Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

膝の治療を終えて、今日は北の丸公園の桜見物

2021年03月31日 | お出掛け

 3月30日(火)

 膝の治療で、都内北区十条の永振クリニックへ通い始めてから早や1年、今のところ膝の調子はまずまずなのだが、永先生は中々「治った」とは言わず、最後は「じゃ又ね。」と言って治療を終わる。

 治療を終えたい気持ちも無くは無いが、治療後に都内のアチコチを散策するのも楽しいので、3週間に一度ぐらいならマアいいか、何て感じで通院を続けている。今日も早々と治療が終わったので、上野公園と共に都内の桜名所として有名な、北の丸公園へ行ってみる事にした。

 十条駅から埼京線で新宿まで行って、そこから歩き始める。新宿駅の構内は以前に比べると随分様変わりしており、東口を出るつもりが南口へ出てしまった。

新宿駅南口から歩き始める。

 南口から新宿末広亭などがある繁華街を抜け、靖国通りに出てそこから東へ向かって進んで行く。

新宿末広亭

 防衛庁がある市ヶ谷で靖国通りは右へ曲るのだが、うっかり見過ごし直進したので飯田橋へ行ってしまった。

市ヶ谷の防衛庁

飯田橋駅前

 少し遠回りになってしまったが飯田橋から南へ向けて進み、靖国神社の門前を通って田安門から北の丸公園に入る。公園内の日本武道館では「浦島坂田船~~桜花再凛」などという年寄りには理解し難いアニメ的なイベントがあるみたいで、ファンの少女達が建物を取り囲んで群れていた。

靖国神社の大鳥居

北の丸公園の入口田安門

日本武道館

 そこから少し離れると林の中に小川のせせらぎなどがあり、都内に居るとは思えぬ自然と静けさが残されている。お花見スポットの千鳥ヶ淵側は、立入禁止のロープが張られていた。危険を理由にしているが、多分飲食を伴う花見をさせない為の手段なんだろう。

公園内の小川

千鳥ヶ淵の桜

千鳥ヶ淵でボートを楽しむ人達

 千鳥ヶ淵を取り囲むは満開の時期を越えているようだが、まだ十分に咲き誇って観る人の目を楽しませていた。公園内では「お花見気分でマア一杯」何て雰囲気は無いので、写真を撮り終えると田安門からサッサと公園を出た。

田安門から公園を出る。

牛ケ渕の桜

 靖国通りを神保町まで歩き、値段の安そうな居酒屋に入って、魚定食をツマミに生ビールを軽く一杯飲んで、ほろ酔い気分で我が家へ戻りました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つるの里のんのんと御伊勢原公園でお花見を楽しむ。

2021年03月29日 | お出掛け

 3月27日(土)

 関東地方に桜前線が到来し、各地で花見の便りが聞かれる季節になりました。今日は朝から小春日和の陽気なので、暇つぶしに近所のお花見名所へ出掛けてみました。

 最初に向かったのは鶴ヶ島市農業交流センター「つるの里のんのん」、周囲に広がる市民農園の休耕田畑が菜の花畑になっており、黄色く染まって中々のビューポイントです。名所と言うにはマイナーなので見物する人も少なく、ノンビリ眺める事ができました。

つるの里のんのんの菜の花畑

 次に向かったのが川越市の「御伊勢原公園」、此処は桜の名所として近在では知られた場所で、公園へ向かうお伊勢通りはかなりの渋滞になってました。公園に隣接するスーパーいなげやの駐車場に車を停めようとしたが、誰もが同じような事を考えているようで中々空きスペースが見つからず、苦心してやっと停める事ができました。

公園前のお伊勢通り

 公園の桜は芝生広場や修景池、小畦川沿いを中心に咲き誇っています。公園内は「飲食はご遠慮ください。」と張り紙が出されていたが、家族連れなどの小グループがシートを広げて食事を楽しんでいました。お花見をやりたい気持ちは分からぬでもないから、少し位は大目に見てもと思わないではありません。

修景池の桜

小畔川両岸の桜

芝生広場でお花見を楽しむ人達

 小畔川を挟んで御伊勢原公園の北に隣接する「小畦水鳥の郷公園」でも、貯水池の周囲の囲む桜並木が、ピンク色の帯となって咲き誇っておりました。こんな所で半日ボーッと過ごすのも悪くは無い。今度はウォーキングで此処まで来て、いなげやで弁当とビールを購入しヒッソリ花見を楽しもうかな。

小畔水鳥の郷公園と小畦川に挟まれた桜並木の遊歩道

貯水池を囲む桜並木

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我家の掛け時計が5分遅れている理由

2021年03月27日 | 日記

 我家の寝室にある掛け時計は電波受信機能を備えて無いので、僅かづつだが時刻にズレが生じてくる。最近ではそれが約5分ほどの遅れになってしまった。

5分遅れの掛け時計

 時刻の修正は時計の裏側にあるツマミを廻せば簡単にできるけれど、今のところ修正をする気持ちは無い。何故修正しないのかその理由を一言で言えば、「少しでも朝寝坊をしたいから」・・もっと正確に言えば「朝寝坊した気分になりたいから」なんです。

 どういう事かと言うと、我が家は春夏秋冬(一年中)、ラジオを目覚まし代わりに朝6時キッチリ起床と決めている。朝6時前に目覚めた時、掛時計の針を見て6時になっているのを確認して、「ア~ァ、あと5分間温かい布団の中に包まっていられる」と思う瞬間が至福なんです。これを味わいたいが為に、5分間の遅れを容認しているという訳です。

 朝起きが苦手な方には、私の気持ち分かってもらえるのではないでしょうか。でもこれから暖かくなって起きるのがそれ程苦痛じゃなくなったら、時計の針を正しい時刻に合わせるつもりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥武蔵、富士山~物見山~日和田山ハイキング

2021年03月25日 | 日記

3月23日(火)      天気=晴れ

08:45高麗神社駐車場➝ 09:32~41富士山➝ 10:49鎌北湖➝ 11:45~12:00愛宕山➝ 12:01北向き地蔵➝ 12:24~26物見山➝ 12:43高指山➝ 12:57~13:18日和田山➝ 13:37~49日和田山登山口➝ 14:10高麗神社駐車場

 

 同じマンションに住む山仲間のJさんから、「山へいきませんか?」とメールが届いた。去年私が膝痛を発症し山へ行けなくなったので、Jさんとは1年半ぶりの登山になる。 

 私の膝に不安があるので、山歩きテストのつもりで気軽に歩ける奥武蔵の山を歩く事にした。朝方8時車で出発して、日高市の高麗神社駐車場へ着いた。ここに車を停めて、準備を終えると出発する。

桜咲く高麗神社境内

 神社の境内を歩いていると桜の花が咲き始め、特に国の重要文化財「高麗家住宅脇の枝垂れ桜が美しかった。J鶴ヶ島ゴルフ場へ向かう車道を進み、ゴルフ場を過ぎた地点で山越えで宿谷集落へ向かう山道に入った。

高麗家住宅傍の枝垂れ桜

ゴルフ場奥の登山道入口

 山道の稜線へ出た所で右へ曲る分岐があり、右へ曲ってしばらく樹林帯を進み「富士山へ➝」と書かれた道標の所から一登りすると富士山の山頂だった。「富士山」とは大仰な山名だが、標高はたったの211mしかない。でも山頂には祠が建立され、好ましい里山の風情があった。

富士山山頂

 山頂を後にすると先程の分岐まで戻り、山道を宿谷集落へ降る。綺麗な半が咲き誇る宿谷集落は、桃源郷のように美しい山村だ。此処から奥武蔵グリーンラインに向かう車道を進み、途中で山道に入って鎌北湖へ向かう。山越えで着いた鎌北湖はダムの改修工事中で、湖水が抜き取られ湖底が露出していた。

花咲く宿谷の集落

鎌北湖へ向かう登山道入口

湖底が露出した鎌北湖

 ダム湖の北岸を湖の奥へ進むと支流沿いに左へ曲がる道があり、そこを進むと2万5千分の一地図には記載されていない登山道の入口があり、その登山道を登って行く。

地図に記載の無い登山道入口

 あまり人が歩いた形跡は無いが道はハッキリしており、やがて高圧送電線直下の名も無きピークに着いた。送電線下のピークからしばらく進むと明瞭な道に出て、そこから北向き地蔵へ向かう。

送電線下のピークからの展望

 北向き地蔵の手前で急な踏み跡を登って、愛宕山という小さなピークに着いた。丁度お昼時だったので、山頂で軽い昼食とする。15分ほどで食事を終え山頂を後にする。 

愛宕山山頂

 北向き地蔵から物見山~日和田山の道は、奥武蔵の人気コースなので平日でも行き交う人が多い。道や道標もしっかり整備され安心して歩く事ができる。

北向地蔵

物見山へ向かう山道

 北向き地蔵から20分余で物見山(375m)へ着く。東面の展望が開き幾つかベンチもあるので、何組もの登山者が山頂で寛いでいる。

物見山山頂

 我々は写真を撮っただけで先へ進む。物見山から少し降ると車道に出て、その後は車道沿いに進む。茶店と綺麗なトイレがある地点を通過してしばらく行くと、通信施設が山頂にある高指山だった。通信施設は現在閉鎖され、中へ入る事ができない。

高指山から南の展望

 高指山から再び登山道となり、樹林の道を日和田山へ向かう。日和田山周辺では、ピンク色のツツジがアチコチに咲き始めていた。最後の急坂を一気に上ると日和田山の山頂で、東面に関東平野の大展望が広がった。

日和田山山頂

「あれは何だ?我が家は何処だ?」などと地図標定しながら景色を楽しんだ後、山頂を後にする。男坂を一気に降り、20分ほどで日和田山の登山口に降り立った。「女性登山家、田部井淳子さん」の石碑が登山口に在ると聞いていたので、Jさんと二人で探して有料駐車場傍に建っているのを見つけた。

山頂下、鳥居からの展望

男坂の降り

田部井淳子さんの石碑

 石碑には田部井さんの写真と共に、「日和田山からエベレスまで」の文字が刻まれていた。山の形をした石碑は、エベレストを模したものであろうか。登山口からは車道沿いに歩き、聖天院から脇道に入って高麗神社に戻って来た。

聖天院の正門前

 車に着いて携帯の歩行アプリを確認すると、今日の歩行距離は約21キロだった。スタート前はJさんの足手纏いになるのではと少々不安だったが、無事歩き通せたので自分の歩きにけっこう自信がもてた。

 車に乗ると一旦我家へ戻り、その後Jさんと近所の居酒屋で軽い打ち上げをやった。バリエーションルートの経験豊富なJさんとの山談義は楽しく、次は何処へ行こうかと話が盛り上がった。私の膝が悪くならなければ、Jさんとの山行が今後も楽しめそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北大震災から10年、我が家の防災対策は大丈夫?

2021年03月23日 | 日記

 千年に一度の大地震と言われた東北大震災から10年の月日が流れた。節目の年となった今年はテレビや新聞などで、当時の映像や記録が大きく報道されたので、薄れかけていたあの日の恐怖が蘇ってきた。

 そして最近は大きな地震が立て続けに発生しており、これも何となく不気味な兆候です。10年前の3月にも経験した事だが、マンションの我が家は地震などで停電になると、水道やガス、エレベーターなど全てのライフラインがストップしてしまう。非常事態になっても大丈夫かと、我が家の防災対策をチェックしてみた。

 水は20リットルのポリタンクに水道水を入れて、5~7日ほどの周期で入れ替えている。食料は下記写真ぐらいの保存食を常時キープしており、時々古いものから順に私の昼食として消費して入れ替えている。その他に缶詰や保存のきく野菜等もあるから、量的には1週間分くらいは持つのではないか。

我家の非常食

 調理器具も登山用のコンロが3台に、コッフェルやコップもある。その他にテントや寝袋、携帯トイレもあるから、マンションが瓦礫化しない限り一週間余は生き延びれるんじゃないかと思う。他所のご家庭の防災対策はどんな風なのかチョット気になります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘湯「高峰温泉」はお勧めしたい良い宿です。

2021年03月21日 | 旅行

 3月15日、黒斑山を登った後に宿泊した秘湯「高峰温泉」ですが、我々夫婦好みの快適な宿だったので、一寸紹介してみます。ここは平成27年6月に黒斑山を登った時に日帰り入浴で立ち寄った事があり、全く知らぬ宿では無かったんですが、今回泊まってみて改めて良さを実感しました。

 秘湯とは言っても雪の無い時期は、マイカーで直接宿まで行く事ができ、定期バスも運行しています。しかし雪が積もると道路は閉鎖され、車はアサマ2000スキー場の駐車場までしか行く事ができません。

 積雪期は正真正銘の秘湯で、送迎の雪上車に乗って宿へ向かいます。不便ではあるけれど、雪上車に乗るというのもレアな体験で旅の面白さと言えます。

送迎の雪上車

 高峰温泉が良かったと感じた点を、下記にザッと列挙してみました。

◎秘湯だけに温泉が良い。

 野趣満点の「雲上の野天風呂」、宿泊者専用の「展望風呂」、日帰り客が入れる「ランプの湯」の3種類あり、それぞれに趣きのある良いお風呂です。

雲上の野天風呂(宿から50m位にある露天風呂,湯温はヤヤ熱め)

展望風呂(左の浴槽は38℃のぬるめの湯、右の浴槽は41℃でヤヤ熱め)

◎地産地消の食事が美味しい。

 夕食、朝食とも豪華絢爛盛り沢山という訳じゃないですが、地産地消を重視した和食が我々夫婦好みで大変美味しかったです。

◎イベントが盛り沢山。

 宿の談話室から野鳥観察ができます。夏は自然観察、冬はスノーシューでガイド付きのハイキングができます。その他にも「温泉療養講座」、「高峰温泉の歴史講座」、そして夜は天望遠鏡を使っての星空観望会など盛り沢山のイベントが楽しめます。

鳥の餌場にリスが

アカゲラもやってきた。

◎従業員のサービスが良い。

 従業員の人達は皆親切で、とても気持ちの良い応接をしてくれます。コロナ対策もキッチリ対応ができています。宿のチェックアウトは午前10時までですが、その後でもハイキングから戻った時は無料の入浴が可能で、談話室などでノンビさせてくれます。

◎その他

 スタンダードプランで宿泊料金は大人¥16,500円(税込み)、その割に部屋が狭いとか、お風呂で石鹸やシャンプーが使えないなど不満を感ずる人が居るかも知れませんが、山の中の一軒家で自然環境の保護という観点からやむを得ぬ面もあります。

 それら不便な点を差し置いても、とても居心地の良い宿だったので、機会があったら是非再訪してみたいと思います。高峰温泉の詳細については、下記をクリックして宿のHPをご覧ください。

 クリックしてね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高峰高原、高峯山スノーシューハイキング

2021年03月19日 | 山歩き

3月16日(火)      天気=晴れ後曇り

08:20高峰温泉➝ 10:47~11:05高峯山➝ 11:50高峰温泉

 

 昨日は黒斑山を登った後、F夫妻と一緒に高峰高原の秘湯「高峰温泉」に泊まった。宿へ着いて寛いでいると、「高峯山スノーシュー体験ツアー」の案内板が目に入った。

 輪カンの経験はあるが、スノーシューはまだやった事が無い。宿泊者は無料でレンタルしてくれるというので、F夫妻と一緒に参加する事にした。今朝8時過ぎに宿の玄関前に集合、参加者はF夫妻に我々夫婦他に単独の女性が1名の計5名だった。

宿の前でガイドさんからスノーシューの使い方を教えてもらう

 最初にガイドの男性からスノーシューの装着要領やストックの持ち方、歩き方などを教わった後、一列になって宿を出発する。林道を少し進んで高峯山の登山口から登りにかかる。

登山口を出発する

 歩きながらガイドさんが道沿いの自然生態や地形、歴史などをレクチャーしてくれる。話は中々興味深く歩みもゆっくりなので、慣れないスノーシューだが、あまり疲れを感じない。

 登山口を出発して、最初はアサマ2000スキー場のゲレンデ脇を登って行く。ゲレンデを過ぎると樹林帯の急登をしばらく登る。稜線に達し車坂峠の分岐を通過すると、雪尾根の小さなアップダウンを越えて行く。

スキー場のゲレンデ脇を通過

樹林帯の急登に入る

尾根の斜面を進む

山頂間近の尾根

 尾根の東側をトラバースしていると、ガイドさんが「この上が高峯山の最高地点ですが、山頂は100m程先にあります。」と言った。更に進んで行くと大岩が進路を立ち塞ぐようにあり、その左横を通り抜けた先が高峯山(2106m)の山頂だった。

山頂手前の大岩

高峯山山頂

 山頂からの展望は抜群で、眼下に小諸の市街地が広がり、その奥は雲を被った八ヶ岳連峰が横たわっている。遠くの北アルプスも望めるが、高曇りの空に埋もれてその姿は見えない。

山頂から八ヶ岳連峰方面

山頂から黒斑山方面

 山頂直下に高峰神社の祠があるので、そこまで行って休憩する。天気もそんなに悪く無いし、ここでゆっくりしたい気分だったが、ガイドさんから「5分間の休憩」と言われたので、コーヒーブレイクできなかったのは残念だった。

山頂直下の高峰神社

 降りは休憩を入れず歩いたので、山頂から45分ほど宿へ戻って来た。下山の途中で、ガイドさんが「踏み跡の無い新雪の所で、自由にスノーシュー歩きを楽しんで下さい。」と言ったので、処女雪に自分の踏み跡が刻みながら降ったが、フカフカクッションの上を歩くようで心地よかった。

山頂を越えて下山の途につく

尾根を降って行く

 宿へ戻って解散すると、温泉に入って山歩きの汗を流す。「明日は早朝勤務なんです。」とFさん夫妻は入浴後早々に帰宅の途についたので、宿の中でお別れをした。早く帰っても仕方の無い我々夫婦は、入浴後ノンビリ寛いだ後午後2時頃に宿を出た。

 今日のスノーシュー体験ツアーは予定したものでは無かったが、スノーシューには前から興味はあったのでとても面白い体験だった。スノーシューは輪カンに比べると沈み込みが少なくて雪原歩きの自由度は高く、技術的な難しさもそれほど無い。スノーシューを買うか否かは別にして、今後も機会があれば又チャレンジしてみたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅間外輪山、黒斑山登山(詳細)

2021年03月17日 | 山歩き

3月15日(月)      天気=曇り後晴れ

08:00登山口駐車場➝ 08:05~18登山口(車坂峠)➝ 10:03~12トーミの頭➝ 10:27~57黒斑山➝ 11:10~17トーミの頭➝ 12:30~40登山口➝ 12:43登山口駐車場

  先月乗鞍高原へ一緒にスキーに行ったF君から、「黒斑山へ行きませんか」と誘いのメールが来た。積雪期の黒斑山は一度登ってみたかったから、喜んで同行する旨をF君へ返信した。

 朝4時起きで我家を出発し、上信道の横川SAでF君夫妻の車と合流した。その後一緒に行動し、8時前に高峰高原ビジターセンター前の駐車場に到着した。

高峰高原ビジターセンター前の駐車場

 準備を終えると駐車場から車坂峠の登山口へ移動して、登山靴にアイゼンを装着した。二日前に降った雪がかなり積もっているが、昨日の入山者がしっかりトレールを刻んでくれたようで、歩き易い雪道になっていた。

車坂峠の登山口

 登山口から車坂山のピークまでは樹林帯に緩やかな道が続く。車坂山を越えると急登がしばらく続くが、再び緩やかな道に変わり、展望の効く台地に着いた。

展望の良い台地

 台地からはアサマ2000スキー場のゲレンデや背後の水の塔山、遥か彼方に北アルプス連峰の銀屏風が見渡せた。標高が上がるにつれシャクナゲの木が目立つようになり、行く手には黒斑山と槍の鞘の鞍部が望まれた。

台地からアサマ2000スキー場方面

黒斑山と槍の鞘ピークの鞍部方面

 最後の急登をしばらく登ると雪に埋もれた避難小屋に着き、そこから一登りで浅間外輪山の一角である槍の鞘ピークへ着いた。槍の鞘ピークからは雪化粧した浅間山と深い樹林に覆われた黒斑山の眺めが素晴らしく、しばし見惚れた。

槍の鞘ピークから浅間山

槍の鞘ピークから黒斑山(左奥)とトーミの頭(右端の岩場)

 槍の鞘ピークから一旦鞍部へ降り、黒斑山へと登り返して行く。急な道をしばらく登った展望の良い岩場がトーミの頭で、此処から眺める浅間山も素晴らしい景色だ。

鞍部からトーミの頭への登り

トーミの頭

同上(奥のピークが黒斑山)

浅間外輪山と浅間山

トーミの頭から黒斑山への登り

 トーミの頭から樹林帯の道をしばらく登ると、浅間山の噴火観測機器が在る場所に着き、その先が黒斑山だった。山頂からは浅間山の方向に展望が開いているが、トーミの頭ほど眺めは良くない。

黒斑山山頂

 コーヒータイムで30分ほど休憩した後、山頂を後にする。朝方は雲が多く凍えるような風が吹いていたが、だんだん天気が良くなり、下山する頃には風も無く青空が広がった。

黒斑山から浅間山

 槍の鞘ピークまで戻ると浅間山とはお別れで、樹林帯の道を車坂峠へと降って行く。下山の道は次から次に登山者が登って来る。雪山入門コース的な山として、黒斑山の人気の高さが窺える。

槍の鞘ピークから浅間山(下山時)

アサマ2000スキー場に向かって降る

遠くに北アルプス連峰の銀屏風

 黒斑山から1時間半余で、登山口の車坂峠に戻って来た。アイゼンを装着しての雪山登山は2年ぶりで、登る前は少し緊張感もあったのだが、天気に恵まれてまるで春山登山のような快適な雪山ハイクを堪能できました。

車坂峠へ戻って来た。

 今宵は車坂峠近くの秘湯の山宿「高峰温泉」に泊まって、明日も雪山ハイクを楽しむ予定です。そのお話は次回のブログで紹介します。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅間外輪山、黒斑山登山

2021年03月15日 | 山歩き

3月15日(月)       天気=曇り後晴れ
0818車坂峠➝ 1027~1057黒斑山➝ 1230車坂峠

 山仲間のF夫妻に誘われて、アサマ外輪山の黒斑山へやって来ました。車坂峠の登山口から浅間山外輪山の黒斑山を登ります。
 アイゼンを履いての雪山登山は2年ぶりなので、ちょっと緊張したが、トレイルがバッチリついていたので歩き易かった。
朝方は冷たい北風が吹く曇り空だったが、陽が高くなるにつれ青空が広がった。
 登山口から二時間余で黒斑山に到着、山頂から浅間山の眺めが素晴らしかった。


 30分ほど休憩し山頂を後に来た道を下山する。お昼過ぎには車坂峠に戻って来ました。
 久々の雪山だったが、良い天気に恵まれて楽しい山歩きができました。今宵は登山口近くの秘湯、高峰温泉に泊まります。
 尚登山の詳細は、後日のブログにて紹介します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京湾を跨ぐレインボーブリッジをウォーキング

2021年03月13日 | お出掛け

 3週間ぶりに、都内北区十条の永振クリニックへ通院した。膝に注射を打つだけの治療は30分ほどで終わり、クリニックを後にした。さて今日は何処の都内散策に出掛けようかと思い巡らせ、前回の散策で豊洲市場へ行った時、印象的に見えたレインボーブリッジへ行ってみる事にした。

 東京湾を跨いで芝浦とお台場の間に架かる「レインボーブリッジ」は、主に車と電車(ユリカモメ)が通る巨大吊り橋だが、両側には遊歩道があり無料で通行する事ができる。

 芝浦側は歩道入口はJR山手線、田町駅から東に歩いて20分ほどの所にあり、エレベーターで7階まで上がって歩道のスタート地点がある。歩道はノースルート(橋の北側)とサウスルート(南側)の2コースがあり、ネット情報ではお台場やフジテレビの球体ビルが眺められるサウスコースがお勧めと書かれていたので、まずはサウスコースをお台場へ向かって歩いた。

JR山手線、田町駅から出発

芝浦ふ頭の橋の下からお台場側を眺める。

黄色い案内板に導かれて歩道入口へ

7階に歩道入口があるビル

サウスコース側から遠くにお台場とフジテレビの球体ビル

真ん中にユリカモメが走りその両横を首都高速道路が通る

 歩道の全長は約1700m程で20分ほどでお台場側入口に着くそうだ。歩いているとお台場とフジテレビのビルが見る見る大きくなってくる。時間帯が悪いのか、橋の下を通る船は意外に少ない。私と同じように歩いたりジョギングしている人達がパラパラといる。

歩道中間地点の標示

お台場(江戸時代の砲台跡)と奥にフジテレビの球体ビル

 お台場側が近づくと歩道は右へ緩くカーブして降り、お台場海浜公園傍の地上に着く。現在海浜公園は閉鎖中なので、入口周辺に見るべきものはあまりなく、少し歩くとフジテレビビルやユリカモメの駅がある。

緩く右にカーブしてお台場側歩道入口へ

お台場側歩道入口

 入口から今度はノースルートを芝浦側に向かってUターンする。北側は東京湾の奥に都心部のビル群やスカイツリー、東京タワーなどが眺められる。陽射しが順光なので写真撮影はノースルート側の方が綺麗な風景写真が撮れるだろう。又レインボーブリッジ本体もノースルート側の方が良いアングルで写真が撮れる。

ノースルートに入る(遠くに前回訪れた豊洲市場が見える)

月島方面(遠くに見えるビル群は、東京五輪選手村のマンションだろうか)

ノースルートから見るレインボーブリッジ

竹芝桟橋方面(遠くに東京タワーが小さく見える)

 橋を往復すれば約3.4キロの距離となり、程々の運動量になる。ただレインボーブリッジ内にはトイレの類は全く無いので、トイレの近い人は直前に最寄り駅などで済ましておかないと、橋の途中で尿意を催すと大変困った事態になる。

 芝浦側まで戻ると最寄り駅の芝浦ふ頭駅まで歩き、ユリカモメで新橋駅へ行って、山手線で我が家に向かった。レインボーブリッジの遊歩道は片道だけでも楽しめるが、北側・南側それぞれ風景が異なるので、私としては橋の往復をお勧めしたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北大震災から10年

2021年03月11日 | 日記

 3月11日

 10年前の今日午後2時46分東北大震災が襲った時、私は近所のホームセンターに居た。尋常でない揺れに慌てて屋外へ飛び出した。それから起こった大津波や東電の原発事故に、日本はこのまま滅びてしまうのではないかと本気で心配した。

 この歴史的な大惨事を実際にこの目で直視しなければと強く思い、震災から二か月後の5月下旬に宮城県石巻市へ向かった。山仲間のF子さんの親族が経営するアパートが、津波で浸水した為改修工事をする事になり、私はその手伝いを名目にボランティアとして行ったのだった。

 初めて訪れた石巻市は大きな街で、アパートは甲子園に出場した石巻工業高校の近くにあり、信州から来たボランティアの大工さん達が一生懸命改修工事をやっていた。大工心の無い私に手伝える仕事は殆ど無く、一寸した小間使いや掃除などで二日間を過ごした。

津波で浸水したアパート

 作業の合間には現場に来ていたF子さんの旦那さんと一緒に、市内の被災現場を車で見て廻った。石巻市は大震災で最も被害の大きかった街だが、津波が届かなかった住宅街や商業地域は殆ど無傷で通常の生活を営んでいるのに、津波被害を受けた海岸部は壊滅的な打撃で、その対比が際立って災害の過酷さに語る言葉が無かった。

石巻港の被災現場

同上

同上

二か月経ち港の復興も徐々に進んでいた。

 大して役に立たないうちに二日間の作業が終わり我が家へ戻る時、優しい大家さんのご家族から「支援物資が余ってるんだよ。」と言われて食料品などを手土産として渡された。

大家さんのご家族やボランティアの大工さん、Fさんの旦那さんと

 「支援に行って支援物資を貰うんじゃカッコがつきませんよ。」と固辞したのだが、結局押し切られて物を貰いに行っただけの情けないボランティアになってしまった。

 そんなダメボランティアだったけれど、あの時石巻へ行ったのは私にとって本当に貴重な体験だったと思う。その後も何度かボランティアで東北地方へ出掛けたが、災害に屈せず明るく頑張っている地元の人達の力強さが深く印象に残った。被災地はまだ復興の道半ばだが、変わりゆく東北地方の復興を、何時か巡り歩いて見てみたいと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和2年の確定申告が完了

2021年03月09日 | 日記

 「梅は咲いたか、桜はまだかいな」とか「緊急事態宣言延長かあ~」何て言ってる間に、いつの間にか3月になってしまった。そうだ令和2年の確定申告をしなきゃいけないと、慌ててネットの国税庁「確定申告書作成コーナー」をクリックした。

 去年の申告は我家の古いパソコンがWindows7だったので国税庁のホームページが受け付けず、コロナウィルスに怯えつつ、わざわざ川越税務署まで出向いたのだった。今年はWindows10のパソコンに変えたからネットを使って作成できる。

 去年の確定申告書類が残っていないので戸惑う事も多々あったが、行きつ戻りつしながら何とか確定申告書を作成する事ができた。e―Taxというのがあるのは知っているが手続きが面倒くさそうだし、どうせ控除書類は後で郵送する事になりそうなので、作成した申告書類をプリントアウトして保険や医療、寄付などの控除書類を添付し、簡易書留で税務署へ郵送した。

 これで税務署の方から何も文句を言ってこなければ、半日貴重な?時間を潰してあの混雑した税務署の確定申告会場へ出向く必要は無く、今年の確定申告を完了する事ができる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥武蔵、越上山ハイキング

2021年03月07日 | 山歩き

3月5日(金)      天気=曇り

08:49黒山町営駐車場➝ 09:08黒山三滝m➝ 09:50役の行者石像➝ 09:54大平山➝ 10:40~44顔振峠➝ 10:46~11:18休憩(昼食)➝ 11:29~34諏訪神社➝ 11:46~51越上山➝ 12:14~18林道出合➝ 12:27一本杉峠➝ 12:40カイ立場➝ 12:58車道出合➝ 13:28黒山町営駐車場

 

 先日テニス仲間のH氏から越生町にあるリゾートホテル「ニューサンピア埼玉おごせ」の無料入浴券を頂いた。館内に在る日帰り温泉「梅の湯」が去年新たに掘削され、天然温泉としてリニューアルオープンしたようです。

 タダ風呂に入るだけじゃつまらない。ハイキングで汗を流した後入浴すれば心地よさが倍増するので、お風呂前に奥武蔵の山を歩く事にした。朝8時前に我家を出発し、黒山三滝で有名な(埼玉県内の極一部の地域で)黒山温泉近くの町営駐車場に車を停めた。

黒山温泉手前の町営駐車場

 「黒山三滝入口」と書かれたアーチを潜り、細い車道を黒山三滝へ向かう。黒山三滝は天狗滝と最奥部の二段になった男滝、女滝を総称したもので、いずれも高さ10mにも満たぬような小さな滝だが、週末ともなればソコソコの行楽客で賑わっている。

黒山三滝入口のアーチを潜る

女滝(上)と男滝(下)

 登山道は男滝の直下から始まる。急坂を一登りすると東屋を過ぎ、道が左右に分岐する。右手の傘杉峠へ向かう道は現在通行止めで、左手の大平山へ向かう道に入る。

登山道分岐(傘杉峠への道は通行止め)

 最初は急な沢沿いの道だが、途中から樹林帯の尾根道になる。分岐から40分ほどで役の行者像が安置された広場に着いた。行者像の背後を通り薄い踏み跡を進むと、大平山のピークがあった。山頂に標識などは全く無く木の枝に巻かれた黄色いテープにマジックで「大平山」と小さく書かれているだけだった。

急な沢沿いの道

役の行者石像前の広場

役の行者石像群

ビニールテープに「大平山」と書かれた大平山山頂

 大平山から踏み跡を更に進むと正規の登山道に合流し、そこを右に曲って進む。樹林帯の道を20分ほど登って行くと、奥武蔵の主脈を走る車道「奥武蔵グリーンライン」に合流した。

グリーンライン手前の登山道

奥武蔵グリーンライン合流地点

 ここからはグリーンラインの車道沿いに歩き、顔振峠へ向かう。直下には集落があり茶店やカフェ、ピザレストランなどもあって、峠付近は人里の雰囲気が濃い。ヒッソリ食事をしたかったので、峠から少し離れたベンチの在る場所で食事を兼ねた休憩をした。

顔振峠

峠から武甲山方面の眺め

道路わきのベンチでコーヒーブレイク

 休憩を終えグリーンラインを少し進むと左手に越上山に向かう登山道があった。アップダウンの少ない樹林帯の道をしばらく行くとかなり大きく立派な「諏訪神社」が在った。駐車場があるので、ここまで車でも来れるのだろう。

グリーンラインから再び登山道へ入る

諏訪神社

 神社を通過して更に登山道を進むと越上山へ向かう道が左に分岐していた。左へ曲がり樹林帯の急坂を一登りすると突き当りが越上山のピークだった。

越上山分岐(左に入る)

山頂手前の岩場

越上山の山頂

 奥武蔵は馴染みの山だが越上山は登った記憶が無く私にとって初めての山かも知れない。記念の写真を撮り終えると再び分岐まで戻り、更に登山道を降って行くと、グリーンラインから黒山へ降る車道に降り立った。

車道に降り立つ

 此処から車道を歩けば容易に黒山温泉へ戻れるが、車道歩きはつまらないので、再び登山道へ入り一本杉峠へ登って行く。一本杉峠から尾根道を緩やかに降って行った時、薄い踏み跡を油断して歩いていたら、枯れ木に足を滑らせ転んでしまった。

一本杉峠

 その時変な転び方をして右膝を捻ってしまった。「ヤバい又膝を痛めてしまった。」と不安になったが、痛みはあるものの歩く事は出来そうなので「下界に戻る事はできそうだ。」と安堵した。

 カイ立場から尾根を外れ、左手の不明瞭な沢道をしばらく降ると黒山へ向かう車道に合流し、そこから車道伝いに30分ほど歩いて車を停めている黒山の町営駐車場へ戻って来た。

沢沿いの道から車道に合流

この沢は越辺川の源流らしい(越辺川起点の石碑)

黒山温泉へ向かう車道を降る

 車に乗るとさっそく「ニューサンピア埼玉生越」に向かう。ホテル内の「梅の湯」は天然温泉美白の湯と謳うだけあって、乳白色のお湯がとても心地よい。のんびり浸かって温泉気分を楽しんだ。

ニューサンピア埼玉おごせ

 捻った右膝の方は翌日になってまだ僅かに痛みの残る状態だが、歩く分には支障は無い。マアしばらく激しい運動を控えれば、そのうち治るのではと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№91、上越県境、仙ノ倉山(2百名山)

2021年03月04日 | 三百名山回顧

 仙ノ倉山は上越県境に聳える谷川岳から平標山に連なる谷川連峰の最高峰です。しかし茫洋として目立たぬ山容と人里から離れた位置にある事が災いして、盟主の座を谷川岳に奪われています。

 峻険な谷川岳とは対照的に、仙人ノ倉山付近の稜線はたおやかな地形で、一帯は高山植物が咲くお花畑の名所として知られています。そんな仙ノ倉山へ初登山は昭和57年の7月11日の事で、当時所属していた山岳会の山行でした。

 高山植物を見に行こうというのが主な目的だったので女性主体のメンバーとなり、私はリーダーのS子さんに荷物運びのポーター的役割で誘われたのだと思います。

 その時の行動記録とS子さんの感想文が、当時の会報に載っていたので、下記に転載させてもらいます。S子さんがあの世へ旅立たれてからもう十数年の歳月が経つけれど、あの頃は彼女と一緒に随分アチコチの山を登りました。これも懐かしい山行の一つです。

◎行動記録

谷川連峰、平標山~仙ノ倉山登山

昭和57年7月10日夜~11日

参加者:CL.S他、女性7名、男性3名、計10名

10日22:30成増駅集合➝ 23:00Sさんのトラックで出発

11日02:30元橋(登山口)着。「トラックの荷台やツェルトで仮眠。

05:30起床、朝食。

06:15体操して出発、松手山への登山口は、元橋バス停の小屋裏から。

08:35~55松手山着。休憩、天気に恵まれて苗場山の眺望が良く残雪が見える。風は少し強いが心地よい。

平標山直下の登り?

10:30~55平標山着。休憩、記念写真を撮ると仙ノ倉山へ向けて出発。

平標山山頂

平標山付近のお花畑

11:10平標山の家への分岐。ハクサンコザクラあり。

11:55~13:15仙ノ倉山着。風強くハイ松の陰で昼食パーティ。ビールで乾杯する。

仙ノ倉山山頂

14:20~45平標山の家。休憩、ジュースが1本250円也。

15:30~40林道出合。水場で冷たい流水有り、皆で顔や手を洗う。

16:30元橋(トラック)着。

17:00トラックで出発、途中ドライブインでラーメンを食べて帰る。

23:00成増駅着。解散。

 

◎S子さん感想文

 久しぶりに訪れた平標山、歩いてみてやっぱり谷川連峰は良いなあと思った。雄大な緑の稜線が遠くまで伸びている様が、何ともいえず良い。もう彼此十年前になるだろうか。山へあまり言った事が無い頃、喘ぎ喘ぎ谷川岳から平標山、三国山まで縦走した時の事などを、懐かしく思い出してしまった。仙ノ倉山から先へ歩いて行く人を見ると、私もついて行きそうになった。時間があれば縦走したかったコースだ。

 平標山から仙ノ倉山へは、夜行日帰りには丁度良い楽なコースだ。花が多いのが嬉しい。今回はハクサンイチゲが見頃で良かった。ハクサンコザクラも可愛い花を見せてくれた。仙ノ倉山でゆっくり昼食をとったのも楽しかった。

 ただ、辛かったのは長距離トラックに揺られた事。丹沢や奥多摩辺りに行くのならば2~3時間でだから我慢もできようが、越後ともなると遠いので無理だ。歩くよりも乗っている時の方が疲れたから。乗客以上に大変だったのは運転手のSさん、ご苦労さまでした。

 

 

 この山行の1年後の昭和58年9月4日に、山岳会の仲間F君と二人で谷川岳から平標山まで谷川連峰の日帰りカモシカ山行(今風に言うとトレイルマラソン)をやった。この時にも仙ノ倉山の山頂を踏んだのだが、余裕が無くて写真は撮れなかった。

 3度目は平成28年4月に、妻と二人で残雪の仙ノ倉山を登った。この山行は本ブログで掲載済なので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。

 

 谷川連峰、平標山~仙ノ倉山登山

 4月9日(土)  天気=晴れ

 

07:18平標山登山口駐車場→ 08:24~36送電線鉄塔→ 09:13~19松手山→ 10:44~11:00平標山→ 11:43~49仙ノ倉山→ 12:24~13:00平標山→ 13:25~39平標山ノ家→ 14:20~25林道出合→ 15:15平標山登山口駐車場

  

  

クリックしてね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大栄翔関と東京五輪の競技場がある朝霞市が少しばかり羨ましい

2021年03月02日 | 日記

 先日一寸した野暮用があり、東武東上線の朝霞駅で下車をした。改札口を出ると大相撲で先場所優勝した大栄翔関の実物大写真が飾られていた。埼玉県出身の力士として初めて優勝杯を手にした大栄翔関は、朝霞市の出身だったのです。

朝霞駅改札口に立つ、大栄翔関の実物大写真

 大相撲にさして興味があるわけじゃ無いが、強烈な突き押しを武器に最近メッキリ頭角を現してきた大栄翔関は何となく印象に残っていた。相撲を終えた後のインタビューでも真面目で誠実そうな性格が窺えて、その人柄にも好感がもてた。同じ埼玉県民として、このまま上位に定着していずれは大関・横綱へ出世して欲しい関取です。

駅前商店街に張られた大栄翔関のポスター

 そんな事を思いつつ駅の外へ出ると、駅前広場に今年開催される予定の東京オリンピック射撃競技のパネルポスターが張られていた。そうか朝霞市はオリンピック射撃競技の会場でもあったんだ。

駅前広場に掲げられた東京五輪射撃競技のパネルポスター

 いいなあ朝霞市は、有名力士の出身地で東京五輪の競技会場まであって・・・それに引き替え私の住む街は、世間に名の知れた有名人出身者もいなけりゃ東京五輪の競技施設の欠片すらない。ありふれた住宅街と長閑な田園風景が広がるだけだ。

 同じ東武東上線沿線で急行も停まらぬローカル駅と今まで朝霞駅を軽んじていたけれど、大栄翔関とオリンピック射撃競技の会場がある朝霞市民が少しばかり羨ましくなった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする