Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

国立科学博物館「グレートジャーニー展」見学

2013年03月30日 | 日記

  平成25年3月30日

 都内の病院へ定期通院した際に、寄り道して上野の国立科学博物館で開催中の「グレートジャーニー人類の旅」展を見学してきました。以前テレビ番組「グレートジャーニー」で放映されたのでご存知の方も多いと思いますが、探検家で医師の関野吉晴氏が南米大陸最南端からアフリカ大陸大地溝帯まで、10年の歳月を掛けて旅行した軌跡を展示したものです。人類は300万年以上前にアフリカ大陸大地溝帯で出現し、長い年月を経て南米大陸最南端まで拡がったそうです。関野さんは石油燃料に依存しない徒歩や自転車、カヌー、動物等の移動手段で、その人類移動の軌跡を逆に辿っていったのです。此処には高地で暮らす南米やネパールの人々、極寒のエスキモー、砂漠のモンゴル人、サバンナのマサイ人等過酷とも思える自然の中で、したたかにつつましく生きる人々の姿が描かれています。それは自然の摂理を無視して様々な問題を産出す現代文明への痛烈な批判メッセージとも受け取れます。私が一番興味を惹かれたのはアフリカ地溝帯に残る人類最古の足跡です。およそ360万年前にアフェール類人の家族がつけたものだそうです。足跡の状況から父親が幼い子の手を引き母親がその後に追いていたのではと推測され、そこには家族を守る為先頭に立つ父親とそれに従う母子の姿が想像され、家族の絆と情愛が偲ばれます。この家族をイメージしたレプリカ像も製作・展示されており大きな見所となっています。これを見ると近代文明を享受する我々現代人の心の進化に?マークを感じてしまいますね。

 アフェール類人家族の想像レプリカ像

 

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奥多摩、笹尾根から三頭山 登山

2013年03月27日 | 山歩き

 

 

平成25年3月26日(火)  天気=晴れ

 

07:50数馬上登山口→ 09:09~16西原峠→ 09:19~27槇寄山→ 10:41~43大沢山→ 1047~52三頭山避難小屋→ 11:08~12:03三頭山→ 12:14~16三頭ノ大滝分岐→ 12:46~53三頭ノ大滝→ 13:38数馬上登山口

 

 早春の奥多摩、三頭山へ妻と二人で歩いて来た。目指す奥多摩の山々は淡く雪化粧しており、昨日の雨は標高の高い所では雪になっていたようだ。東京都最奥、檜原村の数馬バス停先の空き地に車を停める。

 登山口の駐車場

 空き地の看板に「無断駐車は1万円」と書かれており、そんな大金請求されたら大変だから駐車場主の旅館「山城」へ支払いに行く。笑顔の感じが好ましい娘さんが応対し駐車料金500円を払った。今日は朝から気分がいい。楽しいハイキングになりそうだ。

 数馬から笹尾根の槇寄山に向かう登山道は、最初こそ急だが後は歩き易い緩やかな道が続く。途中から序々に雪道に変わってきた。青空の下冷たい大気が熱った身体に心地よい。

 槇寄山へ向かう登山道

 約1時間20分で笹尾根上の西原峠に着いた。その少し先にある槇寄山(1188m)からは富士山方面の眺めが素晴らしい。此処からは三頭山目指し笹尾根を伝って行く。尾根の雪道には単独行者の足跡が残されている。靴の大きさと歩幅から、健脚な男性のようだ。

 槇寄山山頂

 槇寄山から富士山方面

 緩やかな尾根も大沢山が近づくにつれ傾斜の度を深めてきた。荒い息を弾ませ急坂を登って行くと、右から尾根が合わさってきた。右の尾根伝いに三頭の大滝へ分岐する道があった。

 その分岐点から約100m標高を上げた所が三頭山前衛の大沢山(1480m)、背の低い樹木に囲まれ展望はあまり良くないが、標高の大して変わらぬ三頭山は目前に見える。

 大沢山山頂

 大沢山から一旦降った鞍部に都が建設したウッディ調の避難小屋があった。屋内はきちんと整頓され、綺麗かつ立派な造りで一寸泊ってみたくなった。小屋から階段状に整備された登山道を15分程登って三頭山(1531m)に到着した。

 三頭山避難小屋

 流石に奥多摩三山の最高峰で人気の山、山頂には十数名の人々が屯してにぎわっている。我々もたった一つ空いたベンチを占有してコンロでお湯を沸かす。カップ麺とパン・コーヒーで昼食とする。簡素な食事でも山の展望と清涼な空気の中では何でも美味い。

 三頭山山頂

 三頭山から雲取山~鷹巣山方面

 

 山頂からは南に富士山方面、北に雲取山~鷹巣山へ続く石尾根の展望が得られる。いつの間にか団体さんが去り我々だけが残された。去り難い思いだが我々も山頂を後に来た道を降る。

 避難小屋手前まで戻って左折し、三頭ノ大滝へ降る道へ入る。大滝へ続く沢沿いの下山道は良く整備されて大変歩き易い。先に降った団体さんに追いついた所が三頭ノ大滝だった。吊り橋や休憩舎が整備され以前来た時に比べすっかり様変わりしている。

 三頭ノ大滝(写真は貧相ですが、実物はもっと立派です。)

 大滝までは都民の森駐車場から遊歩道も伸びており、もう観光地の領域だ。我々は遊歩道を離れ、登山道沿いに降って行く。しばらくすると奥多摩町と檜原村を繋ぐ奥多摩周遊道路に出た。

平日の今日はさして交通量も無いが車道を歩く気はせず、秋川源流沿いに続く歩道を降って行く。時折車のエンジン音が聞こえるものの沢音が奏でるこちらの道の方がはるかに好ましい。再び周遊道路に出た所は数馬集落の一角で、藁葺き屋根の宿等が建つ集落を見物しながら降って、車のある登山口に戻った。

 数馬集落の藁葺き屋根の立派な旅館

 その後、小菅村にある日帰り温泉「小菅の湯」で山の汗と疲れを流し、夕刻我が家に帰宅した。今年初めて妻と二人の登山だったが、天気に恵まれ新雪に足跡を刻みながらの山歩きはとても気分が高揚して、出掛けて来てよかったなとつくづく満足の一日でした。

 

 

 

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日本人の2800万人が腰痛

2013年03月24日 | 日記

 平成25年3月24日

 目立ったニュースが無かったのか3月24日、朝日新聞朝刊の第一面は「腰通2800万人」という記事だった。厚労省の推計では40~60代の4割が悩んでいるとの事。現在進行形で腰通を抱える私は、「同じ悩みを持つ人がこんなに数多くいるのか。」と驚かされた。と同時に「自分だけでは無いのだ。」と少し安堵もした。記事によると関係学会が最も強く推奨する一般的治療法に「坑炎症薬、鎮痛薬、坑不安薬の服用」と共に「ストレッチ運動」を挙げている。「安静(ヘルニア、骨折を除く)」や「腰を引っ張る牽引法」、「マッサージ」等は効果や根拠が無いそうだ。この意見には我が意を得たりと膝を打った。私が腰通を発症したのは昨年の12月初旬、その後2度通院して治療薬を処方してもらったが、その薬が途切れて以降、リハビリ運動だけに専念した。少々痛みがあってもウォーキングを止めず(痛みが少ない時はジョギング)、現在のところ1時間ジョギングや軽いハイキング、テニス等は支障なくこなせるようになってきた。最悪だった昨年12月中旬には、数百m離れた衆議院選挙の投票所に行くのすらやっとこさだった事を振り返れば随分改善したなと思う。今後の目標は「重荷を背負った登山」と「マラソン大会出場」、これを成した暁には「こうして私は腰部脊柱管狭窄症を克服した。」的ハウツウ本でも書いて一儲けしようかな。何て馬鹿げた妄想が浮かんだ。・・・・忘れていた。私にはもう一つ「脳ミソ軟化症」という持病が進行しつつある事を、

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青梅市、宗建寺でお墓参りの後は、御岳のいもうと屋でランチ

2013年03月22日 | 日記

 平成25年3月20日

 春分の日に、妻の実家のお墓がある青梅市の宗建寺へお墓参りに出掛けて来ました。青梅市街の坂道にあるこのお寺は、1450年頃開山された古刹で本堂には多摩青梅日七福神の一つ毘沙門天が安置されています。普段は静かで淋しげな境内の墓地も、お彼岸とあってお参りの人々や線香の臭い、供えられた花々等で少し華やかな雰囲気でした。お墓参りの後は、決まったように奥多摩の御岳にある「いもうと屋」という和食料理店を訪れます。このお店の精進料理風なメニューが我々夫婦の口に合うので、食事をするのが楽しみなのです。客席から眺める多摩川渓流もグッドビューで一層美味しさが引立たせます。目立たぬ場所柄のせいか休日でもそんなに混雑しておらず、料金も割安です。それにこのお店は小澤酒造の直営店なので、酒好きには嬉しいお土産品が販売されているのです。奥多摩近辺を訪れた際には、お勧めのお食事処と思います。

 いもうと屋HP 

http://www.sawanoi-sake.com/imoutoya/index.html

いもうと屋から眺める多摩川渓流「しょっちゅうカヌーが下っています。」

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映画「ひまわりと子犬の7日間」を観て、亡き愛猫を思い出した。

2013年03月20日 | 映画・コンサート

 平成25年3月20日

 先日ある人から「Fさんのブログ最近映画の事ばかりですね。」と痛い事を言われた。一応私のブログは「山登り」がコンセプトだが、体調不良等で山に行っていない事もあって、最近映画ネタでお茶を濁している感がある。で、今回も映画ネタになって済みません。妻の強い希望もあり、日本映画「ひまわりと子犬の7日間」を観てきました。実話に基づいた柴犬母子と保健所員の物語です。題名の「ひまわり」は保健所員の娘がつけた母犬の名前で、7日間とは保護された動物達の保護期間、期間を過ぎると全て殺処分されてしまうのです。過去に苛められた体験を持つ「ひまわり」は、保護されても子犬を守るために必死で人間に反抗しますが、殺処分寸前に主人公の保健所員に心を開き、保健所員の家族へ引取られて子犬共々命を救われるのです。堺雅人さん演ずる主人公とひまわりとの心の交流が見所で、心揺るがされます。「人間すら孤独死するご時世なのに」とか「平気でペットを捨てる飼い主が問題じゃないか。」とかいろいろ意見もあるでしょうが、人と犬との心の触合いを描くこの映画は、素直に感動して観ました。我が家も長年飼っていた猫が去年の夏に亡くなりましたけど、愛猫の飼い主を慕う無心な眼を思い出すと切なさが蘇えります。

 

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奥武蔵、関八州見晴台ハイキング

2013年03月18日 | 山歩き

奥武蔵、関八州見晴台   3月16日(土)     天気=晴れ

07:45黒山バス停→ 08:28~35日照水→ 09:10~18花立松峠→ 09:56~10:10関八州見晴台→ 10:40花立松峠→ 11:13~15傘杉峠→ 12:00黒山バス停

 

 所属している山の会の月例山行「奥武蔵、関八州見晴台」に参加した。登山口となる越生町は梅の名所です。途中バスの車窓からは吹雪のように白い梅の花が咲き誇り、春の息吹を感じさせる。

 最寄駅の東武生越駅

 黒山バス停

 バスの終点、黒山に降り立った山仲間は15名、全員の準備が終えると三々五々歩き始める。

両側に旅館や御土産屋等が並ぶ狭い車道を10分程進むと、天狗の滝が左手狭い渓流の奥に見える。そこから少し先に2段になった雄滝、雌滝があり、これらを総称して黒山三滝と呼ばれる。いずれも落差10m足らずの可愛い滝だが、この近在では有名な観光名所となっている。

 黒山、雄滝(上段)、雌滝(下段)

 

 滝の右手から登山道が始める。今朝は春の日差しが暖かく、急な山道を歩いていると汗ばんでくるが、青空と緑の樹林が心地よい。風が弱いので花粉もそんなに酷くないようだ。

 やがて舗装された狭い林道と交差する。此処は「日照水」と呼ばれる水場があり、細々と水が流れている。一息入れた後、再び登山道を登って行く。標高が上がるにつれ、だんだん関東平野の展望が開けてくる。

 花立松峠への登山道

 奥武蔵の稜線を貫く舗装された林道に着いた。此処が地図上の「花立松峠」で、林道は「奥武蔵グリーンライン」と呼ばれ、尾根伝いに飯能市から秩父市までつながっている。

 我人生で一番馬力があった30年近い昔、ランニング姿で西武飯能駅をスタートし奥武蔵グリーンラインを経由して西武秩父駅まで約4時間で走り抜けた事がある。その後に駅前の飲み屋で飲んだ生ビールと焼き鳥の美味さだけは、今だに忘れられない。

 花立松峠から緩やかな尾根道を40分程歩いて関八州見晴台(771m)に到着した。山名から判るとおり、関東平野や周辺部の山々の展望が一気に拡がる。奥多摩山地の奥に真白な富士山も顔を出している。山頂標識の所で会の旗を広げ、恒例の全員写真を撮る。

 関八州見晴台から富士山方面

 関八州見晴台山頂

 今日は山行後の午後に、山の会の年次総会が予定されているので、正午には登山口の黒山バス停に戻らねばならない。休憩もソコソコに、花立松峠へと来た道を戻る。

 花立松峠からは、登山道沿いに幾度かアップダウンを繰返して傘杉峠へ向かう。車道(奥武蔵グリーンライン)を歩けばアップダウンも少なくて楽なのだが、頻繁にバイクや車が行き交うので危ないのと騒音で歩けたものではない。 

 傘杉峠から黒山への下山口

 傘杉峠からジグザグ道を黒山に向けて一気に降って行く。かなりの急坂なのでドンドン高度が落ちていく。やがて右下にゴルジュ状の沢筋が現れた。黒山三滝の一つ「天狗滝」につながる沢で、滝を観望する休憩舎を通過した先が黒山三滝の車道だった。

 土曜日のお昼とあって、車道には多くの観光客が行き交っている。黒山バス停に戻ると、ホテルのマイクロバスが迎えに来ていた。全員車に乗り込むと一路、年次総会場所のホテル「ニューサンピア埼玉おごせ」に向かう。途中の梅林では、白い花吹雪の下で大勢の人が花見を楽しんでいた。

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山仲間と黒姫高原スキーツアー

2013年03月14日 | 旅行

 平成25年3月14日

 信州、黒姫高原にある「ホテルアスティくろひめ」は。私の参加する障害者スキークラブが毎年お世話になっている宿で、展望温泉、綺麗な施設、笑顔のスタッフ、スキー場と隣接する豊かな自然、リーズナブルな料金と魅力満載、私のお勧めお宿です。今シーズン3度目となる宿泊は、山仲間のSATO夫妻、ITO夫妻と共に訪れました。もっと早くにこのメンバーで行きたかったのだが、皆さん公私に忙しい人ばかりで、やっと実現しました。前回訪れた1月末は大雪で、車を雪から掘り出すのに苦労したが、3月の今は駐車場に雪は無く、漂う空気は春の暖かさです。幸い天気に恵まれて、昼はスキー、夜は大貧民(トランプゲーム)で楽しい二日間を過ごしました。メンバー全員還暦越えの中高年夫婦、流石にスキーの馬力は少々低下気味だが、好奇心と遊び心は増々UP(ついでに顔の小皺も少々UP)、当分一緒に遊んでもらえそうで嬉しく心強い限りです。

 

 

黒姫高原スキー場

   〃

 妙高山をバックにハイ・チーズ

 

 

ホテルアスティくろひめHP : http://asuthi-kurohime.com/

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映画「フライト」を観て、アルコール依存症を考える。

2013年03月11日 | 映画・コンサート

 平成25年3月11日

 アメリカ映画「フライト」を観てきました。操縦不能の旅客機を卓越した技で不時着させ、多くの生命を救った機長の物語です。以前ニューヨークであった「奇跡のハドソン川」と呼ばれる航空機不時着事故を想起させますが、この物語の核心は、事故の後から始まります。奇跡の不時着でヒーローとなった機長ですが、実はアルコール依存症で事故当日も機内で飲酒しており、それが暴露されると重要犯罪の罪に問われ刑務所送りとなるのです。会社組織ぐるみで真実を隠し機長を庇おうとするが、彼は事故後もアルコール依存から脱せず、生活は荒れマスコミの追及に晒されます。事故調査委員会の最後の尋問で、機内に残されたアルコール飲料容器について、事故死した他の乗員のものだと証言すれば彼は無罪放免となるのだが、「それは私が飲んだものだ。」と初めて真実を語り、一転ヒーローから罪人となって刑務所に収監されます。それから1年後、「今私は初めて自由になった。」と彼が語るところで物語は終わります。全てを失い受刑者となって、彼は初めてアルコール依存症のシガラミから逃れる事が出来たのです。

 この映画は、航空事故よりもアルコール依存症の深刻さを描いています。身内の恥を晒すようですが、30年近く前に亡くなった私の父親もアルコール依存症でした。戦争の捕虜体験や貧弱な体躯、小心な心根等がアルコールへの依存度を高めたのだと思います。当然家庭等は顧みず、身内への暴力、無断欠勤等社会人不適格者でした。私が道を誤らなかったのは、単にグレルだけの度胸がなかっただけだと思います。そんな親らしい事は何一つしなかった父ですが、一つだけ身をもって子に教えたのが、不様なアル中人間の姿です。それがトラウマになったのか弟は死ぬまで酒が一滴も飲めず、私も成人するまで酒とは縁がありませんでした。これだけは、亡き父親に感謝すべき事柄なのかも知れませんネ。

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二重苦の中、確定申告

2013年03月09日 | 日記

 平成25年3月8日

  「納税額は1円でも安く」というスローガンを胸に、毎年恒例の確定申告に最寄りの税務署へ参上した。運悪く最も混合うお昼の時間帯だったので、大腸のようにクネクネ折れ曲がった長蛇の列に並ばされ、体調不良の折、足腰は痺れるは、尿意を我慢させられるはの二重苦の中、2時間近くも待たされた。「良識ある国民が、納税義務を果たすべく遠路はるばるやって来たのに何でコゲンに辛抱せにゃなんねーだ。」とボヤキの一つや二つ言いたくなる。やっと申告用のパソコンに辿り着き、小心者の律義さを発揮して汗を拭き拭き画面の申告フォームに入力完了する。前年に悩みの種だった2つのボロ会社株を売却していたので、かなりの損失計上があり、予想以上に低い納税額となりホッとした。幾らだって。?それは“ひ”“み”“つ”です。バレたら「普段からプラプラしてお国に貢献せぬ身でありながら、納税すら満足にできねえのか。」と非難の刃を浴びそうだから、今年は精々無駄遣いをして消費税の方で頑張ります。

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「中高年のウォーキングをエコ発電に」という妄想

2013年03月07日 | 日記

 平成25年3月7日

 腰の痛みが再び悪化し始めたので、日々のエクササイズをジョギングからウォーキングに切換えて、我が家の近辺をウロついています。そこで改めて気が付いたのだが、、日中、徘徊(失礼、ウォーキング)している中高年の方々の何と多い事か。(注:私もです。)我が町だけでこれほど見掛るのだから、全国規模で換算したらおそらく数百万人の人がウォーキングに励んでおられるのだろう。この莫大な運動エネルギーを何とか活用する手立ては無いものかと考えた。フィットネスクラブ等に置かれているエアロバイクに発電機を取付けて、それを全国の公共施設等に配置し中高年ウォーカーにペダルを踏んでもらえれば、無為に消耗していた運動エネルギーが電気として生れ変る。中高年にはエコに貢献するという生き甲斐と健康を、そしてクリーン発電と、これこそ一石二丁いや三丁のグッドアイデアではないかと膝を打った。ネットで検索してみたら、実際に実用品が販売されており、その価格約20万円、最大240w出力の性能だという。  参照: http://www.geocities.jp/piccolosp/eb.html 

 もしこれを1万台稼働させると最大240万wが発電できる。一寸これは凄くないかい。問題はペダルを踏む人を確保できるかだが、どうせ中高年ウォーカーの殆どは、暇つぶしと健康の為に歩いてるんだから、「あなたは今月※※ワットの電力を生産しました。」何て記録証を交付して競争心を煽ったら、皆さん協力してくれると思いますよ。私なんか腐る程暇があるから、町の発電ナンバーワンを目指しちゃいます。・・・(イイ年齢して馬鹿な事言ってるよ。)何て声が聞こえてきそうです。冷静に考えりゃ馬鹿げた妄想だと思いますよ。・・・でも案外実現したりして・・・

 

 

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登山用として人気のカシオ・プロトレック腕時計を購入しました。

2013年03月05日 | 日記

 平成25年3月5日

 長年愛用していた腕時計(カシオ、ジーショック)のデジタル数字が時々消えるようになった。購入した時計店の話では、どうも内臓電池の寿命が尽きようとしているらしい。電池の交換か新たな購入かしばし悩んだが、思い切って購入を決意した。今までは「時間さへ判ればいい。」と安物ばかり買っていたが、今回は人生最後の腕時計となるやも知れぬ。と奮発して密かに憧れていたアウトドア用のカシオ、プロトレックをアマゾンネットで購入した。コンパス・気圧・温度・高度を計測でき、ソーラー充電、電波受信、10気圧防水といろんな機能のてんこ盛りです。登山する者として一番気にかかるのは高度とコンパス機能、先日の高川山登山の時、さっそく試してみた。まず出発時、我家付近の標高(33m)に合わせて35m(5m刻みなので)でセット、山頂での誤差は10~15mくらいでした。変化する気圧に基づく数値なので中々ピタリとはいかないですネ。道が明瞭だったのでコンパスの出番は無かったけれど、磁針と数値で方角が確認でき中々見やすいです。今まで山歩きでコンパスの確認を怠って道を見誤った事が幾度かあるので、そんな時には効果を発揮しそうです。気圧と温度計は天気予報に役立つとの説明だが、実用上あまり必要とは思えないですネ。温度は腕時計をしばらく外さないと体温が邪魔して正確な数値は得られません。総括として登山のお伴にけっこう役立つ相棒です。ただ高度表示は、体調の良い時には「もう此処まで登ったのか。」と励みになるが、体調不良の際は「山頂まで、まだこんなにあるのか。」と逆に辛さを増幅させるかも知れません。

カシオ・プロトレック(PRW-1000J)

 

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中央沿線、高川山

2013年03月03日 | 山歩き

3月2日(土)  中央沿線、高川山   

                                天気=晴れ

 08:00富士急、田野倉駅発→ 08:25~29登山口→ 08:52~55馬頭観音→ 09:40登山道分岐→ 09:45~10:41高川山→ 10:46登山道分岐→ 11:02中谷コース分岐→ 11:45リニア実験線高架下→ 12:09富士急、田野倉駅

 陽も長くなり春の兆しが見えてきたので、陽だまりハイクに出掛けたくなった。誘いのメールに応じてくれた山の先輩Sさんと共に中央沿線の高川山へ向かった。

 スキーシーズンも盛りを過ぎたのか下りの中央道は渋滞も無くスイスイ走る事が出来た。大月インターで降りると10分足らずで富士急、田野倉駅に到着した。駅横の空き地が有料駐車場になっている。改札窓口にいた中年女性に300円の駐車料金を渡し、準備を終えるとSさんと二人ザックを背に高川山目指して歩き始める。晴れ渡る青空の下、冷え冷えとした風が心地よい。今日は各地で強風注意報も出されていて一部電車が運休したところもあるらしい。

 20分程集落を歩き、河口湖へ向かう高速道路の下を潜って程なく松葉コースの登山口に着いた。此処からは良く手入れされた植林帯の中を歩いて行く。我々の少し前を単独行の男性が歩いている。彼は田野倉駅駐車場で隣に駐車していた柏ナンバーの車の持ち主のようだ。

 松葉コース登山口

 50分程歩いて小さな石像がある馬頭観音に着く。コースタイムからすると此処が中間地点になる感じだ。Sさんは休む気配も見せず脚を進める。アラセブンのはずなのに侮れぬ健脚の持ち主、昨日辺りから腰に違和感を覚えて体調が良くない私は、追いて行くのがやっとこさという状態だ。

 馬頭観音の先から稜線歩きとなる。かなり急登な道でトラロープを掴んで強引に登るような個所もある。岩場の所で靴に荷重を乗せたら泥で滑り、額を岩にしたたか打ってしまった。

 松葉コースの急登

 登り着いたピークが山頂かと思ったが手前のピークで一旦鞍部に下り再び高まった所が高川山(976m)だった。田野倉駅を出発して1時間40分あまり休憩も取らず一気に登り着いた感じである。

 山頂からの展望は抜群で、富士山を始め近隣の山々を眺める事が出来る。強風で土埃が舞上がっているせいなのか土色に霞んでいるようにも見える。先着していた単独行の男性に記念の写真を撮ってもらう。控えめで感じのよさそうな人だった。

 高川山山頂

 高川山から富士山方面

 風の通らぬ一角でお湯を沸かしコーヒータイムとする。山頂でSさんと二人何気ない会話を交わす一時はとても気分が寛いで、一寸贅沢な時間を過しているような気がする。いつの間にか単独男性は去り、若い女性ペアが山頂で休憩していた。彼女らに挨拶して我々も山頂を辞する。一旦鞍部に戻り、此処から古宿コースを降って行く。植林帯をジグザグに降って行くと中谷コースが左に分岐する。少し遠回りになるが、我々は右手の古宿コースを降って行く。

 程無く林道に降り立つ。ここから林道沿いの道になる。しばらく進むと山間の鄙びた集落に着いた。此処が古宿で旅館も1軒あった。更に川沿いの車道を進んで行くと前方に白いコンクリートのリニア実験線高架が見えてきた。その高架を潜り、更に高速道路の高架を潜ると田野倉の集落に入る。桂川越しに富士山や道志の山々が屏風のように聳え、背後は高川山の山頂が意外な近さで見える。

 リニア実験線と奥の山は九鬼山

 富士急、田野倉駅(左が駐車場)

 お昼過ぎに田野倉駅に戻ってきた。時間も早いので、帰りは一般道をノンビリとドライブしながら帰宅の途についた。高川山は小さな山だったが、Sさんといろいろ会話しながらの道中はとても楽しく、普段口数の少ない私にとっては、日頃のストレスを解消するよい機会だった。ただ最後に懸念が一つ、下山後私の腰に違和感が残った。せっかく良くなった腰痛が、今後悪化しなければよいのだが、

 

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