Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

小秀山登山

2014年10月31日 | 山歩き

10月31日(金) 天気=曇り

 白川林道登山口06:48→ 08:13小秀山08:33→ 09:33白川林道登山口

小秀山(1982m)は御嶽山の西に聳える山で間近に噴煙を望めるかと思ったが生憎の曇り空、王滝村の白川林道から登る。

 山頂に向かってつき上げる標高差680mの尾根をひたすら登る。約1時間半で着いた山頂からの展望は0、設置された風景展望板で想像するしかない。

 山頂近くに建てられた避難小屋がとてもきれいなので感心した。
これで今回の登山ツアーは終了、どこかの温泉でのんびり骨休めして、それから我が家に戻ります。

*登山詳細は後日ブログで、

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位山~川上岳登山

2014年10月30日 | 山歩き

10月30日(木)    天気=曇り時々晴れ

ダオ平林道終点06:20→ 06:53位山07:02→ 09:30川上岳09:45→ 11:58位山12:05→ 12:30ダオ平林道終点

 高山市の南に聳える位山(1529m)と川上岳(1626m)は、ゆったりした山容で山麓からはあまり目立たない。ダオ

平林道終点の登山口は標高1300mあり位山まで簡単に登れる。

 位山と川上岳をつなぐ7.4キロの尾根道は天空遊歩道と呼ばれ、静かでと

ても心地よい道だ。距離は長く半日歩いていささか疲れたが心地よい山歩きができた。
 

 東面の北アルプスの山々や乗鞍岳はよく見えてたが、御嶽山と西面の白山山地は雲に隠れ

姿を現さなかった。

 明日は御嶽山の西に位置する小秀山を王滝村から登る予定です。この山をもって今回

の登山ツアーは終了といたします。

*登山の詳細は後日ブログにて。

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三方岩岳登山

2014年10月29日 | 山歩き

10月29日(水) 天気=晴れ


 白山林道料金所横06:45→ 09:00最高地点ピーク09:30→ 09:34三方岩岳09:45→ 11:01白山林道料金所横


 今朝は最高の天気だ。白山スーパー林道入口料金所横のから登り始める。五日続きの登山で

仕事をしているみたい、何の益も生まない不毛な労働だが、道は良く整備され歩き易い。途中で

スーパー林道の車道と接する。山頂近くの分岐を左に曲がり岩峰の最高地点に着いた。白山が

間近に見え北アルプスや御嶽の噴煙も見える。しかしここには山頂標識が全く無い。分岐を右に曲がった

ベンチのあるピークが三方岩岳(1736m)だった。こちらの方が標高も低く騙されたような気分、真下に

白山スーパー林道が見え、先日登った大笠山や大門山が良く見えた。昼前に登山口へ戻り、これから高山市の

方へ移動、明日は位山~川上岳を登る予定です。

 

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人形山~三ガ辻山登山

2014年10月28日 | 山歩き

10月28日(火) 天気=曇り

 中根平登山口06:58→ 09:14人形山09:24→ 10:00三ガ辻山10:10→ 11:56中根平登山口

 今朝の飛騨地方は寒かった。昨日の雨は山では雪二なったようで人形山(1726m)の稜線は白くなっている。

約2時間余で辿り着いた山頂は雪に覆われ今年初の雪山登山となった。でも 薄く覆っただけだから、それ程

苦にはならなかった。

 ついでに白川村最高峰の山、三ガ辻山(1764m)も登った。こちらは道が悪くけっこう苦労して登った。今日は灰色

雲に覆われ、寒くて何となく寂しい登山だった。

 今日で四日続けての登山、お金は減るが疲れはたまる。下山したら温泉で英気を養い、明日は三方岩岳を登ります。

 

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大門山登山

2014年10月27日 | 山歩き

10月27日(月) 天気=曇り後雨

09:02ブナオ峠→ 10:00大門山10:10→ 10:49ブナオ峠


今日の飛騨地方は雨の予想、標高差が580mと少ない大門山(1572m)なら短時間で登れそうと

登山口のブナオ峠に向かった。

今にも降りだしそうな雲行きの下、尾根道を一直線に登り、約1時間で山頂に着いた。と同時に

雨が本格的に降りだした。慌てて写真撮影、辛うじて昨日登った大笠山を観る事ができた。

雨から逃れるように急ぎ足で下り、車に戻ると五個荘のくろば温泉へ向かった。ここは温泉良し、

料理良しで最高の温泉だった。

 

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大笠山登山

2014年10月26日 | 山歩き

10月26日(日) 天気=晴れ


06:03桂湖登山口→ 09:30大笠山09:58→ 12:30桂湖登山口

 大笠山(1822m)は大きな山だ。標高差1200mあり、途中1500m前後のピークを三つ

越えなければならない。此処だけは年老いたら登れないなと思っていたハードな山だ。

でも登山道は良く整備され、きついけれど歩き易く登った満足感は大きかった。

 山頂からの眺めも東に北アルプス全山や乗鞍、御嶽、そして南には2年前の4月に上った

笈ケ岳とその奥に雄大な白山と実に素晴らしかった。

※ 今回の登山ツアー前日におニューのガラ携を購入した爲、使用がよく判らず写真を添付

 できないので今回ツアーの登山は全て文章のみ、又携帯の文字入力が極めて苦手なので

内容も簡略化して発信しますのでご了承ください。登山の詳細は後日改めてブログ発信しま

す。

 

 

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青海黒姫山登山

2014年10月25日 | 山歩き

10月25日(土)天気=晴れ

清水倉登山口09:23→ 1158青海黒姫山12:15→ 1408清水倉登山

 青海黒姫山(1222m)は周囲を岩壁で囲み、標高は低いけれど海岸際から一気に聳え立つ登りのきつい山だった。

初日登山なので足馴らしのつもりだったが、けっこうエネルギーを使い果たしてしまった。

 山頂からはツガミ新道から白馬岳へ続く北アルプスの山波や先日登った頚城山塊、焼山等の眺めが素晴らしかった。

※ 詳細は、後日ブログで

 

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好天に誘われて明日から山へ行ってきます。

2014年10月24日 | 日記

 「天高く馬肥える秋」と言われて10月は大体天気に恵まれるのだが、今年に限って言えば台風が2つも来て不順続き、その帳尻を合わせるが如く今日からしばらくの間は好天が続きそうだ。

 その予報につられた訳ではないが明日から北陸方面へ一週間程山登りに出掛けてきます。富山、石川、岐阜、福井辺りでまだ登っていない三百名山が12~13山程あり、今回その半分くらい登る事ができれば私の三百名山にもある程度の目途が尽きそうです。

 しかし心配事が幾つかある。来週一杯遺跡発掘の仕事を休む事にした。数多い作業員の中でこんなに休んでばかりいるのは私だけ、翌々週に現場へ顔を出した時、「アンタみたいにヤル気の無い奴もう来なくていいよ。」とクビにならないか気懸りだ。

 もう一つは、先日のブログに載せように「痔」の状態が芳しくない。もし私のこうもん様がお怒りになれば登山どころではなく、ハハーと引き下がるしかない。御心安らかであらせられるよう願うばかりである。

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御嶽山噴火の中で起きたヒューマンドラマ

2014年10月23日 | 日記

 10月23日(木)

 先月27日に発生した御嶽山噴火では死者56名という思いもよらぬ大惨事になった。そして7名の行方不明者を残したまま今年の捜索は終わった。そんな中で遭難した人々の状況も少しづつ判ってきているようだ。

 遭難者の一人で小学5年生の女の娘、長山照利さんに着せられていたジャンパーの事が記事になり、ジャンパーの持主は近江屋洋さんという26歳の男性であるという事が判った。

 噴火直後噴石が降り注ぐ中、岩陰に隠れていた長山さんは「寒い寒い」と震えていたので、近くに居た近江屋さんが自分のジャンパーを着せ与えたと、その時一緒に居た女性が証言して判明したそうだ。

 何というヒューマンドラマだろう。その状況を想像するだけで胸が締め付けられるような思いがする。その後3人はバラバラになり、近江屋さんは山頂付近、長山さんは山頂から15分程離れた場所で遺体となって発見された。いずれも噴石の直撃が原因という。一緒に居た女性は助かったのだから生死の分れ目は偶然の悪戯と言うしかない。

 写真で見る長山さんは、利発そうな可愛い女の娘だし、近江屋さんは誠実な感じの好青年、お二人とも事故さへ遭わなければ充実した人生が待ち受けていたであろう。他人ながら同じ日本人として、又登山を愛好する者として残念で哀しくてならない。

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「痔」ノ再発

2014年10月22日 | 日記

 10月22日(水)

 今朝から降りだした雨で遺跡発掘作業は中止になった。仕事は嫌いじゃないがホッとする自分がいる。昔患った痔の症状が昨日辺りから再発し、昨日の作業も少し辛いものがあった。何しろ中腰でする作業が多いから、それが症状の悪化に繋がったようだ。

 他人の「痔」の話など聞きたくも読みたくも無いだろうが、このブログは私のストレス発散の場でもありご容赦願いたい。私は若い頃よりトイレでイキム傾向があり、それが痔の原因になったのだと思う。「腰痛」、「水虫」、「痔」の三つが、現在も私の身体に宿る個人的三大疾患だ。

 アチコチ故障の多い老体だが、六十代半ばにして登山、テニス、ジョギング、ついでに遺跡発掘作業が出来てるんだから、取りあえず健闘している方ではないかと我が身に感謝の思いも強い。

 「痔」で一番辛い思いをしたのが日本徒歩縦断をした5年前、鹿児島の佐多岬を出発した2日目と京都の舞鶴辺りを歩いていた時の2回、出血を伴う発症にもはやこれまでと半分諦めた。その苦しみを乗越えた体験があるので、今度の発症も大丈夫だろうと楽観的な気分でいるのだが・・・

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呆れたモンスター登山者

2014年10月20日 | 日記

 10月20日(月)

 紅葉の秋は新緑の春と共に山登りには絶好の時期、しかし紅葉が終わると冬到来、標高3000mの稜線ではもう雪が降り積もっているという。日本アルプスの山小屋も次々と小屋仕舞いをして登山愛好者として少し淋しい季節でもあります。

 初雪がいつ降ってもおかしくないこの時期は又遭難の多い時期でもある。秋山装備の軽装で登り、吹雪に遭遇して命を落とすというパターンが多く、先日のヒマラヤトレッキングで起きた山岳遭難がまさにそれです。

 穂高連峰、岳沢小屋のブログをたまたま閲覧していたら、あるバカな登山者と小屋の人とのヤリトリが載っていた。その内容は以下のとおり

予約の電話があり、翌日は北穂高岳へ行くと言うので雪の状況について説明すると・・・

客「じゃあ、アイゼンがあればいいですか。」

私「あなたアイゼン履いて歩けるんですか?」

客「イエ、アイゼン持って無いです。買って行きます。」

私「・・・・・・・・」

 もう面倒になって、取りあえず北穂の小屋に電話して状況確認してくださいと言って電話を切った。その数十分後に宿泊キャンセルの電話がありました。きっと北穂の小屋には「来ないでくれ」とでも言われたのでしょう。こういう認識の甘い登山者って本当に困ります。

 イヤハヤ呆れ果てたモンスター登山者と言う他は無い。アイゼンは履き慣れないと自分のズボンや木の根、岩角などに引っ掛けて逆に転倒の危険が増すのだ。こんなのが雪の穂高を登る何て自殺しに行くようなものです。

 そんな奴勝手に遭難してろと言いたいが、ホントに遭難すればほっとく訳にもいかず警察や山小屋等山岳関係者に多大な迷惑が掛かる。昔は今みたいに救助体制が整っていなかったので遭難すると地元の山岳関係者等民間人が駆り出されその捜索費用で遭難者の家族は破産すると言われて、遭難者はそれなりのペナルティーが課せられた。

 しかし今は県警のヘリや救助隊が充実し無償で救助をしてくれる。しかも携帯の性能が向上し、誰でも簡単にSOSを発信する事ができる。救助体制の充実が無謀遭難者の増加に繋がるとは皮肉な現象だ。

 無償で救助と言っても実際には費用が掛かり、それは貴重な国費から捻出されている。これでは世間一般の山岳遭難に対する風当たりが強くなるのも無理は無い。明らかな無謀登山による遭難にはその救助に要した実費を当事者に賠償させるべきなのではと、登山を愛好する者としても思う。

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麻生幾さんの「前へ」という本を読んで

2014年10月18日 | 日記

 10月18日(土)

 麻生幾さんが書いた「前へ」という本を読んだ。この本は3年前の東北大震災の時、被災現場の最前線で活動した警察・消防・自衛隊・道路管理局等の人々を描いたもので、震災から半年後に書かれている。

 これを読むと彼らが居なければ日本は壊滅したかも知れぬという恐怖・戦慄を覚え、その勇気ある行動に感謝の思いが募る。

 それと同時にこの本には時の政府や東電・保安院・原子力安全委員会のドタバタ泥縄無能ぶりも描かれている。あの時中枢部が最善の策を速やかに講じていたならば、福島第1原発の事故も最小限に抑えられたのではと悔やんでも悔みきれない思いも募る。

 直接被災された方は勿論の事、我々関東に住む者にも震災発生からの数カ月の間は尋常ならざる日常であった。あれから3年余、時の流れの中にその記憶も薄れようとしている。

 しかし現状を見れば「福島原発の放射の汚染は解決の目途が立たない。」、「東北の仮設住宅は今でも数多く残されたまま。」、最も深刻なのは「58基の原子爆弾貯蔵施設(発電しない原発ならば、そう呼んだ方が適切)をどうするのか。」等幾つもの難題が山積している。

 そんな中、先日の国会中継では「これは何ですか。ウチワでしょ?」、「ウチワに見えるけど文書なの。」とレンボウ・ミドリの下手なウチワ漫才、オイオイそんな事やってる場合かよ。かりにも国の最高機関なんだから国や国民を脅かす火急の難題を最優先で討議してくれ笑いを取ってどうすんだ。

 それからもう一つ強く言いたいのは、大震災の時に国や東電等はどういう行動をとり、どんな誤りを犯したのか細大漏らさず検証を尽くしたのであろうか。私の目線ではとてもそうは思えない。もしやったのであれば結果を広く国民に開示して今後の教訓としなければ、犠牲になられた方々の魂も浮かばれない。

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ゼッケン逆さまで走りパニックになった夢

2014年10月17日 | 日記

 10月17日(金)

 現場仕事のせいかそれとも老化によるものか、このところ慢性疲労気味なので、夜はグッスリ眠りあまり夢も見ない。又見ていても起きたら忘れてしまう。ところが昨夜の夢は目が覚めても妙にしっかりと覚えていた。

 その内容とは、「夢の中で私は、何故か都道府県駅伝大会の出場選手になっている。もうすぐ前のランナーが到着するので、タスキを受けるべく緊張しながら待っている。そしてフト気付いた。ゼッケンが逆さまになっている事に。

 テレビの生中継もあり、このまま走れば全国に恥を晒す。焦りまくってゼッケンを付替えようとするが思う様に手が動かない。そして前のランナーが姿を現したので、間もなくタスキを受取らねばならない。どうしようどうしょうとパニックになったところで目が覚めた。」

 アァ夢なのかとホッと安堵したが、現実の私は職場の駅伝大会や市民マラソンに参加するのが精々の平凡なランナーだ。何故こんな夢を見たのだろうか思い当たる節が無いでは無い。

 若かりし頃、あるマラソン大会に出て、実際に上下逆さまのゼッケンで走った経験があるのだ。その時沿道の子供らが、私を指さし笑いながら何か言ってるのも判ったが、規則に反する事をした訳でも無し開き直ってそのまま最後まで走り通した。その開き直りが良かったのかタイムも極めて好記録だった。

 昨夜の夢もあのまま見続けていたら、ゼッケン逆さまのまま走りごぼう抜きの快記録でヒーローとなり、目出度い夢であったかも知れない。恥も外聞も無く開き直った時、人間は強くなるのだ。

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4年ぶりの給与に感慨無量

2014年10月15日 | 日記

 10月15日(水)

 皆さんは家計簿をつけていますか?私はちゃんとやってます。貯金通帳の記載事項を丸写しするだけの簡単なやつだけど、10年ほど前からエクセルで記帳を続けています。

 その家計簿の給与の欄に遺跡発掘作業で得たアルバイト代が入金された。高級旅館で一泊すれば消えて無くなるような金額だけど、汗を流した労力で賃金を得るのは久しぶりの事です。家計簿を遡ってみたら4年前国勢調査員として稼いで以来の事だった。

 年金や配当などの不労所得で得る金と価値に違いは無いけれど、苦労した分だけ働いて得た金にはより有難味があるような気がします。

 又、久々の仕事で新たに感ずる事もあります。例えば作業現場へ向かう朝、子供達の通学で交通安全の為交差点に立つお母さん方が、「おはようございます。」と明るい声で挨拶をしてくれたりすると「あぁ~俺も社会の一員何だな。」と嬉しくなる。

 現役時代には「早く定年になって毎日ホリディのノー天気な暮しがしたい。」何て思っていたけれど、イザなってみたら意外に居心地がよろしくない。社会の歯車に組み込まれていないと安心できない性分は、40年間働き続けたトラウマのせいなんだろうか。

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仕事が無いので映画「不思議な岬の物語」を観てきました。

2014年10月14日 | 映画・コンサート

 10月14日(火)

 遺跡発掘作業が台風19号のせいで中止になってしまった。さて時間が余った何しよ~か、そうだ映画を観ようという事で近所の映画館へ行った。今日観たのは吉永小百合さん主演の「不思議な岬の物語」という作品、この映画は今年のモントリオール映画祭で受賞したので一寸興味もあった。

 主演の吉永小百合さんは聡明な美人だし社会的な活動も積極的で素晴らしいお人柄何だと思うが、映画の中で女優としての彼女にはあまり魅力を感じなかった。どの映画でも彼女はやっぱり「吉永小百合さん」に見えてしまいリアリティーが薄れるのだ。

 この映画もあまり期待していなかった。映画の中で彼女はとある岬に建つ鄙びた喫茶店の女店主、彼女を慕って集う常連客は皆良い人ばかりで、ここら辺が一寸ウソっぽい感じ。

 年齢を超越した美貌の小百合さんだからチヤホヤされるんで、そこらに転がってる普通のオバはんが店主だったらこんな辺鄙な喫茶店ツブれてまうやろ。と皮肉の一つも言いたくなった。

 しかし後半になると彼女に集う常連さんが病気や転勤等で少しづつ去って行き、親しい人との惜別に彼女の心は哀しみの底に沈んでいく。そして喫茶店まで火事で焼失してしまう。そんな彼女のどん底を周囲の人々が暖かく手を差し伸べて、お店が再建したところでめでたくジ・エンド。

 前半は退屈しそうな流れだったが、後半はしんみりと哀愁が漂い観応えあるストーリーに変わった。単純な粗暴男の「阿部寛さん」と魚師の娘役「竹内結子さん」もピタリと役にはまっていてよかった。流石は受賞作品、心の琴線に触れる良い映画だと思いました。

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