Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№61、福島県、大滝根山(3百名山)

2019年03月31日 | 三百名山回顧

平成25年7月3日(水)    天気=曇り時々雨  

08:13大越温泉跡地→ 08:32~36賽の河原→ 09:03~16大滝根山→ 09:37ブナ平→ 09:59仙台平登山口→ 10:10大越温泉跡地

 前日茨城県の八溝山を登った後、福島県滝根町の「星の村ふれあい館」という宿に泊った。この年は東北大震災からまだ2年後で、福島県では原発事故の影響で観光客が激減していた。だから此処へ来たのは、観光支援の一助にでもなればという気持ちが少しはあった。

 星の村ふれあい館は公営で、シンプルながら清潔な施設と広いお風呂があってとても快適な宿だった。朝食を済ました後に、大滝根山の登山口へと車を走らせる。登山口は大越温泉健康ランドという大型リゾート宿泊施設だったが、今は既に廃業し荒廃した建物と広い駐車場だけが残されており、その駐車場跡地に車を停める。

 登山口の駐車場(背後の建物は廃館となった大越温泉健康ランド)

 準備を終えて歩き始めようとした時に、雨がパラパラと降り始めた。こんな天気に嫌気が差したのか妻が「私登らないで、此処で待ってる。」と言った。三百名山踏破を目標に掲げる私に登らぬ選択枝は無く、単独で登る事にした。

 登りの道は沢沿いに進む霧島権現コースで、沢を詰めて急登をしばらく歩いて1時間程で大滝根山(1192m)の山頂へ着いた。阿武隈山塊最高峰でもある大滝根山だが、山頂部の大部分は自衛隊のレーダー基地で占められており、山頂は施設を囲む金網の傍にある。登頂してこれ程ガッカリした山も珍しかった。

 大滝根山山頂(背後は自衛隊レーダー基地)

 山頂の自衛隊レーダー基地

 下山はブナ平経由の緩やかな尾根を降ったが、新緑の香り漂う快適な道だった。登山口で待つ妻と合流すると、福島の緑豊かな田園風景の中をドライブしつつ帰宅の途に着いた。

阿武隈山地の東側には福島第一原発があったので、その頃は放射能汚染で復旧の目途も立たぬ深刻な状況だったが、阿武隈山地の西側は既に平穏な日常生活を取り戻しているかのように見えた。

大滝根山登山の詳細は当時のブログに掲載済みなので、下記をクリックしてご覧ください。

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日本三百名山回顧№60、茨城・福島県境、八溝山(3百名山)

2019年03月29日 | 三百名山回顧

 平成25年7月2日(火)    天気=曇り時々雨 

 

 09:50登山口駐車場→ 10:10~14金性水→ 10:16~19鉄水→ 10:35~11:03八溝山→ 11:07日輪寺分岐→ 11:24~30日輪寺→ 11:50登山口駐車場

 八溝山を登ったのは東北大震災の2年後で、まだ東北地方には災害の爪痕が色濃く残されている時期だった。八溝山(1022m)は茨城県の最高峰で信仰の山でもあるが、山頂まで舗装された道路が通じ登山の対象として甚だ面白味の無い山だった。

 更に残念なのは山頂には展望台を兼ねたコンクリート造りの城が建っており、それが山の風情を大きく損ねていた。我々夫婦は日輪寺の参道入口駐車場から山頂を往復したのだが、山歩きと言うより遊歩道のそぞろ歩きをしたような気分であった。

 参道入り口の駐車場

 八溝山山頂

 物足らぬ思いで登山を終えた後、太子町の袋田の滝を見物した。さすが日本三名瀑の一つと讃えられるだけあって、優美な滝の流れの景観に不完全燃焼の気分が少し満たされた。

 袋田の滝

 尚、八溝山登山の詳細は、当時のブログに掲載済みなので下記をクリックして参照されたい。

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車のタイヤを冬用から夏用に交換

2019年03月27日 | 日記

 3月26日(火)

 スキーシーズンが終わり桜の花咲く季節がやってきた。もう雪道を走る事は無いだろうし、車のタイヤを冬用から夏用へ交換しなけりゃと思っていたが、作業が面倒だし腰に負担がかかるので先延ばしにしていた。

 詳しくチェックした訳じゃないが、冬用のスタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べると燃費が悪い。(私の車だと1ℓ当り2kmくらい低下する)それにタイヤのゴムも柔らかいから損耗も早そうだ。交換するなら早いに越した事は無い。

 そこで覚悟を決めて、今日の午後タイヤの交換作業を行った。4本のタイヤをマンションの我家から運びだし車に積込むまでが一苦労、車で少し離れた空き地まで運んで交換したが、腰痛を発症する事も無く1時間程で作業を終えた。これで一安心、心置きなく遠出ができる。

 タイヤの交換作業はけっこうな力仕事だ。これでどのくらいエネルギーを費やしたか携帯の歩数計で測ってみたら、得られた結果はたったの9Kcalだった。まあ歩数計だから、脚の運動以外はカウントされないんでしょうね。・・・Myブームとでも言うんでしょうか、最近身体を動かす度に歩数計の消費カロリーをやたら見る癖がついてしまった。

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歩数計アプリで、ジョギングやテニスの消費カロリーを測ってみた。

2019年03月25日 | 日記

 3月25日(月)

 先月購入した新しいau携帯には、地図や乗換案内と一緒に「歩数計」のアプリも表示されていた。この歩数計アプリでは歩数や運動時間、消費カロリーなどが表示される。

 でも私は普段ジョギングで携帯を持って走らないので、歩数計の必要性を感じていなかった。しかし折角ある機能を利用しないのも勿体ないし、如何ほどのカロリーが消費されているのか知りたい気持ちもあったので、昨日のジョギングに携帯を携行して走ってみた。

 50分程で走り終え携帯の歩数計を確認してみると、下記のような数値となりました。

 

走行時間:31分  歩数:4991歩  消費カロリー:206Kcal

休憩:喉が渇いたので、コンビニでコーヒーを飲んで数分休む。

走行時間:16分  歩数:2778歩  消費カロリー:114Kcal

 

 上記の数値から私がジョギングした時は、大体1分間に約6.8Kcalが消費されているようです。なので1時間走り続けると約400Kcalが消費される計算になります。

 そして今日、午前9時から約3時間程地元サークルでテニスの練習をやったのだが、その時の数値も測ってみた。その結果は、約220Kcalの消費カロリーとなった。

これらの数値がどこまで信頼できるか判らないけれど、一応の目安にはなりそうです。今度は登山をした時に、どれ位の消費カロリーがあるのか、測ってみたいと思います。

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山梨県、棚山登山

2019年03月23日 | 山歩き

3月22日(金)       天気=晴れ時々曇り

 

10:10ホッタラカシ温泉→ 11:06重ね石分岐→ 11:51~57重ね石→ 12:08棚山前コブ→ 12:20~13:31棚山→ 14:37~46重ね石分岐→ 15:28ほったらかし温泉

 

 私が以前所属していたK山岳会は一度解散したが、その後一部の有志(私も含めて)が同好会を結成して今も続いている。その会報の中で山梨県の棚山へ登ると書かれていたので、この山をまだ登った事の無い私も参加させてもらう事にした。

 朝方最寄の駅で山仲間のS夫妻と待合せ、私の車で圏央道~中央道を経由して、登山口の山梨市ほったらかし温泉へ向かう。我々以外の参加者は電車とタクシーで登山口まで来る事になっていたが、中々やって来ない。SさんがリーダーのHさんへ電話を入れると、彼らは既にタクシーで温泉の更に奥の林道ゲートに到着して、もう歩き始めているという。

 ほったらかし温泉駐車場

 S夫妻と私も慌てて準備を整え出発する。温泉の駐車場を出発し、オートキャンプ場の脇を抜けて林道をしばらく行くと、鹿避け柵のゲートがあった。電車組の6名はここまでタクシーで来たようだ。

 最初の鹿避け柵

 林道沿いに見える甲府盆地と富士山(中央奥)

 柵の扉を開けて通過し、急ぎ足で林道を進んで行く。2番目の鹿避け柵を通過すると、大きく迂回した前方の林道で我々を待っている彼らの姿が見えた。しばらく歩いて電車組の6名と合流する。今回参加のリーダーHoさん、Uさん、Oさん、Aさん、Haさん、Dさんとは3年ぶりの懐かしい再会だ。HaさんとDさんは体調がすぐれないので、此処から引き返し温泉で待つ事になり残る7名で山頂を目指す事になった。

 林道を進む。

 電車組と合流

 林道を更に進むと3番目の鹿避け柵があり、そこを通過すると展望の良い伐採地に出た。広々とした伐採地には桜が植樹されており、将来は桜の名所にでもするのだろうか。

 伐採地を過ぎると細い登山道になり、やっと山歩きの気分になれた。沢沿いの薄い踏み跡をしばらく登ると、道が左右に分岐しており、右は棚山の山頂へ直接向かう道で我々は重ね石を経由する左の道へ進む。

 沢沿いの道

 重ね石分岐

 分岐から樹林帯の傾斜のキツイ坂道に変る。登山道沿いはカタクリの葉が芽吹いており、S夫人が「もう少ししたらこの辺りはカタクリのお花畑になるわよ。」と言った。

 樹林帯の急登

 ジグザグの急な道を50分程登ると、岩が積み重なった尾根の一角に達した。その岩の一つが鏡餅のように重なっており、これが棚山の名物の重ね石であった。

 重ね石

 此処で一息入れた後、尾根伝いに棚山を目指す。概ね樹林帯の歩き易い道で、途中には棚山前コブ(1104m)の小さなピークがあった。前コブを通過して棚山が近づくと再び急坂の道となり、そこを登りきると登山口へ降る下山の道が右へ分岐していた。

 棚山へ向かう尾根道

 棚山前こぶ

 登山口への道が右に分岐する。

 分岐を過ぎて少し進んだ所が棚山(1171m)だった。山頂からは東西方向に展望があり、東側は甲府盆地や大菩薩、笹子の山々が望め、西側は甲斐駒から赤石岳まで延々と連ねる南アルプスの眺めが素晴らしかった。春霞のせいか大気の透明度が低く、霞んだ風景なのが少し残念だ。

 棚山山頂

 山頂から東の眺め(中央手前にほったらかし温泉が見える)

 山頂から西の眺め(雪山の南アルプスが望める)

 山頂には我々以外に誰も居らず、Sさんがコンロでお湯を沸してノンビリランチタイムとなった。1時間余滞在し山頂を後にする。分岐の所まで戻り、そこからロープが張ら巡らされた急坂を降って行く。つまずけば転げ落ちそうな道を慎重に降り、沢に降立つとその先は幾分傾斜も緩み歩き易い道に変った。

 山頂から急坂の降り

 下山の途中、小さな祠があった。

 倒木を潜る

 沢沿いの道

 山頂を出発して約1時間で重ね石分岐に降り立った。この先は登りに歩いた道なので一安心する。ノンビリお喋りしながら登って来た道を降り、15時半頃ホッタラカシ温泉へ戻った。さっそくお楽しみの温泉へ直行する。

 重ね石分岐に戻る

 林道を戻って行く。

 棚山を振り返ると怪しい雲が広がっていた。

 温泉奥のオートキャンプ場

 ホッタラカシ温泉とは変わった名前だが、露天風呂から眺める富士山の眺めが絶景で、知る人ぞ知る温泉好きには有名な所らしい。お風呂は「あっちの湯」と「こっちの湯」の2箇所あり、料金はいずれも大人800円とチョイ高めだ。

 ほったらかし温泉こっちの湯

 ほったらかし温泉あっちの湯

 温泉から甲府盆地と笹子峠方面の山

 我々は小さいお風呂の「こっちの湯」に入ったが、脱衣場を出ると直ぐに大きな露天風呂があり、ここから眺める富士山と甲府盆地の眺めが素晴らしい。この眺望が、チョット高めの料金に含まれているのだろう。叶うなら大気の澄んだ晴れの日に訪れれば、より感激の景色が眺められる事間違いない。

 条件が良いと、露天風呂からこんな絶景が見られるらしい。

 温泉を出ると、電車組の人はタクシーに分乗して山梨駅へ向かい、S夫妻と私は車で帰宅の途に着く。中央道はスムーズに走れたが圏央道が渋滞でチョットやきもきしたが、青梅辺りまで来ると渋滞も解消し19時過ぎには最寄駅へ戻る事ができた。

 甲府分地の北に聳える棚山は地味で静かな低山だが変化に富んだコースは歩き応えがあり、久々に再会した山仲間との賑やかなハイキングは、楽しく充実したものになった。参加者の中には80歳過ぎたメンバーも幾人か居られるが、まだまだ元気に山を歩き続ける姿に感銘を受けた。 

 

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auの次世代型携帯は一度の充電で10日間は持ちそう

2019年03月21日 | 日記

 3月21日(木)

  先日新しい携帯を買った時、「スマホじゃないから心が弾まない。」何てボヤキをブログに書いたら、桃太郎さんという方から「LINEもWeb閲覧もできるし、画面が小さいから電池が長持ちして山歩きにいいんじゃないの。」とコメントが届いた。その後に続いて「一回の充電でどれぐらい持つか教えて下さい。」と書かれていたので、それについてお答えしたいと思います。

 2月28日に購入して翌日の3月1日に最初のフル充電をした。そして8日後の3月9日に確認すると電池残量は20%であった。という事は単純計算で一日10%程度の減となり、一回のフル充電で10日間くらいは充分使える計算になる。これなら一週間程度の旅行は充電器を携行しなくても大丈夫そうだ。

 スマホは使った事が無いからどれぐらい持つか知らないが、前に使ってた携帯に比べたら2倍くらいは長持ちする。やっぱり技術の進歩で省エネとバッテリーの性能が格段に向上したからなんでしょうね。今時、携帯を使ってる人何て日本国内では数える程しか居ないでしょうが、そんな人達にこの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

 フル充電直後の電池残量

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丹沢、三峰山登山

2019年03月20日 | 山歩き

3月18日(月)       天気=晴れ

07:51道の駅清川駐車場→ 07:57登山口(計画書投函ポスト)→ 08:06鹿柵入口→ 09:06~15物見峠分岐→ 09:43尾根分岐→ 11:07~11:43三峰山→ 13:00~12不動尻→ 13:50~14:02林道終点→14:41道の駅清川駐車場

 

 圏央道が東名まで繋がったお蔭で、埼玉から丹沢山地へのアクセスが格段に良くなった。丹沢山地へはハイキングや沢登りで若い頃から訪れて主な山には殆ど登っているが、周辺部にはまだ未踏の山が幾つかある。三峰山もそんな山の一つで、暖かな陽射しの今日妻と二人で登る事にした。

 早朝我家を出発し、圏央道の相模原インターで降りてカーナビの命ずるまま一般道を走り、7時半過ぎに清川村の道の駅清川に着いた。準備を整えると、此処から歩き始める。

 清川村役場の所から歩き始める。

 県道64号を北に向かって400mほど進んで左へ曲る。車道を少し歩くと右に分岐する急な道が、三峰山の登山口だった。登山口には登山用のポストがあり、此処に計画書を投函する。

 県道64号から左へ曲がる。

 登山口のポスト

 畑の脇をしばらく進むと鹿避け柵があり、扉を開けて通過する。その先から山腹沿いの登山道が始まる。樹林帯で展望は無いが、緩やかで歩き易い道が続く。

 畑の端を通る。

 鹿避け柵の扉

 緩やかな山腹沿いの道

 登山口から約1時間程で、登山道の分岐に着く。右は物見峠へ向かう道で、我々は直進して稜線へ突上げる尾根道を登って行く。分岐から20分程で、物見峠から三峰山へ向う登山道へ合流した。

 物見峠分岐

 登山道から樹間越しに江の島が見えた。

 登山道の合流地点

 合流地点の標識には「三峰山は急峻で鎖場など多く経験者向きの山です。無理をしないで引き返す勇気も必要です。」と脅すような文句が書かれていて、チョット気持ちが引き締まる。

 合流地点を左に曲って進み、しばらくは緩やかな尾根道が続く。時折樹林の合間から、丹沢山や蛭ヶ岳など丹沢の主要な山々が望まれた。登るにつれ足せ尾根の険しい道に変っていく。

 三峰山へ向かう緩やかな尾根道

 登山注意の標識

 登山道から蛭ケ岳方面(中央奥の白い山)

 逆V字型に削れた尾根

 三峰山北峰の登りから三峰山辺りまでが今日のハイライトで、ハシゴや鎖場が次々と現れ、アクロバチックな道が続く。しかし鎖やロープがしっかり整備されているので、ボーッと歩いていなけりゃそれ程の危険は無い。でも雨や雪で滑り易くなったら一寸グレードは上がるだろう。

 三峰山北峰への急登

 同 上

 鎖場とハシゴが続く道。

 山頂直下のハシゴ場

 合流地点から1時間20分程で三峰山(935m)に到着した。山頂は狭く展望はそれ程良く無い。登山者が休憩するベンチとテーブルもあって、我々が着いた時は中年の3人パーティと単独の女性が休んでいた。3人パーティは我々と入れ替るように山頂を去り、単独の女性と少し言葉を交わしたが、我々と同年輩の山慣れた感じの人だった。

 三峰山山頂

 30分程滞在した後、単独の女性に別れを告げ山頂を後にした。降りの道も中々急峻で、慎重に降って行く。山頂から30分程降った尾根の鞍部で、登山道が左右に分岐する。此処のベンチに先程の3人パーティが休憩しており、彼らは広沢寺温泉へ降るそうで、男性1名、女性2名の陽気な人達だった。

 山頂から急な降り

 唐沢峠分岐

 我々は分岐を左へ曲って、滑り易い砂礫の道をジグザグに降って行く。やがて谷太朗川源流の沢に着き、そこから沢沿いに降って行く。分岐から40分程でテント場のような広場に着き、そこが不動尻であった。

 谷太郎川源流に降る道

 沢に降り立つ。

 沢沿いの道

 登山道が合流する不動尻

 不動尻はミツマタの花の群落地で、黄色い花が鮮やかに咲き乱れていた。不動尻から広沢寺温泉へ向かう荒れた林道をしばらく降り、橋の手前で谷太朗川林道へ降る歩道が左へ分岐していた。

 不動尻のミツマタの花の群落

 不動尻からしばらく林道を歩く。

 谷太郎川林道への分岐地点(左折する)

 沢沿いに続く歩道を緩やかに降って行くと、谷太朗川林道終点の駐車場があった。舗装された林道を降って行くと、左手にマス釣り場あ営業しており魚を焼く煙が立ち昇っていた。

 谷太郎川林道へ向かう沢沿いの道

 同 上

 谷太郎川林道終点の駐車場

 林道沿いのマス釣り場

 単調な林道を30分程降って行くと集落に達し、朝方登った登山口に戻ってきた。道の駅清川に着くと、車を走らせ藤野やまなみ温泉へ向かう。此処は公営で料金は大人700円(3時間まで)とリーズナブル、素朴な雰囲気で感じの良い日帰り温泉だ。

 単調な林道を降る。

 山麓の集落に着く。

 道の駅清川の駐車場に戻ってきた。

 藤野やまなみ温泉

 風呂から上がり休憩室に横たわると何だか眠くなってきた。三峰山は1千mに満たぬ低山だが、けっこうハードな山だった。でもこの程良い疲れが心地よく満足感のある山歩きができた。

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美人演歌歌手、丘みどりさんのキャンペーンに遭遇

2019年03月17日 | 日記

 3月18日(日)

 偶然近くのショッピングモール(若葉ウォーク)へ立寄ったら、中央広場辺りの人集りが凄い。覗いて見ると演歌歌手の丘みどりさんがキャンペーン中であった。

 丘みどりさんと言えば美人で歌唱力があり、紅白にも出場した女性演歌の有望株だ。そんな一流歌手が埼玉のこんな田舎街でキャンペーン何て大変だなあとしばらく見ていたが、彼女は嫌な素ぶりなど一切見せず、一人一人のファンとにこやかに笑顔で握手を交わしていた。

 このショッピングモールには、過去にも水森かおりさんや田川寿美さん、吉幾三さん等の有名歌手が来場しているが、演歌の人は総じてサービス精神旺盛で明るい人柄の人が多いような気がする。(最初に偶然何て書いたけど、野次馬根性旺盛なんでキャンペーンはけっこう見に行ってます。)

 何せ倹しい年金生活だからCDを買って応援とまではいかないけれど、丘みどりさんも含めてそんな好感を持った歌手の方々には、増々のご活躍を心の中で願っています。

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映画「運び屋」は、クリント・イーストウウドの演技が見所か?

2019年03月16日 | 映画・コンサート

 3月16日(土)

 クリント・イーストウッド映画は欠かさず観ているので、最新作の「運び屋」も公開を楽しみにしていた。この映画は90歳の老人が麻薬の運び屋をやっていたという実話を基に作られたようだ。クリント・イーストウッドが監督・主演というのも彼のファンとしては見逃せない。

 映画の主人公90歳のアール・ストーンは、家庭を顧みない生き方で妻や娘に見放され商売も失敗して人生にいき詰まる。そんな彼がひょんな事から車で荷物を運ぶだけの簡単な仕事を請け負った。

 実は運搬を依頼したのは麻薬組織で、荷物の中身は麻薬だった。この仕事でアールは高い報酬を得る事になり、暮らしぶりは一変した。しかし悪事は長く続かず、警察が彼をマークするようになった。

 そんな折、妻が末期ガンで危篤状態だと知らせが入る。それを聞いたアールは運搬を放棄して妻の元へ駆けつけ、寄り添って妻の最後を看取る。突然所在が判らなくなったアールを、麻薬組織と警察が追う。果たしてアールの運命は?・・・・というラストシーンは映画を観てのお楽しみという事にしときましょう。

 ケチな犯罪者がストーリーの主人公なのでそれ程の派手な見せ場は無く、淡々とした感じの映画だった。偏屈な老人を演ずるクリント・イーストウッドの演技が映画の一番の見所と言えそうだ。現在88歳のクリント・イーストウッド、一見元気そうだが、次回作はあるのだろうか。

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世田谷文芸館でヒグチユウコ展を観覧

2019年03月14日 | お出掛け

 3月10日(日)

 NHKホールでコンサートを見たと前回のブログに書いたが、埼玉の片田舎から久々の上京なのでこれだけじゃ勿体ない。ちょうど朝日新聞販売店から「ヒグチユウコ絵画展」のタダ券を貰っていたので、お昼頃に開催されている世田谷文芸館を訪れた。

 世田谷文学館へは新宿駅から京王線に乗って芦花公園駅で下車をする。京王線に乗る何て何十年ぶりの事だろう。車窓からの景色も見知らぬ街を見るようだ。芦花公園駅から南へ、洗練された住宅街を5分程歩くと世田谷文学館が在った。

 世田谷文芸館

 恥ずかしながらヒグチユウコさんという画家の名は、今日の今まで全く存じ上げなかった。彼女は動物や少女をモチーフに描いて活躍する女性画家で、その絵柄は確かに以前何処かで見たような覚えがある。

 展示会場入口

 展示された作品の多くは猫を中心にした動物や人物像の絵で、その愛らしさに心和むが一抹の不気味さを漂わせており、異次元の世界を覗いた摩訶不思議さも感ずる。

 彼女の絵は女性に人気があるようで、会場には若い女性が大勢詰めかけていた。そんな華やいだ雰囲気の中にポツンと希少動物のように居るオジンの私は、だんだん居心地が悪くなり、追われるように会場を後にした。

 文学館1階の常設会場には明治の文豪、徳富蘆花に関する作品が展示されており、こちらは観客も少なくて心穏やかに観覧する事ができた。展示場には徳富蘆花が暮らした武蔵野の写真や記事などがあり、中々興味深かった。

 展示場の一角に、機械仕掛けの小さな人形と光で表現する「ヌットーニのからくり劇場」というコーナーがあって、これもユニークで大変面白かった。関東地方に住んで40年以上になるけれど、東京には私の知らない面白い場所がまだまだ沢山存在する。

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NHKの「いだてんコンサート」は、今までで一番面白かった。

2019年03月12日 | 映画・コンサート

 3月10日(日)

 時々メールで送られてくるNHKのイベント情報へ片っ端から申し込んいるものだから、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当る」で年に数回は当選する。先日も「N饗×大友良英×いだてんコンサートに当選しました。」とNHKからハガキが届いた。

 そして今日の開演日、妻と二人で渋谷のNHKホールへ出掛けた。18時の開場でホールに入り、抽選で指定された席は2階席の前から6列目、舞台に立つ出演者の姿が小さくて双眼鏡を持ってくればと少し後悔した。

 入口の中村勘九郎扮する金栗四三と記念写真

 開演前の会場

 このコンサート、今放映中のNHK大河ドラマ「いだてん」の宣伝を兼ねた公開番組のようだ。MCは首藤奈知子アナウンサーと音楽家の大友良英さん、彼の名は初めて知ったが、大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当している人で、中々ユニークな人柄の持主だった。

 出演者の顔ぶれが凄くて、NHK交響楽、新国立劇場合唱団、大友良英率いる「ビッグバンド舞台」等、加えて「いだてん」出演者の綾瀬はるか、中村獅童、峯田和伸、更に演歌歌手の島津亜矢、薬師丸ひろ子、小松政夫等、総勢300名以上になるという豪華な布陣だった。

 コンサートは「「いだてん」に因んで、1964年の東京オリンピックに関わる歌や映像、昭和30~40年代のポピュラーミュージック等、我々団塊世代に馴染み深い歌が多くて楽しい内容だった

 ドラマで主人公の恋人役を演じる綾瀬はるかさんが、「自転車節」と「ムーン・リバー」の2曲を生歌で披露してくれたのは意外なサプライズだった。N饗をバックに英語で歌った「ムーン・リバー」は流石にレベルが高く、若干音程を外したりして苦戦していたが、演奏後に「もう一度やれば上手く歌えるのに・・」と悔しがる姿もご愛嬌で、彼女の好ましい人柄が会場を大いに盛り上げた。

 N饗をバックに歌う綾瀬はるかさん

 19時に開演しコンサートを終えたのが21時半過ぎで、2時間半を超える長丁場だったが、今まで何度か見たNHKの公開番組の中では断トツの面白さだった。

 コンサートの最中は、司会役の首藤アナウンサーや大友さん、その他出演者の人達がトチッたりしてやり直すシーンが何度もあったが、テレビ放映ではそんなシーンは全てカットされるのだろう。

 でも観客席では、そんな失敗シーンの方が盛上って大いに湧いていた。このコンサートは3月31日(日)午後3時から放送される予定だが、NHKBSなので我家のテレビで見る事は叶わない。でもテレビより生の方が絶対面白いと思うので、それ程見たいとも思わない。

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来月のハーフマラソンに備えて武蔵嵐山までマラニック走

2019年03月10日 | マラソン

 3月9日(土)        天気=晴れ

 申し込んでいる本庄早稲田の杜ハーフマラソンが、いよいよ一か月後に迫ってきた。長距離走の練習をしなければと思っていたが、今日は久しぶりに暖かなマラソン日和なのでいつものマラニックスタイル(ザックを背負って長距離を走る事です。)で我家を出発した。

 走り始めから、やたら身体が重くて脚が上がらない。これは老化が進んだせいなのか、それとも練習不足なのだろうか。・・・練習不足だと思いたい。・・・・坂戸西インター近くの関越道を越え、越辺川を渡って鳩山ニュータウンを通過、この辺りは奥武蔵の丘陵地帯で田園風景が美しい。

 走り続けても相変わらず調子が出なくて、ローギアのまま走り続ける車のようだ。最初は東上線の小川町駅をゴールと思ったが、辿り着く自信が無いので手前の武蔵嵐山駅に目標を変えた。喘ぎながら笛吹峠を越え、都幾川を渡って武蔵嵐山駅に着いた。

 嵐山町大倉地区で咲いてた梅の花

 嵐山町都幾川の流れ

 嵐山駅

 ストップウォッチのボタンを押し忘れたので正確な時間を測ってないが、2時間位は走ったようだ。マア取りあえず2時間走り続けられたので、成果があったという事にしときましょう。駅前には大した飲食店は無かったが、老夫婦が経営する駅西口前の小さな古びた喫茶店兼レストランでビールとツマミを注文し、喉の渇きを癒して我が家へ戻りました。

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LINEって面倒くさそう。

2019年03月09日 | 日記

 先日のブログで新しい携帯を買ったと書いたけれど、この携帯ではWi-FiとLINEという機能を使う事ができる。今の時代Wi-FiやLINE何て、どうって事ないありふれたアプリ何だろうが、一度も経験した事無い私には何だかよく判らぬ代物で、正しく未知との遭遇だ。

 説明書の手順を見て操作してみたけれど、思う様には動いてはくれない。面倒くさいので、再び携帯を買ったauショップへ訪れた。

 応対してくれたのは又もネパール人の女性店員で、彼女は私の話しを聞くと目にも止まらぬ速さで携帯をタッチして、取りあえず二つのアプリを使える状態にしてくれた。

 LINEには瞬く間に多くの名前がアップされ、その内数名から私宛にコメントが送られてきた。それに返信しようとするが要領を得ず、彼女の助けを借りてようやく返信した。

 日本のオッサンの知性と教養の高さを見せつけたかったのだが、「駄目だわ、このオッサン」と彼女に思われたんじゃないだろうか。汗を拭きつつ「判らなかったら又来るね」と言ってお店を出たのだが、LINEを知った喜びよりも面倒くさいもの始めちゃったなあというのが正直な気持ちだ。

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日本三百名山回顧№59、福島県、磐梯山(百名山)

2019年03月07日 | 三百名山回顧

昭和53年10月15日(日)    天気=晴れ  

 「会津磐梯山は宝の山よ~」と謳われるように、会津地方の人にとって磐梯山はシンボル的な山だ。猪苗代湖畔から眺めると、鋭く聳える姿が美しい。その磐梯山へ初めて登ったのは、昭和53年10月でした。

 古いアルバムには、その時の写真がたった3枚残されていた。上野駅から夜行列車に乗って夜も明けやらぬ猪苗代駅へ着き、此処から磐梯山目指してテクテクと歩き始めた事はウッスラ覚えている。

 猪苗代スキー場のゲレンデを登り沼ノ平の池を越え弘法清水の山小屋へ辿り着くと、大勢の登山者が憩っていた。弘法清水から急坂を一登りすると磐梯山の山頂で360度の展望だったが、あまり記憶が無い。

 赤埴山辺りから磐梯山?

 山頂の標識

 八方台への下山道から磐梯山

 山頂を後にすると西へ向かって降り、八方台の登山口へ降り立った。この頃は若くて馬力もあったらから、更に歩き続け猫魔ヶ岳を越えて広々とした雄国沼の湖畔を通り、檜原湖湖畔の磐梯高原のバス停まで延々と歩いて降った。丁度紅葉時期の休日であったから湖畔の道路は大渋滞で車列が動かず、その中を登山姿で颯爽と歩くのはすこぶる心地のよいものだった。

 平成28年の9月16日には、八方台の登山口から妻と二人で再び磐梯山へ登った。薄曇りの山頂へ着いた時、38年前に一人寂しく此処へ登った若かりし頃の自分が懐かしく思い出され、ちょっぴり切ない気分になった。

 平成28年9月、八方台登山口

 同上、弘法清水の小屋

 同上、磐梯山山頂

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テキトーな歯磨きが、歯を丈夫にした?

2019年03月05日 | 日記

 3月5日(火)

 「顔が悪くてデカい。頭が悪くて脚は短い。」ビジュアル的には自慢できるものが殆ど無い私に、唯一誇れるものがあるとすれば丈夫な歯位だろうか。バーツ的には一部ガタがきているものの、幸いにして私の歯は欠ける事無く全て自前のものが残っている。

 世間には「8020運動」というものがあるそうだ。上下合わせて32本ある自分の歯を、80歳になっても20本以上保ちましょう。というのがこの運動の主旨で、一つの健康目標です。ある統計によれば70歳代だと、17~18本が歯の残数の平均値であるらしい。

 私の歯が何故こんな丈夫なのか。NHKのチコちゃん流に説明すると「それは若い頃~、歯のケアを全然しなかったから~」という事になる。まるで逆じゃないかと思われるでしょう。

 しかし聞いてください。私は若い頃、歯磨きとは他人様に歯を白く見せる為に磨くものだと思い込んでいたのです。だから前歯ばかりを磨いて、奥歯や歯の裏側を磨く事は全くなかった。

 この若い頃の不摂生が、逆に私の歯を丈夫にしたのではないかと推測しています。「獅子の子落とし」と言って、獅子が我子を谷間に突き落とし、厳しい試練を与えて鍛えるという諺がありますけれど、私の歯もご主人様から厳しい試練を与えられ、その逆境に耐えて丈夫な歯になったのではと思えるのです。

 それからもう一つ考えられるのは、極貧家庭で生まれ育った私は子供の頃に甘いオヤツを充分与えてもらえず、炒り子や煮干しなどの小魚類ばかりをオヤツ代りに盗み食いしてすきっ腹を満たしていた。こんな食生活も、私の歯を丈夫にしてくれたのではと思えます。

 これらの体験から、「若い頃は歯磨き何てテキトーで、煮干しや小魚類を喰え」これが丈夫な歯を作る為にお勧めする私流のやり方です。・・・でも「歯を磨かなかったら虫歯になっちゃった。どうしてくれる。」何て言われても困るので、あくまで自己責任でやってくださいネ。

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