Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

東の空からクリアな朝陽、そして明日は国政選挙の投票日

2021年10月31日 | 日記

10月30日(土)

  朝方ベランダから外を眺めると、雲一つ無い空にクッキリとしたクリアな朝陽が高層ビルの合間から昇ってきた。そして明日は衆議院選挙の投票日、何処の政党が勝利するのか判らないが、今朝の朝陽のようにクリアな政治をやってもらいたいものです。

 しかしながら事前の選挙運動などを見聞きすると、少子高齢化&人口減少で国の財源は先細りするばかりなのに、そんな状況も顧みず何処の政党も金のバラ巻く事ばかり熱心で声高にアピールしている。

 当選する為に有権者から公金で票を騙し取る詐欺師みたいなヤリ口だが、誰だって金が欲しいから「少しでもお金を沢山配ってくれる候補者に投票しようか」何て、思う人も数多くいるでしょう。「国民の皆様が幸せになる為に」が聞いて笑わせる。「自分が国会議員になりたい為に」できもしない大ボラ吹いてるだけじゃないか。

 「こんな政治家ばかりで日本の未来はどうなるのか」と憂慮しても、我々老人に残された余生は短く「後は野となれ山となれ」です。結局ツケを払わされるのは若い世代の人達で、何だか気の毒に思てくる。

 とは言え某主席様や某首領様の不平不満を一言でも洩らそうものなら、収容所や刑務所に叩き込まれる何処かの隣国に比べれば、政治家の悪口言って憂さを晴らしできるだけ日本は良い国ではありますが。

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日本三百名山回顧№99、長野県、戸隠山(2百名山)&№100、高妻山(百名山)

2021年10月29日 | 三百名山回顧

昭和55年9月23日(火)登頂

 

 前回の三百名山回顧で昭和55年9月22日に妙高山を登ったと書いたが、その翌日に信州の戸隠山と高妻山を登頂した。妙高山を下山した後、何処に泊まったか全く記憶に無いが、朝早い出発を考えると戸隠村の民宿にでも泊まったんじゃないだろうか。

 戸隠山は信仰の山で、戸隠神社が登山口になる。登山道沿いには岩場や鎖場が数多い。最大のハイライトは「蟻の塔渡り」と呼ばれるナイフリッジの岩尾根で、両側が断崖絶壁になっており、ザイルが無ければ此処を立って通過するのは至難の業です。戸隠山は三百名山の中でも屈指の危険な山で、登るなら若くて元気なうちが無難でしょう。

戸隠山から西岳方面

戸隠山の稜線

戸隠山から高妻山

 戸隠山から稜線の道を進むと一不動避難小屋が在り、此処から五地蔵山を越えて高妻山までピストンする。往復の道程は長かったが、高妻山の端正な山容が登高意欲を高めてくれた。

五地蔵山から黒姫山方面?

高妻山山頂手前の十阿弥陀

高妻山山頂から戸隠山

同 山頂から北アルプス方面

同 山頂から乙妻山方面

 この時は天気に恵まれた二泊三日の単独行で、火打山~妙高山~戸隠山~高妻山と一気に三百名山4座を踏破する事ができた。若かったから歩き通せたのだろうと思います。

 実は戸隠山には更に余談があって、この山行の1年後当時所属していた山岳会で、戸隠山~西岳を登る計画が持ち上がり私も一員に加わった。当日は上野駅から夜行列車で出発する事になっていたが、私は出発前に居酒屋でビールを飲んで、不覚にも上野駅へ向かう電車の中で眠りこけてしまった。

 この為山行には参加できず、しかもその時私を欠いた登山パーティは、西岳の稜線で1名が滑落事故を起こしてしまったのです。私の不参加が事故の一端に繋がっていたのではと深く後悔し、申し訳ない気持ちで当時の山仲間に頭が上がりませんでした。

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アイスコーヒーより牛乳の方が比重は重い。

2021年10月27日 | 日記

 季節の移ろいは早いもので、この前までアツいアツいと言って半袖のTシャツ1枚で十分だったのに、最近では北国や高い山々で雪の便りも聞かれ、シャツの上にもう1枚羽織らないと肌寒く感じるようになりました。

 そんな折り冷蔵庫を開けたら、夏に飲み残したアイスコーヒーを見つけ、捨てるのも勿体ないのでコップに注いで飲みほした。季節外れのアイスコーヒーはあんまり美味く無かったが、これで冷蔵庫の中から余分な物が少し減りました。

 飲みほす前にしみじみコップを眺めたら、白い牛乳は下に黒いコーヒーは上へと分離されているのに気が付いた。そうかコーヒーよりも、牛乳の方が比重が重いんだ。

 これを幼稚園児か小学校低学年のチビッ子達が言えば、ママやパパから「マアよく気がついたね~、何て賢い子なの」と褒められるでしょうが、70過ぎたジジイが言っても「マア呆けもしないで何て達者なお爺ちゃんなの」と褒めてくれる者は誰一人いない。

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ワクチン接種2回済証明書で、お一人様800円飲み放題

2021年10月25日 | 日記

 先日赤城山へJさんと登った後、夕刻に我家近くの居酒屋チェーン店「天狗」で打ち上げの飲み会をやった。席へ案内された後メニューを開いてみると、ナ、ナ、ナント65歳以上でワクチン接種2回済証明書を持参した人限定で、「アルコール類飲み放題一人800円(おつまみ1000円まで)」とセットメニューが書かれているではないか。

 注文取りに来た女子大生風の女子店員に、「ねぇねぇ僕達どう見たって70過ぎに見えるでしょ。二人とも間違いなく2回接種済なんで、飲み放題800円のセットメニューを注文できない?」と甘い声で頼んでみた。

 それを不気味に感じたのか、女子店員は「チョット聞いて来ます」と言ってアタフタと引き返した。そしてしばらくして戻り、ニッコリ笑顔で「ヤッパリ証明書が無ければ駄目だそうです」と告げた。

 「クソ―こんな事なら事前に情報収集しておくべきだった。」と地団太踏む思いだったが、冷たいビールを目の前にして今さら証明書を取りに我家へ戻る気力は無かった。

 こんな事があって以降、外出の際は「ワクチン接種証明書」を携行するように心がけています。だから言う訳じゃないが、国や産業界は「ワクチン接種2回済割安プラン」の拡大を広い分野で強く推し進めて欲しい。そうすればワクチン接種率の向上にも大きく寄与できるでしょう。

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日本三百名山回顧№98、新潟県、妙高山(百名山)

2021年10月23日 | 三百名山回顧

昭和55年9月22日(月)登頂

 越後の名山、妙高山は、山麓に赤倉や池の平、妙高杉ノ原などビッグなスキー場が幾つもあり、冬には毎年のように訪れている馴染みの山ですが、登山で山頂を踏んだのは、今から41年前の昭和55年9月の一度だけでした。何しろ遠い昔の話なので、どんな登山だったか殆ど記憶に残って無いのが正直なところです。

 古いアルバムを捲って記憶を掘り起こしてみると、昭和55年9月21日に火打山を登り、その夜は天文台みたいな建物の黒沢池ヒュッテへ泊まった。翌22日にヒュッテを出発し、大倉乗越を越えて妙高山を登頂した。アルバムに残されていた妙高山の写真は山頂での1枚だけで、霧に包まれておりあまり展望に恵まれなかったようだ。

火打山から妙高山(左奥の山)

黒沢池

妙高山山頂

 その後山頂を後に、燕新道を降って燕温泉へ下山した。その夜は何処か山麓の宿に泊まって、翌日には北信州の戸隠山と高妻山を登ったのだけれど、その間の行動が全く思い出せない。

 このように妙高山の思い出は、儚いほどにおぼろげです。何時かチャンスがあるならば、もう一度妙高山にチャンレンジして、山頂からの景色をこの目で眺めてみたいものです。

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群馬県、赤城山駒ヶ岳登山

2021年10月21日 | 山歩き

10月19(火)      天気=曇り一時雨

08:47利平茶屋森林公園駐車場→ 09:181207mピーク→ 10:10鳥居峠分岐→ 10:40~11:10駒ヶ岳→ 10;33鳥居峠分岐→ 10:45鳥居峠→ 12:05~12:27覚満渕→ 12:36鳥居峠→ 13:20利平茶屋森林公園駐車場

 

 「久しぶりに山へ行きませんか。」と山友のJさんからメールが届いた。事前の話でJさんがよく行く赤城山東面には、あまり人の歩かぬバリエーションルートがあるというので赤城山へ行く事にした。

 朝の6時二人で我が家を車で出発し、関越道~北関東道を経由して8時半過ぎに登山口の利平茶屋森林公園駐車場に着いた。広い駐車場には我々以外誰もいない。以前此処には赤城山の鳥居峠へ登るケーブルカーが操業していたが、アクセスの悪さが災いしたのか、今は廃業し訪れる人も少ないようだ。

利平茶屋森林公園駐車場

 駐車場からすぐに尾根道の取り付けだが、何処が入口かハッキリしない。強引に突き進むと目印となるピンク色のテープがあり、薄い踏み跡が続いているのを見つけた。

ハッキリしない道を登って行く

 踏み跡沿いに目印のテープが点々とあるので迷う事は無い。駐車場から樹林帯を30分ほど歩くと地図上の1207mピークで、鳥居峠へ向かう道が左へ分岐していた。

1207mピークの標識

 1207ピークを過ぎると傾斜がきつくなり、岩場のトラバースや細い岩尾根など道も険しくなってくる。展望の効く所で仰ぎ見ると、稜線は灰色のガスに包まれて、あまり天気は良くなさそうだ。山麓の景色もうすぼんやりとしか見えない。

大岩横をトラバースする

細い岩尾根を行く

登山道から稜線

登山道から山麓の眺め

 1207mピークから約50分で、鳥居峠からの道が合流する地点に着いた。此処から傾斜も緩やかになって、歩き易い道になった。霧を伴う冷たい風が樹林に水滴を張り付かせ、それが雨滴のようにポタポタと我々に降り注ぐ。

鳥居峠分岐手前(傾斜が緩んできた)

鳥居峠分岐

分岐を過ぎると道が良くなった

 大洞分岐を過ぎると、何組かの登山グループとすれ違うようになった。10時40分駒ヶ岳の山頂に到着、計画では山頂から東南へ向かう尾根を降る予定だったが、今にも雨が降りそうな天気だったので、変更して鳥居峠経由の一般登山道を降る事にした。

大洞分岐

駒ヶ岳山頂

 駒ヶ岳から鳥居峠へ降る途中で可愛いチビッ子達の団体登山とすれ違う。チビッ子共は元気一杯の声で「こんにちは」と挨拶してくれる。健気に頑張る姿に眼を細めたが、短い足で急な降りの道は大丈夫だろうかと気にかかった。

鳥居峠分岐へ戻って来た(右の道を降る)

 鳥居峠分岐まで戻って、ここから鳥居峠へ降る道に入る。この道はあまり歩かれていないようで、踏み跡は薄かった。分岐から10分余で広い駐車場と食堂・売店が在る鳥居峠に着いた。

鳥居峠へ着いた

鳥居峠(ケーブルカー山頂駅を改修した食堂・売店の建物)

 峠から霧の中に水を湛えた覚満渕へ降って湖岸をグルリと一周し、湖の畔でランチタイムとした。今日は訪れる人も僅かで、霧を湛えた覚満渕の眺めは幽玄な雰囲気だった。

霧の中の覚満渕(尾瀬のような雰囲気)

同 上

同 上

 休憩を終えると覚満渕を離れ、鳥居峠からケーブルカーの架線跡の急な石階段を降って行く。この道はだんだん荒廃しているようで、いずれ通行止めになってしまうだろう。

架線跡を降る

 架線跡が途切れた地点で、鳥居峠からの登山道と交差し、以後は山腹沿いに刻まれた登山道を降って行く。やがて右手下に赤い屋根の建物が見えてきた。その建物はケーブルカー山麓駅跡で、駅前の駐車場へ降り着いた。

架線跡と登山道が交差する地点

登山道沿いの沢

ケーブルカー山麓駅跡の建物

 駐車場からクネクネ曲がる車道を数分進むと、バンガローが幾つも建つ森の中のキャンプ場に着き、キャンプ場の中を突っ切って車を停めている駐車場へ戻って来た。

キャンプ場入口の管理棟

水沼駅に隣接する水沼温泉センター(大人料金600円)

 車に乗ると渡らせ渓谷鉄道の水沼駅温泉センターへ向かい山の汗を流す。地元の入浴客が殆どだが、ヌルっとした湯質は中々心地よかった。温泉を出ると一般道を走って午後5時過ぎには我家へ戻った。

 パッとしない天気だったが、Jさんが案内してくれた今日のコースは静かで変化に富んだ道で面白い山歩きができた。夕刻に地元の居酒屋で、次は何処へ行こうかと山の話をつまみに二人で楽しい祝宴となった。

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八幡橙さんの「いつかたどりつく空の下」という小説に心惹かれた

2021年10月19日 | 読書

 新聞、テレビなどで著名人の訃報に接すると、さほど私と違わぬ年齢の方々が次々と亡くなっておられる。そんな報道を見聞するたびに、いよいよ死後の世界が身近になってきたんだなあと実感させられる。

 そんな折、八幡橙さんという女性作家が書いた「いつかたどりつく空の下」という葬儀社の世界を描いた本を読んだ。大変心に沁みいる内容だったので、チョット紹介してみます。

 物語の主人公の睦綾乃(ムツアヤノ)は小さい頃から家族に見放され、生きる価値を見出せぬまま孤独で薄幸の人生を送ってきた。そんな彼女が幾つもの転職を経て、葬儀社で働くようになった。

 尊敬する先輩の民代と一緒に働きながら、綾乃の心に納棺師としての気構えや生き甲斐が少しづつ芽生えてくる。そして先輩の民代が末期ガンに侵されたと偶然知った綾乃は、最後まで一人暮らしの民代に寄り添い彼女の死を看取る。その後綾乃は、民代の後を継ぐように納棺師として一人立ちしていく。

 この本は死者を見送る納棺師として生きる綾乃を心の揺れを通して、生きる意味とは死ぬ事とは何かと読者へ訴えかけてくる。生きる事は荒波を航海するが如く難しいが、悔いなく死ぬ事もこれまた甚だ難しい。

 最終章で、天国の民代から「睦ちゃんは、まだあの世に逝きたいの」と囁かれ、「生きたいよ」とつぶやく綾乃の言葉が、一人気丈に生きようとする彼女の心の叫びのようで深く印象に残った。

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米国映画「MINAMATA―ミナタマ」を観て来ました。

2021年10月17日 | 映画・コンサート

 緊急事態宣言の影響もあって中々映画を観に行けなかったが、最近公開されたハリウッド映画「MINAMATA―ミナマタ」に興味を惹かれたので久々に映画館を訪れた。

 この映画は日本の公害問題である水俣病の悲惨さを、世界へ伝えた実在のカメラマンをモチーフにした実話の物語です。主人公のカメラマンユージン・スミス役をハリウッドスターのジョニー・デップが演じている。役作りのせいか映画の中の彼は以前の精悍さが失せ、老けてチョット太った仲代達也似のオッサンになっていた。

 物語は過去の栄光にしがみつき酒に溺れ失意の日々を過ごしていたカメラマンユージン・スミスが、日本女性アイリーンの願いを受け、当時社会問題化しつつあった水俣病公害を取材する事から始まる。

 水俣公害は水銀汚染水を垂れ流し公害の加害者であるチッソの工場が、水俣市の経済を支える基幹産業でもあった事から、チッソに味方する側と糾弾する側に市民は分裂していた。

 最初の頃は取材が進まず時には自暴自棄にもなるスミスだったが、徐々に協力する人達も増え、やがて彼が撮った写真がタイム誌のトップを飾り、水俣病公害の悲惨さを世界へ広める大きな原動力となった

 裁判における被災者家族側の全面勝訴で映画のクライマックスとなるが、当時のニュース映像も交えた社会派映画なので、映画の面白さという点では盛り上がりに欠けた感があるかも知れない。

 しかし環境問題は今や世界を揺るがす大きな社会問題となって、人類の前途に暗雲を投げかけている。世間に警鐘を促すうえでも、この映画を多くの人に観てもらえればと思った。

 

 

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日帰り山行用に新しいザックを購入

2021年10月15日 | 日記

 登山に使う道具の中で、背中に背負うザックは最も重要なアイテムといえるでしょう。そのザックも山行の状況によって、幕営山行用や小屋泊り&日帰り山行用、軽ハイキング用などと使い分けしている。

 ザックの中でも使用頻度が一番高いのが小屋泊り&日帰り山行用のザックで、登山を始めてからもう何度買い換えたか判らないほどです。最近まで使っていたのがミレー製のザックで、7~8年前に神奈川県に住む義兄から「俺はもう山をやらないからこれを使ってくれよ」と譲り受けたものです。

 身体に凄くフィットしてとても使いやすいザックだったのだが、長年の酷使でバックルは壊れちゃうし嫌な臭いも滲みついてきた。そんなこんなでソロソロ買い替え時期ではと思い、ネットショップを閲覧したり登山用品の店を訪れたりして新しいザックを探した。

 そして選んだのがモンベル製のチャチャパック35リットルというザックで、税込み約2万円で購入した。チャチャというネーミングは、現在ロシアに占拠されているクナシリ島の最高峰チャチャ岳から名付けられたようです。

 購入後何度か登山で使ってみたが、以前のミレー製ザックに比べて本体重量は軽く収納スペースも多い。身体へのフィット感も抜群で背負いやすく、登山用具も日々進化しているんだなあと実感しました。このザックが、半世紀続いた私の山歴の最後を飾るザックとなるんだろうと思います。

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北海道旅巡り2

2021年10月13日 | 旅行

10月3日(日)

 この日は未明まで降り続いた雨が止み、日中はソコソコの天気で大雪高原ハイキングで紅葉を楽しんだ。その後再び銀河の滝、流星の滝を訪れて、夜は比布町の公営ホテル「遊湯ぴっぷ」に宿泊し旅の汗を流しました。

銀河、流星両方の滝が展望できる双瀑台への入口(15分ほど登る)

双瀑台から銀河の滝(左)と流星の滝(右)「午後は逆光となるので午前中が良い」

層雲峡入口に在る紅葉の岩山

10月4日(月)

 朝から強風混じり雨模様の一日となった。仕方が無いので旭川市街地や近郊をウロチョロする。この夜はホテルルートイン旭川駅前に宿泊

あさひかわ北彩都ガーデン(旭川駅の東側、忠別川河川敷沿いにあり無料で観覧できる)

ガーデン付近の公園からから旭川駅方面(中央奥が旭川駅)

駅前から中心街を貫く歩行者専用道路

常盤公園(千鳥ヶ池を中心に美術館や図書館、天文台まである市内の大きな公園)

常盤公園の傍を流れる石狩川に架かる旭橋(戦前に建設され道遺産に指定された由緒ある橋)

 

10月5日(火)

 あまりパっとしない天気だが取りあえず雨は上がり、大雪山の天人峡や十勝岳の望岳台など見物し、支笏湖畔の休暇村支笏湖で宿泊する。

忠別川上流の忠別ダム

天人峡の紅葉(天人峡は廃業したホテルなどがあり、層雲峡に比べるとうら寂しい感じ)

同 上

忠別川の流れ

羽衣の滝(日本第3位の落差を誇る優美な名瀑)

望岳台の紅葉

 

10月6日(水)

 支笏湖から定山渓温泉を経由して小樽市へ、17時出港のフェリーらべんだー号で北海道を離れる。

朝の支笏湖

同上(奥の山は恵庭岳)

同 上(奥の山は樽前山(左)と風不死岳(右))

真駒内滝野霊園に広がるお花畑

小樽近郊の朝里ダム

小樽運河

小樽港に接岸している新日本海フェリーらべんだー号

夕刻北の大地を離れる(遠くに望む積丹半島の山々)

 

10月7日(木)

 フェリーは定刻どおり09:15新潟港へ入港、蒸し暑い本州へ戻って来た。

鳥海山の奥から朝陽が昇る

遠くに佐渡島が見えてきた。

新潟港へ戻ってきた。

 

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秋の北海道巡り1

2021年10月11日 | 旅行

 9月30日(木)~10月2日(土)

 ブログにも掲載した通り、今月初旬に一週間余道央を中心に北海道を巡って来ました。目的は大雪山の紅葉見物だったのですが、雨が降ったり止んだりで今回はあまり天気に恵まれぬ旅となりました。それでもアチコチの見所を巡ってきたので、写真でザッと紹介してみたいと思います。

9月30日(木)

12:00に定刻どおり新潟港を出港

フェリーあざりあ号のレストラン(海を眺めつつのビールは最高料金も割合リーズナブル)

10月1日(金)

0430小樽港到着後、上川町のファミリーキャンプ場までドライブ

樺戸郡浦臼町の鶴沼公園(道の駅つるぬまに隣接しテニスコートやキャンプ場がある)

JR石北線上川駅(ヒッソリした駅だが女子スキージャンプ高梨沙羅選手の故郷)

上川町の上川ファミリーキャンプ場で車中泊(一泊1800円)

キャンプ場の夕焼け雲

10月2日(土)

大雪山緑岳登山の予定だったが雨の為層雲峡近辺の観光、夜は道の駅とうまで車中泊

雨に煙る層雲峡

黒岳ロープウェー層雲峡駅付近の紅葉

黒岳ロープウェー層雲峡駅

ロープウェー黒岳駅(霧に何も見えない)

7合目登山口へ向かうリフトも霧の中なので引き返す

層雲峡の大雪山写真ミュージアム(写真家、市根井孝悦氏による大雪山の山岳作品が展示されている入館料大人600円)

層雲峡の旅館街では野生の鹿が人目を気にせず食事中

層雲峡紅葉谷入口の紅葉

紅葉谷の紅葉

紅葉谷最奥の紅葉滝(さほど大きくないが水量豊かで迫力ある滝です)

層雲峡上流の「銀河の滝」

銀河の滝の右横で流れ落ちる「流星の滝」

層雲峡上流の大函渓谷

石狩川源流部を堰き止める大雪ダム

 

 

 

 

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北海道、大雪高原沼巡りハイキング

2021年10月09日 | 山歩き

10月3日(日)      天気=曇り時々晴れ

08:20大雪高原登山口→ 08:43ヤンベ分岐→ 09:07土俵沼→ 09:13緑の沼→ 09:48エゾ沼→ 09:57~10:03大学沼→ 10:09~17高原沼→ 10:32三笠新道分岐→ 10:38空沼→ 11:32覗き地獄→ 11:36ヤンベ分岐→ 11:55大雪高原登山口

 

 以前にNHKテレビで放送された大雪高原の紅葉が実に美しく印象に残ったので、いつの日か見に行きたいと願っていた。紅葉最盛期は登山口の大雪山荘までは一般車の通行が禁じられ、大雪湖畔のレイクサイトバス乗り場からシャトルバスでしか登山口へ行く事ができない。

 今日はシャトルバスの最終運行日だったので、バスの車内は満席の盛況だった。07:30発のバスに乗車してダートの林道を約25分ほど遡り、大雪高原山荘前に到着した。

大雪湖レイクサイトのバス乗り場

 バスを降りると最初に高原パトロール事務所で入山記録へ記帳する。その後約10分間「ヒグマの情報や対処法」などのレクチャーを受け、受講後に初めて登山口から出発する事を許可される。

登山口の大雪高原山荘

 登山口を出発するとすぐに小川が在り、そこで靴底に付着した下界の異物を洗い流す。登山口から樹林帯の緩やかな道を進み、約20分ほどでヤンベタップ沢に架かる橋を渡る。

ヤンベ分岐へ向かう道

ヤンベタップ沢に架かる橋

 橋を渡った少し先がヤンベの分岐で空沼へ向かう道が右へ分岐するが、沼巡りコースは時計回りの一方通行なので右折する事は禁じられている。分岐から緩やかな樹林帯しばらく登って行くと、土俵沼が最初に現れた。名前の由来は土俵のように丸いからだそうだ。

ヤンベ分岐

土俵沼

 その後は長沼、芭蕉沼、滝見沼などが次々と現れる。比較的大きな緑の沼が最初の休憩ポイントで、沼巡りコースではその他に大学沼、高原沼の計3カ所でしか休憩する事ができない。休憩ポイントではパトロール隊員が常駐しているので、訊ねれば一帯の情報を解説してくれる。

滝見沼

エゾ沼へ向かう登山道

 緑の沼からエゾ沼、式根沼を経て次の休憩ポイントの大学沼に着く。この辺りから紅葉が艶やかが増してきた。大学沼から5分ほど登ると、沼の中では一番標高の高い高原沼に着く。

コース沿いの沼

同 上

同 上

同 上

 

登山道沿いのトイレブース

コース沿いの沼

同 上

大学沼

大学沼から大雪連峰の稜線を望む

 沼の休憩地点から大雪連峰の稜線が万年雪を抱いて間近に望む事ができる。「ヤンベタップ沢沿いの下山道は荒れているので、一周コースを歩く人は少なく此処から往路を戻る人が多いですよ」と常駐の女性パトロール隊員が話してくれたが、幾つかのグループは空沼へ向かっていたので、我々も一周コースを歩く事にした。

高原沼

 高原沼から少し登った所が沼巡りコースの最高地点で、そこからしばらく進むと、大雪連峰縦走路へ突き上げる三笠新道が左へ分岐していた。ヒグマの出没が懸念されるので、三笠新道は現在通行止めになっていた。

最高地点の紅葉

三笠新道分岐

 三笠新道分岐から緩やかに降ると、沼巡りコースでは最後の沼となる空沼に着く。名前の如く沼に殆ど水の無い沼だが、春の残雪期には満々と水を湛えるそうだ。

三笠新道分岐付近の紅葉

空沼へ降る

空沼

 空沼を過ぎるとヤンベタップ沢沿いの長い降りが続く。道は女性パトロール隊員が言う程には歩き難くなかった。1時間ほど降るとガレ場の上の「地獄覗き」に着く。眼下の沢からは源泉の水蒸気が盛んに噴出していた。地獄覗きから少し降った地点がヤンベ分岐で、沢に架かる橋を渡って樹林帯の道をしばらく歩いて登山口の大雪高原山荘へ戻って来た。

ヤンベ分岐へ向かう道(温泉の水蒸気が噴出している地点)

ヤンベタップ沢沿いの道

岩の上に根付く大木

地獄覗きから眺める温泉の水蒸気

 「大雪高原の紅葉は既に盛りを過ぎている。」何て話も事前に聞いていたし、天気もパっとしなかったから期待と不安が相半ばする思いだったが、実際に歩いてみたら大学沼から空沼にかけての紅葉はNHKテレビで見たあの絶景と同じように美しく、遠路はるばる此処までやって来た甲斐がありました。

 

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小樽港を出港、サヨナラ北海道

2021年10月06日 | 旅行

10月6日(水)

午後5時出港のフェリーに乗船し、新潟港へ向かっています。小樽の街明かりがだんだん小さくなっていく。
生まれ故郷でもないのに去り難い思いが募る。サヨナラ北海道、来年も又来るぞ。

小樽港を出港

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旭川から富良野を回って、今宵は支笏湖湖畔の宿

2021年10月05日 | 旅行

10月5日(火)

昨日たまたま旭川市近郊の東川町をドライブしてたら、通行止めの道路があった。後でテレビを見たら、何と竜巻が発生したそうだ。イヤ一遭遇しなくて良かった。
昨日は一日雨で行く所も無く、旭川市内で停滞した。
今日は旭川から大雪山の天人峡や富良野の十勝岳望岳台などを観光巡りし、支笏湖にやって来ました。今宵は湖畔の宿休暇村支笏湖に泊まります。
明日の夕刻に小樽港からフェリーで帰宅の途につきます。あまり天気に恵まれず、アッと言う間に終わったような気がする北海道の旅でした。

十勝岳、望岳台

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大雪高原沼巡りコースハイキング

2021年10月04日 | 山歩き

10月3日(日) 天気=曇り

北海道の雨は朝方まで続いたので山歩きは無理かなと思ったが、その後天気が回復し大雪高原の沼巡りコースをぐるりと一周歩く事ができました。
紅葉の盛りは過ぎたと言われたのですが、一番標高の高い高原沼や空沼辺りはそれでも見事な紅葉で、遠路遥々やって来た甲斐がありました。尚ハイキングの詳細は、後日のブログで紹介したいと思います。
今宵は比布町の公営の宿 ピップ遊湯に泊まります。フェリー以来、3日ぶりのお風呂で生き返った。

三笠新道分岐付近の紅葉

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