Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

宮城県、泉ヶ岳登山

2013年10月31日 | 山歩き

10月31日(木)  天気=曇り

 

09:03泉ヶ岳スキー場駐車場→ 09:08滑降コース分岐→ 09:36~39お別れ峠→ 09:45~50カモシカコース出合→ 09:59お別れ峠→ 10:30~38泉ヶ岳→ 11:00岡沼→11:07スキー場リフト分岐→ 11:20泉ヶ岳スキー場駐車場

 

 妻は仙台市内観光をするというので、私一人登山口のある泉ヶ岳スキーへ向かった。泉ヶ岳は中腹にスキー場もあり、仙台市民の山として人気があるようだ。私がスキー場の駐車場に着いた時も大勢の小学生がゾロゾロと降りてきた。

泉ケ岳スキー場駐車場

滑降コース登山口付近にある公園の古民家

 彼(女)等は途中までリフトに乗って登るようだ。私は駐車場から5分程の位置にある滑降コースの登山口に向かう。こちらは誰も居らず静かな道が続く。植林が多いので紅葉は今一つといった感じだ。出発して30分程でお別れ峠に着いた。

 お別れ峠

 ここから道が5方向に分岐しており、私は安易に進んだ為に道を誤ってしまった。岡沼付近まで来て予定とは違う道だと気づきお別れ峠へ引き返す。再び滑降コースを登り始めたが道間違いのロスが痛かった。リフト経由で登って来た小学生軍団と合流してしまったのだ。

 学校登山の小学生達

 幾組かに別れた彼らの列を「ゴメンね。」と言いながら追越して行く。「私のザックに付いた熊鈴の音に「この人に追いて行けば熊に襲われないぞ。」とか「そんな歩いて頂上へ行けるんですか。」とかマア賑やかな事、でもちゃんと挨拶はするし可愛い子供達だ。この後3人の単独中年男性を追い越したのだけど、揃いも揃って口をへの字にした仏頂面のオヤジばかり、ちっとはアノ小学生達を見習ってみろ。

 小学生軍団の前に出て登って行くと、前方に泉ヶ岳の丸い山頂部が姿を見る事ができた。更に登って行くと標識に「大壁」と書かれた岩場に着く。岩場と言っても岩のゴロゴロした急傾斜の道というだけ、でも歩幅の小さい小学生達には大変かな。

 大壁の急坂

 更に右へ斜上して行くとカモシカコースと合流した。ここから急な道をしばらく登って泉ヶ岳(1172m)に着いた。山頂は小さな広場となっており周囲は藪や樹林に阻まれ展望は効かない。山名標識が見当たらないので適当な標識の前で写真を撮り、早々に山頂を後にする。

 泉ケ岳山頂

 同 上

 山頂直下から仙台市方面

 下山はカモシカコースを降る。こちらのコースも岡沼まで急な降りだが、登った道より紅葉度の度合が濃い。岡沼は笹原の中にある小さな池というより湿原で、リフト終点にも近い事から沼の周りを散策する人々も見掛る。

 岡 沼

 沼を過ぎて僅かに登るとその先に兎平の草原が広がり背後に泉ヶ岳が大きく見える。草原を過ぎると泉ヶ岳スキー場の領域で、リフト終点に向かう道が左に分岐する。雪の無いスキーゲレンデはパラグライダーの練習場になっており、幾人かの人がコース最上部でスタンバイしている。広々したゲレンデのど真ん中を一直線に降って車を停めている駐車場に戻った。

 泉ケ岳スキー場ゲレンデ

 これ今回計画していた四つの山を登り終えた。これから作並温泉駅で待合せた妻と合流し今夜は蔵王温泉に泊って疲れをとり明日ノンビリドライブしながら我が家へ戻ります。

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岩手県、五葉山登山

2013年10月30日 | 山歩き

10月30日(水)        天気=晴れ

 

07:20赤坂峠駐車場→ 07:44賽の河原→ 07:55畳石→ 08:31石楠花荘(避難小屋)→ 08:41~55五葉山→ 09:03石楠花荘→ 09:24畳石→ 09:32賽の河原→ 09:45赤坂峠駐車場

 

 三陸海岸エリアを車で走るのは初めてなので、ナビだけが頼り、しかしそのナビが2万ちょっとの安物なので当てにならない。地図では大船渡の手前から五葉山登山口のある赤坂峠へ向かう道があるのに、40キロも遠回りさせようとする。ナビを無視して地図を頼りに進みAM7時過ぎ釜石市と大船渡市の境を成す赤坂峠に着いた。広い駐車場と推薦トイレもあり広々と明るい峠だ。

 赤坂峠の登山口

 妻は2日続きの登山に疲れたようで読書でもしながら峠で待つと言う。私は一人爽やかな秋晴れの中出発する。五葉山へ突上げる尾根に続く登山道は緩やかで良く整備され遊歩道のようだ。木々が笹原が目立つのは鹿の食害のせいらしい。登山口から25分程で着いた「賽の河原」は裸地の広場で周囲の展望を得る事ができる。

 賽の河原から五葉山方面

 更に10分程進むと木の鳥居がある「畳石」と言う場所、此処には平たい大岩が幾つかあり、それが地名の由来だろう。ここから傾斜が強まる道を直縁的に登って行く。みすぼらしい祠を2カ所過ぎると行く手に小屋の屋根が見えた。

 畳石

 畳石上部の急登

 小屋は「石楠花荘という名で無人の避難小屋だけど凄く立派な造りだ。傍に水場もあり開豁な場所なので、此処で一夜を明かすのも楽しいかも知れない。小屋を過ぎた所で左に曲り僅かな時間で五葉山の稜線に着く。稜線上には大きな木の 鳥居と石の祠があり、地図には日枝神社と書かれている。

 石楠花荘

 稜線上の日枝神社

 日枝神社から西、岩方面

 日枝神社で道は東西に分かれ、東に向け平坦な道を400m程進むと立派な石柱が建つ五葉山(1341m)に到着した。立派な石柱は大震災がげんいんだろうか根元からへし折れている。山頂からの展望は素晴らしい。周囲に高い山々は見当たらぬが、東から南にかけてリアス式の三陸海岸の眺めが幻想的だ。

 五葉山山頂

 山頂から大船渡市方面の三陸海岸

 峠で待つ妻に悪いので15分程の滞在で山頂を後にする。今日は好天のせいもあるけれど、五葉山は明るく広々とした眺めで実に気持ちの良い山だ。下山路を急ぎ足で降って行くと、石楠花荘の下辺りで私と同時刻に登り始めた若夫婦ペアが登って来た。本当はあのペアのようにノンビリ歩いた方が山をジックリ楽しめるだけどなと自分のトレラン(山岳マラソン略)みたいな登山を少し恥じた。

 妻には往復2時間以上かかるゾと言ったが、結局往復2時間20分余かかって登山口の赤坂峠に戻ってきた。駐車場には紅葉見物か他に2台程車が停まっていたから妻もそんなに淋しい思いはしなかったようだ。

 今日は仙台市内に泊る予定なので、午後は三陸海岸沿いに車を走らせる。海岸沿いの街は何処も津波被害の痕跡が残っており、復興の建設のつち音が大掛かりに進められている。海岸沿いの道は丹念に「過去最大津波の到達地点」と記された標識が設置され、その中にはちょっと驚くような高い位置にあり、想像すると背筋がゾツとしてくる。

 夕刻到着した仙台市街は大震災の爪痕等微塵も無く、プロ野球日本シリーズに湧く賑やかな大都会だった。

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岩手県、姫神山登山

2013年10月29日 | 山歩き

10月29日(火)    天気=曇り時々晴れ

 

08:43一本杉園地第2駐車場→ 09:11~15五合目→ 09:35~44八合目→ 10:15~10:31姫神山→ 10:58八合目→ 11:15五合目→ 11:36一本杉園地第2駐車場

 

 姫神山登山口がある一本杉園地は、良く整備された自然公園で広い駐車場もある。その一角に車を停めて出発する。此処の標高が505m山頂までの標高差は約600mで昨日の白神岳に比べたら約半分なので気分は楽だ。

 駐車場にある登山案内看板(看板の右手に登山道がある。)

 車道を数分歩き右に曲がってすぐ登山道が始まる。杉の樹林帯の中を直線的に登って行く。しばらく進むと「一本杉」と書かれた看板があり右手を見ると真っ直ぐ伸びた杉の大木があり、これが一本杉園地の名の由来らしい。しかし立山や屋久島の名木と比べたら随分見劣りする。

 登山道入り口

 小さなセセラギの横を通り階段になった急坂を登ると五合目の標識があった。意外にアッケなく着いた感じだ。此処からは明るい尾根道で展望は無いが吹く風と紅葉が気持ち良い道だ。五合目から約20分で八合目、此処で一息入れる。

 五合目下部の紅葉

 五合目

 八合目から道がだんだん急になる。時折下山する人とすれ違う。山頂直下まで来て道が分岐する。左は「土道コース」で右は「岩場コース」と標識に記されている。右へ進むと標識どおり大岩がゴロゴロと積み重なった道でけっこう難儀させられた。やがて傾斜が緩むと山頂の一角に到着した。

 ゴロゴロした岩場コース

 姫神山(1124m)の山頂は広々としており、360度の展望がある。西に岩手山の山容が大きく、その左手下に盛岡市街が広がる。南に見える緩やかな山波のピークは早池峰山のようだ。眺望を楽しんでいると、静寂を破って賑やかな団体さんの声が近づいてきた。団体さんと入れ替わるように山頂を後にする。

 山頂から西、岩手山方面

 山頂から南、早池峰山方面

 姫神山山頂

 下山は「土道コース」を降ったが。こちらは容易でアッケなく分岐に着いた。休憩を取らず一気に登山口まで降る。山頂から約1時間で駐車場の車に戻る事ができた。今夜は遠野市の道の駅に泊る予定、午前中に下山できたので午後は遠野市の観光を楽しむ事ができそうだ。

 

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青森、白神岳登山

2013年10月28日 | 山歩き

10月28日(月)     天気=晴れ時々曇り

 

09:35登山口駐車場→ 10:12二股分岐→ 10:48最後の水場→ 11:20蟶山(マテヤマ)分岐→ 12:31大峰岳分岐→ 12:46~13:10白神岳→ 13:22大峰岳分岐→ 14:17蟶山分岐→14:20蟶山→ 14:23蟶山分岐→ 14:最後の水場→ 15:10二股分岐→ 15:36登山口駐車場

 

 昨日登る予定だった白神岳、悪天の為今日に順延した。昨夜宿泊したのが80キロも離れた男鹿温泉だったので出発が遅くなってしまった。登山口駐車場には5台程車が停まっていた。車道を5分程歩くと小さな小屋がある、室内には入山者記録ノートがあり、今日付で5組のパーティが記入されていた。

 登山口(緑の旗のところから登山道が始まる。(左の小屋で記帳する。)

 此処から登山道が始まる。右足下に白神川が流れる緩やかな道を40分程歩いて二股分岐に着く。右手の道は白神川に沿う沢コースで渡渉があると標識に書かれていたので、左折する無難な蟶山コースを進む。

 二股分岐(黒い標識の左から登って行く。)

 二股から蟶山まではジグザグの急登が続く。600~800mの標高があるこの辺りの紅葉が一番見事で黄色に体が染まりそうだ。早くも単独の男性が降って来た。無愛想な輩で「コンニチワ」と言っても黙殺し、そのくせ妻の会釈には応えるその態度にムカついた。

 二股分岐上部の紅葉

 蟶山分岐下の最後の水場

 蟶山直下の分岐から白神岳に向けて緩やかな尾根道に変わる。昨日の寒気が残っているのか空気が身震いするほど冷たい。この辺りの木々は落葉し、紅葉を終えていた。樹間越しの右手に小さな避難小屋を従えた白神岳山頂が見えた。

 緩やかな尾根道

 

40分程進むと登山道は大峰岳から白神岳へ続く稜線に向けて標高差200m余の急登に変わる。一番苦しい胸突き八丁だが、周囲の展望が開けてくるので気が紛れる。黙々と登っているとヒョッコリ稜線上の分岐に着いた。

 急登の道から白神岳と避難小屋

 

此処を右に曲がって白神岳へ向かう。もう標高差が無いので平坦な笹道を進むだけ、此処で2組の登山者とすれ違う。分岐から15分程で山頂手前にあるトイレと避難小屋に着いた。いずれも小奇麗な建物だが、トイレの方が大きく立派なのが一寸可笑しい。

 大峰岳分岐から白神岳への道

 父娘らしいアベックと交代するように念願の白神岳山頂(1232m)に着いた。時折流れる雲が邪魔するが、360度の展望が素晴らしい。西面は日本海の大海原と海岸沿いには集落が点在し、東面はたおやかな白神山地の峰々とその奥に岩木山や八甲田山も確認できる。標高の高いその山々は、早くも白く冠雪している。

 白神岳から東面、左奥に岩木山

 白神岳から西面の日本海と海岸線

 山頂から避難小屋(右)とトイレ(左)

 白神岳山頂

 ノンビリしたいが、寒風を伴った雲に視界を奪われ始めたので山頂を後にする。下山も往路を忠実に降る。蟶山付近まで降ると再び陽が差し始めた。流れる雲の領域は標高の高い場所だけのようだ。蟶山分岐の所で私だけ空身で蟶山(841m)をピストンする。数分で着いたピークは展望も効かず小さな標識があるのみだった。

 蟶山山頂

午後2時過ぎた時刻なのに次々と中年の男女が登って行く。言葉を交わすと地元の山岳会の人達で、今宵は避難小屋に泊り山頂での一夜を過ごすようだ。皆さん雰囲気の良さげな人ばかりだった。

二股分岐の降る途中の嫌な岩場の所で妻が脚を滑らした。一瞬ヒヤッとしたが何事も無く安堵した。妻は過去数回下山途中に転倒事故を起こしている。いずれも大事に至ってないが、疲れの溜まる下山時こそ危険度が高まるので気を引き締めて降って行く。

午後3時半過ぎに登山口の駐車場に戻ってきた。明日は岩手の姫神山に登る予定なので、これから長躯、盛岡市まで向かう。海岸沿いに出て見上げると白神の峰々は雲に隠れ、その姿を見る事は出来なかった。

 

 

 

 

 

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男鹿半島観光

2013年10月27日 | 旅行
10月27日
今日は白神岳登山の予定だったが、悪天候の為断念、男鹿半島観光に変更する。なまはげ館や寒風山、入道崎灯台等見物、北風強く北国に来た事を実感しました。
今宵は男鹿温泉、元湯ゆうざん閣に泊まります。
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台風27号に追われるように明日から東北の山旅に出掛けます。

2013年10月25日 | 日記

 10月25日(金)

 台風27号の直撃は免れたようですが、伊豆大島を始め一部地域では大雨による洪水被害恐れがあり、まだ予断は許せない状況のようですね。何事も無きよう祈るばかりです。そんな中、明日から東北の山旅に出掛けます。(この非国民が

 目的は三百名山の白神岳、姫神山、五葉山、泉ヶ岳の登山だが、妻と二人旅なので、道中又バトルが発生するのではと懸念している。過去に何度「これからは絶対一緒には行かない。」と言い争った事か、懲りないと言うかこんな戯言繰返して一生終えるんだろうなあ。

 岩手県、宮城県にも立寄るので、少しは地元経済活性化に貢献できるのではと手前勝手に思っています。計画通り行動できれば、東北の三百名山は完登ですが、まだ四十数座が残っており全山踏破までの道程は長い。なお、余裕があれば登山ブログをガラ携で至急電報風に綴ります。

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脊柱管狭窄症特集の「わかさ」12月号を買ってみた。

2013年10月24日 | 日記

 10月24日(木)

 先日、山の先輩Sさんから「F君、雑誌わかさ12月号に脊柱管狭窄症の特集が載ってるよ。」と私の腰痛を案じて電話があった。私も新聞広告で承知していたので、さっそく購入した。

 この特集は「わかさ」の今年3月号にも載っていた。これ程頻繁に特集があるという事は、それだけ罹患者が多いという事だろう。12月号を読んで見ると随分目新しい記事が書かれている。

 それでも大筋は概ね同じで、重症者以外はリハビリ運動療法が最も効果的で改善が望め、投薬、整体等の対処療法は一時的緩和だけで長期的な改善は疑わしいと書かれていた。

 脊柱管狭窄症とは脊柱管と呼ばれる神経の通り道が変性して狭くなる病態だから、その狭い部分を広げてあげれば症状は改善します。人により狭窄個所は千差万別なので、問題は自分の狭窄部位が何処にあり、どんな運動がその部位を広げる効果があるか知る事です。

 私の場合は前屈運動が痛みの改善に効果があるような気がする。正直なところ、半信半疑なので当てにはならないが、他に手立てはないから根気よく続けていきたいと思っている。何しろ私の生き甲斐とする趣味は、登山・マラソン・テニス等ガテン系のものばかり、腰痛が改善せぬ事にはこれらを楽しむ事ができず私の人生暗くなっちゃうので、

      

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伊豆大島町長謝罪の記者会見

2013年10月23日 | 日記

 10月23日(水) 

 犠牲者の伴う災害等では行政がその不備をよく批判される。今回の伊豆大島も同様で、「避難勧告が無かった等」問題点を指摘されている。テレビを観ていたら、島の行政の幹部が列席して記者会見に臨み、町長が指摘された不備について謝罪の言葉を発してした。その会見を見ていたら私はだんだん腹立たしくなってきた。

 今回、伊豆大島は大災害の痛手を受け、再び大型台風に襲われようとしている。正に存亡の危機と言える状況で、町長以下の行政職員は気力を振り絞り必死で職務を遂行しているのだと思います。そんな状況下で彼等を批判し気力を削ぐような事をしてどんなメリットがあるのだ。非常時を脱するまでは、彼等の気力を支えるよう100%の暖かいサポートをしてあげるべきではないのか。

 マスコミは真実を報道する使命があるのだろうが、それは非常時を脱した時期に、しっかり検証していけばいいのではないか。「今、糾弾の記者会見をやる時間があるのならば、疲労困憊してるであろう職員の人達を休息させてあげなさいよ。」と思ってしまう私は甘ちゃん何だろうか。

 

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我が町の図書館は、家庭内難民収容所

2013年10月22日 | 日記

 10月22日(火)

 先日中央アルプス登山に出掛けた時、時間があったので駒ヶ根市内の名所旧跡の他図書館にも寄ってみたのだが、そこの館内の雰囲気が我が町の図書館と随分異なっている事に気付いた。読書スペースに居る誰もが全員居眠りもせず熱心に新聞や本を読んでいたのだ。

 「そんなの図書館だから当たり前だろ。」と言われそうだけど、我が町では違うのだ。我が町の図書館は割と洒落た造りで数少ないオラが自慢の一つなのだが、日中訪れると読書スペースにあるソファーは中高年(殆ど男性)に占領されその大半は爆睡中、大口を開け、鼾をかいて中には歯ぎしりし靴を脱ぐ者すらいる。

 これを察するに、昼間居場所の無いオッサンどもが、家庭内難民となって図書館で惰眠の時をやり過ごしているのではなかろうか。彼らの存在は本来の目的で図書館を利用する人にはハッキリ言って大迷惑、これでは○○市図書館という看板の横に「○○市家庭難民収容所」という看板も併せ掲げねばならないようだ。

 かように鋭く彼らを糾弾する私も、図書館のソファーに座り読書を始めた途端、強烈な睡魔が襲ってきて、フッと意識が遠のいてしまった。アリャーいつの間にか私も家庭難民と化していた。もしかしたら、ここの図書館のソファーには、強力な誘眠剤が浸み込んでいるのかも知れない。

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奥秩父、釜ノ沢五峰登山

2013年10月20日 | 山歩き

10月19日(土)    天気=曇り一時雨

 

09:05長若中学前バス停→ 09:43~10:00法性寺(32番札所)→ 10:20観音像→ 11:52~12:25長若山荘→ 12:52一ノ峰→ 13:25~35三ノ峰→ 13:55五ノ峰→ 14:15登山道分岐→ 15:00長若山荘→ 15:26長若中学前バス停

 

 

 私の所属する山の会の10月山行は秩父近郊にある「釜ノ沢五峰」という聞き慣れない山だった。標高が最高でも500m余しかないというので、軽いハイキングのつもりで出掛けたが以外と面白い山行になった。

 今にも雨が降りそうな天気の中、西武秩父駅発小鹿野町行きバスは超満員の盛況だった。出発地の長若中学前には30分程で着いた。今日の参加者は20名、会の山行では今年一番の人数じゃなかろうか。

 長若中学前バス停

 いかにも奥秩父という風情の田舎道を40分程歩き、秩父32番札所の法政寺に着いた。此処でリーダーから山行説明があり、体操を実施した後歩き始める。石段を登った本殿で今日の無事を祈願する。この本殿は岩肌に寄り添うよう造営されて独特の佇まいだ。

 法政寺門前(32番札所)

 本殿内の石像等

 登山道が始まる岩の割れ目

 本殿横の岩の割れ目の間を潜って登山道が始まる。道跡は薄くあまり明瞭でない。20分程で岩壁の上に着いた。岩壁の縁にはスラリとした観音像がある。お船観音と呼ばれているそうだ。その少し上の岩塔には如来様が安置されている。如来様を拝むには十数mの鎖場を登降せねばならず、これが少々スリリングだった。

 絶壁上の観音像

 如来像の岩塔の鎖場

 岩塔の如来様

 この後、釜ノ沢集落まで一旦降る。集落には「長若山荘」という立派な旅館がありその脇で昼食タイムとなった。食事を終えると「釜ノ沢五峰」に向けて登り始める。Hリーダーの話に寄れば「この山域の登山道は、長若山荘の先代が自費で開いた道だと言う。」

 釜ノ沢に向けての嫌な降り

 釜ノ沢の長若山荘

 最初は滑りそうな木橋を渡り、沢を少し登って急登が続く。尾根に達してしばらく登ると一ノ峰ピーク、南に視界が開き熊倉山から武甲山にかけて山波がウッスラ見える。続く二の峰の降りは10m程の鎖場で今日のハイライト、しっかりした鎖が設置されているから見た目より容易に降れた。

 五ノ峰に向けての登り

 続く三ノ峰ピークも南側の展望が良い。少し狭いが此処で全員の記念写真を撮る。三ノ峰の降りは大した事なく四ノ峰と五ノ峰はピークと言うには大袈裟な小さな高まりだった。

 三ノ峰ピークで全員写真

 三ノ峰の山頂標石

 四ノ峰の山頂標石

五ノ峰の先に今回の最高地点565mピークがある。こちらは北面の展望がある。しかし曇り空で遠望が効かず、近場の低山しか見る事ができなかった。鎖場の通過等で余分に時間を費やしたせいか予定の行動時間より遅れている。帰りのバス乗車時刻が迫ってきた。

 565mピークから北の展望

 565mピーク先の鞍部で、Hリーダーが「予定した布沢峠へは向かわず、此処から左側斜面を降る。」と言う。地図に道の記載は無く、踏み跡の殆ど無い樹林帯を強引に降って行く。程なく下に小さく屋根が見えた。そこを目標に降ると細い車道に降り立った。どうやらこれで16時15分のバスに乗車できる目途がついたとホッと安堵した。そのバスを逃すと2時間待たねば次のバスが来ない。

細い車道をワイワイ喋りながら降って行く。20分程降ると昼飯を食べた長若山荘に着き、更に脚を休めず急ぎ足で歩いて15時26分に出発地点の長若中学前に戻ってきた。予定通りやってきたバスに乗り、西武秩父駅に到着し此処で無事現地解散となった。

 一部の人達はビールや焼き鳥等のツマミを買って、駅構内の休憩所に陣取りささやかな打ち上げとなった。最近単独での登山が多い私だけど、こうして沢山の仲間と行く山も楽しい。来月は私が担当の三頭山登山だが、どれ程の人が参加してくれるだろうか。?

 

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土石流災害の伊豆大島、一日でも早い復活を願う。

2013年10月18日 | 日記

10月18日(金)

 登山を知る前の若い頃は、一人旅(彼女は勿論親しい友もいなかったので)を好んでアチコチ出掛けていた。伊豆大島は、三原山や太平洋の美しい風景、温暖な気候、美味い海の幸、何より宿泊先の人情味溢れる応接に惹かれ二度ほど訪れた。ノンビリした雰囲気があり心地よい島だなあという印象が残っている。

 その伊豆大島が土石流に襲われ多くの方が犠牲になった。テレビを観ると、あの美しく平和な島が悲惨な状況になっている。私が歩いた三原山へ繋がる道もズタズタだ。自然の怖さ残酷を思い知らされる。以前三原山が噴火した時には全住民が離島するという危機を体験をした人々だから、この大災害も間違い無く乗越えられるだろうが、一日でも早く、元の美しく平和な島に復活できるよう願わずにはいられない。

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信州安曇野でキノコの駒打ち作業

2013年10月15日 | 旅行

 10月14日(月)~15日(火)

 山の先輩 I さんから「簗場の別荘でキノコの駒打ち作業を手伝わないかい。?」と電話があった。腰痛が再発してクサクサした気分だったので気晴らしで出掛ける事にした。

 信州安曇野、簗場の別荘にはお昼頃着き、 I さんと作業を始めた。「キノコの駒打ち」とは一体どんな作業なのか見当も付かなかったが、体験して初めて判った。70~80㎝程に切った原木にドリルで穴を空け、そこにキノコ菌が付着した小さな木片を埋め込む作業だった。そうかこうしてキノコは栽培されるのか、やってみると意外と簡単で面白い作業だった。

 別荘のオーナーF氏もインドとキルギスの留学生二人と共にやって来て(F氏は外国人留学生支援活動のリーダーでもあります。)、総勢5名の強力な国際作業隊が編成され、作業は1時間足らずでアッと言う間に終わってしまった。駒打ちを終えた原木には、2~3年程で立派なキノコが育つそうで、その時どれ位収穫できるのか今から一寸楽しみだ。

 昨夜はF氏の別荘に泊めてもらい今朝別荘を離れる時、キノコやネギやサツマイモ、 I さん自慢のイモ餅(ジャガイモで作った餅)までドッサリお土産に頂いた。これじゃ手伝いに行ったと言うより食料を貰う為に安曇野まで来たようなものだ。

 帰路の車中、心に何か釈然としないものがある。せっかく日本アルプスに囲まれた信州まで出掛けておきながら、山の一つも登らす飲み食いだけして帰るのは、宿題をやり残したような気分でスッキリしない。足腰痛さへ無ければ三百名山がもう一つ稼げたのにと残念でならない。

 キノコ駒打ち国際作業隊

 お土産に頂いたキノコ

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脊柱管狭窄症が再発

2013年10月13日 | 日記

 10月13日(日)

 充分注意していたはずなのに、私の持病である脊柱管狭窄症が10月に入ってから再び悪化し始めた。一寸ジョギングを頑張りすぎたのが切っ掛けのようだ。それと去年発症したのも秋口だから、季節の変化も係わりがあるのかも知れない。

この病気は安静にすれば良いというものではなく、逆に筋肉が衰え悪化してしまう。適切なエクササイズが一番の克服法だが、やり過ぎると今の私みたいになっちゃうので、そのサジ加減が難しい。そこで前回発症した時つけていた「狭窄症克服日誌(雑誌わかさの付録)を再びつけ始めた。

記入要領は「痛み」、「しびれ」、「ストレス」、「跛行(脚を引きずって歩くという意味で、要するに歩き難さ)」の4項目を1~5段階レベルでチェックするというもの。

最悪だった去年12月にはトータル15~17点(痛みで数百mしか歩けなかった。)が、現在のところは4点(ジョギングは無理だが、あるく事はできる。)くらい。私の唯一の取柄は「元気なオッサン」だから、これ以上悪化せぬよう、そして完全回復目指してリハビリエクササイズに精進したいと思います。

 

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中ア、千畳敷から登山する時は、高山病にご注意を

2013年10月11日 | 日記

 10月11日(金)

 先日、中アルプス宝剣岳登山で妻が高山病になったのは、私の計画が甘かったのではと反省している。普段低地で暮らす人間が突然標高の高い場所へ行った時は、すぐに身体が順応しない。標高2千6百余のロープウェー千畳敷駅に着いた時、そこでお茶でも飲んで1時間ほど滞在し高度順化すべきだったのだ。到着してすぐに登り始めたものだから、身体が馴染まず高山病を発症したのだと思う。ガイドブックには載ってないけど、千畳敷のような標高の高い場所から登山をする場合は、重要留意事項だから他山の石としてください。

山麓に降った妻はすっかり元気を取り戻したので、安堵して午後は駒ヶ根市内の神社仏閣等を観光巡りして楽しんだ。普段は口喧嘩ばかりで仲が良いとは言えぬ我々夫婦だが、相方に突然具合悪くなられると、良からぬ徴候ではと心に不穏なさざ波が立つ。

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中アルプス、三ノ沢岳、宝剣岳登山

2013年10月08日 | 山歩き

10月8日(水)  天気=晴れ後曇り

 

07:02千畳敷駅→ 07:43~47極楽平→ 07:56~59三ノ沢岳分岐→ 09:10~26三ノ沢岳→ 10:32~38三ノ沢岳分岐→ 10:58~11:06宝剣岳→ 11:15宝剣山荘→ 11:35千畳敷駅

 

 紅葉時期の駒ヶ岳ロープウェーは平日でも混雑すると聞いていたから菅ノ台のバスターミナルには未明に着き、始発のバス&ロープウェーに乗車できたのでAM7時には標高2612mの千畳敷に到着した。付近の紅葉はマアマアの見栄えというところだ。

 千畳敷から千畳敷カールと宝剣岳

 準備を済ませ早々に出発する。稜線の極楽平までは整備された歩き易い道だが、突然高所に来たせいか身体が馴染まず半分寝ぼけているような気分だ。しばらくすると妻が「貧血みたい。」と言い出した。どうも高山病の症状がでたみたいだ。騙し騙し歩いて稜線上の極楽平まで登ったが此処が限界のようで妻は「下で待つ。」と言って降って行った。

 極楽平へ至る登山道

 極楽平、奥に三ノ沢岳

 妻の症状が気懸りだが「大丈夫」という言葉を信じ、一人で先へ進む。極楽平から10分程で三ノ沢岳分岐に着く。此処から西の支脈上に端正な三角錐の姿で三ノ沢岳が聳えている。

 分岐したから三ノ沢岳

 左へ折れ尾根を降って行く。最低鞍部まで約200m程高度を落とす。最低鞍部は花崗岩の岩尾根でハイ松の枝が道を覆い少し歩き辛い。短パンだと脚が擦り傷だらけになりそうだ。

 最低暗部から伊那川源流部と奥に空木岳、南駒ヶ岳

 尾根の右手には御嶽山や遠く北ア、槍穂高連峰が望め眼下に上松の街並みがマッチ箱のように見える。左手はカール状になった伊那川源流部の奥に空木岳や南駒ヶ岳等、中央アルプス南部の山々が望める。

 三ノ沢岳山頂直下

 最低鞍部を過ぎ山頂へ向け登って行く。相変わらずハイ松が塞ぎ歩き難い道だが、周囲の展望が良いので気分は良い。山頂部の尾根を越え、その奥の岩塊が三ノ沢岳山頂(2847m)だった。粗末な標識の脇で先行していた男性が仰向けになって休んでいた。

 最高地点は標識の少し東側にある岩で、私はそこで休憩する。360度の展望が拡がり、東面は安平路山から木曽駒まで中央アルプスの主脈が長々と続く。更にその奥には南アルプス連峰が拡がり、富士山が頭だけ覗かせている。西面は御嶽山、乗鞍岳、北アルプス穂高槍を望む事ができる。

 三ノ沢岳山頂

 三ノ沢岳から御嶽山

 山頂から宝剣岳、木曽駒方面

妻の事が気懸りなので早々に山頂を辞し来た道を戻って行く。前面の中央アルプス主脈には左から木曽駒、中岳、宝剣岳とピークが並んで見える。千畳敷から見上げる宝剣岳は本物の剣のように立派な姿だが、西側から見ると稜線上の小さな岩塊にしか見えない。

 三ノ沢岳分岐から宝剣岳方面

 三ノ沢岳から1時間余で分岐に戻ってきた。分岐から宝剣岳まで呼べば応えそうな距離だけど、岩場のアップダウンがあり見た目以上に時間を費やす道だ。岩場の両側は切れ落ちて緊張感を伴うが手掛かりや鎖がベタ打ちされておりさほど危険は感じない。一番難所は10m程の垂直の降りで鎖にすがって降りるが高所恐怖症の人だったら嫌な場所だろう。総じて岩場の難度は剣岳のノーマルルートと同程度位かな。分岐から20分程で宝剣岳(2931m)に着いた。

 宝剣岳の岩場

 宝剣岳岩場(岩の隙間を潜って行く。)

 イルカみたいにも見える岩場

 山頂は鋭い岩塔で、この上に立つのは一寸度胸がいる。勇敢な山ガールとアベックの男性に続き私も登ったが立ち上がると怖い。このピークも360度の展望でロープウェー駅がある千畳敷が真下に見え、うごめく観光客等の姿もつぶさに確認できる。

 宝剣岳山頂

 山頂から千畳敷カール

 山頂下から宝剣山荘

 

 宝剣岳から宝剣山荘へ降る岩場はアッケなく僅か10分足らずで山荘に着いた。山荘前の広場は行く人来る人で凄い賑わいだ。登山というより観光姿の人達も多い。木曽駒へ往復しようかと一瞬思ったが、車で待つ妻を思い千畳敷へと脚を向ける。

 千畳敷へ降る道も数多くの人が行き交う。千畳敷カールは紅葉を楽しむ行楽客で大賑わい、田舎の繁華街より混雑している。降り着いたロープウェー駅は乗車を待つ人の長い列が出来ている。係員の話では30分待ちとの事、でも昨日の午後は2時間街だったそうで休日だと3時間待ちになるという。

 千畳敷カールと遠くに南アルプス

 駒ヶ岳ロープウェーから見る山腹の紅葉

 妻には「12時頃戻る。」と言ったが、結局車のある菅ノ台駐車場にはPM1時前に戻った。車で横になっていた妻も気分は良さそうなので、午後は近在の寺院や神社を見物し、翌日ノンビリ一般道をドライブして我が家へ戻った。

 

 

 

 

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