Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

高山観光を終え今夜は帰宅、はぁ~疲れた。

2015年04月30日 | 旅行

 4月30日(木)

 昨日、大日ヶ岳登山を終えて今日は高山市の観光巡りをする。予定の登山を終えた私はアドレナリンを使い果たして無気力人間に成り果てており、張り切る妻の背後を言われるがまま高山市街のアチコチを彷徨った。

 そんな私のヤル気の無さに妻も不満げで、気まずい思いの観光になった。今日の高山市は最高気温が28度にもなり初夏のような暑さ、それも私のヤル気を挫く大きな要因だった。

 観光を終えた我々夫婦は長~いドライブ後、夜8時頃ようやく我が家に戻った。疲れ果てた私は、もうこれ以上ブログを記する気力はありません。今回の旅の詳細も後日のブログにて綴りたいと思います。・・・オヤスミナサイ。

 高山陣屋にて

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大日ヶ岳登山

2015年04月29日 | 山歩き
4月29日(水)
天気=晴れ

白川郷は晴れの朝を向かえた。宿を出ると大日ヶ岳へ向かう。
営業を終えたダイナランドスキー場から登り始める。隣の高鷲スキー場はまだ営業中なので山頂近くのゲレンデには大勢のスキーヤーやボーダーが雪山を楽しんでいた。
11時39分雪に覆われた大日ヶ岳に到着、白山や先日登った野伏ヶ岳等素晴らしい展望だった。
今日の登山、妻と一緒に登れた事に大きな意義と喜びがあった。
なお登山の詳細は後日ブログにて。
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猿ヶ馬場山登山

2015年04月28日 | 山歩き
4月28日(火) 天気=晴れ

白川郷から登る猿ヶ馬場山は登山道が無いので今の時期しか登れない。
雪道は長く山頂までは遠かった。でも念願の山に登れてハッピー、
詳細は後日ブログにて、今夜は合掌造りの宿に泊まります。
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明日から再び、三百名山登山と北陸観光の旅

2015年04月26日 | 日記

 4月26日(日)

 朝8時過ぎ市会議員選挙の投票会場である最寄りの中学校へ、市民の義務である投票に行った。静まりかえった会場の体育館は、殆ど投票する人の姿は無くこれじゃ今回の投票率も低い数字となるのは間違いなさそうだ。

 さて、いよいよゴールデンウィークの幕が開けた。と言って土方渡世の私がアタフタする必要も無いのだが、テレビでアチコチの行楽情報を見せつけられると何処かへ行かねばならぬと気が急いてくる。

 という訳で、明日から数日間北陸方面へ出掛けて来ます。この間に三百名山を二つ登り、五箇山や白川郷の観光も楽しむというクラブツーリズムも顔負けのハードツアーです。短い日程に何でもかんでも詰め込むクセはセッカチで貧乏性な性格ゆえといつも反省しているのだが。

 先日のNHK「クローズアップ現代」では、高齢者の高速道路逆走が問題視されていた。私も立派な高齢者、旅の疲れで朦朧となり道路を逆走せぬよう注意せねば、山の遭難よりそっちの方が怖い。

 白川郷、合掌造りの宿に泊まる予定です。

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「春風亭小朝さん」の落語独演会に行ってきた。

2015年04月25日 | 映画・コンサート

4月25日(土)

 以前「山遊亭熊八」という無名の落語家さんの話を聞きに行った事があるが、正直言ってあまり楽しめず期待外れの感があったので、一度有名落語家さんの落語を聞きたいと思っていた。

 落語界の第一人者「春風亭小朝さん」が、さいたま市浦和区の埼玉会館で独演会を催すと知ったので予約をして今日会場へ行ってきた。13時開演の会場はほぼ満席状態で、流石人気の落語家さんだ。

 独演会とは言っても小朝さんの前に「春風亭ぺろちゃん」、「桂文雀」という二人の若手落語家さんが前座で演じた。プロだけに淀みの無い喋りは流石だが、客を笑いの渦に誘い込むほどの力はなかった。

 いよいよ真打登場、小朝さん最初の枕言葉で一瞬にして客の心を掴み会場は爆笑の連続だ。絶妙の間と話芸の巧みさに、これが落語の真骨頂と天才落語家の話しに酔いしれた2時間だった。落語に限らずかも知れないが、一流の芸というのは圧倒されるような迫力がありますね

会場の埼玉会館大ホール

 本日の演目

 

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自民党の麻生さん中国人女性記者に問題発言?

2015年04月24日 | 日記

 4月24日(金)

 自民党の麻生さんは学習院大学を卒業し、長年政治の要職にもついているから優秀な人なんだろうけど時々問題発言をぶちかまして失言大王とも呼ばれている?

 先日の記者会見でも質問した中国人女性記者に対する言動が問題視されているようだ。見聞した内容は下記のとおり

 香港の衛星テレビ局「フェニックス」の李記者が「中国主導のアジアインフラ銀行への参加を日本が見送った事に対し、野党が批判しているようだが」と質問した。

 それに対し副総理兼財務相の麻生さんは記者を嘲笑するかのように笑った後で、「うちは野党が何でも言うのですよ。うちは共産党ではありませんからね。共産主義ではありませんから中国と違って何でも言える国ですから、いい国なのです日本は、直ちにそれで逮捕されることもありませんし、いい国だと私はそう思ってますよ。」以降は財務相らしいまともな発言が続くのだが。・・・

 せっかく中国人記者が中国を皮肉る絶好のチャンスを与えてくれたのに、喧嘩を売るようなセンスの無い発言、麻生さん本当は頭悪いんじゃないかと思ってしまう。

 私だったらこう答えます。「李さんいい事聞いてくれました。全く野党やメディアは言いたい放題、こんな時中国が本当に羨ましい。共産党一党独裁で批判勢力の存在を一切認めないから思い通りの政治ができる。その点日本は言論の自由が認められた国なんで、野党やメディアの連中はある事無い事好き勝手な事ばかり言っている。全くやってられないですよ。

 でも仕方無いんです。これが自由民主主義国家の宿命ですから。私の辛い気持ち少し判って頂けたでしょうか。いや~本当に中国の政治家の方が羨ましい。李さん今日は良い質問をしてくれました。ありがとう。」

 こんな褒め殺し発言なら中国だって文句は言えないでしょう。だって本当の事だから、しかし今度は日本の野党やメディアが黙っていないかも「一党独裁国家を羨ましいとは何事だ。」と、いずれにしても批判される麻生さん、人徳が無いのかな?

 

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おニューの登山靴を購入

2015年04月23日 | 日記

 4月23日(木)

 私が現在使用している夏用の登山靴は3年前に札幌のモンベルで購入したものだ。その頃、北海道の3百名山巡りをしていたのだが、登山中に履いていた登山靴の底がパカッと割れ、ワニの口みたいになってしまった。

 これでは登山を継続できないので、急遽札幌市のモンベルに駆け込んだ。登山靴コーナーにバーゲンセール中の靴があったので少しでも安い方がいいとそれを購入した。

 下記写真左側の靴がそれで、靴ひもが無く、細いワイヤーをダイヤルで締めるという変わったタイプ、ダイヤルを廻すだけで靴が締まり、イチイチ靴紐を締めたり緩めたりする手間が入らず着脱が凄く容易である。モンベルとしては画期的なアイデア商品だったのだろうが、ユーザーには不人気だったようでバーゲン品として売られていたのだと思う。

 この靴実際に使用してみたら幾つか欠点もあった。履いているうちに少しづつだが緩んでくるのだ。それからこれはサイズの問題だと思うが12本歯アイゼンが装着できない。そして、もしワイヤーが切れた時、取替えが非常に困難である。

 それでも実用性に然したる問題はなかったので無雪期の山でズーッと愛用していた。しかし最近、靴前部分の黒い樹脂部と茶色の皮部を接合する縫い目が剥がれ始めてきた。(写真でも確認できる。)

 このままでは靴が壊れるのは時間の問題、たった3年しか持たなかったのは欠陥品だったのか、それとも使用頻度が激し過ぎたのか、あるいは手入れが悪かったのか判然としない。

 妻も「これじゃ駄目よ。」と言ってくれたので、苦しい財政事情の中この度おニューの靴を好日山荘のお店で購入しました。それが写真右側の靴です。勿論旧年度版のバーゲン品、お値段は想像に任せます。今度はオーソドックスな靴ひもタイプ、12本歯アイゼンも装着できるから、ライトな雪山登山にも使用できるのだ。さあこの靴何年もってくれるであろうか。

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山仲間との安曇野ツアー二日間

2015年04月22日 | 旅行

 4月19日(日)~20日(月)

 19日の朝、山の先輩Sさんと我々夫婦は一路安曇野の I さん宅を目指す。朝方の青空はだんだん曇り空へと変り、池田町にあるIさんの古民家に着いた頃には今にも泣きだしそうな空模様、これでは八方尾根の雪山ハイクは無理と諦めた。

 晴れていれば、こんな景色が拝めたのに

 I さんのガイドで安曇野の隠れた観光名所巡りに出発する。最初に向かった「陸郷、桜仙峡」は山桜の咲き乱れる風景が水墨画の様に美しい所だ。展望場所の豊盛公民館前ではパンやお饅頭等の美味そうな食べ物が露店販売されていた。

 陸郷桜仙峡から桜咲く山並遠くには北アルプスの鋭鋒も

 次に向かった「陸郷夢の里」は陸郷桜仙峡から見下ろす位置にあり、白やピンクの山桜が数多く咲き誇っていた。午後は陸郷の長者ヶ池で水芭蕉を群生を見物した後に、木崎湖畔付近へ行きフキノトウを収穫する。その後安曇野の秘湯、葛温泉で源泉掛け流しのお風呂で旅の疲れを癒す。

 陸郷夢の里の桜(ラベンダー畑もあったが、まだ咲いてはいなかった。)

 夢の里で全員写真

 ランチを食べた池田町の田園地帯にあるレストラン「岳樺」(お勧めのお店です。)

 長者ケ池の水芭蕉

 I さんの古民家に戻ると鍋を囲んでの夕餉となった。安曇野へ行けばいつもお世話になるF夫妻(奥さんのS子さんは我々の山仲間です。)も駆けつけ、オーナーの I 夫妻、Sさん、そして我夫婦が交わす語らいは尽きる事無く、とても楽しい一時だった。

 20日の朝、天気は相変わらず不安定、古民家を出発する前に全員で庭の芝生の剪定作業で汗を流す。オーナーの I 夫妻は東京の自宅に戻るのでお別れし、Sさんと我々夫婦は雨の中、鬼無里集落の奥地に咲く水芭蕉の群生地へと向かう。

 朝方、古民家の庭の芝生を剪定し一汗掻く。

 鬼無里へ向かう途中白馬村東部の神城地区を通ったが、倒壊した人家がアチコチに散見された。去年11月に起きた地震の爪痕だ。その先の鬼無里に至る国道406号も地震被害で通行止めになっていた。

 仕方がないので、小川村経由でグルリと遠回りして鬼無里に着いたのだけど、水芭蕉群生地手前の林道が通行止めになっており、結局水芭蕉の見物は叶わなかった。雪深い地なので開花時期はもう少し遅れるようだ。

 鬼無里へ向かう途中、小川村にあったゴージャスなお墓

 道の駅「鬼無里」で名物のソバを食べて、その後は延々と信州路をドライブ、軽井沢のショッピングモールを見物した後軽井沢インターから上信道に入り夕刻我が家に帰着した。

 道の駅「鬼無里」

 今回の旅でお世話になった I 夫妻、Sさん、そして安曇野在住のF夫妻とは古くからの山仲間、そんな皆さんと一緒に行くといつも楽しい旅になり感謝々々です。次回は奥秩父へシャクナゲ山行の予定、是非行きましょう。

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安曇野の旅を終え我が家に戻ったらヤケに眠い。

2015年04月20日 | 日記

 4月20日(月)

 春爛漫の安曇野ツアー、生憎二日間とも雨模様だったけど、昨日は陸郷桜仙峡の桜や長者池の水芭蕉を見物、木崎湖近くでフキノトウ採り、秘湯、葛温泉で入浴とてんこ盛りの安曇野観光を楽しんだ。

 そして今日は鬼無里の山奥にある水芭蕉の群生地に向かったけれど、道路が通行止めで行く事ができず雨の信州時を延々ドライブし夕刻我が家に戻った。

 昨日今日と大して身体を動かしていないのに家に戻ったらヤケに眠気が生じてだるい。運動しないと血流が沈滞するので疲労物質が抜けず逆に疲れるのかも知れない。

 あまりにも両の瞼がくっつきそうなので旅の記事を綴るのは後日とし、今宵はこの辺でジ・エンド、即刻寝室へワープします。遅れましたが、旅の間お世話になったIご夫妻、Fご夫妻、Sさん大変お世話になりました。ありがとうございます。

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明日から花見で安曇野へ

2015年04月18日 | 日記

 4月18日(土)

 今年も我家のベランダで花々が一斉に咲き始めた。天候不順や温暖化を叫ばれる中で、毎年同じ時期に花開く自然の律義さにはいつも感心する。花と言えば先日私のブログの師匠であり山の先輩の I さんから電話があった。

 「F君安曇野へ花見に行かないかい。」、 I さんは安曇野にデッカイ古民家を所有している。私も去年訪れたけれど北アルプスを一望する素晴らしいロケーションに建っている。そこへ泊ってお花見を楽しもうという趣向だ。

 安曇野は北海道と並んで私が日本中で最も好きな場所である。喜んでお誘いに乗り我々夫婦と同じく山の先輩Sさんと一緒にお邪魔する事にした。行ったらお花見だけじゃ無く、雪の八方尾根も歩いてみたいし、フキノトウ採りもしてみたい。

 一泊二日の日程だからどれ程できるか判らないけれど、残雪の峰々を仰ぎ見る美しい安曇野の風景を眺めるだけでも充分に楽しめるので今からワクワクする。乞う晴天

 ベランダに咲いた花々

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車を買って3年目、ソロソロタイヤの買い替え時

2015年04月17日 | 日記

 4月17日(金)

 マイカーを購入してからソロソロ3年目になる。新車の時に北海道のダート道を走っていてらタイヤがパンクして、その時は浦河町の整備工場でタイヤを付替えたのだが、これが安物とみえてエアーがすぐに抜けてしまう。

 騙し騙し使っていたが走行距離も5万キロ近くいってる事だし、そろそろ交換時期だと思いタイヤの販売店を幾つか巡ってみた。

 最高級品を買うほどの車じゃないし、と言ってあんまり安物も嫌だ。そこでブリジストンのエコピアという銘柄に絞って値段をチェックしてみた。

 最初に行ったオートバックスは、販売のお兄ちゃんがマニュアルどおりの説明をするだけでヤル気が無いからバツ。イエローハットはオートバックスよりだいぶ安かったけど、も一つ勉強しまっせという一押しが無く保留。

 ブリジストン直営のタイヤ館は2店覗いてみた。一つの店はオッサンが電卓叩いて表示価格どおりの値段を示すだけ、価格もイエローハットよりだいぶ高いので却下。もう一つのタイヤ館では販売のお兄さんが積極的で、価格の見積表を作成し「本当に買ってくれるならこれだけ値引きしますよ。」と更に1万5千円も安くしてくれた。熱い接客態度が嬉しいし、勿論価格も巡った店の中では最安値だった。

 明日も幾つか店巡りするつもりだが、たぶんこのお店から買う事になるだろう。ただ単に額面通りの説明だけでは心は動かない。「お客さんだけ特別ですよ。」というヤル気と熱意が客の購買意欲を刺激するのだ。

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甘い汁吸う天下りのお役人さんってどんな気持ちでいるのだろう。

2015年04月15日 | 日記

 4月15日(水)

 二日続きの雨で仕事が休みだった為、6日ぶりに現場へ出勤した。広い遺跡発掘現場は水浸しになっている。こんな時我々が最初にやるのは水の排出作業、この機械化の時代にスポンジに水を吸わせバケツに入れて捨てるという何とも原始的・アナログ的な作業方法です。

 こんな仕事で時給950円も貰ってよいのだろうかと些か気が引ける。凡人の私でもこんな気持ちになるのだから、お役所を定年退職し独立行政法人や財団等に再就職、出勤は週に3日だけで好きな新聞や本を読むのが唯一のお仕事という天下りのお役人さん何かも、きっと私以上に気が引ける思いをなさってる事であろう。

 天下りの実態はよくマスコミが批判しているけれど、以前はちょっと大袈裟に報道しているのだと思っていた。でも私の友人がとある独立行政法人に勤めていた事があり、彼の話を聞くと本当に上記のような人間が存在するのである。

 給料や退職金も厚遇されているそうで全く羨ましいというか腹立たしいというか、こんな甘い汁を吸う厚かましい人が世間には沢山いるんだろうね。この人達どんな気持ちでいるのだろう。少しは申し訳ないとか恥ずかしいとか思うのだろうか。

 まあ思わないだろね。「貰って当然、文句アッカ」ってな人が殆どだろう。そのくらいの根性でなきゃ出世もしなかっただろうしネ。片や非正規雇用で3K仕事を必死で働いて月給十数万という人が世間には大勢存在する。この現実に「世の中やっぱり歪んでる。」と思わざるを得ない。

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岐阜県、野伏ヶ岳登山

2015年04月13日 | 山歩き

 4月12日(日)    天気=晴れ

 05:11白山中居神社P→ 06:35和田山牧場跡地→ 08:16~51野伏ヶ岳→ 09:45和田山牧場跡地→10:40白山中居神社

 

 

 白山から南に派生する尾根上にある野伏ヶ岳は、登山道が無いので残雪期の今しか登るチャンスがない。好天を狙って昨日の早朝我家を出発した。長野道松本インターで降りると安房有料道路~東海北陸道を経由して登山口の郡上市石徹白集落にある白山中居神社に着いた。神社の駐車場は十数台の車が駐車でき、清潔なトイレもあった。早めの夕食を終え昨夜はここで車中泊した。

 白山中居神社の駐車場(建物はトイレ)

 未明から車が何台もやってきて駐車場は満杯になった。いずれも野伏ヶ岳を登る人達の車だ。カップヌードルとアンパンだけの簡素な朝食を済ませAM5時過ぎに出発する。山スキーとスノーシューの単独男性が私と相前後してそれぞれ登って行く。

 登山口「下山時」(ここから雪道が始まる。)

 最初は和田山牧場跡地まで曲がりくねった林道を進むのだが出発の時点から雪道歩きが始まる。山スキーの人はコースを熟知しているようで林道をショートカットして最短距離をグングン進んで行く。私は彼の後を追いて行くだけなので随分助かった。スーシューの人は、私の背後を追いてくる。

 林道下部(何か所か雪道が途切れる。)

 ズーッと樹林帯の中なので地図だけで現在値の把握は困難だが、今回GPSを携行したので概ね自分の位置を知る事ができた。1時間程歩いて広々とした和田山牧場跡地に到達した。目の前に堂々たる野伏ヶ岳の威容が聳えており感激の対面、牧場跡地は広大な雪原で雪も締まっているから何処でも歩ける。

 和田山牧場跡地から野伏ケ岳(中央左側から山頂に伸びるのがダイレクト尾根)

 牧場跡地から白山連峰南部の山々

 その雪原の中を野伏ヶ岳を目指す登山者のトレイルがしっかり刻まれているので、コースを誤る心配は殆ど無い。コース沿いには4張り程のテントが張られていた。雪原からダイレクト尾根に取りつくルートは幾つか分散しており、スキーやワカン等装備の違いで歩き易いルートが異なるのだろう。

 雪原上に張られたテント

 私が尾根に着いた頃、7~8名の団体が100m程上の尾根上に到達していた。やがて追いつくと男女混成のパーティで気持ち良く道を譲ってくれた。ダイレクト尾根は稜線までズーッと急登だが、踏み跡が明瞭なので無心で黙々と登るだけだ。憧れていたルートを今歩いているのかと思うと無性に心が弾んでくる。

 ダイレクト尾根下部(前方に男女混成のパーティ)

 ダイレクト尾根上部

 最後の急登を越え稜線の一角に着いた。左手に山頂は目前だ。私が山頂に迫った時、単独の男性が降りてきた。今日は彼が一番乗りのようだ。08:16野伏ヶ岳(1674m)に到着、山頂は広々とした雪原で道標らしきものは何も無く1本の木の棒が標柱代わりに差し込まれていた。周囲は360度の大展望、風も無く冷気が心地よい。

 ダイレクト尾根最上部から野伏ケ岳山頂

 北は尾根続きに雄大な白山連峰が聳え、東は遠方に北アルプス~乗鞍~御嶽の高峰群、南は名も知らぬ岐阜、福井の山々が幾つも重なって見える。しばらくすると私と相前後して登ったスノーシューの男性が登ってきた。話をすると彼は岐阜県可児市の人で岐阜百名山を目指しているそうだ。私が埼玉からワザワザこの山だけを登りに来たと聞いて驚いていた。

 山頂から白山方面

 山頂から乗鞍岳方面

 山頂から南部の山々

 野伏ケ岳山頂

 3時間くらい山頂に滞在すると言う彼と別れ、私は名残を惜しみつつ下山を開始する。ダイレクト尾根最上部付近で登りに追越した男女混成のパーティとすれ違った。「山頂はもうすぐですか?」と聞かれ、目の前の白いピークですよと教えた。

 気温が上がり、コース上の雪がグズグズに緩み少し歩き辛くなってきた。下からは次々と登山者が登ってくる。ザッと数えただけで今日野伏ヶ岳を登る人は20名以上を越すようだ。

 牧場跡地の雪原に着いて野伏ヶ岳を仰ぎ見る。もうこの眺めを見る事は二度と無いだろう。牧場から樹林帯に入ると自分の現在地が把握しにくくなるので踏み跡を見失わぬよう慎重に進む。概ね林道伝いに降って行くと眼下に石徹白の集落が見え、やがて登山口に到着した。

 登山口付近を流れる石徹白川

 車に乗ると早速温泉へ向かう。最初に向かったウイングヒル白鳥スキー場にある「満天の湯」は入浴料金が800円と高いので×、高鷲インター近くの湯平温泉は素朴な雰囲気で料金も600円と安く気に入った。露天風呂に浸かり長良川の渓流を眺めていると登山の疲れが癒されていく。

 高鷲町の湯の平温泉

 野伏ヶ岳は三百名山の一峰なので何時か登ろうと思っていた。ネット情報を丹念に見ていたので初めての山という気がせず、実際に上ってみると予想以上に登り甲斐のある素晴らしい山だった。再訪したいという思いもあるが、自分の年齢を考えたらもう来る事は無いだろう。

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今夜は岐阜県郡上市の白山中居神社駐車場で車中泊

2015年04月11日 | 旅行

 4月11日(土)
 関東から岐阜県郡上市の登山口まで中央高速道~松本市~高山市で行けば、そう遠くなかった。
午後3時過ぎ郡上市の白山中居神社に着いた。今夜はここに泊まり、明日野伏岳を登る予定、残雪と天気が良いといいのだけと。

写真はひるがの高原SAから大日岳

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明日から岐阜の山を登ってきます。

2015年04月10日 | 日記

 4月10日(金)

 すっかり春めいて桜も散り始めたというのに、季節外れの寒波の襲来で慌てて仕舞い込んだユニクロのダウンジャケットを着込んだ。ところで私のブログはタイトルに一応「山歩き」と謳っているのだけど、長引いた風邪のせいでしばらく山へ行っていない。

 トップページに登山の記事が無いのは看板倒れというか淋しいので、この週末岐阜県のN岳を登ってきます。この山も三百名山の一つで登山道が無いから残雪期の今しか登れない。もし失敗したらカッコ悪いので山名は言いません。登頂できたら後日自慢げに詳細を載せたいと思います。

 何しろ単独登山なので、もし遭難事故等起こしたら「また中高年の無謀登山」と袋叩きに遭うので無理は禁物、ダメな時は「奥飛騨観光」でお茶を濁してスゴスゴと帰ってきます。

 岐阜県郡上市のN岳

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