Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

峰の原スキーツアー

2012年12月31日 | 旅行

 平成24年12月31日
 年末の3日間、Fさん家族と峰の原高原へスキーに行って来ました。Fさんは私より10歳年下ながら長い付き合いの岳友です。私が登山に一番精力的だった若い頃、積雪期の北鎌尾根や西穂高~奥穂高縦走、五竜~鹿島槍縦走等のハードな山行は殆んど彼と一緒でした。遠い昔、正月山行を終えて山の汗を流した信州の秘湯で、湯治客のオバちゃんから「玉三郎」と呼ばれたほど好男子のFさんは、その優しげな風貌とは裏腹に我慢強い精神力と強靭な体力を持った山男で、色黒で四角顔の私とは全く異なるタイプなのだが、頼もしく信頼できる山仲間でした。歳月が過ぎ、もう一緒に山を登る事は無くなったが、年末のスキーツアーだけはFさん家族と恒例のように続けています。奥さんのN子さんとも山仲間なので、年に一度の再会は私にとって数少ない楽しみなイベントです。今回は腰の痛みで満足にスキー出来なかったのは残念だったけど、来年もFさん家族と一緒に楽しいスキツアーが出来れば嬉しい限りです。

峰の原高原スキー場

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ユニクロブランドがお気に入り

2012年12月28日 | 日記

  平成24年12月28日
 ファッションセンスやお洒落何ていう言葉とは無縁の私は、普段着るものには無頓着で時折妻から嫌味を言われるのですが、最近着用する衣服の多くがユニクロブランドで占められているのに気付きました。シャツやジャケット、ズボン等ユニクロ製品は着心地が良くて低価格、しかも安っぽさがありません。今まで「しまむら」が中心だった私の下着もユニクロに変って若干グレードアップした気がします。中でも一番気に入っているのが茶色のライトダウンジャケット、軽くてコンパクトで暖かく、寒い冬場では欠かせません。日帰りハイキングでも重宝しています。しかし先日師走の繁華街を歩いていたら、行き交う老若男女多くの人がユニクロ製ダウンジャケットを着用しています。極端に言うと「石を投げたら当る程」私のオリジナリティーを否定されたようでチクリと傷つきました。それでもユニクロCMモデルみたいに颯爽と着こなせばまだ救われるのだが、ショーウインドウに映る我が身は、胴長、短足、白髪頭の冴えないオッサン、路頭に迷う失業者の風情、華やぐ繁華街で疎外されたような気分です。

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信州、黒姫高原スキー場で初滑り

2012年12月26日 | 旅行

 平成24年12月26日
 足腰の痛みがスッキリ癒えてもいないのに、信州へスキー初滑り行って来ました。上信道を北上し信州中野IC付近まで殆んど無かった雪が、そこを通過した途端見る見る雪景色に変貌、その先の黒姫高原スキー場は1m近い雪の中でした。この様変わりにはいつもながら驚かされます。スキー場は、休日にも係わらず客も疎らでパウダースノーと絶好の条件でしたが、私は昼飯として携行した揚げアンパンが当って腹痛を起こし脂汗が出る程で、又妻はセキが止まらず体調不良、半病人夫婦となってはスキーを楽しむどころじゃなくなり、早々に宿へ引上げ、温泉で疲れを癒しました。2日目は二人とも体調を回復し、天気も良かったのでまずまず楽しめましたが、いつまで経っても上手くならないスキーは相変わらずで、素質の無さを痛感したツアーとなりました。唯一の成果は今年購入したFF車のマイカーが、以前乗っていた4WD車と遜色なく走ってくれた事で、雪道運転にチョッピリ自信が持てた事でしょうか。

黒姫高原スキー場

 

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私の住む町で多いものが三つ、それは・・・

2012年12月22日 | 日記

  平成24年12月22日
 私の住む町は埼玉県内の何処にでもあるようなありふれた所ですが、異状に多いと思われるものがあります。それは歯科医院とラーメン店とパチンコ店の三つです。どこの町でも同じなのかなといつも?に思います。歯科医院とラーメン店はそれぞれ地域の健康やグルメに貢献しているから選択肢が増えてありがたいのだけど、パチンコ店だけは嬉しく思えません。実は私の住むマンションの隣にパチンコ店が開業したので「潰れてくれ。」と念じたのだが、逆に大繁盛、平日でもAM9時半頃には長い行列が出来て何事かと思えば開店を待つ人々です。定年過ぎたオッちゃんや暇を持て余し風の若者、中にはチラホラとオバちゃんも、その人々に富裕な雰囲気は感じられません。こんな人達から吸上げた金で繁盛してるかと思うと不快な思いが募るばかりです。パチンコやゲーム依存で身を滅ぼした人の話はよく見聞するところ、不幸な人を生み出す可能性がある賭博に類する施設は、規制を強化して市街地から遠ざけてくれというのが、私の常々思うところです。

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私の抱える二つの悩み、

2012年12月20日 | 日記

 平成24年12月20日
 今年も後僅かとなりました。月日の経つのは早いものです。先日の選挙は自民・公明が圧勝したけれど、震災復興、原発問題、財政赤字、領土問題、TPP交渉、格差社会等限が無い程、今の日本は問題山積です。微かな期待を込めて「安倍さん頑張って」と願わずにはおれません。こんな天下国家の大問題はさておき、私個人も現在二つの難問を抱えております。一つは今月初旬から痛めた脚・腰の痛みが充分回復しない事、今走るのはおろか長い歩きも辛い状態です。こうなったら今月一杯、駆け足、長距離ウォークは厳禁し、徹底的に休養します。根が怠け者だから休養自体は嫌いじゃありませんので、それでも直らなきゃ仕方が無い運命と諦め、高尾山辺りを目標に余生を過ごしたいと思います。もう一つの問題は、7年近く使っている我家のXPパソコンが寿命が近づいたとみえ毎度素直に起動しなくなってきました。騙し々使ってますが、ご臨終も遠くは無さそうです。そうなったらコヤツを葬り、新パソコンを買わねばならぬけど、いろいろ設定が面倒くさいなあ。ブログの師匠、ITOさん、確か水、木が暇と聞いておりましたが、その節はよろしくお願いします。

 

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選挙は終ったけれど

2012年12月18日 | 日記

平成24年12月18日
 今回くらい何処に入れたら良いか迷った選挙は無かったですネ。各党はアレやるコレやると相変わらず調子の言いこと並べ立てていたけれど、その前にそれを実行する金を如何に生み出すか、つまり財政立て直しが一番肝要と私は思うんです。家庭に置き換えてもパソコン・マイカーが欲しい、家の改築したいと言っても先立つ金が無ければ何も出来ないでしょ。だから一番地に足の着いた政党を応援したいと思えども、そこが何処だか判らずじまい。結局選挙は自民・公明の圧勝に終り、今後どうなるか期待混じりに注目したいが、今までみたいに足の引張り合いに終始し、何も決められない政局だけは止めてもらいたい。地球温暖化の影響は遠い未来の事かも知れないが、日本衰退化の流れは近未来の出来事で瀬戸際の現実です。智恵を絞って効果的な政策を次々実行していかなければ世界第3位の経済大国日本は、北大西洋航路の処女航海に出港した「タイタニック号」みたいに沈没の運命が待つだけではないでしょうか。

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双子座流星群観望

2012年12月15日 | 天文

  平成24年12月15日
 「明日の夜、双子座流星群を観に行かないかい。」山仲間のITO氏よりお誘いの電話がきた。その言葉のロマンチックな響きに惹かれ「ザッツ・グッド」と快諾した。観望場所は埼玉県東秩父村の堂平山頂に建つ堂平天文台側の駐車場、待合わせ時間にITO夫妻が巨大なカニを携えて現れた。豪華なカニ鍋の晩餐を終えた後、我々は流星群の出現を待った。双子座が天頂近くになる夜半過ぎがベストな観望タイム、夜空を見上げるとポツリポツリ流星が現れ始めた。「双子座流星群」と言うからには、双子座辺りから次々と流星が飛んでいくのかと思ったら、現実は1分間に1個程度が天空のアチコチから出現するに過ぎない。「双子座流星群」と呼ばれる理由は、個々の流星の軌跡を描くとその始点が双子座辺りになるからだそうです。テレビ等で報じたせいか夜になると次々と車がやってきてまるで夜祭りの様相、錯綜するヘッドライトの光が観望条件を増々悪化させる。氷点下の寒さに長く外に居られず、車から出たり入ったりを繰返し、夜が白み始めた頃寝袋に包まり仮眠を取った。パッと眼が覚めたら駐車場には誰も居らず、我々3人だけがポツンと取り残されていた。昨夜のカニ鍋をベースにウドンの朝食を食べた後、睡眠不足と寒さに疲れた我々は山を降ったのでした。変な姿勢で一晩過ごしたせいか私の腰の痛みが又再発してしまった。昨夜は日本各地で大勢の人が流星を観に行ったと思うけど、私みたいに具合が悪くなった人相当いるんじゃないかな。結論「冬の流星観望は辛い修行と思え、観るなら夏の流星群」

観望を終え、朝食中

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日本海側の大雪

2012年12月13日 | 日記

平成24年12月13日
 地球温暖化と言われながらも早々と寒気が訪れ、日本海側に大雪を降らせています。「今年もスキーが出来るゾ」と喜び勇んだ私は、早速車のタイヤをスノータイヤと交換し準備万端です。しかしその時テレビでは新潟県の過半数が65歳以上という過疎化集落の、腰の曲ったお年寄りが雪掻きに汗を流す姿を放映しており、それをレポーターが「大変ですかア。」何て馬鹿げた質問(当たり前だろが、マイク突き付ける暇があったら少しは手伝え。)するのを観て、スキー関連産業に従事する人以外、雪国の人にとっては大雪は辛い作業を強いる迷惑至極なものという事を気付かされました。それをノーテンキにスキーが出来ると喜ぶ自己の軽薄さ思慮の無さよ。こんな性格だから出世とは無縁、うだつの上がらぬ人生を送ってきたんだろうね。

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クリント・イーストウッドの最新作映画「人生の特等席」

2012年12月11日 | 映画・コンサート

 平成24年12月11日
 クリント・イーストウッド監督の最新作映画「人生の特等席」を観てきました。マカロニウェスタンで売り出した若い頃の彼は全然興味無かったのだが、彼が監督し渡辺謙が主演した「硫黄島からの手紙」が大変面白くて、以降彼が監督・主演する映画は欠かさず観るようになりました。「頑固で一徹な老いた主人公が序々に心を開き、不正や不条理に立ち向かっていく。」というのが彼の作品のパターンでしょうか。今回の作品は、「大リーグのヴェテラン老スカウトである彼が身体の不調や娘との葛藤を織り交ぜながら、IC機器を駆使するライバルの若手スカウトを打ち負かす。」大雑把に言えばこんなストーリーです。舞台が野球界なので生死に係わる緊迫したシーンが無く、手に汗握るといった迫力ある場面が少なかったですね。そのせいかあまり人気も無いようで、休日というのに数えるほどしか観客も入ってませんでした。我家から至近距離にあるこの映画館は、暇人の私にとっては大変ありがたい施設なんですけど、こう客の入りが悪いんじゃ閉館されるのではと一寸心配です。


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筋肉の老化

2012年12月09日 | 日記

 平成24年12月9日
 数日前から右足付け根部分に痛みが発症し、昨日朝、顔をシカめていたら、「すぐに池袋病院で診てもらわなきゃ駄目よ。」と妻が恐い顔で言い、即病院に予約の電話をいれた。池袋病院は川越市近郊にあり、整形外科医の院長先生は腕が良いと評判で、以前妻も治療を受けた事があるのです。朝食もソコソコに病院へ行き、院長先生に診てもらったところ「脚の筋肉と神経が疲労過多の為、痛みを発しているんだろう。」との見立て、又「これ以上無理をすると炎症を起こし、筋肉や神経を痛めてしまう。」とも言っていた。それで昨日は仲間との親睦テニスをキャンセルし、そして今日は毎年参加して楽しみにしていた小川町ハーフマラソンを欠場しました。過去数十年間、年に数度はマラソン大会に参加している私は、途中棄権こそ2回あるものの事前の不参加は初めてで、残念無念の心境です。Butプロでも無いのにサッカーの中山ゴン選手みたいに脚を酷使して引退なんて、そんな無茶はやりたくありません。脚を壊してしまったら、山登りとジョギングしか取柄がない私の人生はモノトーンに染まってしまいます。振り返ると今年9月に発症した脚の故障も今回と同じ原因で、私の筋肉は老化で許容力が無くなり、「今までと同様のトレーニングは無理ですよ。」と身体が教えてくれたんですね。


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晩秋の関西観光地巡り

2012年12月07日 | 旅行

11月25日(日)~12月2日(日)     関西登山&観光の旅
 
 約一週間、晩秋の関西を旅してきました。5箇所の山を登りましたが、その他にも観光地巡りをしてきたので、その事も一寸ふれてみたいと思います。この旅を終え車で帰宅の途につく日、中央道笹子トンネルで崩落事故がおきました。もし事故の発生時刻が遅れていたら、我々が被害者となっていたかも知れず、ゾッとする甚大事故でした。


11月25日(日) 三重県、伊勢神宮

 早朝我家を出発し、午後半ば伊勢神宮に到着しました。休日とはいえお参りする人の多さにはビックリしました。此処は日本の原点というか、我々を厳かにさせる雰囲気がありますね。




11月28日(水)  奈良県、室生寺
 
 奈良の山中に在る室生寺は、山腹に建てられてるので階段が多く、国宝の五重塔を参拝する高齢の人達はヒィーヒィー言いながら参拝しておりました。




11月28日(水)   奈良県、長谷寺
 
 室生寺から程遠くない場所にある長谷寺は、幾分街中に在るので、室生寺より随分明るい雰囲気のお寺でした。この寺の回廊は化粧品のテレビCMで有名な所ですよね。




11月30日(金)   奈良県吉野山、金峯寺(蔵王堂)

 吉野山は、標高500mを越える山上にあるので今の時期けっこう寒いです。写真の蔵王堂は国宝で、秘宝を公開中との事でしたが、お堂の中を一周するだけで、一人=1千円の拝観料はちと高過ぎではと思いました。




11月30日(金) 奈良県明日香村、高松塚古墳

 一世を風靡した高松塚古墳も地上で見る分にはありふれた自然公園の赴きですが、この下に秘宝が隠されているのでしょうね。隣接して資料館がありましたけど、一寸安っぽい雰囲気だったので我々はパスしました。




11月30日(金)  奈良県斑鳩町、法隆寺

 修学旅行で法隆寺は絶対はずせないポイントですよね。私も修学旅行で2回訪れています。今日も大勢の学生達が見学していました。私見ですけど、学生達の顔は「義務だから来てるんだ。」という風情で面白くなさそう、こういう歴史を語る史跡は年老いて観た方が、より深い感銘を受けるような気がします。




11月30日(金)   奈良市、東大寺

 チマチマした史跡の多い日本ですが、この東大寺の大仏殿と大仏様のデカサだけは迫力があります。数多く訪れている外国の人達も皆圧倒されているようでした。



12月1日(土)  京都市東山、南禅寺

 東山の山麓に在る南禅寺は大変大きなお寺です。此処から銀閣寺に至る哲学の道は一番京都らしい雰囲気があり散歩道として星三つです。




12月1日(土)  京都市東山、銀閣寺

 まだ行った事が無かった銀閣寺は、是非とも訪れたい場所でした。キンキラの金閣寺に比べて渋い造りに好感が持てます。しかし設営された当初は、竜宮城のようにハデハデの外装だった事を知り意外でした。




12月1日(土)   京都市四条河原町の南座

 南座は京都市の繁華街にある歌舞伎情緒豊かな劇場です。ちょうど中村勘三郎さんのご子息達が上演中でした。勘三郎さんが亡くなられた時の勘九郎さんの口上をテレビで聞いた時は目頭が熱くなりました。


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主旨替えしてカーナビ買いました。

2012年12月06日 | 日記

平成24年12月6日
 私以前ブログで、「脳の活性化の為、カーナビは使わない。」と豪語しておりましたが、主旨替えしてカーナビを買っちゃいました。パナソニックの最軽量、最安価格モデルの「ゴリラCN-GL32OD」ネット価格で¥24,100円、使ってみたら、こんな便利なものとは思いませんでした。今夏訪れた北海道は大雑把な地形だから道路マップと標識だけで何とかなったけど、今回旅した関西地方は細々した地勢なので、カーナビが無ければアッチコッチで立ち往生していた事でしょう。明治時代に、文明開化の象徴である蒸気機関車を嫌悪して鉄道導入に反対し、自分の住む郷里を寂れさせてしまった頭の固い御仁が居たそうですが、私もその御仁と大して変わらないなあと自戒しているところであります。

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京都府・滋賀県境、比叡山登山

2012年12月03日 | 山歩き

12月2日(日)    比叡山   天気=晴れ後曇り


07:08:県道駐車場→ 07:13坂本登山口→08:14~22亀堂→ 08:35~40延暦寺(根本中堂)→ 09:09~15比叡山山頂→ 09:45~10:00ケーブル延暦寺駅→ 10:20無動寺明王堂→ 11:29県道駐車場


 関西の旅、昨日は京都観光を楽しみました。時折小雨降る生憎の天気でしたが、南禅寺から銀閣寺の東山界隈は紅葉が彩り秋の風情が漂っていました。2年前京都に移り住んだIWAさん宅に二泊させてもらい、今日はIWAさんと我々夫婦の3人で京都の東に聳える比叡山へ出掛けました。
 京都山科のIWAさん宅から大津市坂本の登山口までは車でアッと言う間に着いた。ケーブル坂本駅の駐車場に停めようとしたら駅員さんから「ケーブルカー利用者以外は駄目」と注意されたので、駅から少し降った所にある県道沿いの無料駐車場に移動し、此処を出発点とする。



 
坂本登山口




 駐車場から歩いて5分ほどで比叡山高校隣りの登山口に着く。JR坂本駅からの直線道が此処に繋がっている。登山道は大雨の影響なのか所々削られているが、以前は車も通行できたのではと思われるほど幅広く緩やかで、快適に登って行ける。少し標高が上がると道沿いの木々には白い雪が積っていた。昨日降った雨は此処では雪になっていたようだ。日曜日というのに殆んど登山者と会わない。IWAさんの話では比叡山のメイン登山道は西の京都側になるそうだ。



 
木々に雪が積る登山道



 1時間ほどで亀堂という名の小さな小屋に着き、無人の小屋内で一息いれる。脇には亀の石像が置かれている。そこから少し歩くと車道となり、ホテルと見紛うような立派な建物の延暦寺会館に着いた。この辺りから山上にある延暦寺の広大な敷地となっている。



 
延暦寺の中心、根本中堂




 
延暦寺境内



 「拝観料を払わねば山頂へ行けないかも」とのIWAさん事前情報だったが、早朝だったせいか拝観料を払う必要も無く寺の敷地を通過し、少し急登するとケーブル延暦寺駅からの登山道と合流して、緩やかな尾根道を登って行くとNTTの巨大なアンテナ塔が現れ、次にテレビ局の中継局を過ぎるとこんもりした高まりがあり、そこが比叡山山頂(848m)だった。




 
比叡山山頂



 あっけなく着いたので一寸拍子抜けの感じがする。樹林に阻まれ展望も無いので早々に山頂を後にする。しばらく降るとバス停に信号まである2車線の比叡山ドライブウェーに降立った。バスの時刻表を見ると2時間後に京都行きがある。何かテクテク歩いているのが馬鹿らしくなってくる。
 ドライブウェーから少し降った所にケーブル延暦寺駅があった。そこの駅員さんは出発時、私の無断駐車を注意した人だった。でも以外に優しい人で、「駅付近の小鳥は人懐っこくって餌を手の平に載せると食べにくるよ。」と教えてくれたので、IWAさんと妻がやってみると本当に手の平の餌を食べに来た。駅員さんの話では「つぐみ」という種類だそうだ。あまりに動きが素早いので写真を撮るのは失敗した。
 下山は無堂寺明王堂経由の道を選んだ。山腹を延々トラバースする道でアップダウンも多く、車を停めてある県道駐車場までは、登りより下りの方が長時間歩かせられてしまった。




 
下山道から大津市街方面



 下山後、大津市のスーパー銭湯やまとの湯へ寄り登山の汗を流した。料金は700円と少し高めだが、いろんなお風呂やレストラン等設備も充実し、けっこう賑わっておりました。銭湯を出ると山科に戻り、IWAさんとお別れする。(二晩お世話になった彼女と今度会うのは何時だろうと惜別の情が残る。)
 その後、我々夫婦は帰宅の途についたが、途中「笹子トンネルの崩落事故で通行止め」という衝撃的な情報を知る。中央道経由で帰るつもりだったので一瞬途方に暮れたが、結局、第2東名道~東富士道~大月JCKから中央道経由で、日付が代わろうとする深夜に我家に到着した。大月と甲府の間が通行止めなので、週末はいつも遅くまで混雑している中央道の上りが、殆んど走る車も無く異様に静かだったのが不気味な気配だった。






 

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奈良~京都の観光中です。

2012年12月01日 | 旅行

12月1日
昨日は奈良の吉野山や高松塚古墳、法隆寺、東大寺を観光、今日は京都の南禅寺や銀閣寺、祇園町等を観光中です。市街地を歩く方が山歩きより疲れるのが不思議です。気疲れでしょうか。

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