6月30日(木)
暑さ逃れで今日の午後、信州安曇野へやって来ました。今宵は長野道、梓川サービスエリアで久々の車中泊だが、午後7時で気温はまだ31度、暑さとトラックの騒音が煩くて寝苦しい一夜になりそうです。
明日は乗鞍岳のハイキングなので、きっと快適な一日となるでしょう。
梓川サービスエリアから北アルプスの眺め
6月30日(木)
暑さ逃れで今日の午後、信州安曇野へやって来ました。今宵は長野道、梓川サービスエリアで久々の車中泊だが、午後7時で気温はまだ31度、暑さとトラックの騒音が煩くて寝苦しい一夜になりそうです。
明日は乗鞍岳のハイキングなので、きっと快適な一日となるでしょう。
梓川サービスエリアから北アルプスの眺め
以前パソコン用の外付けハードディスクを購入したのだが、買ってさほど経たぬうちに故障してウンともスンとも動かなくなった。製造元のバッファロー社へ修理を求めたが結局直らず、新たな製品と交換してもらった。
それはそれで良かったのだが、一つ大きな問題が生じた。ハードディスクに保存して記録の中から、平成28年と29年の写真が全て消失してしまったのです。製造元会社へ苦情を申し立ててもラチが明かず結局泣き寝入り、その中には平成29年8月に米国旅行した時の写真もたくさん含まれていた。
この旅行は山仲間のI夫妻が計画して我々夫婦を誘ってくれたもので、皆既日食の観望とヨセミテ渓谷のハイキングが主な目的だった。不慣れな個人旅行であった為にいろいろトラブルやアクシデントも生じたが、今となっては人生の忘れがたい思い出となる痛快でエキサイティングな旅でした。それ故に、この時の写真が無くなったのは本当に痛かった。
しかし同行したI夫妻も旅の写真をたくさん撮っていたはずなので、先日ホタル見物で再会した時に米国旅行の写真があったらコピーして、私に譲ってもらえないだろうかとお願いしてみた。Iさんは快く快諾してくれ、その後間もなく日米国旅行の写真を記録したSDカードが我が家へ送られて来た。イヤア感謝感謝です。これで又大事な旅の思い出を、生々しく蘇らせる事ができます。
2017.8.18サンフランシスコゴールデンブリッジ
2017.8.21ワイオミング州デビッド牧場で日食観望
2017.8.21皆既日食
2017.8.23世界一の岩壁ヨセミテ渓谷のエルキャピタン
2017.8.24ヨセミテ渓谷、グレッシャーポイント
2017.8.24ヨセミテ渓谷のランドマーク、ハーフドーム
6月26日(日)
つい先日梅雨入りしたと思ったら、突然割り込むように盛夏がやってきた。まだ6月だというのに私の街でも39度越えの猛暑、昭和世代で辛抱強い我々夫婦は滅多にエアコンを使わないが、さすがにこの暑さは耐え切れず昨夜はスイッチをONにしなけりゃ眠れなかった。
そして今朝も気温はグングン上がり、耐え難い暑さになった。家に留まればエアコンの電気代が勿体ない。何処かへ避難しようという事になり、東松山市のショッピングモール「ピオニウォーク」へ車を走らせた。
東松山のピオニウォーク
此処は全館が冷房で、120もの店舗があるから退屈しない。館内は何処もかしこも、我々夫婦と同様に戦禍ならぬ猛暑から逃れた避難民で混雑していた。
フードコートも猛暑からの避難民で大賑わい
チビッ子達は仮設クライミングウォールで元気いっぱい
此処にズッと住んでいたいぐらいだが、そうもいかない。ついでの時間つぶしにピオニに隣接するケーズデンキの店内も覗いてみた。猛暑が頭にあるせいか、冷蔵庫やエアコンのコーナーが気にかかる。
そういえば我が家の寝室のエアコンは、設置してから既に15年以上経っており、まだ稼働はしているが音の割には冷却力が弱くなっているような気がする。
そんな思いが頭の片隅にあったせいか、販売店員の巧みな説明トークに上手く乗せられて、8万8千円也(工事費込み)のパナソニック製エアコンを買う事になってしまった。在庫が無いので、設置工事は2週間ほど後になると言う。
衝動買いしたパナソニック製のエアコン
我々夫婦のように、この暑さでつい衝動的にエアコンや冷蔵庫を買っちゃった。何てご家族が、昨日今日と全国に相当数いらっしゃるんじゃないでしょうか。疫病神みたいな猛暑も、日本経済の活性化には少なからず貢献しているという事か。
今年も市役所から「特定健康診査」の書類が届いた。何のかんの言っても毎年無料で健康診断をしてくれる日本は良い国です。何が起こるか分からぬ世の中、やれる事は速やかにという精神の私は、さっそく近所のT脳外科クリニックへ受検の予約をした。
脳外科へ予約したのは、近い将来自分の脳みそに異変が起きた時、すぐに診てもらえるようにという判断からでした。検査そのものは簡単なもので、身長・体重・胴回り(昔は胸囲だったけど)・血圧などを測定、それから心電図・血液検査の注射を打った後に医師の診察を受けて完了です。
検査の中でチョット嫌なのが、容器に大便を採取して潜血の有無を調べる大腸ガンの検査です。昔の和式便所では容易に採取できたけど、最近のウォシュレットトイレは尻を動かすと直ぐに水が洗い流すので便の採取が難しい。
でもやらざるを得ないから、翌朝我が家のトイレで便の採取を試みた。便器内へ受け止め用のトレールペーパーを敷き、そこへ踏ん張って便をポトリと便を落とし、すかさず容器に採取する。しかし事を急いだ為に後から出てきた糞便が便器の座椅子を汚してしまった。
こんな大失敗を妻に見つかれば、厳しい糾弾に晒される。でも幸いな事に我が家のトイレには、トイレ掃除用のスプレーと便器へ流せる拭き取りペーパーが常備されていて、私も時折これらの用具を使ってトイレ掃除に励んでいる。
日頃の訓練が実を結び、慌てず騒がず沈着冷静に自分の不始末を処理して、便器は元の綺麗な姿に戻りました。トイレ掃除を趣味の一つにしていて、本当に良かったと思います。
翌日クリニックへ便の検査容器を提出して今年の特定健診も終わったが、このアナログな検査法、毎年やる度にもっと簡単な方法は無いものかなと思う。
東武東上線若葉駅東口に隣接する若葉ウォークは、58の店舗が展開する中規模程度のショッピングモールですが、映画館などもあって近隣住民にとってはランドマーク的存在です。私も週に3日は通っているでしょうか。
その若葉ウォークがコロナ過による営業自粛の影響で、ここ数年は少しづつ客足が落ちているように見受けます。施設中心部のイベント広場で常時開催されていた各種のイベントが、中止に追い込まれた事も要因だったかも知れません。
それが原因なのか、この数カ月の間に三つの店舗が閉鎖されました。そこへ新たな店舗が入居する気配も感じられません。このままじゃ若葉ウォークも衰退の一途を辿るのではと、他人事ながらに気に掛かっていました。
閉店したお店
こちらのお店も
しかし先週末に訪れたら、今までガランとしていたイベント広場でフリーマーケットが開催され、久々の賑わいを取り戻していた。コロナ過も収束傾向なので、いよいよイベントの再開にG0サインが出たんでしょうか。
賑わうフリーマーケット
同 上
過去のイベントでは吉幾三や水森かおり、丘みどりなど有名歌手のコンサートもあって、大勢のお客さんが殺到する凄い賑わいぶりを見せた事もありました。
魅力的なイベントが再び開催されるようになれば、それが呼び水となって客足も伸びてくるんじゃないかと期待されます。現在空いてるエリアにも、きっと新たなお店がオープンするでしょう。私的には登山用具店や和食料理店、旅行代理店何かが入居してくれると嬉しいのですが。
6月19日(日)
「鶴ヶ島市市民の森でホタルが生息していると書いたブログがあるよ」と山の先輩Iさんからメールが送られてきた。そのメールをクリックしてみると、去年鶴ヶ島市にオープンした「鶴ヶ島グリーンパーク」という公園の事が載っていた。
此処は旧農業大学跡地に造成された公園で、野球場、サッカーグランドなどの運動施設の他に飯盛川の源流が流れる自然林のエリアがあり、私の家から車で10分ほどの距離なので、過去に何度か訪れていた。
公園入口の案内板
公園内の貯水池では蓮の花が咲く
サッカーグランド(広い駐車場とトイレが併設されている)
竹林(入ろうとしたら保護団体の人から立入禁止と注意された=タケノコ泥棒がいるらしい)
心地よい自然林のベンチ
春の木漏れ日が差す自然林
源流でホタルを養殖している事は知っていたが、実際にホタルが飛んでいるというのは初耳だったので、Iさんと一緒にホタル見物へ行こうという話になった。
飯盛川が流れ始める最源流の湧水
飯盛川の流れ(この後、越辺川→入間川→最後は荒川となって流れていく)
飯盛川沿いの遊歩道とベンチ
立川市から遠路はるばるやって来たI夫妻とは圏央道鶴ヶ島インタ傍のスーパー「ベイシア」で待ち合せ、夕食を済ました後に公園へ向かった。
公園の駐車場が閉鎖されていたので少し離れた空き地に車を停め、5分ほど歩いてホタルが飛んでいるという公園内の飯森川源流に着いた。森の中は暗闇だが、公園横を走る車のヘッドライトや近在工場や住宅街の外灯の光が差し込んで、薄っすらと周囲の風景が判別できるほどの暗さです。
さて肝心のホタルだが、源流沿いの「ホタル保護中」と書かれた標識の場所でたたずんでいるとポツリポツリと点滅しながら飛び交うホタルが確認できた。しかし以前信州安曇野で見たような、無数に乱舞するホタルの群れとは比べようも無い。
ホタルの存在を知らせる標識
それでもカメラを固定してやみくもにシャッターを切りまくったが、撮影に慣れていなかったので辛うじて数枚ほどにホタルの光が微かに写っているだけだった。
実際に撮った写真
同 上
ホタルの少なさに、ワザワザ遠くからやって来たI夫妻は若干ガッカリした様子で立川市の自宅へ引き上げて行ったが、マアそれでもホタルの存在を確認できただけでも、まるっきりの無駄ではなかったから良しとしましょう。
この公園はまだ開発途上中で、市民にもあまり知られていない。今後の保護活動が実を結べば、もしかしたらホタルが見られる名所として近在に知られるかも知れない。観光スポットの少ない鶴ヶ島市としては、貴重な観光スポットが一つ増えるわけで、ぜひとも実現して欲しいものです。
6月18日(土)
無職の年金暮らしになって既に十数年が経ち、現役時代の職場とは殆ど繋がりが無くなったが、40代~50代の頃に8年間ほど勤務していた小平市の職場仲間とは、今でも細々と繋がりがあり時折飲み会にも参加していた。
だが埼玉の田舎町から小平へ出向くのが億劫なのと、新型コロナ感染による行動自粛で、ここ数年間飲み会への参加は控えていたのだが、先日お誘いのハガキが届いたので久しぶりに参加してみる事にした。
飲み会の場所は西武国分寺線一橋学園駅近くのスナック「和子」、ここは現役時代に仕事仲間がチョイ飲み場所としてよく出入りしていた馴染みのお店です。コロナ自粛で潰れてしまったのではと一抹の不安があったが、行ってみれば「和子」と書かれた看板がちゃんと輝いていました。
店内に入り4年ぶりに見る懐かしい顔ぶれは、意外にも皆さんそれ程変わっていない。しかし今宵の参加者は私を含めて8名だけ、以前に比べるとずいぶん減りました。参加できない人の中には体調不良の人も幾人かおり、此処に参加できるのはそれだけの元気がある人とも言えます。
苦楽を共にした職場の昔話に花が咲き、笑いの絶えない宴席でした。来る前は躊躇う気持ちもあったけど、久しぶりに仕事仲間と会えて参加して良かったと思いました。皆それぞれに齢を取り、あと何年続けられるか分からないけれど、又元気に皆で再会したいものです。
最後に、一橋学園駅近くのスナック「和子」には凄い美人は居ないけど、和みとリーズナブルな料金で訪れる人を優しく迎えてくれます。良い雰囲気のお店ですから、近隣の方はぜひお立ち寄りください。
ママさんが撮った写真は、齢のせい酔いのせいかボヤけて傾いていた。
先日都内を散策した時に新大久保辺りで韓国料理でも思ったが、「アンニョンハセヨ」と言ってお店に入る勇気が無く、無難なところで中央線大久保駅近くのファミリーレストラン「ガスト」で昼飯を食べた。
新大久保という土地柄なのか、店員さんの大半&お客さんの三分の一が外国人みたいです。案内された席に着くと、おもむろにタッチパネルで注文を開始する。注文を終えしばらくして私の席へ料理を運んできたのは、何とロボット君(嬢?)ではありませんか。
このロボット店員運んで来たのはいいが、ウンともスンとも言わず点滅しながら黙って待っている。ここはやっぱり「お待たせしました」か「料理をお受け取りください」くらいの言葉が欲しいところだ。
私が料理を受け取った後も、「どうぞごゆっくり」何て言葉は無く黙って静々と去って行った。ウ~ン店員としての力量は、まだまだ見習の域を脱していない未熟者のようです。
しかしAI技術が飛躍的に進化している世の中、「お待たせしましたお客様、マアそのお洋服とってもお似合いですよ」何てお愛想を言えるレベルのロボット店員が、遠からず出現するのではないでしょうか。
そうなると飲食産業の接待業務は殆どロボットで充分という事になり、人間の働く場所が増々奪われて失業率悪化の要因になるのではと心配です。
6月10日(金)
新国立競技場の見学ツアーが終わったのはお昼過ぎ、まだ我が家へ戻るには早い時間なので運動を兼ねて都内ウォーキングで新宿方面に向かう事にした。
新国立競技場のEゲートから隣接する東京体育館の前を通って、千駄ヶ谷駅横の高架下を潜り新宿御苑の南門へ出た。南門から御苑の外柵沿いに住宅街の静かな小道を進んで行くと、新宿繁華街の南端に着いた。
東京体育館
新宿御苑南門
新宿駅南口近くに建つ高島屋タイムズの1階展示フロアでは高級レジャーボートやポルシェの展示販売会が開催されていた。私の街のショッピングモールではトヨタやホンダ、日産、スズキの自動車半販売会くらいしかやらないが、さすが富裕層が寄り集う東京だと感心した。でも縁も興味も無いから黙ってスルーです。
高島屋タイムズで展示されている高級レジャーボート
こちらはポルシェの展示コーナー
新宿駅東口の新名所となった「3D巨大猫動画ディスプレイ」は、無料で見られる名所として秀逸で見ていて面白い。しかしあまり長く見ていると田舎者と思われそうなのでホドホドに立ち去る。
新宿駅東口の3D巨大ディスプレイ
新宿駅東口から久々に来た歌舞伎町界隈は、随分様変わりして以前の怪しげな雰囲気が薄らいだような感じです。新宿コマ劇場跡に建てられた新宿東宝ビルの屋上には巨大なゴジラが眼下を睥睨して道行く人を威嚇している。
新宿東宝ビル屋上のゴジラ
歌舞伎町から北へ小道を進むと新大久保コリアタウンの賑わいで、韓国料理やコスメ目当て女性が圧倒的多い。ここらで昼飯でもと思ったがコリアンパワーと若い女性の熱気に圧倒されて食堂に入る勇気が出なかった。
新大久保のコリアンタウン
新大久保から山手線沿いに北へ進み、戸山団地の前を通って着いた高田馬場駅界隈は、新宿や新大久保と違いありふれた街並みに見えた。ここでウォーキングを終了し、ここから西武新宿線に乗って本川越経由で我家へ戻った。排気ガスと騒音に塗れた街中はそれなりにストレスも溜まるけど、ダイナミックに変貌する都内の街歩きは刺激があってそれなりに楽しめます。
6月10日(金)
先日受検した胃カメラ検査の結果を聞きに、都内の病院を訪れた。結果は「特に異常無し」で、取りあえずは一安心です。せっかく花の都に出て来たのに、病院だけでは交通費が勿体無い。何処か見所はと考えて、去年東京オリンピックメイン会場となった新国立競技場へ行ってみる事にした。
インターネットで「新国立競技場」を検索すると、場内の見学ツアーが開催されているようだ。料金3000円はチト高いと思ったが、日本最大の競技場を一度は見ておくのも悪くないと前日にネットで予約した。
地下鉄銀座線の外苑前駅で下車をして、10分足らず歩いて集合場所の競技場Eゲートに着いた。ツアーは30分間隔で行われており、私は11時30分スタートのツアーに参加した。
新国立競技場Eゲート前
世間には物好きな人がけっこう居るようで、私のツアーには16~7名の老若男女が参加していた。2人の女性ガイドに誘導されて、C1ゲートから場内へ入ります。最初はエレベーターに乗って2階席スタンドへ、ワイン&グリーンカラーの鮮やかなフィールドが前面に広がります。
見学ツアーを待つ参加者達
C1ゲートから場内へ
2階席からフィールドの眺め
同 上
続いて3階のVIPエリアへ向かいます。最初はVIPラウンジ、ここでやんごとなき方々の会食が催されるのでしょう。我々庶民には縁の無い場所です。次に貴賓席スタンドへ、高くなった分だけ眺めが良くなります。天皇皇后両陛下がお座りになる椅子もあり、我々参加者もその座り心地の良さを体験する事ができます。
VIPエリア入口の屏風に「聖地」と書かれた女流書家、青柳美扇さんの作品
VIPラウンジ
貴賓室の豪華なソファー
天皇皇后両陛下の席
その横にはIOCのバッハ会長が開会式で演説したスタンドがあり、バッハ会長はこんな景色を眺めていたんだと去年の開会式を思い浮かべました。今日の見学ツアー最大の見所は、3階のVIPエリアだったように思います。
バッハ会長が演説したスタンド
更にエレベーターで4階へ、都心部ビル街の眺めが良い外周通路を通って4階展望デッキへ向かいます。一番高い所にある分だけ、フィールドは眺めは最高です。木材をふんだんに使った観客スタンドを覆う巨大な屋根も間近に見る事ができます。又縦9m、横32mの巨大ディスプレイが真上にあり、これも迫力の映像です。
4階外周通路
外周通路から新宿高層ビル群の眺め
4階展望デッキからフィールドの眺め
スタンドを覆う巨大屋根
縦9m、横32mの巨大ディスプレイ
これで見学ツアーは終了し、エレベーターで1階のEゲートへ戻り、解散となりました。終わってみればアッと言う間の45分間、それなりに楽しい時間を過ごせました。でも次に来る時は、生のスポーツをこの競技場で見てみたいものです。
場外へ出て、ツアーを解散
場外に置かれていた旧国立競技場の聖火台
ツアー参加者には記念のスペシャルバッグがもらえます。
6月9日(木) 天気=曇り
07:50湯ノ沢登山口→ 08:08登山道分岐→ 09:53~10:08湯ノ沢峠→ 10:43~51大蔵高丸→ 11:15~40ハマイバ丸→ 12:06大蔵高丸→ 12:35~44湯ノ沢峠→ 13:30登山道分岐→ 13:40湯ノ沢登山口
眼の治療を受けてた妻が先日の通院で、「もう普通の生活に戻って大丈夫ですよ」と医師から回復を告げられた。普通の生活が大丈夫なら山歩きも大丈夫だろうと、さっそく山梨県の大菩薩山系へ出掛ける事にした。
最高峰の大菩薩嶺から最南部の滝子山まで長々と連ねる大菩薩の山稜は、ハイキングコースとして人気が高い。今日向かったのは山稜の中間地点に聳える大蔵高丸とハマイバ丸で、いずれの山も大菩薩の中では地味なピークだが、「秀麗富嶽」の山と地図には書かれている。
早朝車で我が家を出発し、中央道の大月インターで高速道路を降り、大峠に向かう山岳道路を20分程走って、湯ノ沢峠への登山口に着いた。道路の路肩に車を停めて、ここから歩き始める。
登山口から林道を登って行く
通行止めのゲート脇を通過して、林道をしばらく遡る。20分足らずで林道終点に着き、標識に従い右へ曲がって大規模な森林伐採地の外柵沿いに登って行く。
右に分岐する登山道の標識
伐採地の柵沿いに登って行く
しばらく柵沿いの道を登ってGPSを確認すると、湯ノ沢峠とは全然違う方向へ進んでいる事に気が付いた。登って来た道を引き返し、GPSを頼りに右へ曲がって小さな沢を渡ると、湯ノ沢峠への道があった。この道間違いで30分程時間をロスしてしまった。
此処で柵沿いから離れ、左へ曲がるのが正しい道(標識が無いので分り難い)
小さな沢を渡ると湯ノ沢峠へ向かう薄い踏み跡がある(下山時)
薄い踏み跡を登って行くと、「湯ノ沢峠→」と書かれた標識が有り、これで正規に道に戻ったと安堵した。標識から先は、鬱蒼とした樹林帯の中を細々とした踏み跡が続いている。
「湯ノ沢峠→」と書かれた標識
セセラギが聞こえる沢沿いの道は幽玄な雰囲気で、異次元の世界へ迷い込んだような気持ちになる。やがて道は急登となり、沢を離れ左へトラバースするように登って行くと、大菩薩嶺から滝子山へ続く縦走路が交差する湯ノ沢峠へ着いた。
緑に染まりそうな静寂の道
同 上
苔むした岩
縦走路が交差する湯ノ沢峠
峠で一休みした後、左へ曲がって大蔵高丸への道へ入る。峠から先は草原が広がる明るい尾根道で、気分良く歩いて行ける。道の途中には鹿除け防護柵の扉が3カ所ほど設置されている。
湯ノ沢峠のお花畑(道の両側に進入禁止のロープが張られている)
鹿除け防止柵の扉
この辺りは鹿害が酷いのだろうか。そういえば時折「ピーッ」という鹿の鳴き声も聞こえてくる。草原から樹林帯の緩やかな道になり、2度ほどジグザグを繰り返すと、大蔵高丸(1781m)の広々とした山頂へ着いた。
大蔵高丸山頂
山頂から雲の下に甲府盆地を望む
山頂は360度の展望で富士山の眺望が良いはずだが、残念ながら雲に隠れて見る事は出来なかった。大蔵高丸からハマイバ丸への道も草原と樹林帯が入り混じる明るく快適な尾根道が続く。ここでも鹿除け防護柵が2カ所ほど設置されていた。
道沿いのツツジ
ハマイバ丸手前のピーク
大蔵高丸から25分程でハマイバ丸(1752m)の山頂へ着いた。こちらの山頂は樹林帯に囲まれ大蔵高丸ほどの展望は無く、南側だけ切り開かれ天気が良ければ富士山を望む事ができるようだ。
ハマイバ丸山頂
山頂で30分足らずコーヒーブレイクした後、来た道を引き返す。ハマイバ丸から1時間ほどで湯ノ沢峠へ戻って来た。峠の西側直下まで林道が通じているので、休憩がてら様子を見に行ってみた。林道終点には立派な避難小屋とトイレがあり、ここまで車で来れば、大蔵高丸やハマイバ丸へは楽々と登る事ができるだろう。
湯ノ沢峠直下の林道終点
峠へ戻り、沢沿いの道を登山口へ降って行く。午後になって雲が厚みを増し今にも雨が降って来そうな空模様なので気が焦る。下りは道に迷う事も無く、峠から1時間足らずで車を停めている登山口へ戻って来た。
登山口のゲートに戻って来た
湯ノ沢峠へのコースは随分前に一度歩いており、その時は分りやすい道だった。しかしその後林道終点付近が大規模な伐採地に変って、標識も殆ど無いので道が分り難くなっている。今後この道を歩く人は慎重な地図判読が求められるだろう。
車に乗ると大月を経由して小菅村の日帰り温泉「小菅の湯」に向かい、山の汗を流した。今日は梅雨の合間の登山日和で、山の生気と新緑とセセラギに元気と英気をもらう事ができました。
平成24年7月9日(月)登頂
斑尾山は北信五山の一つで、北部信州の人に親しまれている山だが、妙高、黒姫、戸隠、飯縄など他の四山に比べれば、標高が低く地味な山と言える。しかし山腹にはスキー場が広がり、登山よりもスキーのゲレンデとして知名度が高い。
山頂へは幾つかの登山ルートがあるが、いずれも軽いハイキングコースという感じで、三百名山の一つで無ければ登らなかったかも知れません。そんな斑尾山へ登ったのは北信五山の中では一番遅く、今から10年前の平成24年7月でした。
早朝我が家を出発し、日帰り温泉まだらおの湯駐車場に車を停めて、ここから周回コースで斑尾山を登りました。山頂からの展望は無く、あまり印象に残らぬ登山でしたが、山腹に点在するペンションが、上から眺めるとスイスアルプスの山村風景の様でした。
まだらおの湯駐車場
斑尾山山頂
山腹に点在するペンション
尚、当時の登山記録が私の古いホームページに残されていたので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。
6月6日(月)
お昼前に最寄り駅の前を通りかかったら、いつもは閑散としている改札口付近で人だかりができザワついていた。駅員がマイク放送で「東武東上線の柳瀬川駅で人身事故があり、現在全線で運行がストップしています」とアナウンスしている。
多いのか少ないのか分からないけれど、東武東上線ではだいたい月に一度位の頻度で人身事故が発生しているようです。これを全国規模に広げたら、年間に数百名の尊い人命が鉄道事故で亡くなっているのではないだろうか。
私も若い頃に一度だけ、人身事故現場に遭遇した経験があります。まともに電車の車輪に轢かれたら人間の身体はバラバラの肉塊と化し、それはトラウマになるような残酷な惨状です。
駅で待たされる乗客たちは、いずれも「いい加減にしてくれよ」とでも言いたげな顔ばかり、死者に鞭打つつもりはないけれど、私も現役時代何度も遭遇したからその心境はよく分かります。
鉄道会社に人身事故対処のマニュアルでもあるのか、事故発生から2時間足らずで電車が動き始めました。つい先ほど一つの命が枕木の露と消えたのに、何事も無かったかのように日常が戻っていました。
亡くなったのは30代の女性と、翌朝のニュースで報じていた。昔「人命は地球より重し」何て言ってた日本の首相がいたけれど、現実の社会では人の命何てカゲロウのように儚いものですね・・「諸行無常」・・
アマリリスの花咲く時期になると、私にとってはもう一つ大事なイベントがあります。それは年に一度、6月初旬に受ける胃カメラ検査です。この検査は20年前の胃がん手術以来、自ら望んで毎年受けています。
だがこの検査、医療検査で無ければ軽い拷問を受けてるようなもんです。検査医師から「ハイ気を楽にして~ェ、喉の力を抜いて~ェ」と言われたって、強引に管を喉の奥に突っ込まれりゃ「ヌ、抜けるかー、そんなの」と抗ってるうちに管は喉を通過する。後はまな板の鯉になった心境で、検査技師になされるままに検査が進みます。
それでも短時間で終わる分だけ、肛門から突っ込まれる大腸ファイバー検査に比べりゃ遥かにマシかも知れません。10分足らずで検査を終わり、医師が撮り終えた画像を見せてくれ、「特に問題は無さそうですね」との言葉を賜った。
取りあえず安堵した思いで病院を後にして、時間が早いのでこの後都内散策でもしようかと思ったが、検査疲れともでもいうのか何となく身体が重い。渋谷のスクランブル交差点を渡って渋谷駅から山手線に乗り、池袋駅東武デパート地下街の「仙太郎」で好物の和菓子を買って、東武東上線に乗って早々と帰宅した。
検査の結果は異常がなかったのに、我が家へ戻ったら気持ちが落ち込んで何にもヤル気が起きない。「病は気から」と言うけれど、病院へ行ってネガティブ菌にでも院内感染したのかな?
6月2日(木)
天気予報が「上空に寒気が入り、東北~関東地方にかけて今日の午後から雷雨が予想されるでしょう」と報じていたが、埼玉県の私が住む街では夕刻まで陽射しの強い晴れ間が続いた。
しかし夕食を終えた日暮れ頃から俄かに冷たい風が吹き、北の空に黒雲が立ち昇って絶え間ない稲光の饗宴が始まった。雷鳴が小さかったので何処ら辺で雷が発生してるのだろうとネットの雨雲レーダーを見たら、群馬県の高崎市郊外や桐生市付近が強い雨雲に覆われていた。
雷雲も遠くで見てる分には花火大会みたいに気楽なもんだが、雲の下の住民は土砂降り雨や雹が降って大変な思いをしているのかも知れません。
人間が生存する為に必要不可欠な水を与えてくれる雨雲も、強過ぎれば水害を引き起こし人の命を奪ってしまう。これから梅雨本番&台風シーズンを迎えますが、大きな自然災害が起こらぬ事を、そして犠牲になる人が出ぬ事を強く願うところです。