者は我々夫婦を含めて6名、同じ同好の士として和気アイアイで話も弾む。5時過ぎ到着した私と同年配の単独男性は「新穂高温泉を出発して二日目で此処まで来た。」と言う。何という健脚かと驚いた。

 スゴ乗越小屋

 夜中イビキが煩いと、妻から3~4度頭を突かれた。自分じゃあまり鼾を掻かない人間と思っていたが、老いかそれとも疲れがでてるのか。

 

 

 

 

8月29日(金)     天気=曇り

05:05スゴ乗越小屋→ 05:44~50スゴ乗越→ 06:33~45スゴノ頭(分岐)→ 07:55~08:15越中沢岳→ 08:51~58越中沢乗越→ 09:42~56鳶山→ 10:24~40五色ヶ原山荘→ 11:10~15ザラ峠→ 12:26~45獅子岳→ 13:30~37鬼岳直下→ 14:23~30富山大学観測所ピーク→ 14:54一ノ越→ 15:33室堂ターミナル

 

 昨夜は満天の星を拝めたが今日は雲の多い朝を迎えた。4時半頃起きると健脚の単独男性が出発するところだった。「室堂の温泉に入って下山する。」と言って別れた。我々も昨夜受取ったオニギリとお茶を沸かして朝食を済まし5時過ぎに出発する。

 歩きつつ東の空を見ると朝焼けが実に鮮やかだった。明日の天気予報があまり良く無さそうなので出来れば今日中に下山したいと思うが、それには6つの山を越えコースタイム10時間45分の登山道を踏破せねばならない。馬の鼻づらに人参じゃないが、今日絶対温泉に入るゾと気合を入れる。

 スゴ小屋の朝焼け

 最初はスゴノ頭への標高差240mの登り、凄い急登で両手両足を駆使して登る。こんな道では昨日行かなかったのは間違いじゃないとつくづく思った。スゴノ頭(2431m)からは昨日は見る事ができなかった薬師岳の雄大な山容が望めた。

 スゴノ頭(右)と越中沢岳(左)

 スゴノ頭から越中沢岳

 

 スゴノ頭からガクンと降って再び越中沢岳へ標高差300m余の急登、まるで修験者が修行しているような気持になる。ふと上を見ると健脚男性の赤いザックが小さく見え、越中沢岳(2591m)の山頂で彼に追いついた。「凄い健脚ですね。」と彼は言ったが我々はコースタイムと同等の時間で歩いているだけだ。流石の健脚も三日目にして疲労の度が増しているのだろうか。以後彼とは室堂まで相前後するように歩いた。

 越中沢岳山頂

 越中沢岳の展望も素晴らしく、行く手に五色ヶ原の草原が拡がり五色ヶ原山荘もクッキリ見える。背後には薬師岳が随分遠くなってきた。北アルプスの雄峰群も姿を見せ、立山の脇から先日登った剣岳が鋭いピークを出している。

 越中沢岳から薬師岳

 越中沢岳から鳶山方面

 越中沢岳を緩やかに降って行くと、幾つかのパーティとすれ違う。五色ヶ原山荘を今朝出発した人達だろう。「今日中に薬師を越えたいけど無理ですかね。」と聞かれたので、「スゴ乗越小屋から薬師岳山荘まで最低5時間以上はかかりますよ。」とアドバイスした。

 越中沢乗越まで降って今度は鳶山への登り、先程のように急では無いがやはり登りはキツイ。鳶山(2616m)からは今までの難路が嘘のように緩やかな道を降り、池塘や高山植物が拡がる五色ヶ原の大草原に入る。時期が遅くて高山植物はポツポツとしか咲いて無いが、それでも天国のような眺めに心安らぐ。

 鳶山から五色ケ原山荘

 五色ケ原の池塘

 草原のど真ん中に建つ五色ヶ原山荘で小休止する。昨日頑張れば此処まで来れたかも知れないが、辛い思いで歩いても楽しくないからやめて正解だった。さてこの先も長い。気合いを入れ直して出発する。五色ヶ原テント場へ分岐する道を右に見てザラ峠へと降る。戦国武将、佐々成政の峠越えで名高いザラ峠(2348m)は両面急峻なガレ場で、とても人が通れる地形では無い。

 ザラ峠から五色ケ原西面の岩場

 

 峠から見上げる獅子岳までの標高差は400m、見ているだけで嫌になる。それでも進まねばゴールに着かないから気を引締め黙々と登る。妻もきついだろうが健気に追随する。ジグザグを何度も繰り返し峠から1時間10分で獅子岳(2741m)に着いた。

 ザラ峠から獅子岳方面

 獅子岳への登りから五色ケ原方面

 

 この山頂も絶景が拡がる。東には去年登った針ノ木岳の鋭鋒が聳え、その下に緑色の黒部湖が横たわる。行く手には鬼岳~龍王岳の岩峰が続き、その奥に一段と高く立山主峰の雄山が聳えて見える。

 獅子岳から針ノ木岳と黒部湖

 獅子岳から鬼岳(左)と龍王岳(右)

 獅子岳から一旦降り、一箇所雪渓を横切り鬼岳へと登る。鬼岳(2750m)の肩に登り着いて一息入れる。目の前には龍王岳が一段と高く聳え、あれを登るのかと溜息がでそうだ。

 鬼岳の肩から獅子岳

 一旦降って龍王岳の左手を巻きつつ登って行く。喘ぎつつ登り龍王岳の直下を抜け、富山大観測所が建つピークに着いた。ヤッターこれで登りは終わり、後は室堂までゆっくり降るだけだ。遅れて健脚の男性も登って来て「イヤーきつい登りでしたね。」と言い、そのまま軽快な足取りで降って行った。

 富山大観測所ピーク(後方は雄山)

 一ノ越から室堂平

 我々も一ノ越山荘まで緩やかな道を降り、そこからバスが発着する室堂ターミナルまで遊歩道を降って行った。最後の降りは妻の脚も流石に重たげだったが、よく頑張り通したなあと身内ながら感心した。

 室堂への最後の降り

 団塊世代の我々夫婦にとって、高い峰々を貫く縦走登山は今後そんなに多く出来ないだろう。そういう意味で今回の登山は貴重なメモリアル登山になったのではと実感している。

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富山地方は大雨警報

2014年08月26日 | 旅行
8月26日(火)
朝から雨が止まない。富山地方は大雨警報が出た。当然登山は中止にした。
やる事無いから富山市内をウロウロし午後は亀谷温泉で時間をつぶす。今夜も立山駅駐車場で車中泊だが、明日天気悪ければ帰ろうかな。
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雨、雨、雨、今宵は有磯海SAで車中泊

2014年08月25日 | 旅行
8月25日(月} 雨
お昼過ぎ我が家を出発、北陸道、有磯海SAまで来て、ここで車中泊とします。
富山の空は雨が降り続く。明朝登山口の立山へ向かうが登山は無理かな?
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日本列島は梅雨に逆戻り?

2014年08月24日 | 日記

 8月24日(日)

 一昨日、我が家のベランダから群馬方面を見ていると落雷雷明が絶え間なく続き、夜空を焦がしてまるで大空襲を受けているようだった。あの下に住む人達は生きた心地がしなかったんじゃなかろうか。

 梅雨の出番は終えたはずなのに、日本列島には前線がしっかり横たわり各地に大雨を降らしている。地球の反対側の米国カリフォルニアでは3年間も雨が降らぬというのに何という矛盾、これでは梅雨の逆戻りではないか。

 お盆明けの人気が無くなった頃、北アルプスの稜線を縦走しようかと目論んでいるが、天候不順で出発の決心が中々出来ないでいる。天気予報を気にしていたらラチがあかないので、明日とにかく登山口まで行ってみようと思う。

 計画では薬師岳から立山までの小屋泊り縦走、このコースは去年も幕営装備で挑戦したが、大雨の為に登山口へ至る林道が通行止めとなり挫折した。今年は軽装にて再挑戦、お天気のなりゆき次第で登山の成否が決まりそうだ。

 そういえば夕方買出しを兼ねて近所のショッピングモールへ出掛けたら、演歌歌手の冠二郎さんが新曲キャンペーンで出演していた。その新曲のお題は「どうせこの世はなりゆきまかせ」・・・・そのとおり。

 

 

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痛ましい広島の土砂災害

2014年08月22日 | 日記

 8月22日(金)

 大都市、広島で発生した土砂災害はあまりにも被害が甚大で、自然災害の怖さを痛感させられた。被災地では平穏な日常が一夜にして地獄と化し、多くの方が犠牲になられ痛恨の極みと言う他はない。

 そんな中、警察・消防・自衛隊を始めとする人々が危険を顧みず泥だらけになって黙々と救命復興作業に邁進する姿は尊くて頭が垂れる。

 中でも被災者の隣人や同級生達が必死に救助活動する無償の行為を見て、こんな素晴らしい人々がいるのだと誇りすら覚え目頭が熱くなってくる。

 テレビを始めとするメディアも果敢に現地取材を試み迅速且つ詳細な情報発信してくれている。そんなマスコミに注文をつけるのはおこがましいが、行政批判をする前に、まずは詳細な情報を正確迅速に提供し被災者を勇気づける事を最優先させて欲しい。行政批判は災害に関する全ての情報の分析・検証を終えた後にやっても遅くはないのだから。

 それから不幸な現場で「今のお気持ちは?」何て言う馬鹿げた質問も止めてもらいたい。誰がどう見たって「楽しい。嬉しい。」何て言える状況では無いのだから。

 地震・津波・水害・火山噴火等、日本は昔から自然災害の多い国だ。だからこそこの国には、助け合い譲り合う優しい心根の人々が多く住んでいるのだろう。犠牲になられた方のご冥福を祈りつつも、この国に生まれて本当に良かったと思う。

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「月々500円で100万円の保障」これで儲かる保険会社の不思議?

2014年08月21日 | 日記

 8月21日(木)

 毎朝TBSラジオで「生島ヒロシの健康一直線」を聞いているのだけど、時折番組内で保険のCMをやっている。何気なく聴いていたら、「54歳女性の方で月々僅かワンコイン(500円)の支払いで、死亡時に何と100万円の保障、これでお葬式代も安心ですね。」とやっていた。

 私は決して保険会社の廻し者ではないが、エッ何でこんなに安いの?月々500円だと1年で6000円、50年支払っても30万円にしかならない。54歳の女性はその時には、104歳になっている。幾ら高齢長寿の世の中でも100歳以上生きる人はそうそう居ないだろう。これじゃどう考えても保険会社の大損になるのではないか。

 私の軽薄な知識でも、保険会社が顧客からの保険金を運用して利益を上げている事は承知している。銀行や証券会社の倒産は何度かあったけれど、保険会社が倒産した何て話はあまり聞いた事が無い。とすれば、しっかり利益を上げている事になる。

 ワンコイン(500円)で100万円保障の保険会社は、一体どんな投資運用で儲かっているのだろう。死亡してからの100万円など欲しくも無いが、月々500円払ってもよいから是非ともその投資運用先を教えてもらえないだろうか。

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65歳以上徴兵制、シルバー国防軍創設というアイデア

2014年08月20日 | 日記

 8月20日(水)

 安倍政権が「集団的自衛権」を閣議決定して以降、日本が戦争をする国になるという懸念が大きくなっているようだ。新聞の読者欄でも「若者を戦地へやるな。」とか「子や孫を戦地へ行かせるな。」と言うような記事が目立つようになった。

 全くその通り、それでなくても少子高齢化、将来の我が国を担う若者を戦地へ行かせてはならない。しかし我が国周辺を見渡しても、ロシアとは北方領土、北朝鮮とは核と拉致、韓国とは竹島、中国とは尖閣諸島等と紛争の火種はつきない。やはり国防の備えは必要だとも思う。

 そこで私はお国の為に無い知恵を絞ってみた。そうだ日本には世界有数の人的資源があるではないか。それは「老人力」、暇つぶしに山歩きやウォーキング、パークゴルフ等に興じている元気なお年寄り達ですね。これを生かさぬ手はない。

 我が国は「65歳以上徴兵制」を施行し、シルバー国防軍を創設する。昔の軍隊では「歩兵は長い距離を行軍しなきゃならない。」、「工兵は塹壕の穴を掘らなきゃならない。」、「騎兵は馬に乗らなきゃならない。」と強靭な体力を必要としたが、今は機械化でそれを充分に補える。最小限、引金やボタンを押す力があればよい。

 何せ人材が潤沢だから戦死者が多くても替りは幾らでもいる。特に精強なのは認知症軍団だ。現状認識できないから死を恐れる事はない。又アクセルとブレーキの区別も判然としないから猛スピードで敵陣へ突っ込んで行く。敵軍は「死をも恐れぬ鬼神のごとき奴ら」と恐怖におののくだろう。気をつけなくちゃいけないのは敵味方の区別がつかないから、方向を事前によく教え込まねばならない。

 そして年寄りは足腰弱っているから、退却も中々できない。敵陣からしてみれば「何としぶとく勇敢な奴ら」とこれまた恐れられるだろう。

 しかしこの施策、戦争を反対する勢力から猛烈な反発が予想されるのでは、いや「年寄が戦死してくれりゃ少子高齢化の是正にもなるし、いいんじゃない。」、「年寄が戦死すれば名誉の戦死と、国が手厚く葬ってくれ孤独死の心配も無い。」と世論も案外容認するかも知れない。

 しかし徴兵されるシルバー界は黙っちゃいないだろう。「四十数年汗水たらし働いて、やっと楽隠居できたのに」、「それにお前も徴兵されちゃうんだぞ。」・・・アッそうか私も戦地に行かされるのだ。これはマズい。

 エ~長々と書きましたが、この話は夏の夜のヨタ話として軽く聞き流してください。・・・もしかしてこのブログを見た永田町の安倍さんが、「ウンこれは悪くないアイデアだ。」何て本気で思ったりしたらどうしよう。

 

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私の寿命は97歳と出た。

2014年08月18日 | 日記

 8月18日(月)

 先日の夜、ダウンタウンの浜ちゃんがMCをやっている健康バラエティー番組を観ていたら、「貴方の寿命が判ります。」というコーナーがあった。どういうものかと言うと、まず日本人の平均寿命(女性は86歳、男性は80歳です。)を基準点数として、健康に係る各質問に答えてその点数を+、-していくというもの。

 例えば貴方の睡眠時間はという質問で「7時間なら+3点、10時間以上なら-1点、4時間以下なら-3点」という具合、この要領でいろんな質問に答えて最終的に算出した点数が貴方の寿命、という事になる。

 視聴者の皆さんもどうぞと言うので私もやってみた。何しろ私は時計のように規則正しい生活をしているし、運動は適度を越えて過剰な程やってるし、妻が肉嫌いだから食事はヘルシーなので、算出された私の点数は97点つまり、97歳まで生きるという結果になった。

 ヤッター・・・何て喜べない。そんなに長くまで生きたくは無い。ヨボヨボ歩きになって「あら~お爺ちゃん元気だね~。」何て上から目線で言われたくない。認知症になったりしたら最悪だ。

 私の目標とする寿命は85歳くらい。深田久弥みたいに山登りの最中にポックリと息を引き取れたら最高何だけど。でも未練がましい性格だから、もし85歳になったらもう10年長生きしたいと思っちゃたりして。

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信州、鉢伏山登山

2014年08月17日 | 山歩き

8月16日(土)     天気=曇り後雨

 

10:08登山口駐車場→ 10:23~39鉢伏山→ 11:03~08前鉢伏山→ 11:20登山口駐車場

 

 松本市の東側に位置する八伏山と高ボッチは標高2千mに届かぬ地味な山域だが、北アルプスと南・中アルプスの中間点にあり、山岳展望の好適地として知られている。所属する山の今月山行がそこに決まったので、風景を楽しみに参加した。

 総勢19名の参加者が乗ったマイクロバスは早朝出発した。下りの中央道は殆ど渋滞も無く、順調に走ったが、信州へ近づくにつれ雨雲の厚みが増してきた。諏訪湖SA辺りから眺める鉢伏山付近はスッポリと灰色雲に覆われ、とても展望は期待できそうにない。

 塩尻ICで高速を降り、鉢伏山を目指し、バスは細くクネクネした山道を登って行く。車窓から見る渓流は茶色く流れており相当雨が降ったようだ。バスは順調に高度を上げて行く。このまま歩かず山頂へ行くのではと心配になった頃登山口の有料駐車場に着いた。

 この辺は広々とした草原で、晴れていれば素晴らしい眺望なのだろうが、白い霧の中に数棟の建物が点在するのが見えるだけで、吹き渡る風も冷たく且つ湿っぽくて寒々しい風景である。全員で軽い体操をした後、AM10時過ぎに登山口を出発する。

 登山口の駐車場を出発する。

 前鉢伏山分岐

 

 リーダーSさんの話では登山口と山頂の標高差は100m程しかなく、ゆっくり歩いても30分以内に山頂へ着くと言う。霧に包まれた緩やかな道を登って行く。途中山小屋風の風情ある建物が見えた。別荘かペンションではと思ったが、水源設備の管理小屋と記されていた。

 風景に溶け込んだ水源管理小屋

 山頂間近の道

 

 チンタラチンタラ15分程歩いたら、もう前方に高みは見えず、路肩の標識が「鉢伏山頂上 1928.8m」と書かれていた。エッもう着いちゃったの、登頂のヤッター感が全然無いじゃないか。一応この鉢伏山は日本三百名山に名を連ねているので、私にとっては264座目の三百名山登頂となるのだが、これで登ったと言えるのかちょっと面はゆい思いがする。

 鉢伏山頂で全員写真

 山頂は広々とした草原で、付近をブラつくと鳥居や石の祠そして展望台があった。展望台に上がると方向表示盤が設置されており、著明な山々の方向が記されていた。しかし360度白い霧の中だから、頭で思い描くしかない。

 

 山頂の展望台

 

 山頂から下山すると今度は前鉢伏山へ向かう。こちらも広々とした草原のピークで、小さな標識がポツンとあり「前鉢伏山頂 1836m」と記されていた。一瞬だけ雲が薄れ合間から松本や塩尻市街がチラッと望まれた。

 前鉢伏山頂

 登山口に戻るとバスで高ボッチに向かう。こちらも素晴らしい展望の山なのだが、高ボッチのビジターセンターの駐車場に着いた途端、強い雨が降り始めので登山は断念した。計画ではこの後諏訪湖の温泉に向かう予定だったが、今日はお盆帰りの渋滞が予想されるし、バスの運転者さんがPM8時半までに車庫へ戻らないと規則に違反するとの事で、早々と帰宅の途についた。

 この規則は、以前関越道で起きたバス運転手居眠り事故を教訓に、運転手の過労事故防止の為国が法改正したらしい。だとすると毎月チャーターバスを利用する我が会の山行に今後大きく影響がありそうだ。今迄みたいに登山を終えたらノンビリ温泉とビールという一番の楽しみが出来なくなりそうで、何とも切ない思いになる。

 今日は帰りの時間を早めた事が功を奏して、お盆の週末でありながら大した渋滞にも巻き込まれず、車内の酒宴で盛上りつつ、宵闇に染まらぬうちに我が家へ戻る事ができた。高ボッチや鉢伏山の展望は、ぜひとも一度は目にしたいので、確実に好天の時を狙って再訪したいものである。

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スマホゲームに夢中の若者達を見て

2014年08月15日 | 日記

 8月15日(金)

 家庭の中でもパソコンは、情報・通信・教育・娯楽等の手段として今や生活に欠かせぬ最重要家電ではなかろうか。私も毎日2~3時間はパソコンに浸っており、若干依存症の感さへある。

 パソコンの前に座っても何もヤル気が起きぬ時は、ついパソコンゲーム(私のやるのは無料で簡単なやつだけど)に手を出してしまい、気が付いたら1時間近くやっていた何て事がチョクチョクあり、そんな時はアア~何て無為な時間を費やしてしまったのかと自己嫌悪に陥ってしまう。

 そんな私が心配するのはゲームソフトに熱中する若者達だ。電車に乗った時に車内を見渡すと極端に言えば過半数以上の人がスマホのゲームに夢中になっており、その光景はちょっと異常とさへ映る。

 私の様に老い先短い者がゲームに狂っても今後の人生に大した影響は無いが、将来を担う若者達が人生を生き抜くスキルを学ぶ一番重要な時期に、貴重な時間をゲームに費やす姿を見ると我が国の行く末が案じられる。

 率直に言うと私はゲームソフト等「百害あって一利無し」の亡国の娯楽であると信じている。テレビでも野放しでCMを流しているけれど、国は強い規制策を実行してこの異常な流行を抑制して欲しいものだと強く思う。

 話変わって、明日は山の会の月例山行で信州の鉢伏山と高ボッチを登ってきます。登ると言っても殆ど山頂近くまで車で行ける所なので軽いハイキングと言った方が正解です。でも鉢伏山は三百名山の一員なので、これで一つGETできます。心配なのはお盆帰りの渋滞で、果たして明日中に我が家へ戻れるだろうか。

 

 

 

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米国版「ゴジラ」を観た。

2014年08月14日 | 映画・コンサート

 8月14日(木)

 話題の映画「ゴジラ」を観たくて映画館へ行ってみた。お盆とあって館内は凄い賑わいだ。一番人気は「ドラエモン映画」のようで子供連れが多い。ゴジラは3D映像も同時上映されていたので、私の観た2D映像の客席は意外に空いていた。

 今回の「ゴジラ」は日本映画のリメイク版で、正直あまり期待してなかった。子供時代に観た邦画版は、最初のうちこそ手に汗握って観ていたが、そのうちゴジラの中身が着ぐるみで、戦う戦闘機や戦車もミニチュア模型なのが子供の眼にも明白で、で安っぽい映画と観る気がしなくなった。

 さて今回のハリウッド版「ゴジラ」は、CG映像の本場だけあって流石に迫力ある映像だった。物語の始まるキッカケは日本の原発崩壊事故で、まるで福島第一原発事故を思わせる。その後に襲う津波もこれまた東北大震災を思わせる。

 題名からゴジラが人類の敵役として暴れまくるのかと思ったが、人類の敵となるのは「ムートー」なる空飛ぶ巨大怪獣で、ゴジラは人類の側に立ちこの悪役怪獣を倒す正義の味方なのが意外な展開だった。

 ただ映画の中では主役のはずの「ゴジラ」より、悪役怪獣「ムートー」の方が出番が多くて目立ってるのが若干腑に落ちず、日本人俳優の渡辺謙さんもゴリラを擁護する学者として重要な役どころだったが、主役の陰に隠れそれ程存在感がなかったのも残念だった。

 映画の中では原発事故や核の恐怖等、現代社会が抱える問題提議もあり、終始見応えあるストーリーだったが、一寸荒唐無稽な点も無きにしも非ずで、期待した以上ではあったが超カンドーとまではいかなかった。

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近くのショッピングモールにユニクロ進出

2014年08月12日 | 日記

 8月12日(火)

 我家近くに在るショッピングモールは映画館もあり大変重宝しているのだが、空き店舗が生じ中々新規入居店が無いと以前嘆いた事があった。ところが先日訪れてみると、その空き店舗入口に大きく告知の張り紙があり「9╱12(金)OPENユニクロ」と書かれているではないか。どうも隣街にあったユニクロが移転してくるらしい。

 ユニクロと言えば「シマムラ」と並んで、いつも私がご用達の有名ブランド、このまま衰退の一途を辿るのではと危惧したショッピングモールも、人気店の進出でひとまずは安泰と嬉しい出来事だった。

 実はこの他にももう一軒、靴ブランドの店が数か月前に撤退しており、こちらの方はまだ空き店舗のままだ。何処でも何でもいいからこの空き店舗も埋めて欲しい。私的には、アウトドアを主体としたスポーツ用品店何かに進出してもらうと随分魅力的なショッピングモールになるのだけれど。

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原爆慰霊記念式典における安倍首相のコピペ演説

2014年08月11日 | 日記

 8月11日(月)

 先日の広島・長崎で行なわれた原爆慰霊記念式典における安倍首相の演説が、去年とほぼ同様のコピペではないかと問題になっている。我が家で購読する朝日新聞も一時大きく取り上げたが、重箱のスミを突くような指摘をしてると思ったかすぐに鎮静化したようだ。

 政治家に限らずエライさんのスピーチ何てのはその殆どが秘書(部下)にお任せで、当人はそれを棒読みしてるに過ぎないと認識する私は、去年の安倍さんの演説を詳細に記憶するほど、深い関心を持って聞き入る人が多い事が逆に驚きだった。

 しかも行く行くは国軍を保持し核装備も吝かでないという強い信念を持つ?安倍さんにとって、反核反戦を旗印とする「原爆慰霊式典」はアウェー的存在、とても心伝わる感動の演説何て聞ける術も無いと思ってた。

 むしろ私は、去年のコピペと気付かず演説してしまう安倍さんの思考力と、こんな稚拙な演説草稿しかできない取巻きの秘書官僚の無能さに、このような人達に国の舵取りを任せてよいのかと、そちらの方で危惧を覚えた。

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ベランダから花火見物

2014年08月10日 | 日記

 8月10日(日)

 昨夕ドーン、ドーンという連続音がしたのでベランダに出て見ると、南の方向で花火大会が開催されていた。10キロ位の距離であろうか折しも低い雲が上空を覆っていたので、それに花火の色彩が反映し一風変わった美しい夜の風物詩に、しばらく見惚れてしまった。

 夜空に大輪の花を咲かせ人々を楽しませる花火の輝きも、中東の紛争地では人々を殺傷する悪魔の光、恐怖に慄く紛争地の罪なき民衆に同情の念を禁じ得ぬとともに平和の地で暮らす事の有難さを感じた。

 そんな中、終戦記念日の夏がやってくる。カレンダーを見ると、この日は平日のありふれた金曜日である。常々思っているのだが、過の戦争は日本軍部が宣戦布告し最後は原爆落とされてボロクソに負けたというのが実態だ。「終戦記念日」何て曖昧模糊とした表現では戦争に対する強い反省と検証の決意が伝わってこない。

 山好きの私が言うのも何だけど「山の日」何て意味不明の祝祭日を増やすよりも、8月15日を「敗戦の日」と称して祝祭日に加え、戦争の愚かさと犠牲になられた方々の追悼に想いを致す方が遥かに意義深き事ではないかと思うだが。

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