4月13日(金)
昨日朝のNHKニュースを何気なく見ていたら、長野フルマラソン大会を20回連続出場しているレジェンドランナーの事が紹介されていた。彼の名は小口親司さんというのだが、その内容が凄かった。
82歳でフルマラソンに挑戦というだけでも大したものなのに、月間600キロ以上の練習メニューをこなし、去年の大会記録が3時間29分57秒というから凄い。これがどれ程凄い数字なのか、フルマラソンを経験した市民ランナーの方ならよくお判りだろう。この記録は80歳以上の部の日本新記録になっているという。
朝起きると「今日は何処を走ろうか、調子はどうかと頭の中は走る事で一杯、やりたい事が一杯ある今が一番青春だ。」と話す小口さん、次なる目標は80歳代後半の部の世界新記録であると言う。そんな父親を陰でサポートするのは、同じくランナーである息子の秀哉さんだ。「年齢を重ねても気力が衰えないのが凄い。何かに夢中になる人生は有意義で自分もそうなりたいと思う。」と父への畏敬を語っていた。
今日本のスポーツ界は、大リーグ、大谷選手の事で持切りだ。私も日本人の一人としてその活躍を誇らしく思うけれど、我々凡人とは全く別世界の人物だ。例え無名でも超人的な努力で現役である続ける82歳のマラソンランナー、小口さんのような存在が、一人の老人ランナーである私の心を勇気づけてくれる。
4年前のブログなんですね。
嬉しく思います、父にも読んでもらいました、
86歳になりましたがとても喜んでいました。
2022.5/15にはNHKBS1ランスマでとりあげて下さる予定だそうです。
ご覧いただけると嬉しいです。