Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

右膝が回復したと思ったら今度は左膝が痛くなってきた。

2020年08月31日 | 日記

 去年の暮れに発症した右膝の痛みは、治療の甲斐もあってか自覚症状を感じない程に回復してきたが、数日前から今度は左膝に痛みが生じてきた。神様は何故これほどまで私に試練をお与えになるのであろうか。・・

 と言う程大袈裟さな痛みでは無いが、マア次から次と身体の何処かに不具合が症じてくる。たとえ運動神経が鈍くてもそして頭が悪くても、丈夫な身体だけが唯一の自慢だった私なのに、年老いてすっかりガラスのような脆い身体に変わってしまったようだ。

 右膝の時は何で悪くなったかハッキリしなかったが、今回の左膝の場合、原因は前から何となく違和感を感じていたのに、無理してジョギングを強行したせいだ。70歳過ぎれば回復力は若い時とは全然違うという事を今だ自覚できない自分が一番アホで、「年寄りの冷や水」とは正に私のような奴の事を言うんだろう。

 ただ今回は右膝の時より症状が軽く、歩く分にはさほど問題は無い。でも登山やジョギングなどの過激な運動は避けた方が良さそうです。テニスも止めた方がいいんだろうが、もし行きたい気持ちが勝ったらテニスコートに行くかも知れない。

 その時はどうかクラブの皆さん、私が脚を使わなくて済むようにラケットの届く範囲へ返球してくださいネ。 お願いします。・・エッ「そんなにボールをコントロールできる程、上手くはネーヨ」ってですか?すみません。無理なお願いをしてしまいました。

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運転免許証の高齢者講習を受講する。

2020年08月29日 | 日記

 8月28日(金)

 運転免許証更新に伴う「高齢者講習」通知のハガキが、先日私宛に届いた。自分じゃ「まだまだ若くて元気」のつもりだったが、世間の中では私も立派な高齢者だと認識させられる通知だった。

 そして今日がその講習日だったので、講習場所である隣町のS自動車教習所を訪れた。受付を済ました後通されたのは小さな教室で、ソーシャルディスタンスを考慮しているのか一緒に受講したのは私の他に同年輩の男女各1名だけだった。講習は前半1時間は視力検査とビデオ映像を使っての座学、後半1時間が教習所のコースを使った実地運転となっている。

 最初の視力検査では静止視力は裸眼で1.1と年齢の割に良いですねと褒められたが、動体視力はテニスで鍛えているはずなのに0.3と老人らしい数値で一寸ガッカリだった。

 前半の座学が終わって、車で少し離れた教習所の路上コースへ向かう。そして助手席に教官が座り、教習用の車で一人約15分程言われるがままに路上コースを運転する。

 マア毎日のように車に乗ってるから運転そのものに不安は無かったが、横に教官が乗っているので実地試験を受けてるようで少しナーバスになった。教官から「左折の時にチョット大廻りし過ぎるみたいだね。」と注意されたが、昔大型自動車を運転していた時の癖が残っているのだろうか。

 これで講習を終え最後に「高齢者講習修了証明書」なる書類を頂いて、晴れて運転免許証庚申の権利を得たという事になる。(5100円の手数料を支払って買ったようなものだが)

 高齢者ドライバーによる交通事故が多発して社会問題となっているご時世なので必要な制度だとは判っちゃいるが、齢を取ると免許証の更新にしてもだんだん面倒くさくなってくる。次回の更新時は75歳を超えるので、認知症検査を受けなきゃならない。ソロソロ車の運転の終活時期を、真剣に考えなきゃいけない年代になってしまったと言う事か。

 

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日本三百名山回顧№83、新潟県、御神楽岳(2百名山)

2020年08月27日 | 三百名山回顧

平成13年10月27日(土)~18日(日)

 新潟と福島の県境に聳える御神楽(ミカグラ)岳は標高1400mに満たぬ低山ながら、その山容は険しく別名「会越の谷川岳」と呼ばれる峻峰です。この山へ登ったのは今から20年前の平成13年の10月の事でした。

 参加したのは山仲間のS夫妻やA氏、I氏そして我々夫婦の計6名で賑やかな山行になりました。関東地方から登山口のある会津金山町まではアクセスが悪くて、多分前夜は車中泊したはずだがそれが何処だか思い出せない。

 只見川沿いの金山町から三条林道を遡った終点の沢が合流する地点に登山口がある。最初は霧来沢を登って行く。途中に八乙女の滝があるが、全般に緩やかで紅葉の美しい沢だったと思う。

霧来沢の道

 同 上

 やがて沢から右へ曲がって急登の尾根道となる。急峻な道を喘ぎつつ登って行くと尾根上のピーク杉山ガ崎(948m)に着く。此処で初めて本名御神楽岳が姿を現し、尾根の左手には前ガ岳南壁の眺めが壮観だ。

杉山ガ崎ピーク付近

杉山ガ崎ピークから前ガ岳南壁

同ピークから本名御神楽岳

 杉山ガ崎から狭い尾根を更に登って、前ガ岳の山頂部が同じ高さになる頃、本名御神楽岳山頂直下の避難小屋に着いた。今宵は此処で一夜を過ごす。こじんまりとした簡素な造りだが水場も近くに有り居心地の良い小屋だった。他の登山者は誰も居らず我々だけの貸切状態だったので、夕食は楽しい宴のひと時となった。

避難小屋手前の急登

避難小屋手前から前ガ岳

 二日目は薄ぼんやりと霞んだ朝を迎えた。小屋を出発してしばらく登るとアッケない感じで本名御神楽岳(1266m)に着いた。山頂からは360度の展望で、雲名も知らぬ会津の山々が雲海の上に浮かんで見えた。

本名御神楽岳山頂直下の道

本名御神楽岳山頂

山頂から雲海に浮かぶ会津の山々

山頂から御神楽岳

 本名御神楽岳から北へ延びるたおやかな稜線を伝ってしばらく進み、待望の御神楽岳(1386m)の山頂へ着いた。此処からの展望も素晴らしく、特につばくろ尾根の南壁は壮観で圧倒される。

御神楽岳山頂

山頂からつばくろ尾根南壁

山頂から本名御神楽岳

 下山の道は、本名御神楽岳の東側にある1091mピーク南へ延びる尾根を降る。こちらは大して記憶が残って無いので、見所の無い平凡な道だったように思う。

1091mピーク付近

 1091mピークからの降り

 下山後は金山町の只見線本名駅近くの温泉旅館で登山の汗を流し、関越道小出インター経由で車を走らせ夜遅く我家へ戻った。遥々訪れた会津の峻峰御神楽岳だったが、親しい山仲間達と天気に恵まれて本当に楽しく思い出深い二日間の山行だった。

 

 

 

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最近車中泊がブームになっているようです。

2020年08月25日 | 日記

 一つの旅行形態として、最近「車中泊」というのがブームになっているような気がする。先日福島へ旅行した際も、最初の夜を道の駅猪苗代で車中泊したが、駅の駐車場には同じような車が十数台も停車していた。

 そう言う私は車中泊が大好きで、一人旅なら宿へ泊まるよりも車中泊をチョイスする方が断然多い。11年前に日本列島縦断の歩き旅をした時も、数カ月の間車で寝泊まりしながら旅を続けた。

 キャンピングカーみたいに「如何にも車中泊しますよ。」という程大袈裟な車は欲しいとは思わないが(財政的にも厳しいので)、車中泊に適するか否かが車を購入する時の大きな決め手になっている。

 そんな条件で考慮して選んだ今の我が家のマイカーが、ホンダフリードプラスでした。この車はホンダフリードの派生型モデルで、快適な車中泊ができる事を売りの一つにしています。5ナンバーのコンパクトカーながら後部座席を倒せば、大人二人が余裕を持って寝られるフラットスペースが確保できます。

 以前乗っていたフリードスパイクも車中泊に適した車だったが、荷物の積載量の少ないのが難点だった。それが次世代型のフリードプラスでは改善され、床下に充分な荷物スペースができたので車中泊の快適度が随分アップしました。

 車中泊の一番の魅力と言うのは、毎日宿泊場所の確保を気にせず旅が続けられる事じゃないでしょうか。それに旅費の殆どを閉める宿泊費を浮かす事ができるのも大きなメリットです。

 今まで車中泊した場所の中で一番良かったのが、東北地方の日本海側に点在する道の駅「象潟」や「岩城」などで、駅の施設内に温泉や美味しい食堂があってとても快適なひと時を過ごせました。来月には北海道を訪れる予定ですが、豊かな大自然の中で、どんな車中泊ができるかも旅の楽しみの一つです。

フリードプラスの車中泊はこんな感じ

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GoToトラベルキャンペーンの還付金申請をオンラインでやってみた。

2020年08月23日 | 日記

 8月23日(日)

 先日宿泊した休暇村裏磐梯でチェックアウトの際、領収書と一緒にGoToトラベルキャンペーン申請用として使う「宿泊証明書」なる書類も受け取った。自分のブログで「今じゃ無いでしょ。GoToトラベル」と批判した手前、「こんなもの破り捨ててヤギの餌にでもしてくれるわ。」・・・という程私はヤボじゃござんせん。 ヘイ根っからケチな性分なので、貰えるものはチリ紙だろうがテッシュだろうが何でも遠慮無く頂きます。

 とは言ってもせっかく受け取った証明書も申請しなけりゃタダの紙、さっそくネットで調べてオンラインによる還付金の申請を試みた。ネットで何かの申請手続きをする場合、概ね一筋縄でいかないのだが、今回の場合は意外と簡単に手続きを完了する事ができた。

準備する書類は下記の通りです。

1宿泊証明書 

2領収書 

3入金する貯金通帳 

4本人の住所が確認できる書類(運転免許証、健康保険証等)

5同行者の住所が確認できる書類(同 上)

 以上の書類をスキャナーで読み取ってパソコンに保存する。後はオンライン申請フォームに所要事項を記入して、上記の書類を添付し完成したら送信して完了です。私のようなネットに疎いトロいオッサンでも、20分程で手続きを終える事ができました。

 実際に振り込まれるのは、二か月後ぐらいになるそうです。旅行費用の約35%が戻って来るようなので、バカにならない金額です。ところでこのキャンペーン、全国で東京都だけが除外なんですね。いつも上から目線で他県の者を馬鹿にする都民の皆さんどうも御愁傷さまです。

 この「GoToトラベルキャンペーン」なる政策、一国民的立場で見れば今でも反対だが、個人的な立場で言わせてもらうと「ごっつぁんです。」というのが正直な心境です。

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Go To キャンペーンの最中、福島県の観光巡り

2020年08月21日 | 旅行

8月15日(土)~18日(火)

 新型コロナの流行が衰えぬ中申し訳ない気持ちも幾分あったが、Go Toキャンペーンにかこつけて久々に福島県まで遠出した。山歩きが主な目的だったけど天気が悪くて、結局登れたのは17日の西大巓登山だけだった。残った時間はドライブがてら福島県内を巡ったので、以下の写真でザッとご紹介します。

車中泊した道の駅猪苗代(中々快適な車中泊スポットでした)(15日)

道の駅猪苗代から磐梯山(16日)

猪苗代町の観音寺(川桁山の登山口にあるお寺、前門に趣きがあります)

海のように広い猪苗代湖(湖を一周しようと思ったが土砂降り雨になって諦めた)

裏磐梯、五色沼の一つ「柳沼」

同 上、青沼

 同 上、瑠璃沼

同 上、弁天沼

同 上、弁天沼

同 上、竜沼

五色沼西側入口の裏磐梯高原駅の駐車場

16日~17日宿泊した休暇村裏磐梯(左側の建物は天文台だがコロナ流行で閉館中)

休暇村裏磐梯から磐梯山

休暇村の夜は天体望遠鏡で星空観望(雲が多くて木星と天の川が微かに見えただけだった)

郡山市のデコ屋敷村(民芸品工房の集落)(18日)

民芸品の販売コーナー

デコ屋敷村の三春駒神社

郡山市安積歴史博物館(安積高校に併設されている)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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吾妻連峰、西大巓(ニシダイテン)登山(詳細)

2020年08月19日 | 山歩き

8月17日(火)      天気=曇り

09:13ゴンドラ山頂駅→ 09:39登山道入口→ 11:20~41西大巓山頂→ 13:21登山道入口→ 13:49ゴンドラ山頂駅

 

 避暑と登山を目的に車中泊も入れれば三泊四日で福島県会津地方へやって来た。ところがここ数日の福島県は、前線が停滞して雨が降ったり止んだりの天気が続いている。

 17日の朝はどんよりとした曇り空だったので、ダメもとの気持ちで裏磐梯のグランデコスキー場へ向かった。西大巓の山麓にあるスキー場の駐車場には7~8台程の車が停まっていたが、殆ど人影は無かった。

グランデコスキー場ゴンドラ山麓駅

 取りあえず乗車チケット(往復一人1800円)を買って、8時半過ぎゴンドラに乗る。20分足らずで労せず標高1390mの山頂駅へ着く。今にも雨が降りそうな天気であまり登る気力も湧かないが、「本降り雨になったら引き返そう」そんな気持ちで出発する。

ゴンドラ山頂駅から出発

 最初はスキー場の広々としたゲレンデを、ジグザグに登って行く。20分程で水の流れる小沢に着き、そこから樹林帯の登山道が始まる。これが実に歩き難く、ジットリと濡れた岩コロや木の根が多く滑りそうで沢登りをしているような道が続く。

ゲレンデを登って行く

 スキー場ゲレンデ

 小沢の流れる地点

 水の流れる嫌らしい道

 同 上

 こんな道が長々と続く

 こんな道を慎重に1時間ほど登り続けると、少し傾斜の緩やかな地点に着き、稜線の一角がチラリと見えた。そこを過ぎると再び両手で木の根を掴んで登るような急登になったが長くは続かず、稜線間近を思わせる歩きやすい道に変わった。しばらく進むと白布峠への分岐地点に着き、その先が西大巓の山頂だった。

緩やかな地点から稜線がチラリと見えた

 山頂間近、快適な道

 西大巓山頂

 ゴンドラ駅から山頂まで約2時間余の道程で、簡単に登れると思っていたが予想以上に厳しい道だった。晴れていれば山頂から360度の眺めだが、周囲を雲に覆われて残念ながら殆ど展望は無かった。

山頂から登って来た尾根

 当初の予定では吾妻連峰の最高峰、西吾妻山まで行くつもりだったが、登山道が思いの他悪く又天気もハッキリしないので、西大巓のみで下山する事にする。

 降りも転ばぬよう慎重に歩いたので思いの他難儀して、ゲレンデへ着いた時には思わずホッとした。ゲレンデを降る道からは眼下に小野川湖や遠くに磐梯山の姿を望む事が出来た。ゴンドラ駅に着いたのは午後1時49分頃、結局登りも下りもあまり変わらぬ時間だった。

下りも歩き難い道が続く

ゲレンデから小野川湖、磐梯山方面

 ゴンドラ山頂駅に戻って来た。

 山歩きを目的に遠く福島県まで来たのに一つの山も登らず帰るのは悔しいので、取りあえず吾妻連峰の一峰である西大巓へ登れたのは嬉しかった。裏磐梯は自然豊かな魅力溢れる所です。今度は紅葉の時期にでもぜひ訪れたいものです。

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吾妻連峰、西大巓登山

2020年08月17日 | 山歩き

8月17日(月)
政府のgotoキャンペーンにつられた訳ではないが、避暑と山歩きを目的に福島県の裏磐梯へやって来ました。
昨日は土砂降り雨の天気だったので観光巡りでお茶を濁した。
今朝は何とか曇り空だったので、グランデコスキー場から吾妻連峰の西大巓(1982m)を登って来ました。
簡単に登れると思ったが、岩がゴロゴロした登山道は歩き難くけっこう苦労しました。
でもとりあえず一つの山を登る事ができて良かったです。
昨日今日と裏磐梯の休暇村裏磐梯に泊まっていますが、食事良し温泉良し避暑地として最高の宿です。ずっとここに居たいけど、お金が続かないから明日は蒸し暑い我が家へ戻ります。
尚登山の詳細は後日のブログで紹介します。

 西大巓山頂

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今宵は道の駅いなわしろで車中泊

2020年08月15日 | 旅行

8月15日(土)
関東平野の猛暑に耐えかねて、福島県の猪苗代湖畔にある道の駅いなわしろにやって来ました。
今宵はここで車中泊します。気温28度ほど、外は雨が降ってます。ムシムシして快適に眠れないかも知れません。
明日は吾妻連峰の山を登る予定ですが、天気予報は雨😂、登れなければ観光巡りと温泉でも楽しみます。

 道の駅猪苗代

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田中陽希の「グレートトラバース百名山一筆書き」はカメラマンも凄い。

2020年08月13日 | 日記

 8月12日(水)

 新型コロナの影響でステイホームが推奨されテレビを観る機会が増えたけれども、面白いと思える番組は数少ない。そんな中で毎週水曜日午後4時5分から15分間NHK総合で放送されるアドベンチャーレーサー田中陽希の「グレートトラバース日本百名山一筆書き」は、楽しな番組の一つです。

 山を舞台にした映画やドラマ、ドキュメンタリーというのは概ね先鋭的登山家や一流アルピニストが主役という筋書きが多く、普通の登山愛好者にはかけ離れた存在だが、「日本百名山一筆書き」の場合は殆ど一般的な登山道を歩くので、親しみを感じる番組です。

 今日の番組では、北アルプスの名峰、常念岳と槍ヶ岳が舞台だった。いずれの山も何度か登った経験があるので、自分が登った当時を思い出しつつ楽しく観る事ができました。

 この番組を観ていつも感心するのは登山道を標準コースタイムの半分以下で歩き通す田中陽希さんの超健脚ぶりだが、考えてみたらそんな彼に同行するテレビカメラマンの人も凄いと言える。

 重い機材を持ちながら陽希さんの前から後ろから撮影を続けるのは、田中陽希さんに劣らぬ脚力が無ければできない技だろう。槍ヶ岳の山頂へ向かう最後のシーンでは、田中陽希さんを上の方から俯瞰するように撮影していたから、多分カメラマンの方が先に登頂していたのでしょう。

 槍を登り終えた陽希さん一行は双六小屋目指していたから、次回の番組では笠ヶ岳それとも鷲羽岳、いずれかの山を登る事になるのだろう。メインの田中陽希さんがどんな登り方をするか楽しみだが、カメラマンの人もチョット気になるところです。

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熱中症警戒アラートの中でテニスを続ける挑戦者達

2020年08月11日 | 日記

 8月11日(火)

 コロナウィルスの自主規制だけでもウンザリなのに、ここ数日の猛暑で関東地方には熱中症警戒アラートなんてのが発令された。その内容は「不要不急の外出はできるだけ避ける。」、「エアコンが設置されていない屋内外での運動や活動は、原則中止や延期する。」、そして「熱中症になりやすい高齢者や子供、障害者方々は十分注意する。」何て書かれている。

 そんなお上の慈悲深い通達に逆らうように、高麗川河川敷のコートでテニスに興ずる平均年齢アラセブンティーの男達がいます。テニスと無縁の人からすれば、「何というアホなオッサン達だ。」と呆れられるところだろう。

 気温40度越えのコート上でテニスをしていると、直射日光で頭は朦朧として思考を失い、大量の汗で目は霞み、手のひらはヌルヌルしてラケットさへ満足に握れない。

猛暑に立ち向かう挑戦者達(シートの日陰で暑さを凌ぐ)

 こんな環境下で長時間プレーをする何て、どう見ても普通の事ではない。これが仕事だったら、時給1200円だってやりたくはない。(2千円以上だったら少し考えるけど)まあ好きな事だからやってられるのだろう。

 そんな男達はある意味、殺人的猛暑に立ち向かう果敢な挑戦者と言えなくも無い?(ここでNHKプロジェクトX「挑戦たち」のテーマソング、中島みゆきの「地上の星」をイメージして頂くとありがたいです。)

 でも悲しい事に、成功しても失敗しても尊敬され称賛されるNHKプロジェクトXの挑戦者と違って、河川敷コートで猛暑に立ち向かう挑戦者達を尊敬あるいは称賛する者は誰一人として居ない。身内の妻でさへ「こんな暑い中、よく行くわねぇ。」と呆れ顔だ。

 もし熱中症で倒れようものなら、「何て馬鹿な奴らだ。」と罵詈雑言を浴びるだろう。そんな世間の冷たい視線の中でも、私達はテニスを続けていくでしょう。・・・・やっぱりバカかも知れない。

 

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日本三百名山回顧№82、福島県、燧ケ岳(百名山)

2020年08月09日 | 三百名山回顧

 燧ケ岳は東に尾瀬沼、西に尾瀬ヶ原を従えて、国立公園尾瀬の中央に聳えるシンボル的存在だ。又2356mの標高は、東北地方以北の最高峰でもあります。その燧ケ岳へは、昭和55年7月13日と平成8年8月2日の2回登った記録がアルバムに残されていた。

 最初に登った時は職場の友人M君と二人で前日は至仏山を登り、その夜はギュウギュウ詰めの東電小屋で眠れぬ一夜を過ごした後、翌朝見晴新道から燧ケ岳を登った。

燧ケ岳(紫安岳)山頂

尾瀬沼大江湿原(ニッコウキスゲはまだ咲いていない)

 まだ梅雨の時期でもあり山頂からの展望は殆ど無かったように思うが、あまり記憶に残っていない。今では賀状だけの付き合いのM君だが、この時の山の思い出をまだ覚えているだろうか。

 2回目は平成8年8月4日に妻と二人で沼山峠から歩き始め、ナダッ窪の急登を経て燧ケ岳へ登った。この時は何か諍いでもしたのだろうか、妻の映った写真が殆ど残されていない。

尾瀬沼大江湿原

燧ケ岳(紫安岳)山頂

 この時の山行で印象深かったのは、-山頂から御池へ降る道沿いに広がる熊沢田代や広沢田代の高層湿原で、桃源郷のように美しい所だった。数ある尾瀬のビューポイントの中で、最も私の気に入った場所の一つです。

登山道から熊沢田代湿原を見下ろす

熊沢田代湿原

 熊沢田代湿原から燧ケ岳

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新しく開業した高輪ゲートウェイ駅へ行ってみた。

2020年08月07日 | お出掛け

 膝の治療で都内北区十条の「永振クリニック」に通院を始めてから早や半年になろうとしている。待合室での雑談をそれとなく聞いていると、膝疾患のエキスパートである陳先生の名声は高く全国から患者が通院して来ているようだ。

 私の場合は「調子はどう?」と陳先生に聞かれ、「特に問題無いです。」と応えた後、膝に注射を「ブスッ」と打たれ、「ジャア2週間後に又来てくださいネ。」の言葉でアッサリ治療は終わる。

 今のところハイキングやジョギングがやれるぐらいには回復してるが、再発の不安も拭えぬので先生に「もう来なくていいですよ。」と言われるまでは通院するつもりでいる。

 今日も早々と治療を終えたが、このまま帰るのじゃ電車賃が勿体ない。何処か見物しようと思うけれど、只今コロナウィルス蔓延中の都内をあまりうろつくのは極めて危険、そう言えば、先日山手線にJR東日本で一番新しい駅、「高輪ゲートウェイ駅」が開業したと聞いている。駅ならば電車賃以外入場料を取られる事も無いし、丁度よいブログネタになりそうだ。

 新宿方面から行けば品川から次の駅になる高輪ゲートウェイ駅は、近未来を思わせる超モダンな駅舎でした。駅の周囲は都市再開発の真っただ中という感じで、あと5年もすれば見違えるような近代的都市風景となるんでしょう。

高輪ゲートウェイ駅ホーム

駅舎内

 駅入り口

 少し品川へ歩いた所から見た高輪ゲートウェイ駅

 品川駅

 山手線の主要駅である品川や渋谷、新宿、上野などは都市開発でドンドン変貌を遂げているけれど、それに比べて埼玉への玄関口である池袋はあまり変わり映えがしていない感じがする。そう思うのは、ダ埼玉県民の僻みもあるんだろうか。

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草津温泉に浸かった後は、八ッ場ダムを見物

2020年08月05日 | 旅行

 8月2日(日)

 笠ヶ岳登山を終えたのが午前10時半頃、せっかく遠出したので後は観光巡りでもしようと国道292号(通称:志賀草津道路)を草津方面に車を走らせた。久々の好天と休日という事もあり、行き交う車やバイクはかなり多い。日本の国道最高地点(2172m)である渋峠の駐車場は、満車状態だったので停まらずに通過する。

渋峠から西に御飯岳方面(右奥のゆったりした山)

 草津白根山の火口湖「湯釜」周辺は、現在「噴火警戒レベル2」の規制中で、この間の国道292号は自転車やバイク、オープンカーは通行不可、車のみが通行できるが全面駐停車禁止で停まる事はできません。

噴火警戒レベル2の規制案内図

 草津温泉に着くと、一番人気の日帰り温泉「大滝の湯」で山の汗を流す。入口で検温されたものの、通常通りの営業でした。入浴客はソコソコの賑わいで、ソーシャルディスタンスに気を配りつつ湯船に浸かりました

 温泉を出ると吾妻川の八ッ場ダムへ向かった。「去年の台風による大雨を堰き止めて、利根川本流の水害を防いだ。」と話題になった事もあり、現在どうなっているかとチョット気になっていました。

 前回訪れた時に比べると八ッ場ダム周辺は全く様変わりしていました。高さ116m、長さ290mの巨大なコンクリートが吾妻川を堰き止めて、巨大な湖が出現していました。「あがつま湖」と言うんだそうです。

ダムサイト横のダム資料館(現在閉館中)

八ッ場ダム展望台

ダムサイトからあがつま湖

 八ッ場ダムの堰堤

ダム下から放水中

 ダム近くの道の駅「八ッ場ふるさと館」には八ッ場ダムを観光する水陸両用バスが運行していて、乗ってみたい気分だったが最終便以外は全て満席の人気で乗る事はできませんでした。(1時間半の周航で料金は大人3500円と、けっこう高額料金です。)

八ッ場ダム観光の水陸両用バス

 道の駅やダムサイトには大勢の観光客が押し寄せて、新たな一大観光名所が誕生したという感じです。コロナウィルスの影響でダム資料館やダム本体内の見学はできなかったが、ダムサイトからの景色は素晴らしく一見の価値有りです。

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信州志賀高原、笠ヶ岳登山

2020年08月03日 | 山歩き

8月2日(日)      天気=晴れ

06:30熊の湯温泉駐車場→ 06:53登山道入口→ 07:56~08:03笠岳峠→ 08:30~56笠ヶ岳→ 09:18~22笠岳峠→ 10:14~22登山道入口→ 10:30熊の湯温泉駐車場

 

 梅雨が明け、久し振りの登山で志賀高原の笠ヶ岳を登って来ました。県外の山へ登ったのは東京都の御岳山以来実に約3か月半ぶり、久々の高速道路運転はけっこう緊張しました。

 笠ヶ岳は日本三百名山の一座で、30年以上昔に山岳会の仲間達と熊の湯温泉側から登っている。しかし過去のアルバムを捲っても写真はおろか記録の一片すら残されておらず、登った日付さへ定かで無い。これでは日本三百名山回顧の掲載に支障をきたすので、妻と二人で前回と同じコースを再び登って来ました。

 昨夜は長野道の松代パーキングエリアで車中泊、キャンプ気分で中々快適な一夜でした。朝方6時過ぎに熊の湯温泉の駐車場に着いた。準備を終えて歩き始めたら、熊の湯温泉ホテルの人が出て来て「登山ですか?ここはホテルの駐車場なので、宿泊者以外の人は川向こうの駐車場に車を停めてください。」と注意されたので、車を移動させた後出発した。」

熊の湯スキー場から熊の湯温泉(下山時)

 駐車場から僅かな距離で熊の湯スキー場ゲレンデに着く。ゲレンデには「笠ヶ岳・山田温泉」と書かれた標識が立っており、それに従って、ゲレンデの左から数えて三番目のリフト沿いに登って行く。

スキー場ゲレンデの標識

 ゲレンデを登って行く。

 約20分程の登りで「笠ヶ岳・山田温泉→」と書かれた標識が有り、ここから右に登山道が始まる。登山道は笠ヶ岳山腹を巻くトラバース道で、幾つか小沢を超えると、崖に仮設橋を掛けられていた。

登山道入口の標識

 トラバースの道

 仮設の橋

 更に長々と山腹を巻いて行くと、道下に県道南豊野志賀高原線が並行してチラチラと見えて来た。登山道入口から約1時間で、県道沿いに茶店が建つ笠岳峠へ着いた。志賀高原から峠までの県道は、去年の水害被害以降通行止めになったままだ。(山田温泉側から峠までは通行可能です。)

笠岳峠茶屋(休業中だった。)

 峠から志賀高原への県道は通行止め

 峠からいよいよ笠ヶ岳へ向けて登って行く。最初は緩やかな坂道だったが、その後は急な階段の道で、これが昨日の雨で濡れており滑りそうで何となく怖い。(ある意味ここが今日一番の難所だったかも知れない。)

峠から最初は緩やかな登り

 濡れて滑りそうな階段の道

 急な階段が終わると今度は急な岩場の道で、そこを一登りしたら、笠ヶ岳(2076m)の山頂だった。

山頂直下の岩場の道

 笠ヶ岳山頂

 山頂の最高地点は石の祠が鎮座する大岩で、此処から360度の大展望です。30数年前の晴れの日に、親しい山仲間達とこの上で楽しいひと時を過ごした記憶が薄っすらと蘇ります。

最高地点大岩の祠

 山頂から東、横手山方面

 山頂から北、湯田中温泉方面

 妻は濡れた急な階段とジメジメしたトラバース道に嫌気がさして、「この山もう2度と来たく無い。」何て言っている。30分足らずの滞在で山頂を後にする。

 山頂では誰にも会わなかったが、帰りの道では幾人かの登山者とすれ違った。さすが三百名山の一員なので、ソコソコの人気があるようです。往路を忠実に降って山頂から約1時間半で登山口の熊の湯温泉駐車場に戻って来た。

山頂から笠岳峠へ降る

 帰りの道は、渋峠(日本の国道最高地点)から草津白根山の脇を通って、草津温泉の大滝の湯で山の汗と疲れを流した。その後は八ッ場ダムを見物なんぞして夕刻わが家へ戻りました。久々の遠出は山と温泉いずれも楽しめて、充実した一日を過ごせました。

 

 

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