Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

雪だるまクラブスキーツアー、無事に終了

2018年02月27日 | ボランティア

 2月23日(金)~25日(日)

 今年で15回目となる二泊三日の雪だるまクラブスキーツアーが無事に終わった。障害者と健常者が一緒にスキーを楽しもうというのがクラブ活動目的だ。常連さんに加え、新たなメンバーも僅かづつだが増えており、今年も30名の参加があり、楽しいスキーができた。

 ツアーそのものは今年も順調な運営であったが、今後のクラブ活動に幾つか問題点というか暗雲が漂っている。一つの問題は、宿泊先の「ホテルアスティくろひめ」が今季限りで営業を終え、経営母体のJAが民間会社にホテルを売却してしまうという事だ。

 そうなるとホテル営業が継続されるとしても、今までどおり我々障害者団体を受け入れてくれるかどうか不明だ。もし受け入れてくれたとしても宿泊料金が大幅にアップしてしまうかも知れない。

 次なる問題は、クラブを運営する役員の健康問題で、会長のH子さんは現在入院中で今回のツアーには参加する事ができなかった。又副会長のK子さんも最近退院したばかりで今も治療を継続中だ。

 クラブの中核となる彼女らの病状によっては、今後のクラブ運営に大きな支障が生じてしまうだろう。私も会計係の役を解任してもらうつもりだったが、会計監査役として役職に残る事になってしまった。

 雪だるまクラブのスキーツアーを楽しみにしている障害者の人も多く居るので、何とかクラブの継続を願うものの前途は楽観できない。でもせっかくここまでやってきたので、来年も是非ツアーを開催してメンバーの人達と再会したいと切に願っている。

 黒姫スキー場での集合写真

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪ダルマクラブスキー三日目

2018年02月25日 | ボランティア

 2月25日(日)  天気=曇り

 雪ダルマスキーツアーも今日が最終日となった。ペアを組んで滑っていたH君と午前中一緒に最後のスキーを楽しみ、来年の再会を約束して昼前にお別れした。
 昨日の夜はクラブの総会も無事に終了し今年のスキーツアーもどうやら盛会のうちに終える事ができたようだ。時間が早いので、午後2時ころまで滑り、会の仲間たちと別れて帰宅の途についた。関越道は渋滞していたが、本庄児玉から一般道を走り夕刻には我が家へ戻った。今は何だかホッとした気分です。

 雪だるまクラブの仲間達

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪ダルマクラブスキーツアー、一日目

2018年02月23日 | ボランティア

2月23日(金) 天気=晴れ

 障害者と健常者が一緒にスキーを楽しむ雪ダルマクラブのスキーツアーも15回目を迎え、今日から黒姫高原スキー場で始まった。
 一日目の参加者は15名、私は去年と同様にH君とペアを組んで一緒に滑る事になった。ゲレンデはガラガラで天気も良い絶好のスキー日和なので、とても気持ちよく滑る事ができた。
 風邪が治りきっていないせいか、午後3時頃になると疲れを感じ始めてきた。
H君も眠そうだったので、早めに宿泊先のホテルへ戻り、展望風呂に浸かってノンビリ疲れをとり、ガラケーでブログを作成したところです。

 Hくん(左)と雪だるまの仲間達

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№30、秋田駒ヶ岳(2百名山)№31、乳頭山(3百名山)

2018年02月22日 | 三百名山回顧

昭和55年10月10日(金)    

 

県営田沢湖スキー場→ 秋田駒ヶ岳→ 湯森山→ 笊森山→ 千沼ヶ原→ 烏帽子岳(乳頭山)→ 白沼→ 滝ノ上温泉(泊)

 

 ブログで始めた日本3百名山回顧、やっと31座目になった。このペースでは惚ける前に終わるだろうかと一寸心配だ。さて前回の岩手県早池峰山は、霞がかかったような薄い記憶だったが、今回の秋田駒ヶ岳~烏帽子岳登山(乳頭山)も、更に古い出来事なので尚更記憶が薄い。

 この時も一人ポッチで上野駅から夜行列車に乗り、朝方田沢湖近くの田沢湖スキー場の登山口から登ったのだと思う。秋田駒ヶ岳の最高峰、男女岳(1637m)までは容易に登れ、背後に田沢湖が大きかった。山頂からはその少し前に噴火した小岳の黒いピークと立ち昇る噴煙が確認を見る事ができた。

 登山道から田沢湖

 秋田駒ヶ岳(男女岳)山頂

 山頂から女岳(右)と小岳(左黒い山)

 山頂から笊森山(左)、岩手山(右奥)方面

 男女岳から湯森山~笊森山と続く稜線は広々とした山上高原で、展望が良く快適な尾根道だった。笊森山(1541m)の山頂に着くと烏帽子岳(乳頭山)が北に間近で、小さな沼が幾つも点在する千沼ヶ原が足下に見えた。

 笊森山から千沼ケ原方面

 山頂が小さく尖った烏帽子岳(乳頭山)(1478m)は、その名のとおり女性の乳房や烏帽子の形に似て無くも無かった。烏帽子岳から葛根田川沿いの滝ノ上温泉までは標高差800m余の長い降りだった。中間地点に佇む白沼には希少動物のモリアオガエルが生息しているそうだが、静かで小さな池だった。

 烏帽子岳(乳頭山)山頂

 白沼

 この夜は滝ノ上温泉に泊り、翌日は岩手山を登って網張温泉へ下山した後、夜行列車で帰宅した。二日間の山旅はソコソコ天気に恵まれて、一人寂しくはあったが充実して楽しい山行であったように思う。岩手山については、後年妻と二人で登ったので、その記録をブログに載せたいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北風の中、街中を彷徨う私

2018年02月20日 | 日記

 2月20日(火)

 熱戦が続く平昌五輪、メダルラッシュと言われた日本選手の活躍も、中々「金」が取れなくてもどかしい思いだったが、羽生選手や小平選手の感動的な金メダルに胸のつかえがスッキリ取れた感じがする。

 しかし先週末から続く風邪の症状は、中々私の身体を離れてくれずこちらはも一つスッキリしない。テニスやジョギングをする元気も無いが、何もしないで家に燻ってると増々気が滅入ってくるので、健康の為と小さなザックを背に取りあえずウォーキングに出掛ける。

 私のように何の目的も無く街中を彷徨い歩く中高年の姿を数多く見掛る。自分もその中の一人だと思うと何だか切なくなってくる。この無駄なエネルギー消費、もっと有効に使えぬものかと思う。例えば豪雪地帯の高齢者住宅へ行って除雪支援をするとか。

 でも現地へ行っても足手まといになって、慇懃無礼に追い返されるだけだろう。ア~ァやる事の無い年寄りは辛いなあ。早く暖かな季節になって、新緑の山野を思い切り歩いてみたいと痛切に思う。

 5月初旬の山梨、長者ケ岳から富士山

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男子フィギュアスケート快挙に風邪も吹っ飛ぶ

2018年02月18日 | 日記

 2月18日(日)

 「バカは風邪を引かない。」と思っていたが、一昨日辺りから身体が熱っぽくて頭がボーッとする。どうも風邪を罹ってしまったようだ。ンジャ私はそれ程バカじゃないという事?・・・アッそんな事は置いといて、週末は家でおとなしく家で過ごす羽目になった。

 ベッドに寝てると本当の病人気分になるので、昨日はソファーで寛ぎ半日テレビばかり見て過ごした。そして平昌五輪フィギュアスケート男子フリー演技の中継を観た。

 小心者の私は演技を観るのが怖かったが、席を立つ事も出来ず恐る恐る固唾を飲んで見守った。そして羽生選手が金メダル、宇野選手が銀メダルという快挙に、日本中が歓喜の渦に包まれた。素晴らしい演技をやり遂げた彼らに鳥肌が立つような感動を覚えた。

 普段はフィギュアスケートに興味を持たない私が、賞賛の言葉など並べてもとってつけたようなものだから敢て言わぬが、この瞬間全国津々浦々多くの日本人が勇気と喜びを感じ幸せな気持ちになれたのではないだろうか。気づけば私の風邪も何処かへ吹っ飛んだような気がした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№29、岩手、早池峰山(百名山)

2018年02月16日 | 三百名山回顧

 昭和56年6月13日(土)    天気=曇り時々晴れ

 

12日夜、上野駅発(夜行列車) → 13日朝、花巻駅 → (バス) 河原坊バス停 → 早池峰山 → 鶏頭山 → 岳集落

 

 北上山地の最高峰、早池峰山を登ったのは、彼此40年近くも昔の話しだ。だから正直に言うとその時の記憶が殆ど残っていない。薄い記憶を蘇えらせてみると、あの頃は東北新幹線が無かったので東北本線の夜行列車で金曜日の夜、一人寂しく上野駅を出発したのだった。

 朝方花巻駅に着いて、朝一番のバスで河原坊のバス停へ向かった。バス停からコメガモリ沢に登る河原坊コースを登ったが、あの頃は日本百名山ブームの前で土曜日だと言うのに殆ど誰とも遭わなかった。ちなみに現在河原坊コースは道路崩壊の為通行禁止となっており、復旧の目途は立っていないらしい。

 

 河原坊コース登山道から山頂部方面

 早池峰山山頂

 早池峰山頂(1917m)には早池峰山神社の社が建っており、岳川を挟んだ南には緩やかな三角形の薬師岳が雲の上に望めた。山頂からは中岳を経由して西へ延びる尾根を伝って、鶏頭山(1455m)のピークに立つ。こちらは山頂標識と測量ヤグラが在るだけの簡素な山頂だった。

 山頂から南に薬師岳方面

 山頂から北の眺め

 山頂から鶏頭山方面

 早池峰山、中岳鞍部から早池峰山頂部

 鶏頭山への登り

 鶏頭山山頂

 そそくさと山頂を後にすると岳集落へと下山し、そこから再びバスに乗り花巻駅へ向かった。花巻駅から東北本線上り列車に乗ると、宮城県白石駅で下車し翌日は刈田峠から蔵王山の最高峰、熊野岳を登って帰宅したのだった。

 二日間の山歩きは旅情を彩る楽しい思い出など何一つ無く、慌ただしいばかりであった。でも百名山の山を狙い定めて行ったところをみると、この頃から日本百名山を意識していたのだと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹雪の黒姫高原スキー場

2018年02月14日 | 旅行

 今シーズン2度目のスキーで、黒姫高原スキー場へ行って来た。残念ながら強い寒波の襲来で二日間とも吹雪模様の天気で思うようには滑れなかった。若い頃ならそれでもリフト代をペイしようと必死で滑ったもんだが、齢老いた今そんな元気は無く凍えるような屋外の寒さに負けて、滑るよりレフトハウスで休憩する時間の方が遥かに多かった。

 ところで今回気付いたけれど、スキーブームが去り客足が遠のいた以前のスキー場はシニア料金など設けて年寄りを優遇していたが、最近はジュニア料金を新たに設けて若者を優遇している。

 黒姫高原スキー場の一日券で比較すると、「一般=3900円、シニア=3500円。ジュニア=2400円」と格段にジュニアが安い。若者がスキーに親しむのは良い事だと思うし、行く末短い年寄よりこの先何度も足を運んでくれる若い人に来て欲しいと願うスキー場運営者の気持ちも判らぬで無い。

 でもネ、シニアユーザーとして言わせてもらうと、年寄りはすぐ疲れるからリフトに乗る回数が少ない。元気が無いからゲレンデ外を滑ろう何て無茶もしない。それにやたら休憩するから食堂や売店の売り上げアップに貢献している。

 つまりスキー場側からみて、シニアは非常に良質なユーザーなのだ。こんな現状を鑑みれば、ジュニアと同じ金額とまでは言わないけれど、せめて3500円のところを3000円位にしてもいいんじゃないのと思うんだけどね。

 吹雪の黒姫高原スキー場

 同上

 宿泊したライジングサンホテル

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒姫高原スキー

2018年02月12日 | 旅行

2月12日(月) 天気=雪

早朝我が家を出発し、黒姫高原にやって来た。冬型の気圧配置が強まり、朝から雪が降り続いている。
寒いし雪がふかふかで滑りにくいし、スキーのモチベーションが上がらない。
午後3時には宿の黒姫ライジングサンホテルに戻り、まったり温泉ざんまいです。
アラセブンの年寄りには、派手なスキーウェアより風呂上がりの浴衣姿がよく似合う。

         

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中央線沿線、陣馬山~高尾山ハイキング

2018年02月11日 | 山歩き

2月9日(金)     天気=晴れ

 

08:34和田バス停→ 09:21一ノ尾尾根合流点→ 09:54~10:26陣馬山→ 11:06明王峠→ 11:30~54堂所山→ 12:43~13:03景信山→ 13:34小仏峠→ 13:54~59城山→ 14:14一丁平→ 14:45~55高尾山(大見晴台)→ 15:45高尾山口駅

 

 雪山歩きをしたくなり、妻を誘って相模湖の北に連なる陣馬山から高尾山までの稜線に出掛けた。通勤通学の人で混み合う電車を乗り継ぎ中央本線の藤野駅からバスに乗って、陣馬山登山口がある和田バス停にAM8時半頃着いた。

 終点の和田バス停

 今だ朝日の射さぬ山間の集落は凍える程寒く身が縮む。狭い車道を少し進むと右手に「陣馬山登山口」と書かれた標石があった。民家の庭先を抜けコンクリートの急坂を少し登ると展望が開き谷あいに真白き富士の嶺が見えた。

 陣馬山登山口の標石

 やがて緩やかな雪道の登山道となり、和田集落から40分程で一ノ尾尾根に達した。緩やかな樹林帯の尾根道を心地よく進んで行く。30分程で陣馬山直下に達し、僅かな急登で山頂中央に白馬像が建つ陣馬山(855m)に着いた。

 雪道の一ノ尾尾根

 陣馬山山頂直下

 山頂には何軒かの茶店があるが、清水茶屋だけが営業していた。白馬像横のベンチに座り暖かいカップヌードルで身体を温める。山頂は360度の展望で、純白の富士山が一際大きく聳えている。

 陣馬山山頂

 山頂から富士山

 山頂から清水茶屋と奥に大菩薩山稜

 30分程で休憩を終え、高尾山に向って歩き始める。しばらく行くと凍結した降りになったので、軽アイゼンを装着する。モンベル製のチェーンアイゼンは着脱容易、履き心地が良く優れ物、雪山ハイキングの必携品だ。

 奈良子峠付近

 雪の登山道は日当たりの良い所では地面が露出して泥んこ道となっている。奈良子峠や明王峠、底沢峠を通過して、陣馬山から1時間程で堂所山(731m)に着いた。

 明王峠

 堂所山手前の登山道

 誰一人居ない静かな山頂のベンチに座り、コーヒーブレイクで30分近く休憩する。この山を私が「ドウショヤマ」と言ったら、妻が「ドウドコロヤマと言うんだよ。」と指摘された。

 堂所山山頂

 休憩を終え急坂を降って、景信山へと出発する。堂所山~景信山間は何箇所か巻き道がありそちらの方が楽だが、逃げたような気分になるので敢て稜線沿いの道を進む。

 堂所山の急坂を降って、巻道と合流

 陣馬山~高尾山間のコースは春から秋のベストシーズンには平日でも人影が絶えぬ程混み合うが、雪に覆われた今は静かな山歩きができるので気持がいい。これ見よがしと登山道を駆け抜けるトレイルランナーも流石に雪道は走れぬようで全く姿を見ない。

 堂所山から40分程歩くと急な登りになり、登り切った所が景信山(727m)であった。山頂からは迫力ある関東平野の展望が拡がる。これから向かう城山や高尾山が意外と遠くに見える。山頂のベンチには十数名のハイカーがそれぞれに寛いでいた。

 景信山山頂

 山頂から関東平野

 山頂から城山方面(中央の山)

 景信山から小仏峠へ降って行く。最初は泥んこ道だったのでアイゼンを外したが、樹林帯に入ると凍結路に変ったので、再びアイゼンを付ける。景信山から30分程で降り立った峠から東の高尾駅に行く道と西の相模湖駅に行く道がそれぞれ分岐しており、又明治天皇野点の記念碑が建立されていた。

 小仏峠

 峠から20分程の登りで城山(670m)に着いた。前回此処に来た時は可愛い猫が接客していた茶店も今日は営業していない。城山はアンテナ群が林立して風情も展望も一寸物足らない山頂だ。天狗のお面がある山頂標識の所で記念の写真だけ撮って高尾山へ向かう。

 城山山頂

 城山から高尾山までは45分程の緩やかな道程だったが、最後の登りが意外ときつかった。辿り着いた高尾山(599m)大見晴台は普通の格好をした人や外国人も居て、観光地に来たような気分になる。

 城山から高尾山への登り

 高尾山山頂(大見晴台)

 高尾山薬王寺の本殿を通り抜け、高尾山ケーブルカー山頂駅の脇を通って、高尾山口駅に向うコンクリートの道を降って行く。この道の雪は除雪されているけれど、急な降りなので歩く衝撃が腰に来て意外と疲れる道だった。大見晴台から約50分程でケーブルカー山麓駅に降立ち、小腹がすいたので門前通りの蕎麦店「高橋屋」で食事をした。

 高尾山薬王院本殿

 賑わう本殿前の売店

 コンクリートの下山道

 ケーブルカー山麓駅到着

 今日は軽い気持ちのハイキングだったけれど、終わってみれば程々に疲れが残るボリュウムのある山歩きだった。新緑の春や紅葉の秋の山も良いけれど、静かな山歩きができて山々の雪景色が美しい冬の山も悪く無いと改めて思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№27岩木山、№28八甲田山(百名山)

2018年02月09日 | 三百名山回顧

昭和57年8月26日(木)夜 ~ 29日(日)    

 

26日夜、上野駅発(夜行列車) → 27日朝、青森駅 → 岩木山登山 → 27日夜、酸ヶ湯温泉バンガロー泊 

 岩木山山頂

 山頂から日本海

 

28日酸ヶ湯温泉 → 八甲田山、大岳・高田大岳登山 → 谷地温泉 → 28日夕刻、十和田駅 → (夜行列車)→ 29日朝、上野駅着

 大岳の登りから南八甲田、櫛ケ峰方面

 大岳から赤倉岳方面?

 大岳山頂

 大岳から小岳(右手前)、高田大岳(左奥)?

高田大岳山頂(一緒に写っているのは、たまたま出会った地元の女の子)

 

 津軽平野に聳える名峰、岩木山を登ったのは、いつ頃だったかと古いアルバムを捲ってみた。やっと探し出して昭和57年8月下旬だった事がわかった。当時所属していた山岳会の会山行としてY・K代さんと私の二人で登っており、当時の会報にK代さんの記録が残っていたので概要を転載してみる。

 

「 26日の夜行で白山&荒島岳登山へ出発する予定であったが、当日になり台風は九州の東をかすめ中国・北陸地方に向かう勢いを示している。白山・荒島岳への執念は消しようも無いが、これでは致し方ない。山行を中止し、台風の影響が少ない東北地方の山に目的地を急遽変更し、気楽な山旅をしようと一日置いてFさんと2人で青森行きの夜行に乗った。目指したのは八甲田山、岩木山である。

 夜行列車は青森を目指してひた走る。ようやく明けてきた空に岩木山がスッキリと津軽平野の端に聳えている。長い夜行の疲れはもう汽車の中に置いていこう。

 海が見える青森駅で東北弁の駅員さんから連絡の時刻を聞き、岩木山へ向う。登り口を岳温泉と決めバスに揺られて行くと、岩木山が車窓一杯に近づいてきた。

 台風一過の晴天である。岩木山神社から登り始め。急登を続けると展望が開け、海を隔てて遠く北海道の駒ケ岳が望まれた。感激の一瞬である。信仰の山にふさわしく白装束の人が2人ホラ貝を吹き空を切って登って行く姿に出会った。

 山頂は直下に津軽平野が拡がっている。海の青さに浸りながら、振り返り何処までも続く林檎畑に見惚れた。降りはスカイラインを蛇行しながら弘前、青森に引返し、八甲田山の登山口、酸ヶ湯温泉行のバスに乗り継いだ。

 混浴の酸ヶ湯温泉は歴史の古さを物語っており、その大きさに目を見張りながらゆっくりと手足を伸ばした。適温である。東北の山は静かにこんもりとした山が一つ一つ丸い形で並んでいる。誰にも会わない縦走路が続いて行く。

 高田大岳まで2日間の山旅であったが、八甲田の峰々に限りない愛着を覚え、私は山の虜にされ帰路に着いた。」

                    記録:Y・K代

 

 当時は新幹線など無く、行きも帰りも夜行列車の長旅で青森まではウンザリする程遠かった。でも秋の気配を感じるみちのくの山々は、自然豊かでたおやかで心満たされる山行であった。

 27日岩木山を下山後、青森市場で海の幸を手に入れて、それをサカナに酸ヶ湯温泉の風呂上りにK代さんと二人で痛飲したビールは実に旨かった。

 K代さんはご主人のYさんと共に所属していた山岳会の中心的存在で、会の皆から「お父ちゃん、お母ちゃん」と呼ばれ慕われていた。我々夫婦が結婚する時も仲人として実の親のようにお世話になり、私にとっては大恩人のご夫婦である。

 そのK代さんと二人で歩いた秋の気配漂う岩木山、八甲田山を巡る山旅は、私の忘れ難い大切な思い出の一つである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想像を絶する仕事に頭が下がる。

2018年02月07日 | 日記

 「たまにはスペイン亭で贅沢に食事がしたいわね。」と妻が言った。スペイン亭とは、川越市にあるその名のとおりスペイン料理を食べさせるレストランで、本場で修業したというシェフの料理と凝った店内のレイアウトが人気のお店だ。

 アッシー君の私に拒否権は無く車でお店へ向かったが、生憎の定休日だった。「じゃあ私「いも膳」って店に行きたいんだけど。」と妻から次なる要望、芋料理なんか喰いたくなかったが、カーナビで検索するとスペイン亭から1キロも離れていない僅かな距離にお店があった。

 渋々ながら行ってみると、国道16号沿いに在るお店は如何にも小江戸川越らしい純和風古民家風の洒落た建物だった。店内でランチメニューを見せてもらうと芋ばかりじゃ無く、うなぎを中心としたいろんな和食メニューがあったのでホッとした。

 いも膳入口

 妻は八丁弁当(¥2300円)、私は小江戸定食(¥2700円)をオーダーする。多彩な盛付けで見た目も味もグッドで、満足満腹の食事だった。齢を取るといろんな欲から縁遠くなるが、せめて食欲だけはいつまでも残って欲しいとこんな時思う。じゃなきゃ人生の楽しみが無くなってしまう。

 八丁弁当

 小江戸定食

 ところで食事の向かう道中の事だが、運転しながら前方の高圧電線塔を見ると、何やら黒い物体がくっついている。近づいて見上げたら、それは高圧電線の保守点検?をする作業員の人達だった。

 高圧電線で作業する人

 同上

 この仕事は、以前NHK教育テレビで「想像を絶する仕事」として紹介されたのを観た事がある。この寒空の下、あんな高所で危険な作業、ああして頑張って下さる方々がいてくれるお蔭で、我々は安心して快適に暮らす事ができるのだ。見上げちゃいるが、感謝の気持ちで頭の下がる思いだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理髪店で椅子に座って齢を感じる。

2018年02月05日 | 日記

 2月5日(月)

 髪が伸びてきたので先日理髪店へ行った。ところで突然の疑問だが、理髪店って他にも散髪屋、床屋、理容店等のいろいろ呼び名があるけれど、一体どれが正しいんだろう。それともそれぞれに意味合いが異なるのかな?今一つハッキリしない。

 まあそんな事は置いといて、現役時代はこんな私でも身だしなみに気を使っていたから、1ヶ月に一度のペースで理髪店に通っていたけれど、定年後の今は2ヶ月に一度行けばいい方だ。

 散髪する時、己の顔を眺めつつ最近特に気になってきたのだが、鏡に映る私の顔の瞼や眼の下にある泣き袋が、だんだんと下へ垂れてきているような感じがする。

 地殻変動ならぬ顔殻変動で、これが老いと言うのだろうかと実感する。そう言えば理容師さんが散髪の後よく肩を揉んでくれたりするのだが、若い頃はそれが有難迷惑だったけれど、最近は何故だかとても心地よい。これも老いの一つだろうか。

 それからもう一つとても悲しいのは、枯れたサンゴのようにドンドン白髪化していく自分の髪の毛だ。不思議な事に後頭部より、前面の方が白髪化の進捗度が早いので、何で逆じゃないのかと悔しさが募る。

 隣りの椅子に座った爺さん何ぞは、白髪頭を未練がましく黒く染めてもらっているので、その老け面に向かって「無駄な抵抗はやめろ。」と言ってやりたくなった。

 しかし私の知人の〇〇さんや△△さんみたいに、すっかり砂漠化の進んでいる人に比べたら、まだ残っているだけでも有難いと思わなくちゃ神(髪)様のバチが当るかも。・・・この発言で私は今、幾人かのオジサンを敵に廻したような気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHKふれあいホールで歌謡番組「ごごウタ」観覧

2018年02月03日 | 映画・コンサート

 2月2日(金)

 以前往復ハガキで応募していた、2月2日開催のNHK歌謡番組「ごごウタ」に当選した。今日は雪が舞う生憎の天気だったが、せっかくのチャンスなのでNHKがある渋谷へと妻と二人で出掛けた。

 開演時間1時間前に会場のNHKふれあいホールに着くと、整理券を求める列に並ぶ。受付で入場順の数字が記されたクジを引くと120番目、クジ運の悪い私としてはこんなもんだろう。

 ふれあいホールは客席が280席程しか無い小さな会場で、最後部の座席から舞台まで20m程しか離れておらず出演者に触れてしまいそうだ。だからふれあいホールと言うのだろうか。

 開演時間の午後2時30分過ぎに会場内へ誘導されたが、120番目では舞台間近な良い席は無く、後部中央の席に座った。今日の「ごごウタ」は生中継の予定だったが急遽「国会中継」に割り込まれ、この番組は2月10日早朝放送の収録番組に変更されてしまった。・・・「残念、私の後頭部が映っていたはずなのに。」

 MCが小堺一機さんと塚原愛アナウンサー、出演者は市川由紀乃、大川栄作、小林幸子、佐々木秀美、椎名倖佐千子、瀬川瑛子、辰巳ゆうと、観た杏華、三山ひろし、という豪華なメンバーで、これをタダで観れるのだからありがたい事である。

 まるで日帰り温泉施設の大広間くらいの距離感で、有名歌手の熱唱が聴けるんだから迫力満点で十分に楽しめた。しかし放送時間が1時間しかないので一人1曲歌うのが精一杯、アッと言う間に終わってしまった感じだ。

 収録を終えホールを出たのが午後4時過ぎ、まだ陽も高いので渋谷の街を散策し池袋の東武デパートレストランで食事をして、早い時間に我が家へ戻った。2月10日の放送を観てみたい気もするが、何せ放送開始が午前3時40分なので多分無理だろう。

ふれあいホールの会場風景

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆既月食「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」を撮る。

2018年02月01日 | 天文

 2月1日(木)

 昨晩起きた皆既月食の事を「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」何て大袈裟な言葉で、テレビや新聞各社が大きく報道していた。ネットで検索すると「スーパー」=通常より大きく見える。「ブルー」=一箇月に2回起きる。「ブラッド」=赤銅色に見える。という事らしい。

 皆既月食そのものは年に一度くらいのペースで起きる現象で、皆既日食に比べるとそれ程珍しい感じはしない。しかし普段見る事のできない我々が住む地球の影を、ダイレクトに眺められるのだから感慨を持って見れば凄い事である。

 私も口先だけは天文好きを自称しており、トップニュースの天文現象を座視する訳にはいかない。月が欠け始めた頃からベランダに出て、カメラを月に向けた。しかし去年買ったキャノンの一眼レフカメラはまだ使いこなせず、ピントが中々合わない。天頂近くカメラを向けるので姿勢が苦しい。それより何より寒くて仕方ない。「天文マニアは根性が無いとできない。」と痛感させられた。

 他人様にお見せできるレベルじゃないが何とか撮れたので、取りあえず下記に掲載します。今後の目標は素晴らしい星空写真を撮る事だが、さてどうなる事やらボケ防止を兼ねてボチボチ精進します。

月が欠け始めた。(250mmズーム、+2倍テレプラス)

 皆既月食中(同上)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする