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Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

垣谷美雨さんの「うちの父が運転をやめません」という本を読んで高齢者運転を考える

2021年04月29日 | 読書

 垣谷美雨(カキヤミユ)さんは、身近な社会問題を題材にした小説を何冊も発表している私の好きな作家さんの一人です。先日図書館へ出掛けた時、彼女の作品で「うちの父が運転をやめません」という本を見つけたので、さっそく借りて読んでみました。

 2年前に高齢の元高級官僚が、池袋で親子を死亡させる交通事故を起こして高齢者運転が問題になりましたが、これは正に高齢者運転の問題点を提議した社会派小説です

 小説の主人公、猪狩雅志は東京近郊に住む中年サラリーマンで、妻と一人息子の3人暮らしをしている。彼の目下の悩みは、田舎の実家で暮らす高齢の父親が車の運転をやめない事だ。実家は過疎地で公共の交通機関は殆ど無いに等しく、車が無ければ通院や買い物など日常生活に支障をきたすので、止めろとは強く言えない。

 と言ってローンが残るマンション暮らしなので、家族で実家へ引っ越す事もできない。彼の取った最後の決断は、仕事を早期退職して単身で実家の両親と一緒に暮らす事だった。

 実家へ戻っていろいろな紆余曲折はあったけれど、彼は軽トラックでの移動販売で地域の住民に貢献するという新たな仕事に生き甲斐を見出す。そんな息子を見て、父親も車の運転を止める決断をする。・・というハッピーエンドの物語です。

 垣谷ワールド全開で、読み応えある面白い小説でした。読み終わって、これは自分の問題でもあるなと思った。昔に比べれば私の視力や反射神経、状況判断力が衰えているのは薄々気付いている。

 取り返しのつかない交通事故を起こす前に、免許証を返納した方が無難なのは分っちゃいるが、車は行きたい時に行きたい場所へ私を連れて行ってくれる魔法の杖のようなありがたい存在だし、それに運転するのは本当に楽しい。

 まだ大丈夫(実はこれが一番怪しいのだが)と自分じゃ思っているので、今のところ車の止め時は判断がつかない。まだ現役で車を運転中の某先輩を道しるべにして、あの人が止めたら俺も何て考えているのだが。

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奥武蔵、甲仁田山~焼山ハイキング

2021年04月27日 | 山歩き

4月26日(月)      天気=晴れ

07:55二子山登山口➝ 08:45~58甲仁田山➝ 09:43~47二子山(雄岳)➝ 10:28~11:05焼山➝ 11:10林道出合➝ 11:27林道ゲート➝ 11:53二子山登山口

 

 2年前の秋にいつもの山仲間達と一緒に奥武蔵の焼山を登った時、よくバリエーションルートを歩いているK夫妻の奥さんが、「Fさん、あそこに見える甲仁田山のバリエーションルートも面白いですよ」と教えてくれた。

 それ以来気になっていた甲仁田山だが、埼玉百名山の一つでもあると最近知ったので、妻と二人で登る事にした。朝6時過ぎ我家を出発し、国道299号を経由して、8時前に二子山登山口バス停に着いた。

 近くの空き地に車を停めて甲仁田山へ向かう踏み跡を探したが見つけられない。駐車場所からGPSに頼って、樹林帯の歩き易そうなコースを縫って登って行く。やがて支尾根に達すると薄い踏み跡らしきものがあり、それを伝って、甲仁田山から南東へ降る尾根に達した。

 

二子山登山口バス停近くの空き地(ここから登って行く)

踏み跡不明の樹林帯を登って行く

支尾根に達した

 尾根には薄い踏み跡が続いており、これを辿れば迷う事無く甲仁田山へ登る事ができる。尾根に難所は無いものの、ズルズル滑りそうな急登が続き汗を掻きつつ登って行く。

甲仁田山への尾根道

急登が続く

 やがて前方にアンテナ施設が見えて甲仁田山(817m)に着いた。山頂に標識は無いが居心地の良い小さな広場になっており、脇に建つアンテナ施設は現在改修中で周囲に工事の槌音が響いていた。

甲仁田山山頂

山頂から二子山方面

改修工事中のアンテナ施設

 山頂を後にすると一旦林道に降りてしばらく林道沿い歩く。に200mほど進むと左の尾根に入り、二子山へ向かう踏み跡を登って行く。二子山へは明瞭な踏み跡が続き、途中の岩場は右手から巻いて登った。岩場を過ぎると二子山まで僅かな距離で、やがて樹林帯に囲まれた二子山(雄岳)(883m)に着いた。

林道をしばらく進む

林道から尾根道に入る

気持ちの良い尾根道が続く

岩場の通過

二子山(雄岳)山頂

 二子山から急坂を降って焼山に向かう道に入る。道沿いは新緑が輝き身体が緑色に染まりそうだ。西から吹く風が冷んやりとして熱った身体に心地よい。今日は絶好のハイキング日和で歩いているのが楽しくなってくる。

二子山雄岳の降り

新緑が美しい尾根道

 二子山登山口へ降る登山道分岐を過ぎると、やがて焼山への急登が始まり連続したロープを辿って登ると、ひょっこり焼山(850m)の山頂に着いた。陽射しが燦燦と照る狭い山頂には誰も居らず、お湯を沸かして二人でノンビリとランチタイムを楽しむ。

二子山登山口へ降る登山道分岐

ユニークな形をした倒木が道を塞いでいた

焼山への急登

焼山山頂

山頂から秩父市街地遠望

山頂から武甲山

山頂でランチタイム

 40分ほどの滞在で山頂を後にして、武川岳側へ少し降ると細い林道と合わさり、左折して山腹を巻きながら林道を降って行く。しばらく降ると沢沿いの左岸に林道が続き、やがて道を塞ぐゲートに着いた。

林道との合流地点

沢の左岸を降る

林道ゲート

 焼山の手前で通過した登山道分岐からの道が、此処で林道に合わさっていた。降るにつれ林道は広くなり、無人の砂利採集現場を通過するとポツポツと数軒の家があり、その下が県道の二子山バス停だった。

砂利採集現場

二子山入口バス停(一日2便しかない)

注射場所へ戻って来た

 駐車場所に着いて時間を見るとまだ午前中、登りがバリエーションルートだったからもう少し苦労するかと思ったが、GPSと今日の爽やかな天気に助けられた。

 車に乗ると国道299号沿いにある休暇村奥武蔵で、日帰り入浴する。ここのお風呂は広くて綺麗でとても快適だ。料金も大人600円とリーズナブル、難点は午後2時半には営業終了となってしまう事で、コロナ過の現在日帰り入浴は平日のみの営業となっている。快適なハイキングと心地よい温泉のダブル効果で、今日は満足の一日となりました。

休暇村奥武蔵

 

 

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新潟で私と同名のかき餅発見

2021年04月25日 | 日記

 これも先日新潟県へ山菜採りに行った時の話だが、小出から只見へ向かう国道の途中で食堂や売店を営業している「ものずき村」に立ち寄った。ここで名物の蕎麦を食べた後、地元の物産が販売されている売店を覗いたらユニークな米菓子(かき餅)を見つけた。

 一見どこにでもありそうなかき餅だが、品名が私の名前と全く同じなんです。随分昔に「珍名さんいっらしゃい」というテレビ番組があったけれど、私の名はそれに十分出演できる程の珍名で、生まれてこの方身内以外で同じ名前の人と出会った事が無い。ネットで検索すると、全国の僅かな食堂や日本酒にその名があるぐらいです。

 そんなだから同名のお菓子を見つけた時は凄く嬉しくて、かき餅が好きでもないのに衝動的に買った。こんなレアなかき餅だからきっと美味しいに違いないと食べてみたら・・・普通のかき餅だった。

 しかし味は普通でも、滅多に会えない同志と遭遇してようで、チョッピリ嬉しい思い出となりました。

 

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田畑に残る奇妙な残雪跡の正体は

2021年04月24日 | 日記

 先日山仲間のIさんやAさんと新潟県へ山菜採りに出掛けた時、アチコチの田畑に妙な形の残雪跡を見掛けた。一見するとまるで蔵王山のミニ樹氷モンスターや白いオットセイの群れにも見える。

 普通に考えれば田畑に積もった雪は、春になると平坦なまま徐々に減少しやがて消え去ってしまうはずだ。どうしてこんな奇妙な形の残雪が残ってしまったんだろう?「不思議だね。」と皆で首を捻った。

 しかしその後Iさんが地元の人に写真を見せて「どうしてこんな形をしてるんですか?」と尋ねたら、アッサリ原因が氷解した。地元に人が言うには、「ユンボやショベルカーなどの建設機械で田畑の残雪を掘り起こして、雪が少しでも早く溶けるようにしてるんだよ」という事だった。

 分かってみれば「な~んだ。そんな事か」という面白味の無い原因で、これじゃ話のオチにならない。ウ~ン何か気の利いた話でオチをつけないと・・・ 

「現代人は自然の摂理に逆らって山岳道路や田畑の残雪を機械力で強引に除雪しているが、これが地表の温度を高め、地球温暖化に拍車をかけているのではないだろうか。」何て思いを巡らせたが、「よそ者が知ったかぶりして無責任にいい加減な事言うもんじゃねーよ」と地元の人からお叱りを受けるかも知れない。

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都内散策(根津神社から小石川植物園へ)

2021年04月22日 | お出掛け

4月20日(火)     天気=晴れ

 「都内には来てくれるな」と言われたけれど、膝の治療で予約したので北区十条の永振クリニックへ行かねばならない。小池さんどうもすみません。永振クリニックで膝に注射を打つだけの治療は早々と終わり、さて今日は都内の何処を歩こうか。今はツツジが見頃なので、ツツジの名所根津神社へ行ってみる事にした。

 山手線の日暮里駅まで電車で行って、そこから西へ向かって歩き始める。駅から階段を登った上が広々とした墓地で、看板を見ると「谷中霊園」だった。江戸時代最後の将軍、徳川慶喜公のお墓があると書かれていたので、見に行ってみる。流石は徳川第14代将軍様、お墓と言うより墓陵と言った方がよい立派さだった。

日暮里駅南口

谷中霊園

徳川慶喜公の慕陵

 谷中霊園を出ると、お寺ばかり軒を連ねている谷中の街中を通って根津神社に着いた。ツツジの名所とあって境内は多くの人で賑わっている。最近トンと見掛けなくなった外国人も多い。ツツジ園の中に入るには200円也の入園料が必要で、マア外からでも充分見えるので写真だけ撮って裏口から神社を後にした。

根津神社の鳥居

神社のツツジ(何処かのワンちゃんがモデルになっていた)

同 上

神社の裏側から外へ

 これだけでは時間が早いので、白山通りを越えて小石川植物園に向かった。今都内の公立公園は軒並み休業中だが、小石川植物園は一部の閉鎖はあるが通常営業していた。500円の料金を払って園内に入る。

小石川植物園正門

 ここは東京大学の付属施設という事だが、思っていたよりも広々としている。一周すれば2キロ以上あるのではないか。敷地の大部分はうっそうとした森で、とても都内中心部に居るとは思えぬ静寂さだ。ビールでも飲んでノンビリしたいところだが、飲酒は厳禁らしい。

園内(まるで山中に居るよう)

同 上

日本庭園

日本庭園から旧東京医学校本館を望む

巨大なスズカケの木

ツツジの小道(花はまだ咲き始め?)

ツツジ園

白いフジと白い花の群落

公開温室

温室内

巨大なヒマラヤ杉(植物園本館傍)

 歩いているうちにお腹が減ってきたので、グルリと園内を廻った後植物園を後にした。植物園から地下鉄茗荷谷駅へ向かう播磨坂は、清流が流れる洒落た歩道でペット連れの人達がそぞろ歩きを楽しんでいた。

播磨坂の遊歩道

 茗荷谷駅で今日の都内ウォーキングを終え帰宅の途についた。携帯の歩行アプリを確認すると、歩数17,679歩、歩行距離13.5㎞、消費カロリー518kcalで、程々の運動量になりました。

 

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奥武蔵、大高取山~鼻曲山トレイルランニング

2021年04月20日 | 山歩き

4月18日(日)      天気=晴れ

09:45ニューサンピア生越➝ 10:23~27大高取山➝ 10:43~50桂木観音➝ 11:13椎の木山➝ 11:30鼻曲山➝ 11:53林道出合➝ 12:10黒山温泉➝ 12:27大満バス停

 

 先月奥武蔵を一緒に歩いた山仲間のJさんから「今度はトレイルラン(簡単に言うとランニング登山)をやりましょう」とメールが届いた。最近1時間以上走った事が無いから大丈夫かなと思いつつも、いいですよとOKの返事をしてしまった。

 朝9時にJさんの車で我が家を出発、30分ほどで越生町のリゾートホテル「ニューサンピアおごせ」の駐車場に着いた。此処に車を停めて、ランニング姿で出発する。

出発前(とても70歳過ぎとは思えぬ二人の出で立ち)

 黒山三滝に向かう車道をしばらく走ると、神社の奥に大高取山への登山道らしき踏み跡があったので、そこから山道に入る。しばらくは怪しげな踏み跡だったが、強引に進んで行くと正規の登山道に合流した。

 Jさんはとても70歳過ぎのオジサンとは思えぬ軽快な足取りで登って行く。私は彼の背中を追っていくのが精一杯だ。樹林の中の道をジワジワ高度を上げて大高取山(376m)に着いた。山頂は大勢の中高年登山グループで賑わっており、慌ててマスクを付ける。山頂の東面は展望が開いて、関東平野の奥に筑波山が望まれた。

大高取山山頂

山頂から当面の眺め

 大高取山からランで緩やかな道を降り、20分ほどでツツジの花咲く桂木観音に着いた。この付近は民家や車道が錯綜し、鼻曲山への道を見失ったが、少し進んだ桂木峠で登山道を見つけた。

桂木観音

 桂木観音~鼻曲山の間は、奥武蔵の中では人影が薄く静寂な道が続く。緩やかなアップダウンから急坂を一登りすると、椎の木山(368m)のピークだった。樹林に囲まれて展望は無く、標識が無ければ山頂とは気付かなかったろう。

椎の木山山頂

 椎の木山から再び展望の無い尾根道をアップダウンを繰り返しなが徐々に標高を上げて、17分ほどで鼻曲山(447m)の山頂に着いた。此処が今日のコースの最高地点になる。

鼻曲山山頂

 鼻曲山からしばらく進むと幕岩と呼ばれる岩場、「危険」と書かれた立札があるが慎重に行けば問題ない。幕岩から少し降った鞍部で尾根道を離れ、右手の沢筋を降ると、程なくして黒山バス停に向かう車道に降り立った。

車道出合

 此処から車道を20分足らず走って、黒山バス停に着いた。時刻表を見ると。次のバスは17分後、ジッと待つ位なら行ける所まで走ろうと、更に車道を17分ほど走って着いた大満バス停でバスに乗り、アッと言う間にホテル「ニューサンピアおごせ」に戻ってきた。

ホテル「ニューサンピアおごせ」

 さっそくホテル内の温泉「梅の湯」のお風呂に入って山の疲れを癒す。乳白色のお湯が強張った身体をジワッとほぐしてくれて、「ア~ァ極楽~極楽」の心地よさです。久しぶりのロングランだったけれど、Jさんに引っ張ってもらったお陰で思ったよりも快調に走る事ができて、再び復活の自信が芽生えてきました。

 

 

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新潟県山菜採りツアー

2021年04月18日 | 旅行

4月15日(木)~16日(金)

 

 山の先輩Iさん、そして山菜採りの達人Aさんと関越道の赤城高原サービスエリアで待ち合せ、新潟県の某発電所や守門岳、浅草岳の登山口、そして某林道奥地、某キャンプ場、某スキー場など巡り歩いて、山菜採りを楽しんできました。

 たとえ山菜は採れなくても越後路の野山を歩けるだけでも私は満足だったんですが、お二人の的確な案内で十分すぎる程の収穫があり実りある二日間を過ごす事ができました。その様子を下記の写真でサクッと紹介してみたいと思います。

15日(木)

国道252号沿いにあるものずき村(食堂、売店がある)

ものずき村食堂のソバ(天ぷら付きで700円美味かった)

道の駅いりひろせから眺める守門岳

某変電所周辺で最初のフキノトウ採り

浅草岳登山口へ至る林道(雪の為通行止め)

神湯温泉で作業の汗を流す(JAF割引で600円だった)

権現堂山登山口(水芭蕉が咲いていた)

権現堂山登山口で車中泊(夜はけっこう寒かった)

16日(金)

越後駒ヶ岳山麓の某林道(雪が多くて奥へ進めず、でも入口付近でコゴミとフキノトウが採れた)

水際にコゴミの群落があった

南魚沼市から望む巻機山方面

巻機山の某キャンプ場手前で車を停める

某キャンプ場奥でフキノトウ収穫

カタクリの花も咲いていた

某キャンプ場

キャンプ場内の吊り橋

キャンプ場のオープンに向けて除雪作業

六日町の銭渕公園で花見

同 上

銭渕公園の傍を流れる魚野川

越後湯沢町の某スキー場ゲレンデでフキノトウ収穫

ゲレンデに咲くフキノトウの群落(開き過ぎたものは食べられない)

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山菜たくさんトッタドー

2021年04月16日 | 日記

   今年の2月初旬、山の先輩 I さんに誘われて荒川支流で「土手菜っ葉」採りをしたけれど、その時に「次は山菜取りに行こう」と口約束をしていた。それが急遽具体化して、昨日の朝から新潟県へ山菜取りに出掛けた。

 狙う山菜は「ふきのとう」と「こごみ」、暇つぶし&ブログネタのつもりだったから、「まあ採れなきゃ採れないでいいや」と軽い気持ちだったが、上越地方の某変電所や某登山口、それから某キャンプ場、某スキー場などを巡って、思った以上の収穫を得る事ができました。

 一緒に行った山菜の師匠であるAさんや I さんが自分達が採った分も譲ってくれたので、我々夫婦だけでは当分食べ切れないぐらいの量になりました。腐らしても勿体ないので、我が家へ戻ると親しい友人数人にお裾分け、友人達にも喜んでもらえた(と思う?)ので、沢山採ってきた甲斐がありました。

収穫したフキノトウとコゴミ

 今日の夕食はさっそく「ふきのとう」と「こごみ」の天ぷらをビールとコラボして美味しく頂きました。尚、山菜取りツアーの詳細は後日のブログで紹介します。

今日の夕食

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山梨県、三方分山ハイキング

2021年04月14日 | 山歩き

4月12日(月)      天気=晴れ

08:45精進湖県営駐車場➝ 09:00~05精進湖の大杉➝ 09:54~10:05女坂峠➝ 10:39~51三方分山➝ 11:00精進山➝ 11:25~32精進峠➝ 12:08~11根子峠➝ 12:21~13:04パノラマ台➝ 13:13根子峠➝ 13:48精進湖県営駐車場

 

 各地の野山でツツジの開花便りが聞かれ、いよいよ春真っ盛りの季節です。コロナウィルス再急増の中、遠出するのは憚れるが日帰りハイキングならいいかという思いで、富士五湖の一つ精進湖の西に聳える三方分山に出掛けた。

 朝6時頃我家を出発し圏央道~中央道を経由して8時半過ぎに精進湖畔の県営駐車場に着いた。湖畔からは精進湖越しに気高き富士が逆光の中に薄っすらと聳えていた。

精進湖畔の駐車場

 準備を終えると車道をしばらく歩いて女坂峠の入口に向かう。峠の入口から北へ狭い車道を進むと左手に精進の大杉が在ったので立ち寄った。屋久島の縄文杉や羽黒山の爺杉にはチト劣るものの、中々立派な杉でした。

湖畔沿いに女坂峠入口へ

集落の狭い車道を進む

精進の大杉

 集落を過ぎると車道から山道に変わる。この歴史のある古道だが、近年の大雨で沢筋はかなり荒れている。精進湖畔から約1時間で稜線の女坂峠に着いた。峠は疎林越しに展望も有り明るい雰囲気だ。

沢沿いの道

同 上

女坂峠

 峠から三方分山に向かって樹林帯の尾根道を進む。尾根道は二か所ほど甲府盆地側に崩壊しており、そこは迂回して通過する。道はやがて急登に変わり、しばらく我慢の登りが続く。急登がだんだん緩やかになり、峠から35分ほどで三方分山に着いた。

峠から三方分山

尾根道の崩壊地点

山頂間近の尾根道

 疎林に囲まれた山頂は樹林の隙間から精進湖と富士山が望めるが、あまり展望は良くない。でも雰囲気の良い場所だ。三方分山という山名の由来は、山頂から北へ向かう道があり、登山道の三差路となっているからなんだろうか?

三方分山山頂

山頂から眼下に精進湖と富士山

 三方分山から南へ10分ほど進むと精進山のピーク、しかし山頂標識は無く、三角点標識がポツンとあるだけだ。精進山から精進峠に向かって急な降りが続く。このまま精進湖畔に降りてしまうのではと思った頃、精進峠に着いた。峠に標識は無く、鉄杭に巻かれたテープに小さく「精進峠」と記されていた。

精進山山頂

精進峠

 精進峠から根子峠にかけての尾根道は、地図には現れぬ細かいアップダウンが多く、思ったより疲れる道だった。根子峠には精進湖畔からの遊歩道が合わさり、峠から歩き易い遊歩道を10分ほど歩いて、パノラマ台に着いた。

根子峠(右手の道が精進湖へ降る遊歩道

パノラマ台手前

 名前の通りパノラマ台からは富士山や山中湖を除く富士五湖の眺めが素晴らしい。ベンチが置かれた場所では2組のパーティがランチを楽しんでいたので、我々もその横を陣取り、お湯を沸かしてランチタイムとした。

パノラマ台

パノラマ台から本栖湖と竜ケ岳(左)、雨ケ岳(右)

パノラマ台から精進湖(手前)と西湖、河口湖が小さく見える。

 40分ほど休憩した後、山頂を後に下山する。根子峠から緩やかな遊歩度を精進湖に向かって降り、パノラマ台から40分ほどで精進湖畔の県営駐車場へ戻って来た。釣り人や行楽の人で湖畔は賑わっており、その上に雲を纏った富士山がでっかい姿で迎えてくれた。

遊歩道を精進湖へ降る

途中の木橋

パノラマ台入口

精進湖から富士山

駐車場へ戻ってきた。

 車に乗ると精進湖トンネルを抜け甲府盆地に向かって走り、盆地を見下ろす市川三郷町の「みたまの湯」で登山の疲れと汗を流した。春の陽気に包まれて、楽しい山歩きができました。

みたまの湯

みたまの湯から甲府盆地方面

 

 

 

 

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健康寿命を越えても私が元気でいられるのは

2021年04月12日 | 日記

 日本人の平均寿命(平成28年度)は女性が87.14歳で、男性は80.98歳、この数値は世界でも一、二を争う長寿国家だそうです。しかしこれが自立した生活ができる健康寿命になると、女性74.79歳、男性72.14歳と一気に年齢が低下します。この統計からすれば、私の年齢は既に健康寿命のボーダーラインを越えてしまった事になる。

 私の母親は私が小学生の時に病没し、父親と弟も平均寿命に達する遥か以前に無くなってしまい、直系の身内は誰も居なくなってしまった。どうも私は長生きできない血筋の家系に生まれたような気がします。

 私は53歳の時に偶然受けた検査で胃ガンが見つかり、手術を受けた。幸いにも現代医学の力で生還できたけれど、今思えばあの時が天の定めた私の寿命だったのかも知れません。

 短命なはずの私が健康寿命を越えて今でも元気でいられるのは、何が良かったのかと考えないではない。その一つは山歩きやジョギング、テニスなど適度な運動を続けてきたからではないかと思う。

 それからもう一つは、身体に良い食生活があったからではないだろうか。健康に拘りを持つ妻は、贅沢では無いけれど魚介類や野菜を中心としたヘルシーな料理を心がけて毎日の食卓に並べてくれる。

 その手料理が、私の健康を維持してくれたのではないだろうか。気恥ずかしいので今まで感謝の言葉など口にした事は無いが、言葉に出さねど妻には心の底から深く感謝している。

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春物セールで高価なテニス靴を衝動買い

2021年04月10日 | 日記

 緊急事態宣言が解除され、4月からいつも通りに市営テニスコートが使えるようになった。スポーツをやる人は誰もが上手くなりたいと思っているだろうが、私もやるからにゃテニスが少しでも上手くなりたい。しかし70歳過ぎれば身体が思うように動かなくなり、ヘタになって行くばかりです。

 これを補う為に残された手段は、良い道具に頼るしかない。ラケットは数年前に、神保町のミズノスポーツで上級者モデルを買った。(これによってプレーが上手くなったという実感は無いが・・)

 しかしながら土台となる足元のテニス靴は、近所のスポーツ用品店で買った4千円台の安物を履いていた。私の華麗なフットワークがすっかり影を潜めたのは、決して加齢(←ココオヤジギャグです。)のせいだけじゃない、この靴にも一因があるのではと推測していた。

 そんな折、近場のベイシアスポーツへ出掛けたら、春物セールの大特売をやっていた。テニス靴も随分安くなっており、その中にアシックス製の定価1万5千円以上はする高価な靴が半値以下の価格で売られていた。

 試し履きしてみると、私の足にジャストフィットする。これなら華麗なフットワークが復活するかもと衝動的に購入した。その後この靴を履いてテニスをやってみたけれど、やっぱり高価な靴の履き心地は抜群で、軽快なフットワークが蘇り、仲間から「ナイスプレー」の声掛けが随分増えた・・・ような気がしないではありません。

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Amazon Payを語る怪しげなメール

2021年04月08日 | 日記

 先日我が家のパソコンに、怪しげなメールが届いた。差出人は「Amazon Pay」、件名は「Amazon Payご請求内容のお知らせ」で、何と¥162,682円(税別)の請求金額が書かれていた。

 私は最近Amazonで、何か買い物なんてした記憶が無い。妻に尋ねると「私アマゾンで買い物何てして無いわよ」と言う。このメールの更に怪しいのは、下記のような不審な文言が書かれているところだ。

不審なメール

 最後に「個人情報を確認する必要があります。」と書かれ、続いて「24時間以内にご確認が無い場合、お客様のアカウントの利用制限をさせていただきますので予めご了承ください・」と脅し文句が書かれていた。

 アマゾンで買えなくたってヤフーや楽天もあるから別に支障は無いが、念のためアマゾンのサイトを開き私の注文履歴を確認してみた。そうすると「過去1年、何も注文されていません」と表示され、このメールのインチキが分かった。

 ここまで分かったところで「そうだネットで調べてみよう」と思い立ち、「Amazonn Pay 不審な支払いメール」で検索したら、ドンピシャあるブログに上記の怪しいメールの事が書かれていた。

 当然私は確認などしなかったから実害は無かった(?)けれど、怪しげなメールが届いたら、その取り扱いには皆さんも充分お気を付けください。それにしても、どうして私のメールアドレスが知られたのだろう?そこのところが一番気懸りだ。

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アース製薬から株主優待で自社製品が送られてきた。

2021年04月06日 | 日記

 新型コロナの流行などもあり世の中決して好景気とは思えないのに、何故だか株式市場が好調だ。銀行があまりに超低金利なので、お金が株へと流れ込んでいるんだろうか。

 私はバブル期後のミニバブル期にチョット株にハマった事があり、それ以降幾つかの会社の株を持ち続けている。その中には低迷して株価が半値以下に下がったクズ会社もあったが、逆に大きく値上がりした堅調な会社もある。

 その一つが「アース製薬」で、この会社は家庭用の衛生用品を主に製造しているのだが、去年から新型コロナ流行で衛生管理が厳しく言われるようになった事に乗じて業績を大きく伸ばしている。

 そのアース製薬から配当金と共に、株主優待で自社製品の品々が送られてきた。マア衛生用品なので有っても邪魔にゃならないが、あんまり欲しくも無いものばかりだ。マスク何て去年だったらありがたかったけれど、今頃貰ったって嬉しくも無い。(アベノマスクもまだ持っている。)

株主優待の品々

 新型コロナ流行の終息は東京オリンピックを控えた日本国民の強い願いだが、流行が終わるとアース製薬の業績が落ち込むんじゃとチョット心配・・何て事は思っておりません?コロナ流行が終焉し東京オリンピックが成功する事を広い心で祈っています。

 

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日本三百名山回顧№92、群馬、朝日岳(3百名山)

2021年04月04日 | 三百名山回顧

 朝日岳という名前の山は、駒ヶ岳や地蔵岳などと共にけっこう聞かれる山名で国内の各地にある。例えば山形県朝日連峰の大朝日岳や小朝日岳、那須の朝日岳、北アルプス&南アルプスの朝日岳などなど・・

 そんな中で群馬県の朝日岳はチョット地味な存在だ。それは山頂部が山の連なりの小さな高まりに過ぎないのと、西隣りに谷川岳という極めて個性の強い人気の山があり、その引き立て役になっている・・からなのかも知れない。

◎その群馬朝日岳へ初めて登ったのは昭和55年の7月の事でした。遠い昔の話なので当時の山行は薄っすらとした記憶しか残ってませんが、その概略を記してみます。

昭和55年7月20日(日)前夜発日帰り(単独)

 土合駅~白毛門~朝日岳~宝川温泉

 

 前夜上野発の夜行列車で土合駅に降り立ち、駅から白毛門への登山道に入る。白毛門山頂での写真を見ると懐かしいフレームのザックを使用しているのが分かる。これは私が登山用に初めて購入したザックだ。

白毛門山頂直下

白毛門山頂

山頂から谷川岳一ノ倉沢

山頂から笠ケ岳(左のピーク)方面

 白毛門から朝日岳へ向かう途中の尾根道で、黒いカラス蛇と遭遇した事が記憶にある。初めて訪れた朝日岳は谷川岳の眺めが素晴らしく、草原の広がる気持ちの良い山頂だった。

朝日岳山頂

山頂から谷川岳方面

山頂部に広がる池塘と草原

 山頂から宝川温泉降る途中に宝川を渡渉する地点があり、川の流れがけっこう早く此処で流されたら行方不明者になってしまうだろうなと緊張しながら渡った事も覚えている。降り立った宝川温泉は、川沿いにプールのように大きな露天風呂があり、とても心地よい温泉だった。

 

◎次に登ったのは昭和57年の10月で、この時は山岳会の仲間4人と一緒に登り朝日岳の山頂でテント泊をした。この時の行動記録が当時の会報に残されていたので下記に転載してみます。

 

 

期日:昭和57年10月9日(土)~11日(月)

白毛門~朝日岳(泊)~清水峠

参加者:CL、N子、以下女×2名、男×3名 計5名

10月9日(土)

20:11 N子、S子上野駅を出発

10月10日(日)

02:52 前日、※ご沢を登ったF(私)、T,Fと合流。土合にて仮眠をとる。

04:45 土合駅を出発。

08:22~09:45 白毛門、天気図をとり明日の行動を検討する。天気が悪いので朝日より下山か?

10:37~11:05笠ヶ岳

12:22朝日岳、霧のため周りの景色は何も見えず明日清水峠を降る事を決定して山頂直下でテントを設営する。(朝日岳は山頂近くに水場が在るので大いに助かった。)

山頂直下のテント場(真ん中が私のツェルトでテントから顔を出しているのはT君)

20:15 就寝

10月11日(月)

07:50 朝日岳を出発。

朝方の朝日岳山頂

08:50 ジャンクション・ピーク、先行するNoパーティのメモを見つける。

09:30~10:40 清水峠

清水峠から柄沢山(左のピーク)、横倉岳(右のピーク)方面と思われる?

12:20 清水着

 天気が悪く天気図をとっても明日の晴天は期待できず、清水峠から降るに

全員の意見が一致した為、清水へ下山した。

 

 この山行のリーダーだったN子さんの記録が上記のように書かれていた。

この記録から察するに、我々は白毛門~朝日岳~谷川岳の馬蹄形縦走を計画

したけれど、天気が良くないので中間地点の清水峠からエスケープして清

水へと下山したようだ。

 この時の仲間4人とは、F君を除いて今では賀状のやり取りさへ無くなっ

てしまった。皆さん元気に過ごしているんだろうか。

 

 この後も平成元年5月に白毛門から巻機山まで縦走した時や、平成27年

10月に白毛門から谷川岳まで馬蹄形縦走をした時に、も朝日岳の山頂を踏

んでいる。それらの記録は私のブログ「三百名山回顧」の中で、「№86巻

機山」と「№90谷川岳」に掲載されているので、興味があればそちらを参照

してみてください。

 

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神保町のミズノスポーツで、おニューのランニングシューズ購入

2021年04月02日 | 日記

 前回のブログで「北の丸公園で桜見物の後、神保町の居酒屋で一杯」何て書いたが、神保町へ行ったのはそれだけが目的じゃ無かった。神保町にはミズノスポーツ㈱の直営旗艦店があり、そこでランニングシューズを買うというのも目的の一つだった。

 以前のブログでも書いたと思うが、私は概ね年に一足のペースでランニングシューズを買い替えている。買った靴は新しい物から順に「マラソン大会用」、「普段のマラソン練習用」そして「日常生活用」と区分して使っている。

 その一番古い「日常生活用」の靴底が、長年の使用で摩耗して緩衝材が剥がれ落ちていた。衝撃吸収力を無くした靴を履いていると、自分の脚や膝に悪影響を及ぼしかねないのでこの度購入したという次第です。

 購入したのは「ウエーブライダー4」という最新モデル、「スムーズな走り、どこまでも」というのが謳い文句だが、幾ら靴の性能が良くったって肝心なのは自分の脚力です。最近又ボチボチと走れるようになったので、この靴を履いて再びマラソン大会に挑戦を、何て思いも頭にポチポチ浮かび始めている。

廃棄処分のランニングシューズ(左)と購入したランニングシューズ(右)

同 上(3年間でこれだけ摩耗する)

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